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新築の注文住宅を建てる方必見!2階建てと平屋の選ぶ基準を解説
![白い平屋](http://www.housing-system.com/photo/25/column/862/cl8623_1z.jpg)
新築を建てる時はいろいろな情報を収集しますが、触れれば触れるほど魅力的な家を見つけてしまい、あれもこれもと取り入れたくなってしまいますよね。
2階建てと平屋も迷うことの多いケースの一つです。
一生に一度の買い物だからこそやり直しはきかないので、納得したものを建てたいですよね。
この記事では2階建てと平屋のどちらを選ぶべきか迷われている方に向けて、選ぶ基準やそれぞれの建物のメリット・デメリットをご紹介していきます。
新築は2階建てと平屋どっちがいい?選ぶ基準をチェック
![選ぶ基準のイメージ](http://www.housing-system.com/photo/25/column/862/cl8623_2z.jpg)
2階建てか平屋のどちらの方がいいか選ぶ際に押さえておくのが下記のポイントです。
【2階建てか平屋か選ぶ時の基準】
- 土地の広さ
- 家族構成と人数
- 予算
- メンテナンス
上記の要素のどれを重視するかで、どの建物が適しているか決まります。
このポイントを押さえながら各建物の特徴やメリット・デメリットをチェックしていきましょう。
2階建てと平屋の違い
新築住宅は2階建てと平屋の2種類があります。2つの住宅の違いは以下のようになります。
【2階建て住宅の特徴】
階層が2層ある住宅です。
階の移動があるため階段を設けます。
部屋の数や広さの確保がしやすく、一般的に多く建てられているのは2階建て住宅です。
【平屋住宅の特徴】
階層のない1階建ての住宅です。
階段や廊下を設けない設計ができるため、空間の有効活用ができ、高齢者にも優しい住宅です。
最近は平屋の流行により採用している方も多くいます。
平屋と比較:2階建ての良いところ
![2階建ての住宅](http://www.housing-system.com/photo/25/column/862/cl8623_4b.jpg)
2階建ての住宅の良いところは下記のポイントです。
- 敷地に対して効率的に延床面積が広くできる
- 部屋数を確保できる
- 収納部屋を確保しやすい
- 家族構成に捉われず2世帯住宅にも向いている
- プライバシー・防犯の確保がしやすい
階層が2層ある2階建て住宅は、部屋の数と広さ(延床面積)を効率的に活用することができます。
そのため家族構成に縛られず、必要な部屋を設けることが可能です。
このことから住宅の失敗に多い収納部屋の確保もでき、家の広さが敷地の広さに左右される平屋と比べると、2階建ては二世帯住宅も建てやすいつくりとなっています。
プライバシーや防犯の面も一般的に寝室が2階に来るので確保がしやすいです。
平屋と比較:2階建ての悪いところ
続いて2階建ての悪いところについて下記のポイントをチェックしましょう。- 地震対策をした構造設計が必要
- 効率的な家事動線の設計が必要
- 階段の上り下りの負担
- 建物の総額は2階建ての方が高い
2階建ては階層があるため建物に重さがあり、地震に対して平屋よりも不利なつくりとなっています。
地震大国である日本は耐震性を有した設計であることが重要なため、2階建て住宅を新築するときは耐震性能に注意して建てましょう。
また、部屋つなぎとなる平屋と比べて、2階建ては廊下や階段があり移動して家事を行う必要があります。
効率的に家事を行うには動線に気を配る必要がありますので、間取り設計の時は実際に家事をしているイメージを持って行うことが大切です。
建物の費用も総額では2階建ての方が高くなります。
2階建てと比較:平屋の良いところ
![グレーの平屋](http://www.housing-system.com/photo/25/column/862/cl8623_3b.jpg)
次に平屋の良いところをチェックしていきましょう。
- お年寄りが生活しやすい
- 掃除・洗濯など家事がしやすい
- 地震に対して構造的に有利
- 階段・廊下がないので空間を効率的に使える
- コミュニケーションがとりやすい
- メンテナンス費用を抑えられる
平屋の良いところは階段や廊下を設ける必要がありません。
段差をなくしてバリアフリー設計にすることで、移動による身体への負担が軽減できて高齢の方にも優しく安心して暮らすことができます。
平屋は部屋と部屋を繋ぐような間取りとなっているため、家族とコミュニケーションがとりやすく、家事の動線も効率的にしやすい特徴があります。
また数年後のメンテナンスも建物高さがないため足場をかける必要がなく、外壁面積の量も少ないためメンテナンス費用を抑えることができます。
2階建てと比較:平屋の悪いところ
平屋の悪いところは下記のポイントになります。- 周辺の建物で環境は変わる
- 間取り設計は敷地の広さで左右される
- プライバシー・防犯の対策が必要
- 水害の心配
- 建築コストは割高になる
- 同じ延べ床面積の場合は税金が高くなる
- 二世帯住宅は不向き
平屋は建物の高さが低いため周辺に建つ建物によって生活環境がガラッと変わります。
周りの建物が3階建てやマンションなど比較的高い建物がある場合は、圧迫感を感じる可能性があります。
また、防犯やプライバシーの面も対策が必要です。
人の目線にある平屋は塀やフェンスなどの目隠しや防犯カメラ、人感センサー付きのスポットライト、ピッキングされにくい玄関ドアなどで対策することが大切です。
最近ではゲリラ豪雨などの水害にも注意しなければいけません。
万が一洪水が起きてしまうと、2階がない平屋は床下浸水してしまうと逃げ場がなくなります。
メンテナンス費用は抑えられる傾向にありますが、新築の時にかかる建築費用は2階建よりも割高、2階建てと同じ延床面積の場合は、必然的に敷地も広くなるため固定資産税などの税金が上がります。
2階建てと平屋の向き不向きを比較
![いろいろな住宅](http://www.housing-system.com/photo/25/column/862/cl8623_5z.jpg)
2階建てと平屋の良いところと悪いところ見てきましたが、どちらの建物がいいか向き不向きを比較しましたので下記にてお伝えしていきます。
2階建ての向き不向き
![白い2階建て住宅](http://www.housing-system.com/photo/25/column/862/cl8623_7b.jpg)
【2階建てが向いている方】
- 延床面積を効率的に確保したい方
- 部屋の数や広さを確保したい方
- 3人家族以上の家族構成の方
- 2世帯住宅を建てたい方
【2階建てが不向きの方】
- 少数世帯で部屋数を必要としていない方
- 階段の移動など身体の負担を感じる方
平屋の向き不向き
![グレーの平屋](http://www.housing-system.com/photo/25/column/862/cl8623_6b.jpg)
【平屋が向いている方】
- ある程度の敷地広さを確保できる方
- 部屋の数や広さにそこまでこだわらない方
- 2人家族など少数の家族構成の方
- 家の移動で身体の負担を減らしたい方
- バリアフリー住宅を希望している方
- 家事のしやすさや家族とのコミュニケーションを大事にしたい方
【平屋が不向きの方】
- ある程度の部屋の広さや数の確保が必要な方
- 家族人数が多い方
- 防犯やプライバシーが心配な方
- 近隣に3階建てやマンションがある
まとめ
2階建ては延床面積を効率的に使えるため、限られた土地でも十分な部屋の広さと数を確保できる建物です。平屋の場合は、階段や廊下を設けないで建てることができるので、バリアフリー住宅に適していてお年寄りの方にもぴったりなつくりとなっています。
2階建てと平屋はどちらも良いところと悪いところがあり、一概にこの建物がいいとは言い切れません。
それぞれの特徴を押さえて、家族構成や生活スタイルに合っている建物を選びましょう。
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