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建物・家づくり
キッチンシンクの素材と機能を徹底比較!!【いえとち本舗の新築・山口・宇部・周南・山陽小野田・防府】
みなさん、こんにちは!
いえとち本舗山口中央店です●・ω・)ノ
本日は、宇部・山陽小野田・防府・山口・周南で家づくりを検討されているみなさんに
「キッチンシンクの素材と機能を徹底比較!!」というテーマのもと、様々なキッチンシンクについてご紹介したいと思います。
山口で新築住宅を建てたい!とお考えのみなさん!
新築住宅を建てる際は、キッチンをこだわりたい!という方も多いのではないでしょうか?
やはり毎日使うキッチンは使い勝手が良く、居心地の良いものがいいですよね。
最近では、キッチンもスタイリッシュで使いやすい製品、お手入れのしやすさを工夫したタイプなどが新築住宅はもちろん、アパートにも多くみられるようになってきました。
山口で新築住宅を建てる際にどんなキッチンにしようかなぁと悩まれることはございませんか?
今回はそんなお悩みを解決するためにキッチンシンクの特徴と選ぶ際のポイントを紹介していきます。

キッチンシンク素材の種類
山口で新築住宅を建てる際にこんなキッチンにしたいという理想のキッチンを見つけるためにまずは素材についてご紹介いたします。
現在販売されているキッチンシンクは、ステンレス製、人工大理石製、人造大理石製、ホーロー製の大きく分けて4つに分けることができ、それぞれ異なった特徴を持っています。
これら4種類のキッチンシンクの特徴についてそれぞれ比較して見ていきましょう。

キッチンシンクの特徴
*ステンレス製
昔からキッチンシンクとして使われてきた定番素材で、お手入れがしやすく、耐久性や耐熱性に優れています。柔らかさがあるため、食器などを落としても割れにくいですし、定番のシンク素材なので、価格も比較的安いです。
*人工大理石製
人工大理石製は、大理石のような仕上がりという意味で、実際には石ではなく、熱に強いポリエステル樹脂やアクリル樹脂が使われています。豊富なカラーバリエーションがそろっており、キッチンの扉などとのコーディネートも簡単なことから、最近人気の素材です。
*人造大理石製
人造大理石製は、天然の大理石などの石を砕き、セメントや樹脂で固めた半人工素材のことを言います。見た目は大理石のように美しく高級感がありますが、大理石よりも安価に入手することができるため、最近では選ばれることが多くなってきております。
*ホーロー製
ホーロー製とは鉄やアルミなどの金属を下地にして、その上にガラス質のうわ薬を高温で焼きつけた素材のことを言います。人工大理石製や人造大理石製と比べるとまだ日本ではあまり普及していない素材です。

シンク素材のメリット・デメリット
それぞれのキッチンシンク素材の特徴を踏まえたうえで、次はそれぞれのキッチンシンクのメリット、デメリットに注目してみましょう。
ステンレス製シンクのメリット・デメリット
[メリット]
〇耐熱性・耐久性・耐摩耗性が高い
〇柔らかさがあるため食器類を落としても割れにくい
〇シンク自体が割れにくい
〇価格が比較的安い
[デメリット]
〇鍋や缶などを置いておくと、もらいサビができることがある
〇ステンレス独特の雰囲気を変えられない
〇水垢でステンレスの光沢がなくなりやすい
耐久性や耐熱性、耐摩耗性に優れており、大変使いやすい素材
傷と汚れに関しては人工大理石のほうが優れている
人工大理石製シンクのメリット・デメリット
[メリット]
〇天板からシンクのつなぎ目のないキッチンが作れる
〇色やデザインが豊富
〇細かい傷はメラミンスポンジで落とすことができる
[デメリット]
〇食器類を落としてしまうと多少割れやすい
〇もらいサビがつく
〇強い衝撃が加わるとシンクが割れることがある
手入れがしやすく、デザイン性やカラーも豊富な素材
ステンレスに比べると傷がつきにくいが、食器の保護という点では少し劣る
人造大理石製シンクのメリット・デメリット
[メリット]
〇見た目が大理石のように美しい
〇高級感がある
〇天然の大理石より安価
[デメリット]
〇耐久性があまりない
〇汚れが落ちにくい
大理石のような見た目で、高級感のある素材
ステンレスや人工大理石に比べると汚れが落ちにくい
ホーロー製シンクのメリット・デメリット
[メリット]
〇水や湿気、熱への耐性に優れている
〇スチール製のたわしでこすっても傷つかない耐久性がある
〇比較的値段が安価
[デメリット]
〇食器類を落としてしまうと多少割れやすい
〇表面が欠けたりすると、下地の金属がさびる
耐久性、耐熱性に優れており、掃除もしやすい素材
食器類を落とした時、食器が割れやすい
それぞれの素材の特徴、メリット・デメリットについてご紹介しました。
山口で新築住宅を建てる際、みなさんはどのような素材のキッチンシンクがよろしいでしょうか?
毎日使うキッチンなので、使いやすく、料理が楽しくなるような居心地の良い空間にしたいですよね。
人によって利用しやすいキッチンは異なると思いますので、ここからはキッチンシンクを選ぶ際のポイントをご紹介します。

キッチンシンク選びに気をつけたいポイント
「使いやすいキッチンシンクにしたい!」「居心地の良い空間にしたい!」と考えるのが当然ですが、山口で新築住宅を建てる際に使いやすいキッチンシンクを選ぶときには、どのようなことに気を付けておけばいいのでしょうか。
★色やデザイン
キッチンシンク選びで重要なことは、カウンターやインテリアなどとの部屋の雰囲気に馴染むようなキッチンシンクを選ぶことです。
例えばスタイリッシュな雰囲気の新築住宅のお部屋では、ステンレス製を選ぶと、シャープな印象のキッチンにすることができると思います。
また、ホワイト系のナチュラルな雰囲気の新築住宅のお部屋では、シンクや天板にホワイト系を選ぶと統一感もでると思われます。
新築住宅を建てる際、クロスの色やカウンター、インテリアなども考えると思いますので、その際に雰囲気を崩さないようなキッチンシンクの色、デザインのことも考慮することをオススメいたします。
★シンクのお手入れのしやすさ
せっかくの新築住宅を山口で建てるとなると、やはりキッチンもずっとキレイな状態を保ちたいですよね。
シンクはほとんど毎日使うものなので、どうしても汚れてしまいがちだと思いますが、よりお手入れがしやすいタイプもありますので掃除がしやすいものを選ぶと良いと思われます。
先ほどご紹介しました人工大理石製シンクなどのようにシンクと天板の継ぎ目をなくすことができるタイプのものを選びますと、使用した後も簡単に掃除できるようになります。

★シンクの形や深さ
最近では多くのメーカーで取り扱っているシステムキッチンが広々としたスペースが確保されており、深さにも余裕があるものが増えてきております。深さもあり、広々としたスペースがあると、鍋などの大きなものも洗いやすいですよね。
また、シンクの形も長方形や丸みを帯びた形など形は様々なので、自分はどのような形が一番使いやすいか、一度考えてみるといいでしょう。

いかがでしたか?
今回、キッチンシンクの素材やその特徴についてご紹介させていただきました。
一言にキッチンシンクとは言ったものの意外と知られていない素材もあったのではないかと思われます。
毎日使うキッチンだからこそ、山口で新築住宅を購入する際も、ステンレス製シンク、人工大理石製シンク、人造大理石製シンク、ホーロー製シンク、それぞれメリット・デメリットがありますので、その人その人に合ったキッチンシンク選びの参考になると嬉しいです。
山口・周南・山陽小野田・宇部・防府で新築住宅をお考えの方は
是非一度、いえとち本舗までお気軽にお問合せください!
家族全員が楽しく過ごせるお家づくりを一緒に考えていきましょう。ヾ(・∀・*)
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ローコスト住宅の相場とは?坪単価の目安や価格が安い理由などを解説
ローコスト住宅は価格が安いイメージがありますが、実際にはどの程度の価格なのかを知りたい方は多いでしょう。価格が安くても品質や寿命なども気になります。 この記事では、ローコスト住宅の相場の目安を解説します。価格が安い理由や建てる際の注意点などもわかるようになるため、ローコスト住宅を建てる際はぜひ参考にしてみてください。 1.ローコスト住宅の定義と主な特徴 1-1.ローコスト住宅の意味や定義 1-2.ローコスト住宅の寿命 1-3.ローコスト住宅がおすすめの人2.ローコスト住宅の相場 2-1.ローコスト住宅の価格相場(建物のみ・土地なし) 2-2.ローコスト住宅の坪単価とは? 2-3.ローコスト住宅のコミコミ価格とは? 2-4.本体価格1,000万円以下で建てられる超ローコスト住宅とは?3.ローコスト住宅が安い理由 3-1.経費削減を行っているため 3-2.建材や設備のグレードを統一しているため 3-3.間取りの選択肢を限定しているため4.ローコスト住宅のメリット・デメリット 4-1.ローコスト住宅のメリット 4-2.ローコスト住宅のデメリット5.ローコスト住宅を建てる際の注意点 5-1.広告の金額だけで判断しない 5-2.複数のハウスメーカーや工務店を比較する 5-3.アフター保証の内容を確認する 5-4.オプションを付けると価格が高くなることがある6.ローコスト住宅は坪単価の安さが魅力!注意点も考慮して慎重な検討が重要 ローコスト住宅の定義と主な特徴ローコスト住宅は価格が安いイメージですが、どのような特徴があるのでしょうか。ここでは、ローコスト住宅の定義と主な特徴を解説します。ローコスト住宅がおすすめの人もご紹介するので、参考にしてみてください。 ローコスト住宅の意味や定義ローコスト住宅に特に決まった定義はありません。通常の価格帯の注文住宅と比較すると低価格で、坪単価は30〜50万円程度、トータルの建築費が1,000万円台の住宅を指すことが多いです。 シンプルな設計や建材の一括仕入れなどで低価格を実現しています。 フルオーダーやセミオーダーの注文住宅と比べると設計の自由度は低いですが、低価格で一戸建てを建てられることは大きな魅力です。 一戸建てを新築するのを諦めていた方でも、持ち家を持てる可能性が高まります。 ローコスト住宅は標準規格が決まっていることが特徴です。間取りや設備などはあらかじめ決まっており、必要に応じてオプションを追加する仕組みになっています。 ローコスト住宅の寿命ローコスト住宅であっても、寿命は一般的な住宅と変わりません。住宅を建築する際は、建築基準法や耐震基準を遵守しなければならず、ローコスト住宅も法律の基準を満たして建築されています。 手抜き工事をしない限り、ローコスト住宅も一般的な住宅と同じ寿命だといえるでしょう。 国土交通省の資料によると、実際に住まいとして使える住宅の寿命(期待耐用年数)は、木造は30~80年、鉄骨造は30~60年、鉄筋コンクリート造は40~90年となっています。 出典:国土交通省「期待耐用年数の導出及び内外装・設備の更新による価値向上について」 ローコスト住宅であっても、30~80年程度の寿命は見込めるため、信頼できるハウスメーカーや工務店に建築を依頼し、適切なメンテナンスを行うことで長く暮らせます。 ローコスト住宅がおすすめの人住宅を購入するための予算が限られている方は、ローコスト住宅がおすすめです。建築費用が安いため、一般的な注文住宅の購入は難しくても、ローコスト住宅であれば購入できる可能性があります。 ローコスト住宅はトータルコストを低く抑えられるため、住宅ローンの返済の負担を軽減したい方にも向いています。購入価格が安いと住宅ローンを組みやすく、毎月のローンの返済も楽になるので、生活にゆとりが生まれるでしょう。 間取りや設備などに強いこだわりがない方も、ローコスト住宅がおすすめです。ローコスト住宅は間取りや設備を規格化することでコストダウンを図っており、間取りや設備にこだわらなければ安い価格で購入できます。 ローコスト住宅の相場 ローコスト住宅は低価格なのが魅力ですが、一般的な注文住宅と比べるとどの程度安くなるのでしょうか。ここでは、ローコスト住宅の相場を解説します。いわゆる「コミコミ価格」についても解説するので、参考にしてみてください。 ローコスト住宅の価格相場(建物のみ・土地なし) ローコスト住宅の価格は、坪単価30〜50万円で、トータルの建築費が1,000万円台が相場の目安です。これは建物価格のみで、別途、土地代がかかります。土地代は地域によって大きく差があるため、相場は一概にはいえません。 住宅金融支援機構が実施したフラット35利用者調査によると、一般的な注文住宅の平均坪単価は90~100万円程度になっています。 出典:住宅金融支援機構「2020年度 フラット35利用者調査」 30坪の4LDKの注文住宅を建築すると、2,700~3,000万円程度の建築費が必要になりますが、ローコスト住宅であれば、900~1,500万円程度の費用で建築できる可能性があります。価格の差は歴然であり、建築費の安さがローコスト住宅の魅力です。 ローコスト住宅の坪単価とは?ローコスト住宅の坪単価は、建物価格から付帯工事費と諸費用を差し引いた本体価格で計算されます。建物価格の総額ではなく本体価格で計算される理由は、土地の条件や法令上の制限などによって付帯工事費や諸経費が違ってくるためです。価格を安く見せようとして、わざと付帯工事費と諸費用を含めないわけではありません。 ローコスト住宅の坪単価は30~50万円ですが、この価格には付帯工事費と諸費用が含まれないため注意が必要です。一般的に坪単価は以下の計算式で算出します。 建物の坪単価 = 建物の本体価格 ÷ 建物の延床面積 なお、ハウスメーカーによっては延床面積ではなく、施工面積で計算することがあります。 ローコスト住宅のコミコミ価格とは? ハウスメーカーがローコスト住宅を販売する際、「コミコミ価格」という表現が使われることがあります。勘違いされる方がいますが、コミコミ価格は建物価格の総額ではありません。 先述したように、建物の坪単価は建物価格から付帯工事費と諸費用を差し引いた本体価格で計算されます。コミコミ価格には付帯工事費と諸費用は含まれず、エクステリア工事費や登記費用などは別途必要になります。 ただし、ハウスメーカーによっては、付帯工事費の一部が含まれる場合があるため、コミコミ価格には何が含まれるのかを確認することが大切です。ローコスト住宅の総額は基本的には以下の計算式で算出できます。 ローコスト住宅の総額 = 本体価格(コミコミ価格)+ 付帯工事費 + 諸費用 + オプション追加費 本体価格1,000万円以下で建てられる超ローコスト住宅とは?ローコスト住宅の中には、さらに安い「超ローコスト住宅」も存在します。超ローコスト住宅に明確な定義はありませんが、本体価格が1,000万円以下で建てられる、坪単価が30万円以下の住宅を指すことが多いです。 坪単価が30万円であれば、30坪の建物価格は900万円であり、超ローコスト住宅に該当します。総額は一概にはいえませんが、付帯工事費と諸費用を含めても1,200万円程度であり、圧倒的な安さです。 平屋の超ローコスト住宅であれば、本体価格500万円台~で建てられる可能性があります。 相場はかなり安いため、低価格に徹底的にこだわるのであれば、平屋の超ローコスト住宅を選択肢に含めるとよいでしょう。 ローコスト住宅が安い理由 ローコスト住宅は坪単価30~50万円程度で建てられますが、価格が安い理由は合理化を徹底するなどして無駄なコストを削減しているためです。ここでは、ローコスト住宅が安い理由を解説します。 経費削減を行っているためローコスト住宅が安い理由は、徹底した合理化を図り、経費削減を行っているためです。無駄な経費を徹底的に削減することで、手頃な価格で提供することを目指しています。 ローコストメーカーは人件費を削減するために建設プロセスを最適化しており、無駄な工程を排除して作業コストを削減しています。建設期間が短縮することで、人件費の削減が可能です。ローコスト住宅は安価ですが、手抜き工事をして人件費を削減しているわけではありません。 また、広告宣伝費を低く抑えるために、費用がかかる広告手法ではなく、インターネット広告など安価な手法で宣伝活動を行っています。営業体制を見直すなどの取り組みも行っており、コスト削減につなげています。 建材や設備のグレードを統一しているためローコスト住宅は建材や設備のグレードを統一していることも安さの理由です。建材や設備のグレードを統一することで大量一括仕入れが可能になり、調達コストが削減されます。 グレードや仕様を統一することは、デザインと施工の単純化にもつながります。設計と施工の複雑さが低減し、単純化されることはコスト削減において重要な要素です。職人は作業が楽になり、工期の短縮につながるでしょう。 顧客がよりグレードの高い建材や設備を望む場合は、オプションで対応します。例えば、顧客が長期優良住宅の基準を満たすことを希望する場合は、オプション料を支払うことで対応できます。ローコストメーカーはオプション料を徴収することで粗利の確保が可能です。 間取りの選択肢を限定しているためローコスト住宅は間取りの選択肢を限定しており、これも安さにつながっています。間取りのバリエーションを限定することで設計と施工プロセスを単純化し、コストを削減できます。 職人は同じ間取りの住宅を繰り返し施工することで建設作業が効率化され、工期の短縮にもつながるでしょう。また、標準化された間取りに合わせて建材を調達および配置することで材料の最適利用が実現し、建設コストを節約できます。 さらに、標準化された間取り設計により、建物の無駄なスペースが排除され、建物全体の効率が向上することもメリットです。なお、顧客が間取りにこだわる場合は、標準規格の間取りではなく、オプションで別の間取りを提供します。 ローコスト住宅のメリット・デメリット ローコスト住宅は価格の安さが魅力ですが、設計の自由度が低いなどのデメリットも存在します。ローコスト住宅を建てる際は、メリットとデメリットの両面からの検討が大切です。ここでは、ローコスト住宅のメリット・デメリットを解説します。 ローコスト住宅のメリット ローコスト住宅の最大のメリットは建築費用を低く抑えられることです。間取りや設備、デザインなどにこだわらないのであれば、ローコスト住宅は最適な選択でしょう。 平屋の超ローコスト住宅だとさらに安く購入できるため、予算が限られていても持ち家を所有できます。 また、着工から完成までの工期を短くできることもメリットです。ローコスト住宅は建設プロセスを最適化しており、2~3ヵ月で完成します。 一般的な注文住宅だと完成までに2~6ヵ月はかかるため、ローコスト住宅だと速やかな入居が可能です。 新居に早く入居できると仮住まいの期間も短くなり、家賃の節約にもつながります。時間に余裕がない方にとっても、ローコスト住宅は賢明な選択です。 ローコスト住宅のデメリットローコスト住宅のデメリットとして、デザインや間取りプランの自由度が低いことが挙げられます。デザインや間取りの変更はオプションで対応できますが、バリエーションは限定されます。 オプションを追加すると割高になることもデメリットです。 ローコスト住宅はコスト削減を図るために、設備のグレードが低い傾向があります。特に水回りは旧式のタイプが使われることが多く、追い焚き機能や浴室テレビなどはないケースが多いです。 最新設備を完備した住宅で快適に暮らしたい方には、ローコスト住宅は向きません。なお、設備もオプションで変更できますが、最新設備を導入しすぎるとオプション追加費が割高になるため注意が必要です。 ローコスト住宅を建てる際の注意点 ローコスト住宅を建てる際は、価格の安さだけで判断すると建ててから後悔することがあります。建てる際の注意点を知っておくことで失敗を防げるでしょう。ここでは、ローコスト住宅を建てる際の注意点を解説します。 広告の金額だけで判断しない広告に掲載されている金額だけで判断すると、想定以上の価格になることがあります。坪単価が30万円であったとしても、付帯工事費や諸費用は含まれていないケースが多いです。 特に「コミコミ価格」には注意が必要で、コミコミ価格は建物価格の総額ではありません。 建物の本体価格が安くても、別途、付帯工事費や諸費用がかかるため、総額は高くなります。フェンスや駐車場などの外構工事だけでも数十万から数百万円はするため、総額で判断することが重要です。総額を安くするためにも、エクステリアにお金をかけることは避けましょう。 追加費用の発生を考慮して、予算に余裕を持たせておくことも大切です。予算に余裕を持たせておくと、想定外の追加費用にも対応できます。 複数のハウスメーカーや工務店を比較するローコスト住宅を建てる際は1社だけでなく、3~4社程度のハウスメーカーや工務店を比較して、最も信頼できそうな業者に依頼するのが重要です。 信頼性の高い業者を選ぶことは、将来のトラブルを回避するのにも役立ちます。 希望と予算を伝え、予算内に収まるプランを提案してもらい、相見積もりを取得して比較しましょう。比較する際は価格だけでなく、過去の実績や利用者の口コミ、こだわりや強みを比較するのがポイントです。 価格の安さだけをアピールする業者には注意しましょう。価格が安くても品質が悪ければ住んでから後悔します。「国産木材を使っている」「施工技術には自信がある」などの強みやこだわりをアピールする業者がおすすめです。 アフター保証の内容を確認するローコスト住宅を建てる際は、アフター保証がしっかりしているハウスメーカーを選ぶと安心です。最長保証30年のアフター保証を提供するハウスメーカーもあるため、保証の内容をしっかりと確認しましょう。 ローコスト住宅であっても寿命は一般的な住宅と同じで、メンテナンスをきちんと行えば30~80年は良好な状態を維持できます。5年ごとの無償点検や有償補修などを提供するハウスメーカーであれば、必要に応じてメンテナンスが受けられます。 ハウスメーカーを選ぶ際は、保証期間と保証内容、延長条件などを比較して、最も内容が充実しているローコストメーカーを選ぶのがおすすめです。アフター保証は極めて重要であるため、不明な点があれば担当者に質問して正確な内容を把握しましょう。 オプションを付けると価格が高くなることがあるローコスト住宅は標準仕様で提供されるのが一般的ですが、追加のオプションやカスタマイズを選択すると価格が上昇することがあります。オプションを追加する際は、価格と品質、機能とのバランスを考慮し、本当に必要なのかを見極めて判断することが大切です。 追加のオプションやカスタマイズが予算を超えないよう事前に予算を設定し、予算内に収めるように注意しましょう。あまりにも多くのオプションを追加すると、一般的な注文住宅と同程度の価格になることがあります。 少しでも安い価格でローコスト住宅を建てるのであれば、オプションは追加せず、標準仕様のままが理想です。また、オプションを徐々に付けて、価格を吊り上げる営業手法にも注意してください。 ローコスト住宅は坪単価の安さが魅力!注意点も考慮して慎重に検討しよう ローコスト住宅は坪単価30~50万円が相場の目安です。一般的な注文住宅と比べると低価格であり、予算に余裕がなくても建築できる可能性があります。 価格が安い理由は、規格を統一するなどしてコストダウンを図っているからです。 設計の自由度は低いですが、オプションを追加することで希望を実現できる可能性があります。 ただし、オプションを追加しすぎると割高になるため注意が必要です。 ハウスメーカーを選ぶ際は価格だけを比較するのではなく、こだわりや強みを比較して信頼できるローコストメーカーを選びましょう。 監修者:浮田 直樹不動産会社勤務後、株式会社池田建設入社。いえとち本舗山口の店長を経て、セカンドブランドのi-stylehouse山口店店長に就任。後悔しない家づくりをモットーにお客様の家づくりの悩みを日々解決している。