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建物・家づくり
知らないと損をする。新築住宅の人気オプションランキング7選とは?
どんなに素敵な家でも、最初からすべてが揃っていることはありません。もしも、より便利な生活を希望するのであれば、ハウスメーカーが用意するオプションを利用するという方法があります。
しかし、いざオプションを決めようと思っても、たくさんありすぎて、どれを選んでいいのか迷ってしまうことってありませんか?
でも大丈夫です。
今回は「いえとち本舗」が、人気のオプションを7つご紹介します。どのオプションも生活が豊かに変わるものばかり。気になるオプションがあったら、ぜひ検討してみてくださいね。
いえとち本舗がおすすめする「人気オプションランキング7選」

1.省エネで環境にもやさしい「エコキュート」

参考:三菱 エコキュート
・取付け費用目安:370Lタイプ60万円〜
エコキュートは、電気とヒートポンプユニットを動力としてお湯を沸かす給湯器です。
まずヒートポンプユニット(熱交換器)で、空気中から熱を取り込み、その熱を圧縮しさらに高温にして、水をお湯に変えていくわけです。
電気はあくまでもきっかけとして少量だけ使用し、他の給湯器のようにガスや灯油を使わないため、環境にやさしい給湯器として近年人気が高まっています。
熱を伝える冷媒も、自然な二酸化炭素を利用しているため、環境を汚しません。
またエコキュートなら、電気料金の安い夜間料金を利用するため、ランニングコストも月額平均2,700円(1日87円)と抜群。
エコキュートの設置には200Vの電源が必要なため、あとから工事するよりも、新築時に説明するのが断然有利です。
※参考:中国電力 エコキュートの特徴
http://www.energia-support.com/denka/ecocute/tokucho.html
2.まとめて洗えば、家族団らんの時間が増えます「ビルトイン食器洗浄乾燥機」

参考:とっても節水・節約 | 食洗機のメリット | はじめてガイド | ビルトイン食器洗い乾燥機
・取付け費用目安:45cmタイプ18〜25万円
食器洗いは意外と重労働。夫婦共働きが増えている昨今では、夜帰宅してからまとめて洗ったほうが効率的ですよね。
かといって、シンクの中に汚れた食器を置きっぱなしにしておくのも、気分的にイヤなものです。
食器洗浄乾燥機があれば、食器を中に入れておくだけ。あとはスイッチひとつで、キレイに洗って、乾燥までしてくれます。
家族が多い、ママ友や両親がしょっちゅう家に集まって一緒に食事を楽しむ、といった場合でも、洗い物を気にせずにゆっくりとした時間を楽しめます。
ちなみにパナソニックのサイトによると、手洗いに比べて、食洗機で使う水の量は約1/9で済むそうです。その節水効果により、なんと年間2万円以上も節約できるというのですから、驚きですね。
時間的にも、お財布的にも、働くママにおすすめのオプションです。
3.雨の日も安心して洗濯ができる「浴室乾燥機」

・取付け費用目安:10〜15万円
オプションの中でも抜群の人気度を誇る「浴室乾燥機」
乾燥換気機能があるため、雨の日でも浴室に洗濯物を干せますし、浴室にありがちな黒カビやヌメリを防止してくれます。
また最近では、乾燥機能だけでなく、暖房や涼しい風が出るタイプが人気です。
リビングとお風呂場の寒暖差による体へのダメージを「ヒートショック」といいますが、高齢者や高血圧の人にとっては、心筋梗塞などの原因にもなりかねません。
しかし、浴室換気暖房乾燥機を設置すれば、ヒートショックの影響は最小限で済みます。
高齢者や病気をお持ちのご家族がいる場合は、検討の価値はあると思いますよ。
4.荷物が多くても大丈夫「スマートキー」

参考:商品特長 ポケットKey | スマートコントロールキー | YKK AP株式会社
・取付け費用目安:〜10万円
鍵を使わずにリモコンでドアの開閉ができる「スマートキー」。開け方によって、大きく下記の2種類に分類されます。
-
リモコンタイプ
-
カードタイプ
リモコン・カードどちらにしても、直接ドアに触れることなく、簡単に施解錠が可能。大きな荷物を持っていたり、子供がいて手が離せなかったりするときには、本当に重宝します。
また表面に鍵穴が露出していないので、空き巣にピッキングされる危険性が激減。
この便利さと安全性を知ったら、もう普通の鍵には戻れないかもしれませんよ。
5.物騒な時代だからこそ「人感センサーライト」

参考:人感センサについて|屋外用人感センサのタイプ|コイズミ照明株式会社
・取付け費用目安:〜3万円
動きを感知して自動でライトがつく「人感センサーライト」を玄関や外回りに設置すれば、不審者による犯罪を未然に防ぐことができます。
明るくて人物が識別できる場所には、不審者は寄ってきません。そういった意味では、子供部屋になることが多い2階のベランダに設置するのも、とても効果的です。
また外出時には玄関周りを照らしてくれますから、つまずきによるケガの防止にも役立ちます。
もちろん一定の時間が経てば自動で消灯するため、ムダな電気代もかかりません。
帰宅が遅くなる働くママや、部活動や塾に通う子供がいる家庭には特におすすめです。
6.足元からポカポカ「床暖房」
参考:空気熱ヒートポンプ式システム コロナエコ暖シリーズ|製品情報|コロナ
・取付け費用目安:温水ヒートポンプ式21〜24畳の場合 / 60〜120万円
もともと比較的暖かい山口県。さらにわがイエテラスは、断熱に優れた「ZEH(ゼッチ)」が標準仕様ですから、夏涼しくて冬暖かい、そんな住宅になっています。
とはいえ、どうしても暖かい空気は上昇してしまい、足元は若干ひんやりするものです。また人間は手足の先から冷えを感じます。
床暖房を設置すれば、足元からじわじわと暖めてくれますし、部屋中どこにいっても暖かいのがうれしいところです。
唯一ネックとなるのは、比較的高額な設置費用でしょうか。
ただ、エコキュート設置と同時に工事すれば、床暖房はあとから工事するよりも、圧倒的に安上がりです。
いえとち本舗にご相談いただければ、毎月のランニングコストなども考慮しながら、最適なプランをご用意します。ぜひご相談ください。
7.停電になっても慌てない「家庭用蓄電池」
参考:蓄電システム | 太陽光発電・蓄電システム
・取付け費用目安:80〜200万円(本体価格)
毎年大きな災害に見舞われる日本では、太陽光発電の普及とともに「家庭用蓄電池」の人気も高まっています。
その理由は大きく2つ。ひとつは蓄電池の価格が下がり、一般の家庭でも購入しやすくなったこと。
もうひとつは、2019年からはじまった売電価格の下落だと考えられます。
つまりこれまでのように、太陽光発電の電気をすべて売却するのではなく、自己消費して、電気代を抑える人が増えたということです。
もちろん、停電時でも電気が使えますから、そういった意味でも安心といえますよね。
いずれにしても、蓄電池は太陽光発電との相性がバツグンです。太陽光発電が標準装備のイエテラスだからこそ、蓄電池導入を検討されてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回はいえとち本舗が、おすすめの人気オプションをご紹介しました。オール電化、24時間換気システムなど、驚くほどのシステムを標準装備している「イエテラス」
しかしそれでも、お客様一人ひとりに、もっとこうしたいというご希望があるはずです。
私たちは、お客様の望むライフプランに少しでも近づけるように、さまざまなオプションをご用意しています。
時期的にむずかしい場合もあるかもしれませんが、ぜひ一度イエテラスのモデルハウスか、店舗にお越しください。事前にご予約いただければ、混雑を気にすることなく、すぐにご相談いただけます。
来場予約はこちらからどうぞ
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インナーバルコニーとは?メリットや活用事例を解説
新築住宅を建てるとき、ついつい興味が湧いてくる「インナーバルコニー」。インナーバルコニーのスタイリッシュさや使い勝手の良さに、魅力を感じている人は多いでしょう。 しかし、インナーバルコニーがどういったもので、何がすぐれているのかわからない人も多いはず。「嫁が『インナーバルコニーが欲しい!』と言い出しているが、一体なんのことだ?」と不思議に思っている男性もいるかもしれません。 本記事では、インナーバルコニーのメリットやデメリット、活用事例について解説します。本記事を読めば、インナーバルコニーが必要かどうか、はっきりとわかるはずです。 インナーバルコニーとは?インナーバルコニーのメリット・デメリットインナーバルコニーの活用事例①バルコニーを”部屋”にして、最高のリラックス空間に②カフェテリアのような、フォトジェニックな空間を作るインナーバルコニーをつくるときに注意することは?まとめインナーバルコニーとは?まずは、インナーバルコニーがどういったスペースなのか解説しましょう。インナーバルコニーとは、一言で言えば、「バルコニーのうち、大部分が屋根でおおわれている場所」のことです。もっとわかりやすく言うと、「ベランダのような場所だけれど、屋根はついている」といった状態ですね。ちなみにインナーバルコニーにはちゃんとした基準があり、屋根で覆われている部分の奥行きは90cm以上でなければいけません。 インナーバルコニーは、後ほど詳しく解説するようにさまざまなメリットがあり、最近では間取りとして積極的に取り入れられるようになりました。インナーバルコニーのメリット・デメリットなんとなくお洒落なイメージが湧いてくるインナーバルコニー。具体的に、どんなメリットとデメリットがあるのか考えてみましょう。まず、メリットとしては以下のような点が挙げられます。第一に、設置する位置を工夫すれば「リビングが延長される」という点。つまりリビングとインナーバルコニーを直結させることで、実質的にリビングを広げることが可能です。さらにインナーバルコニーの部分は、光や風、外の気温を味わえます。リビングにいながらも、外の空気感が楽しめるわけですね。 また、「屋外ではあるけれど、屋根はついている」という点も大きなメリットです。最低でも90cmが屋根で覆われているということは、やはり洗濯物を干すうえでとても便利。雨の日でも、何ら問題なく洗濯物を干せます。 急な雨が降ってきても、インナーバルコニーなら基本的に安心です。できるだけ奥張ったところで干せば、横殴りな雨が降ってきても大丈夫。ほかにもイスとテーブルを置いてカフェテリア風に仕上げる、子供たちの遊び道具を置くなど、さまざまな活用方法が考えられます。 最後に、「人の目を気にしなくてもよい」といデメリットも紹介しておきましょう。インナーバルコニーは二階に作られる構造なので、基本的には外にいる人たちよりも目線は高いわけです。 一階では御近所さんや通行人の視界に入ってしまいますが、インナーバルコニーではそうではありません。インナーバルコニーでは、人の目をほとんど気にせず、プライベートな時間が楽しめるはずです。快適ながらプライバシーも守れられるのは、インナーバルコニーならではのメリットと言えるでしょう。 一方で、インナーバルコニーにはデメリットもあります。デメリットとしては、大きく分けてふたつ挙げられるでしょう。 ひとつ目は、やはり費用がかかりやすいというところ。インナーバルコニーにかかる費用は、スタンダードなバルコニーと比較して2倍前後とされています。インナーバルコニー自体は実に魅力的ですが、2倍も費用がかかるなら、設置はためらわれますよね。 無理なくインナーバルコニーを設置するなら、他の部分で費用をおさえるといった工夫も必要となるでしょう。絶対に必要な間取りではないので、配偶者からの同意を得るのも少したいへんになるかもしれません。 ふたつ目は、日当たりがよくないところ。インナーバルコニーのメリットは、やはり屋根があるところから生まれています。しかし屋根があるということは、日当たりを悪くするとも言い換えられるわけです。 日当たりを確保したい場合は、設置する場所を工夫しなければいけません。天窓を設置するといった方法も考えられますが、それだとインナーバルコニー特有の開放感は低減されてしまいます。というようにインナーバルコニーを設置するうえでは、日当たりとの付き合い方をしっかり考えておく必要があるわけです。 インナーバルコニーの活用事例というように気になるデメリットもありますが、インナーバルコニーが実に魅力的な場所であることは間違いありません。とはいえ、具体的にインナーバルコニーをどのように活用するか、ピンとこない人も多いでしょう。下記では、インナーバルコニーの活用事例について、いくつか紹介します。インナーバルコニーをより有効に、そしてスタイリッシュに活用したい場合は、ぜひ参考としてください。 ①バルコニーを”部屋”にして、最高のリラックス空間にhttps://www.instagram.com/p/BhMPn1ynmpG/?utm_source=ig_web_copy_link ひとつめは、バルコニーを部屋のように仕上げる活用。画像のように屋根下部分に家具を置けば、たいへん開放的、そしてスタイリッシュな空間が出来上がります。これに心を引かれない人は、そうそういないでしょう。 外とつながっている場所でくつろぐことは、家の中でで過ごすのと、また一味違った趣があります。リラックスやリフレッシュの場所としては、これ以上なく素晴らしいものとなるはずです。 ②カフェテリアのような、フォトジェニックな空間を作るhttps://www.instagram.com/p/B9K52YfgdDx/?utm_source=ig_web_copy_link ふたつめは、カフェテリアのようにイスとテーブルを設置するスタイル。インナーバルコニーの活用方法としては、もっともスタンダードな形ですね。ただイスとテーブル、そして少々の観葉植物を置くだけて、とてもスタイリッシュな空間に仕上がります。 カフェテリアのようなスタイルは、再現するのが実に簡単です。インナーバルコニーが手に入ったら、まずはこういったアレンジメントから試してみるとよいいでしょう。 インナーバルコニーをつくるときに注意することは?上記のような活用事例を見て、「絶対に設置したい!」という気持ちになる人もいるはずでしょう。とはいえ、インナーバルコニーを設置するときは、ふたつほど注意点があります。注意点を踏まえたうえで、ベストなインナーバルコニーを設置しましょう。 ひとつ目の注意点は、「活用方法に応じて動線を意識すること」。たとえばインナーバルコニーを「開放的な場所」として活用するなら、やはり外とのつながりを強く感じられるようにしたいところです。具体的にはリビングと連結させる、できるだけ屋根を小さくするといった工夫が考えられます。 逆にプライバシーの問題などから、「外とのつながりはさほど必要でない」という人も多いでしょう。だとすればできるだけ屋根は小さくしたほうが、よりプライベートな空間となります。また外壁を高くするなどして、できるだけ人の目が届かないようにするといった方法もあるでしょう。 ふたつ目は、「インナーバルコニーに出すものを、格納できる場所を用意しておくこと」。インナーバルコニーにいろいろと置くのは楽しいものですが、天候次第では一時的に(本当の意味での)屋内に格納しなければいけない場面もあります。よって、それだけの家具やアイテムを格納する場所を用意しておかなければいけません。まとめわかりやすく言ってしまえば「ベランダに屋根がついているだけ」なのに、インナーバルコニーの醸し出す雰囲気は、人々を魅了して止みません。「嫁が欲しいと言っていたけど、たしかに悪くなさそうだな......」と思い直した人もいるのではないでしょうか? 費用面など問題などもありますが、インナーバルコニーだけがあるだけで、普段の暮らしはグッと明るく、そしてスタイリッシュになるはずです。ぜひともインナーバルコニーを設置する方向で、検討してみてください。 いえとち本舗では、インナーバルコニーはもちろん、住まいや家づくりに関する情報とコンテンツを多数配信しています。「インナーバルコニーが欲しいけど、うまく設置する方法が思いつかない」なんて思っている人もいるでしょう。いえとち本舗なら、とっておきの解決方法が見つかるかもしれません。ぜひ一度、資料請求、および会員登録をしてみてください。 資料請求する会員登録する