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建物・家づくり
自分に合ったキッチンとは?【いえとち本舗の新築・山口・宇部・防府・山陽小野田・周南・下松】
こんにちは!
いえとち本舗山口中央店の下村です。
本日の投稿では、山口県の山口市・防府市・宇部市・周南市・山陽小野田市で新築住宅の購入をお考えのお客様に、
「自分に合ったキッチンとは?」についてお伝えします。

初めて新築住宅を購入する際、みなさんはどこを重視してみますか?
料理をよくする方、家事をする方はキッチンをよく見る!
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
家事をする方にとって、キッチンは1日の大半を過ごす場所ですよね。
でもキッチンの種類がたくさんあるから、いざ、新築住宅を購入する際どれがいいのか迷ってしまいますよね。
キッチンの使い勝手はその形状や種類によって違い、どの形状、種類がいいかは人それぞれ違いますし、
使う人のライフスタイルや性格によって大きく異なります。
見た目のカッコよさや自分ではない他の人ので意見で選んでしまうと後悔してしまう可能性もあります。
毎日使い、生活感が出やすいキッチンだからこそ、絶対に後悔はしたくないですよね。
自分の生活に合ったキッチン選びをするために、キッチンの種類や、タイプ別にオススメのキッチンをご紹介していきたいと思います。
主なキッチンの種類
キッチンの種類は悩んでしまうほどたくさんあります。
キッチンを選ぶ前にザっとキッチンの種類についてどのようなものがあるのか知っておくと、
自分に合ったキッチンを選ぶ際に役立つと思いますので、
ここでは、簡単にキッチンの種類を紹介します。
以下はポイントに分けてまとめた図です。

対面キッチンと壁付きキッチンの違い
新築住宅のキッチンを選ぶ上で、“リビングダイニングと対面できるか”という点を見る方は多いのではないでしょうか。今や人気となっている対面式キッチン、反対に対面式ではないキッチン、どちらのスタイルにもメリット、デメリットがあります。
対面式キッチンのメリット
・テレビを見ながら調理ができる・家族と会話しながら作業ができる
・キッチンから子供の様子を見ることができる
・料理の配膳が楽になる
・会話しながらお茶の用意をすることができる
対面式キッチンのデメリット
・料理の音やにおいがリビングに広がりやすい・リビングと同じ空間なのでキッチンが見られてしまう
・それなりに面積が必要なので、リビングの面積が減ってしまう
対面式でないキッチンのメリット
・リビングからキッチンが丸見えにならないため、急な来客でも気にならない・料理に集中できる
・作業効率を考えてオープンな棚にしても問題がない
対面式でないキッチンのデメリット
・子供の様子やテレビを見ながら調理はできない・換気を十分に行わないとにおいがこもりやすくなる
・リビングと分離、または背を向ける配置が多く、孤立感をかんじることがある

流行りのシステムキッチン
最近の新築住宅を見るとほとんどの間取りで対面式キッチンが採用されています。
特に対面式キッチンは料理をしながらリビングにいる家族と話せたりキッチンからリビングダイニングを
見渡すことができるので人気のキッチンですが、一言で対面キッチンと言ってもその種類は数多くあります。
なんとなく、対面式キッチンって良さそうなイメージはあるものの、
数多くあるキッチンの種類とメリット・デメリットまで知っている方は多くないでしょう。
対面式キッチンには、大きく分けてリビングダイニングとキッチンが一体化した
“オープンキッチン”、部分的に仕切りを設けた“セミオープンキッチン”があります。
オープンキッチン、セミオープンキッチンをさらに分けると、
・アイランドキッチン
・ペニンシュラキッチン
・I型キッチン
・L型キッチン
に分けることができます。

対面キッチンの種類とメリット
“開放感があり、オシャレなオープンキッチン”
オープンキッチンは、キッチンに立った際、壁などのさえぎるものがなく、リビングダイニングを見渡すことができることが魅力です。
リビングダイニングとキッチンが1つの空間となるため、開放感があり広々とした空間になっております。
また、カウンター部分を食事のスペースに使うことや、インテリアを飾るなど、様々な用途に使うことができ、
オシャレな開放感のあるキッチンにしたい方には、オープンキッチンがおすすめです。
『アイランドキッチン』
「アイランド(Island = 島)」という言葉の通り、アイランドキッチンは、シンクやコンロ・調理台の作業スペースが、壁から離れた場所に「島」のように配置されているキッチンのことを指します。
キッチンの両サイドから出入りできるため作業しやすく、
ダイニングやリビングにいる人と対面できるという魅力もあるキッチンです。
こんな方にオススメ☆
・ホームパーティをよくする方
・キッチンもリビングの一部として楽しみたい方
・広さや購入の資金に余裕のある方
・使うたびに清掃、片づけをする方
『ペニンシュラキッチン』
「ペニンシュラ(Peninsula=半島)」という言葉の通り、ペニンシュラキッチンは、キッチンの左右どちらかが壁面についており、椅子を並べてバーやカフェのような空間にする、
あるいはダイニング側に収納を設けるなど、デザインの工夫次第で多様な使い方ができるという魅力があります。
こんな方にオススメ☆
・キッチンやリビングダイニングに開放感が欲しい方
・調理台スペースは片づけておきたい方
・キッチンカウンターを色々な用途に使いたい方
“収納がある、半独立型のセミオープンキッチン”
セミオープンキッチンは高さのあるカウンターや吊戸棚を設け、リビングダイニングとの間を部分的に仕切っており、オープンキッチンのようにリビングを見渡せる一方、高さのあるカウンターでキッチンの中を隠すこともできます。
リビングとのつながりや開放感はほしいけど、キッチンの掃除や片づけは苦手…
という方には特におすすめのキッチンです。
『I型キッチン』
I型キッチンとは、シンク・調理スペース・コンロが一直線に並んだキッチンのことです。日本で一番よくみられるタイプで、下準備や調理、配膳などを平行移動の動線ですますことのできるシンプルなデザインであり、
幅広い方に使い勝手のよいキッチンの形状となっております。
こんな方にオススメ☆
・開放感は重視していないが、リビングを見渡したい方
・リビングから調理台スペースが見えないことを好む方
・収納が多いほうがいい方
『L型キッチン』
L型キッチンとは、シンクとコンロがL字型に配置されているキッチンのことです。身体の向きを変えるだけで、シンクやコンロを使うことができ、
調理中の移動を少なくすることができることが魅力の1つです。
人が立つスペースには奥行がありますので、
2人での調理もしやすい形状となっております。
こんな方にオススメ☆
・効率よく作業をしたい方
・キッチンを広々と利用したい方
・2人で料理することが多い方

家事に集中したい人にオススメの壁付きキッチン
最近の新築住宅での流行りが対面式キッチンと言ったものの、やはり、料理に集中したい方や汚れを気にする方には、
対面式ではないキッチンがオススメです。
“リビングから隠れる独立キッチン”
独立キッチンはリビングダイニングからキッチンが完全に独立しております。毎日使うキッチンは生活感が出やすい場所ですが、
リビングから独立していることで急な来客の際にも慌てなくてすむと思われます。
またリビングと区切られているため、料理に集中できる、
料理のにおいがリビングに広がらないといったところも独立キッチンの魅力です。
こんな方にオススメ☆
・リビングからキッチンを見られたくない方
・料理に集中したい方
・リビングに料理のにおいが広がることを防ぎたい方
・一人で料理をしたい方
“スペースを広く使える壁付きキッチン”
壁付けキッチンとは、その名の通り壁面に沿ってキッチンが備え付けられていて、
壁に向かって作業をするキッチンのことです。
昔から日本でよくみられるスタイルでリビングダイニングとキッチンの境界がなく
同じ空間で、部屋が広く感じられ、キッチンからダイニングテーブルまでの動線もよく
、配膳がしやすいというメリットがあります。
こんな方にオススメ☆
・家族と同じ空間で料理や片づけをしたい方
・複数人で料理をすることが多い方
「自分に合ったキッチンとは?」というテーマのもと、それぞれのキッチンの種類やメリット、デメリットなどお伝えしましたが、
毎日使うキッチンだからこそ、山口で新築住宅を購入する際も、自分のライフスタイルに合ったキッチンを探す参考になると嬉しいです♪
山口・周南・山陽小野田・宇部・防府で新築住宅をお考えの方は
是非一度、いえとち本舗までお気軽にお問合せください!
家族全員が楽しく過ごせるお家づくりを一緒に考えていきましょう。
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新築住宅で起こりうる夫婦喧嘩とそのおさめ方
新築住宅を建てるときは、よく夫婦喧嘩が起こります。今まさに新築住宅をめぐって、夫婦で喧嘩しているという人も多いでしょう。 新築住宅を建てるということは、かなりたいへんなことで、主にこれが喧嘩の原因です。新築住宅という、人生でたいへん重要な事柄について、連続でさまざまな決断を下さなければなりません。これは非常に大きなプレッシャーとストレスがともなうものです。というように新築住宅を建てるというのは、たいへんな負担がかかるもの。この状況下でストレスを感じ、夫婦喧嘩へ発展してしまうのは、無理もないことでしょう。 本記事では、新築住宅で起こりうる夫婦喧嘩と、そのおさめ方について解説します。新築住宅で夫婦喧嘩が起こる理由新築住宅を建てるときに夫婦喧嘩が起こる理由は、本当にさまざまです。たとえば、 窓の数はいくつにするか?冷蔵庫のスペースはどれくらい確保しておくか?IHはどこのメーカーのものにするか?「垂れ壁」は有りか無しか?プラグの位置はどこにするか?物干し竿の金具は水平にするか、30度かたむけるか? というように、「何かを選択する場面」のほとんどが、夫婦喧嘩の要因になります。そして、細かいことでも夫婦喧嘩に発展する可能性が有ります。「金具の角度」など、ちょっとした要素でも、大喧嘩になってしまうことも珍しくありません。 普段なら、お互いに思い合って、落とし所を見つけられるかもしれません。しかし冒頭でも述べたとおり、新築住宅を建てるとき、夫婦には大きな負荷がかかっています。それも手伝って、ささいなことでも喧嘩になってしまうようです。どのようにして夫婦喧嘩をおさめるか?というように、ちょっとしたことでも夫婦喧嘩にまで発展してしまいます。ある程度、「新築住宅には夫婦喧嘩がつきもの」だと割り切ってしまったほうがよいでしょう。下記では、起こってしまった夫婦喧嘩をおさめる方法について解説します。担当者にゆだねるもっともよい方法は、「夫婦喧嘩に発展しまったら、営業担当者へゆだねる」という方法です。営業担当者にゆだねれば、「どちらの意見を採用すべきか」ということを、根拠づいて判断してくれます。担当者には少し気の毒ですが、もっとも公平で、喧嘩になりづらい方法です。 また、夫婦では思いつかなかった、全く別の案を提示してくれるケースもあります。もし新しい案が出てくれば、お互いに納得して話を進められるはずです。 もし意見がぶつかり続けるなら、営業担当者にゆだねてみましょう。できれば事前に、「もしものときは、営業担当者に任せよう」と約束しておくとよいでしょう。 営業担当者も、夫婦喧嘩が起こることにはある程度慣れています。そして夫婦喧嘩をうまくおさめるというのも、彼らが持つ役割のひとつで数。子供の立場になって考えるまた、「夫」と「妻」ではなく、子供の立場に立って考えるのもおすすめです。この視点に立っていれば、たいていの夫婦喧嘩はおさえられます。 新築住宅を建てるときの夫婦喧嘩は、「お互いが自分のことを優先してしまう」ということから起こります。しかし子供の立場に立てば、意見が衝突することは避けられませす。 そして子供は、新築住宅に関する話し合いの場にはいないか、そもそもまだ生まれてきていないはずです。要するにそこには「意見」がないため、喧嘩へ発展することないというわけです。 夫婦喧嘩に発展してしまったら、お互いに一度「子供の立場」を考えるようにしましょう。この視点を持って新築住宅の話が進められれば、「子供のために、よい家を建てられた」という満足感も得られます。時間を置くとはいえ、どうしても意見が折り合わず、夫婦喧嘩に発展しまうこともあるでしょう。営業担当者が判断できないケースも、子供の立場に立っても解決できないことがらが出てくることは考えられます。つまり夫婦喧嘩とは、起こるときは起こるというわけです。 もし夫婦喧嘩になったら(なりそうになったら)、一度時間を置いてみましょう。時間を置けば、感情ではなく理屈で物事が考えられるようになるはずです。「なぜ私は、こんなことにこだわっていたのだろう」「俺が一歩譲ってあげればいいか」 というようにも思えてくるはずです。 ただでさえ新築住宅を建てようとしている時期は、お互いにナーバスな状態です。そして新しい言葉や慣れない専門用語が出てきて、話がよく見えてこないということもあります。それが苛立ちとなって、必要以上に夫婦間でキツく当たりあってしまうわけです。 お互いが冷静に話せるようになるまで、時間を置いてみましょう。新築住宅で、夫婦喧嘩にならないための予防法とは?とはいえ、できれば夫婦喧嘩になるのは避けておきたいところです。やはり今後のことを考えれば、お互いに喧嘩はせず、仲良くしておきたいでしょう。下記では、未然に夫婦喧嘩を予防する方法について解説します。決定権を割り振るまた夫婦間で、場所によって決定権を割り振るというのもよい方法です。なぜなら決定権を明確に割り振っておけば、意見の衝突が避けられるから。 話し合いが始まる前に、「どちらが何に対して決定権を持つか」決めておきましょう。その上で、「自分が決定権を持っている場所では、相手の意見も取り入れよう」という思いやりを持ち合えれば、たいへん理想的です。 たとえば決定権を分けるとき、キッチンや水回りなどは、奥さんが決めるといった感じです。夫婦の希望をリストアップしておくまた、二人の希望を、紙などにリストアップするのもよいでしょう。リストアップしておけば、お互いがお互いに何を望んでいるか、はっきりと把握できるようになります。お互いの意見がぶつかりあっているところを理解できる、という効果も。 そしてリストに基づいて、お互いの希望がバランスよく叶えられるように、話を進めていくというわけです。こうすれば、「話し合いを公平に進められた」というのが目に見えて分かり、夫婦喧嘩へ発展することも少なくなります。 具体的な話が始まる前に、お互いの希望をリストアップしておきましょう。さらに「優先順位」なども定めておくと、より満足度の高い話し合いができるようになります。まとめ新築住宅を建てる際には、夫婦喧嘩はある程度つきものです。お互いの将来を大事に思っているからこそ、新築住宅には強いこだわりや意見が出てきます。むしろ夫婦喧嘩が起こるというのは、ある意味で夫婦の絆を表しているのかもしれません。 とはいえ、夫婦喧嘩ばかりしていても、新築住宅の話し合いは前には進まないでしょう。本記事を参考にしつつ、冷静な話し合いで、理想の住まいを手に入れてもらえればと思います。 いえとち本舗では、ご家庭に寄り添った暖かい住宅を、低価格で提供しています。新築住宅の建築を考えている方は、ぜひ一度、資料をご覧ください。資料請求はこちら また会員サイトでは、住宅と土地に関する貴重な情報を発信しています。こちらも併せてご覧ください。会員登録はこちら
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【2020年6月版】新築住宅の固定資産税とは? 安くおさえる方法はある?
新築住宅を建てた場合、やはり「固定資産税」のことは気になるでしょう。固定資産税がいくらかかるかによって、将来設計も大きく変わってくるはずです。 とはいえ、 「固定資産税はどれくらいかかるのか?」「どうすれば安くできるのか?」 という疑問を抱えている人も、たいへん多いはずです。本記事では固定資産税の概要、および安くおさえる方法について解説します。新築住宅を建てようと考えている、あるいはすでに建てている人は、ぜひ参考としてください。新築住宅の固定資産税の概要固定資産税とは、土地や住宅を持っている人に課せられる税金です。不動産を所有している限りは、支払い続ける必要があります。 支払いは、1月1日時点で新築住宅を持っている人に対して要求されます。実際に支払いを始めるのは、その年の4月から6月あたりです。このタイミングで固定資産税が支出として発生することは、念頭に入れておきましょう。 固定資産税は、どうやって計算される?固定資産税を求める計算式は、【課税標準額×税金率】となっています。 課税標準額と税金率はどのように決まるか、下記で詳しく解説します。課税標準額の算出方法課税標準額は、「家屋調査」によって計算される「評価額」に基づきます。新築住宅に入居してからおおむね3ヶ月後に、自治体が家屋調査を実施します。 家屋調査を拒否することは可能ですが、おすすめはできません。なぜなら家屋調査を拒否すると、正確に評価額が計算できず、課税標準額も高くなってしまうかもしれないから。 基本的に課税標準額は、評価額と同額です。ただし何らかの特例などが適応される場合は、その限りではありません。 ちなみに評価額の見直しは、3年に一度行われます。よほどのことがない限り、評価額が前年より上がるということは起こりません。つまり3年ごとに安くなっていくというわけです。固定資産税がどのように安くなっていくのか、事前に確認しておきましょう。ライフプランも立てやすくなるはずです。 税金率はどうやって決められている?標準税率は、たいていの場合、「1.4%」に定められています。ただし一部の市町村では、これよりも高い割合を設定していることも。心配であれば、市町村に問い合わせるとよいでしょう。新築住宅の固定資産税における減額冒頭でも述べたとおり、固定資産税は減額することが可能です。まず新築住宅を建ててから3年の間、固定資産税は半額になります。減額時の固定資産税は、以下のような式で求められます。 【課税標準額(評価額)×0.14x0.5】 4年目からは、先ほど述べた【課税標準額(評価額)×0.14】という式が適用されます。4年目から固定資産税の支払い総額は高くなるので、家計もそれに合わせておきましょう。固定資産税の減額を受けるための条件 ただし新築住宅にかかる固定資産税の減額を受けるには条件があります。具体的には新築住宅が、以下のようなものでなければいけません。 新築住宅が、令和4年3月31日までに建てられている床面積が50m2から280m2の範囲内である 特に重要なのは、「1」の条件です。新築住宅を建てる場合、令和4年3月31日までに完成されるよう、スケジューリングする必要があります。 土地減税についてちなみに新築住宅のみならず、土地にも減税が存在します。以下の条件を満たしていれば、固定資産税全体の1/6が減税させることさせられます。 面積が200m2以内である令和4年3月31日までに取得した土地である小規模住宅用地に該当する なお、小規模住宅用地以外であれば、全体の1/3が減税されるようになっています。その後に受けられる減税新築住宅を建てたあとも、さまざまな減税措置が存在します。いますぐに受けられるものではありませんが、以下のような減税措置の存在は、頭には入れておきましょう。なお、すべての減税は、令和4年3月31日までが適用期限となっています。 省エネ改修に関する減税:翌年の固定資産税の1/3を減税バリアフリー改修に関する減税:翌年の固定資産税の1/3を減税 他にもさまざまな減税がありますが、少なくとも新築住宅を建ててしばらくは条件が満たせられないでしょう。現実的に関わってくるのは上記ふたつでしょう。固定資産税を安くおさえる、そのほかの方法とは?基本的に固定資産税を安くおさえる方法としては、減税してもらうのが現実的です。しかし、以下のような方法によっても、多少は固定資産税を安くおさえられる可能性があります。家屋調査の実施時、伝えるべきことを伝える 先ほども述べたとおり、評価額(=課税標準額)は、家屋調査にて決定されます。つまり家屋調査にて、査定が不利にならないように、伝えるべきことを伝えることが重要です。 これをやっていたからといって、かならずしも評価額が安くなる、というわけではありません。しかし、いい加減な、あるいは間違った査定を受けることは防がられるはずです。仮に評価額が変動しなかったとしても、その結果には納得できる、という部分もあります。 できれば事前に、評価額の相場や、査定で重要となるポイントなどをおさえておくとよいでしょう。何かを伝えるとき、論理的に主張できるようになります。クレジットカードで支払うまた、クレジットカードで固定資産税を支払うというのも、よい方法です。なぜなら固定資産税をクレジットカードで支払えば、ポイントの還元を受けられるから。 厳密に言えば固定資産税が安くなっているわけではありません。ただしポイントを得られるということは、実質的に安くなっているとも表現できるでしょう。 当然のことながらポイントの還元率は、クレジットカードによって異なります。還元率については、事前の確認が重要です。また、できるだけ還元率の高いクレジットカードを利用するのも、大切なポイントと言えます。 固定資産税は金額が高く、ポイント数も多くなりやすいです。固定資産税は、できる限りクレジットカードで支払いましょう。ただし自治体によっては、クレジットカードでも支払いに対応していないケースがあります。まとめ新築住宅と、およびその土地を有している限り、固定資産税はかならず支払うこととなります。今後の生活においてずっと関わり続ける、たいへん重要な要素です。 できるだけ安くおさえられるように努めましょう。その努力をしているか否かで、新築住宅にまつわる税額は変わってきます。 また、ほぼすべての減税は、令和4年3月31日までと定められています。減税を狙うのであれば、タイムリミットには注意しておきましょう。 いえとち本舗では、快適かつ暮らしやすく住宅を、低価格で提供しています。新築住宅の建築を考えている方は、ぜひ資料をご覧ください。資料請求はこちら また会員サイトでは、住宅と土地に関する重要な情報を発信しています。興味のある方は、ぜひ会員登録してご覧ください。会員登録はこちら
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いい家は“いい見学”から!モデルハウスで後悔しないための7つの視点
モデルハウスの見学は、家づくりの第一歩。でも「なんとなく見に行っただけ」で終わってしまうと、本当に自分たちに合った住まいは見えてきません。近年では、ネットで事前に情報を集めたうえで、実際に訪れるのは2〜3社程度という人がほとんど。だからこそ、1回の見学の“質”がとても大切なのです。この記事では、モデルハウス見学を「いい家づくり」につなげるための7つの視点を、初心者にもわかりやすくご紹介します。営業トークに惑わされず、自分たちにぴったりの暮らしを見つけたい方は、ぜひ最後までご覧ください。 1. 見学は“比較”だけじゃない!現代的な家づくりのスタート地点 1-1. いきなり見に行くのは2〜3社だけ。それが今の主流 1-2. ゴールを持って見学すれば、得られる情報が変わる 1-3. モデルハウスは「理想の暮らし」を体感できる絶好の機会2. 豪華さに惑わされない!空間演出の正体を見抜くコツ 2-1. 標準仕様とオプションの違いを見極める 2-2. 家具・照明・天井高による“広く見せる”演出に注意 2-3. 大手ハウスメーカーほど「演出が上手」な点に注意3. 暮らしをイメージする“体感目線”で間取りを見る 3-1. 図面では見えない「生活のしやすさ」に注目する 3-2. 音・視線・空気感にも意識を向けてみる4. 営業トークに飲まれない!費用と提案の見極め方 4-1. 「費用感」は必ず標準仕様ベースで確認する 4-2. ライフプランに合わせた提案ができているか見極める5. 比較してこそ見えてくる!質問リストで判断力をアップ 5-1. 見学は1社で終えない!比較してわかる「違い」 5-2. 質問リストを用意して比較検討を 5-3. モデルハウス見学時に使える質問リスト【例】6. 見たあとの行動が大事!振り返りと家族のすり合わせ 6-1. 見学直後の“メモ”が判断を助けるカギになる 6-2. 家族で見た感想を持ち寄ってすり合わせる7. 最後に:いい見学が、いい家づくりにつながる理由 7-1. 「感動」ではなく「現実目線」で見ることが成功のカギ 7-2. 「自分たちの基準」を持つことが、比較・決断を楽にする1. 見学は“比較”だけじゃない!現代的な家づくりのスタート地点1-1. いきなり見に行くのは2〜3社だけ。それが今の主流現在の住宅購入者の多くは、最初から複数のハウスメーカーを回ることはしません。特に共働きや子育て中の30〜40代夫婦では、限られた時間の中で効率的に情報を得るため、「ネットで徹底的に調べてから、実際に行くのは2〜3社だけ」という動きが一般的です。そのため、モデルハウス見学は“最終候補”の中から実物を確認するフェーズとも言えます。事前にWebサイトやSNS、口コミ、資料請求などを通じて絞り込み、自分たちの希望や価値観に合った会社を選んでから訪問する傾向にあります。このように、今の見学は「とりあえず見てみよう」ではなく、「この会社でいいかを確認する」行動に近いのです。1-2. ゴールを持って見学すれば、得られる情報が変わる限られた2〜3社しか見学しないのであれば、1回の見学で得られる情報の質がとても重要になります。そのためには、あらかじめ「このモデルハウスでは何を確認するか」という目的をはっきりさせておくことが大切です。例えば、「子どもが走り回れる間取りか」「水回りの家事動線はストレスなく使えそうか」「収納は本当に足りそうか」など、実生活をイメージした具体的な視点を持つことで、“見るべきポイント”が明確になります。営業担当者の話にただ耳を傾けるだけでなく、自分たちが知りたいこと・確認したいことを事前に整理しておくことで、限られた見学の機会を無駄にせず、納得感のある家づくりにつなげることができます。1-3. モデルハウスは「理想の暮らし」を体感できる絶好の機会モデルハウス見学は、単なる情報収集にとどまらず、住まいへのイメージを“具体化”するための大切なステップです。図面やカタログでは分からない「空間の広がり」や「自然光の入り方」「床材やドアの質感」「設備の使い勝手」など、五感を通じて体験できるのは、モデルハウスだけの魅力です。また、営業担当者との対話を通じて、自分たちが気づいていなかったこだわりや、思い描いていた暮らしの輪郭がはっきりしてくることもあります。「自分たちの理想はこうだったんだ」と気づけるきっかけにもなり、家づくりの軸が定まる瞬間でもあるのです。つまり、見学は“会社を選ぶため”だけではなく、“自分たちの理想を明確にするため”の機会でもあります。限られた時間だからこそ、その1回1回を前向きに活かしていく姿勢が、満足度の高い家づくりにつながります。 2. 見た目に惑わされないチェックポイント2-1. 標準仕様とオプションの違いを見極めるモデルハウスには、最新設備やおしゃれな内装がふんだんに取り入れられていますが、その多くが「オプション仕様」であることに注意が必要です。キッチンのグレード、造作収納、床材、天井高、外壁など、実際の建築プランにそのまま反映できるわけではないケースが多々あります。例えば、モデルハウスで見たキッチンが気に入っても、標準仕様ではグレードが異なり、希望通りにするには数十万円の追加費用が発生することもあります。見学時には「これは標準ですか?オプションですか?」と積極的に確認する姿勢が大切です。2-2. 家具・照明・天井高による“広く見せる”演出に注意モデルハウスは“魅せる”ために作られています。そのため、実際の居住空間よりも広く、開放的に感じるよう巧みに演出されています。代表的なテクニックとして、以下のようなものがあります。ダイニングテーブルやソファなどの家具サイズを小さく配置天井を高めに設計建具(ドアや窓)をハイタイプに間接照明やスポットライトで空間を美しく見せるこれらは決して悪いことではありませんが、「この広さなら自分たちの生活にちょうどいい」と感じたとしても、それが標準仕様でない場合、実際の建物で再現できない可能性があります。実寸を測る、間取り図と照らし合わせるなど、冷静な視点を持つことが重要です。2-3. 大手ハウスメーカーほど「演出が上手」な点に注意特に大手ハウスメーカーのモデルハウスは、住宅展示場の中でも「とにかく豪華」「非現実的なほど立派」なケースが目立ちます。玄関ホールが吹き抜けになっていたり、収納があらゆる場所に組み込まれていたり、デザイン住宅のような内装が施されていたりするのは珍しくありません。しかし、それらはあくまで“ハウスメーカーのブランド力を見せるためのモデル”であり、現実的な住まいとは少し距離があります。特に「展示場仕様の建物」=「一般的な商品プラン」とは限らないため、「自分たちの予算や敷地に収まるか」「ライフスタイルにフィットするか」という視点を忘れないようにしましょう。 3. 暮らしをイメージする“体感目線”で間取りを見る3-1. 図面では見えない「生活のしやすさ」に注目するモデルハウスを見学するとき、つい「おしゃれかどうか」「豪華かどうか」に目がいきがちですが、実際に住んだときの“生活のしやすさ”こそ、もっとも大切にすべきポイントです。例えば、家族が日常的に使う動線――「玄関からリビングまでの流れ」「洗濯・干す・しまう」の流れなどを自分の行動に当てはめて歩いてみると、思わぬ不便さや工夫に気づけることがあります。さらに、買い物帰りの荷物を運び込む動線、子どもが走り回るスペース、来客時のプライバシー確保など、モデルハウスを“生活の場”として体感することで、図面や間取り図だけではわからない現実的な視点が得られます。3-2. 音・視線・空気感にも意識を向けてみる生活とは視覚だけで完結しません。モデルハウスでは、「音の伝わり方」「視線の抜け感」「採光や通風の心地よさ」といった、空間の“感じ方”もぜひ意識してみてください。たとえば、リビングと子ども部屋の距離感によって、生活音の干渉度は大きく異なりますし、吹き抜け構造があると上下階の音が意外と響くこともあります。また、窓の位置や大きさによって視線の抜け方が変わり、開放感やプライバシー性に直結します。季節によって日の入り方がどう変化するか、風通しがどうか――こうした点は、現地でしか感じ取れない重要な要素です。 4. 営業トークに飲まれない!費用と提案の見極め方4-1. 「費用感」は必ず標準仕様ベースで確認するモデルハウスで営業担当から説明を受けるときに気をつけたいのが、“話されている価格がどこまで含まれているか”という点です。大切なのは、「このモデルハウスをこのまま建てる場合、総額でいくらになるのか?」「自分たちが希望する仕様にしたらいくらになるのか?」を具体的に尋ねることです。モデルハウス見学は、夢を描くだけでなく、現実的な資金計画を立てる第一歩でもあります。4-2. ライフプランに合わせた提案ができているか見極める営業担当者によっては、モデルハウスの魅力を伝えることに終始してしまい、顧客の暮らしや家族構成、将来のライフプランをあまり聞かずに話を進めてしまうことがあります。ですが、良い提案とは「今の理想」だけでなく「10年後、20年後も快適に暮らせる家」を一緒に考えてくれる姿勢から生まれるものです。たとえば、「子どもが巣立ったあとの暮らし方」や「住宅ローン返済を続けながら老後資金をどう確保するか」といった話題に触れてくれる営業担当であれば、信頼できる相手かどうかを見極める材料になります。逆に、予算を無視した高額プランを強く勧めてくる場合は注意が必要です。 5. 比較してこそ見えてくる!質問リストで判断力をアップ5-1. 見学は1社で終えない!比較してわかる「違い」家づくりにおいて、1社だけを見て決めるのはリスクがあります。同じ価格帯でも、間取りの自由度・標準仕様のグレード・営業の対応・アフターサポート体制など、各社ごとに大きな違いがあるからです。たとえ「ここが良さそう」と思ったとしても、他社と比べて初めてその良さが際立つ、もしくは過剰だったと気づけることもあります。また、複数のモデルハウスを見ることで、自分たちの希望や好みがより明確になるメリットもあります。例えば「収納が多い間取りがいい」「やっぱり平屋が暮らしやすそう」といった“気づき”は、比較を通して生まれることが多いのです。5-2. 質問リストを用意して比較検討を見学時は限られた時間しかありません。その中で効率よく情報を引き出すには、事前に「質問リスト」を用意しておくのがおすすめです。営業担当者に任せきりにせず、自分たちから積極的に聞くことで、各社の考え方やサービス姿勢にも違いが見えてきます。同じ質問を各社にぶつけてみることで、「どこまで具体的に答えてくれるか」「提案の幅があるか」「回答が曖昧でないか」などを比較する視点も持てるようになります。5-3. モデルハウス見学時に使える質問リスト【例】 このモデルハウスの仕様は、どこまでが標準でどこからがオプションですか? この家を建てる場合、土地以外でどれくらいの費用がかかりますか?(本体・付帯・諸経費など) 間取りの自由度はどのくらいありますか? 設計のカスタマイズは可能ですか? 断熱性能・耐震性能など、住宅性能について教えてください 太陽光発電や蓄電池などの提案はありますか? 標準のアフターサポートや保証内容はどうなっていますか? 自分たちの年収で、無理なく返済できる資金計画はどのように立てられますか?このような質問を投げかけながら、営業の反応や説明の仕方にも注目することで、「この人なら信頼できる」と感じられる判断材料にもなります。 6. 見たあとの行動が大事!振り返りと家族のすり合わせ6-1. 見学直後の“メモ”が判断を助けるカギになるモデルハウス見学は印象が強いため、「この間取りは良かった」「収納の工夫が参考になった」といった感想がその場では明確に残ります。しかし、時間が経つにつれて複数の見学内容が混ざってしまい、「どこがどの会社だったか分からなくなった」ということはよくあります。そうした混乱を防ぐためには、見学直後に感じたことを“文章でメモしておく習慣”が非常に有効です。気に入った点、不安に感じた点、営業の印象、話に出た費用や仕様の内容など、気づいたことを簡単に書き留めておくだけで、後から比較・検討する際に大きな助けとなります。記録は手書きでもデジタルでも構いませんが、「その場でしか得られない気づき」をできるだけフレッシュなうちに残しておくことが重要です。6-2. 家族で見た感想を持ち寄ってすり合わせる見学後には、家族で「どう感じたか」を共有する時間を設けましょう。どんな家が自分たちに合っているのかという判断は、家族それぞれの価値観によって異なるものです。「キッチンの動線が使いやすそうだった」「リビングの広さはちょうど良かった」「この営業さんは信頼できそう」など、主観的な意見を持ち寄ることで、新たな気づきが生まれます。お互いの感想を聞いたうえで「自分たちが求める暮らしに近いのはどの会社か」「優先すべき条件は何か」を明確にしていくことで、今後の比較検討もより納得のいくものになります。 7. モデルハウス見学まとめ:後悔しないためのポイント整理7-1. 「感動」ではなく「現実目線」で見ることが成功のカギモデルハウスは「理想の住まい」をイメージするために作られているため、見学中はどうしてもテンションが上がりがちです。「この家に住みたい!」「素敵すぎる!」という感動は、家づくりのモチベーションにはなりますが、その感情だけで判断してしまうのは非常に危険です。本当に大切なのは、その家が“自分たちの暮らし”にとって現実的かどうかです。予算に収まるか、土地に適しているか、家族の生活スタイルに合っているか。感情と現実のバランスを取ることが、後悔しない家づくりの第一歩になります。7-2. 「自分たちの基準」を持つことが、比較・決断を楽にする複数のモデルハウスを見学する中で重要なのは、「自分たちの基準」をしっかり持つことです。他人の評価や営業のトークに流されるのではなく、自分たちが重視するポイント――たとえば家事動線・収納の量・家族のプライバシー確保・アフターサービスなど――に沿って判断していく姿勢が大切です。その基準が定まっていれば、たとえ豪華な演出や過剰な設備に惑わされても「自分たちにとっては不要だ」と冷静に見極めることができますし、各社の提案を比較する際にも迷いが少なくなります。モデルハウス見学は、ただ“家を選ぶ場”ではなく、“自分たちの暮らしを見つめ直す場”でもあります。情報を冷静に整理し、家族と価値観を共有しながら、納得のいく家づくりを進めていきましょう。