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建物・家づくり
注文住宅を建てる前に知っておきたいこと!理想を叶える家づくり情報
注文住宅を建てよう、と思い立ったら、まず何から始めたらいいと思うでしょうか。
住宅展示場に行く、住宅会社にプランを作ってもらう、などが思いつくかもしれませんが、もっと大切なのが情報収集です。
理想の家を建てるためには家のことをよく知っておかなければいけません。
そこで、今回は注文住宅を建てる前に知っておきたい事をご紹介していきます。
注文住宅を建てる前に家が建つまでの流れを知っておこう
家が建つまでの流れとスケジュール
注文住宅を建てる計画をしたら、まず家が建つまでの流れと期間について把握しておきましょう。
家づくりのスケジュールは下記のように流れていきます。
スケジュール内容 | 期間の目安 | |
① | どんな家にするか情報収集 どんな家にするかイメージ 資金計画を立てる |
約1ヶ月〜3ヶ月 |
② | 土地探し・土地の売買契約 建築プラン・見積もり依頼 施工会社の決定・建築請負契約 敷地調査 |
約3ヶ月〜10ヶ月 |
③ | 住宅ローンの契約 工事着工 |
約4ヶ月〜12ヶ月 |
④ | 工事完了〜引き渡し 入居 |
約1ヶ月〜3ヶ月 |
このように家が建つまでの流れを知り、いつ頃から新しい家に入居したいかを決めて逆算する事で、いつから家づくりを始めればいいか知る事ができます。
注文住宅を建てる前に知っておきたいこと:資金計画編
注文住宅を建てると掛かる税金の種類
注文住宅を建てるといくつかの税金が掛かります。
家を建てて最初の一回の支払いで済む税金や毎年支払わなければいけない税金がありますので覚えておきましょう。
- 消費税:家の購入費用や土地の仲介手数料に掛かる
- 印紙税:工事請負契約書や土地売買契約書に掛かる
- 登録免許税:家や土地の登記の際に掛かる
- 不動産所得税:家を購入後、一回限り納税
- 固定資産税:毎年一回の納税、家と土地の両方に掛かる
- 都市計画税:都市計画による市街化区域内に所在する土地・建物に課税
住宅ローンの基礎知識
住宅ローンの種類は大きく分けると自治体などが行なっている公的融資と銀行や信用金庫が行う民間融資があります。
金利タイプにも種類があり、固定金利型、変動金利型、固定金利選択型があります。
当然ですが、住宅ローンはいくらでもお金を借りられるというわけではありません。
融資を受けるためには、審査に通る必要があり、事前審査と本審査があります。
本審査を通過する事で住宅ローンの契約を結ぶ事が可能になりますので、自分ならいくらまで借り入れが可能かなど計算する事が大切です。
住宅ローンを利用する際に注意していただきたいのが、いくらまで借りる事ができるかよりも、完済する事ができるか、が重要になります。
返済をしながら生活を送っていきますので、生活が苦しくなるような返済額の設定は避けましょう。
補助金を利用して建築費用の負担を減らそう
注文住宅を建てる方を対象に国や地方自治体から建築費用の負担を軽減する補助金交付制度が実施されています。
例えば実施されている補助金制度は下記のようなものがあります。
- すまい給付金:補助金額最大50万円
- 地域型住宅グリーン化事業:補助金額50〜140万円
- ネット・ゼロ・エネルギーハウス支援事業(ZEH):補助金額70万円〜
補助金を受けるには申請を行う必要がありますが、基本的に申請業務は依頼する業者が主導となって行います。
注文住宅は高額ですから、上記のような補助金を利用すれば費用負担も減らす事ができますので、ぜひ利用しましょう。
各年度によって実施される補助金制度や交付条件は異なるため、利用する際は事前に確認が必要です。
注文住宅を建てる前に知っておきたいこと:建物編
家の構造の種類
注文住宅を建てる際は家の構造の種類も知っておきましょう。
【家の構造の種類】
- 木造
- 鉄骨造(S造)
- 鉄筋コンクリート造(RC造)
- 鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)
主に日本で多く普及している住宅は木造です。
木造には2つ工法があり、在来軸組工法と2×4工法(ツーバイ工法)があります。
2つの工法の違いをポイントでお伝えしますと下記になります。
- 在来軸組工法:柱・土台・梁などを組み合わせた骨組みで建てる日本伝統工法
- 2×4工法:枠組み壁工法とも呼ぶ、規格化した木材を組み合わせ、耐力壁を設けた工法
在来軸組工法や2×4工法はそれぞれメリット・デメリットがありますので、どちらの工法で建てるかよく検討しましょう。
家を建ててくれる会社の種類
注文住宅を建ててくれる会社は複数あり、大きく分けると下記のような会社になります。
- ハウスメーカー
- 工務店
- 建築設計事務所
ハウスメーカーは全国に営業所や住宅展示場を構えて活動していて、安定した品質を全国規模で提供する住宅会社です。
工務店は、地元を中心とした地域密着型の営業活動をしており、手厚いアフターサービスやレスポンスの早い対応が期待できる特徴があります。
建築設計事務所は、設計を専門とした住宅会社です。
設計に特化し、制限のない自由な設計が可能なため、世界に一つだけの注文住宅を建てる事ができます。
このように住宅会社によってそれぞれ特徴が異なりますので、どの住宅会社が適切かよく考えて選びましょう。
注文住宅の種類
注文住宅の種類を大きく分けると下記の種類があります。
- 規格型
- セミオーダー型
- フルオーダー型
規格型の注文住宅は、決められた間取りから壁紙や設備、床の種類などを選んでいく設計となっています。
間取りや窓の位置の変更はできず、設計に制限がある注文住宅となっています。
セミオーダー型は、間取りや外装・内装の仕様、設備など基本となるプランがあり、そのプランを土台に自分の好みに合わせて設計ができる注文住宅です。
フルオーダー型は、完全自由設計が可能な注文住宅です。
一から間取りを設計し、仕様を決めていきますので、その分の時間と建築コストが掛かります。
住宅に欠かせない性能
どんなに外観が素敵な家でも地震に弱い家であったり、室内が寒かったりする家では問題です。
外観などのデザインも大切ですが、住宅に必要なのは快適に生活を送れる環境がある事です。
暮らしやすい生活を作る住宅性能とは何かというと下記のような性能です。
- 耐震性能
- 断熱・気密性能
耐震性能は言葉の通り、地震に対する性能です。
日本は地震大国ですから、耐震性能がしっかりと取れた家を建てる事が重要です。
断熱・気密性能とは、簡単に言いますと室内温度の快適さに影響する性能です。
冬は暖かく、夏は涼しい家というのは、この断熱・気密性能が高い家となっています。
冷暖房効率も高くなり省エネ効果もあるので、住宅には欠かせない性能です。
まとめ
ここまで注文住宅を建てる前に知っておきたい事についてご紹介してきました。きっと、ほとんどの方は注文住宅を建てるのは初めてかと思います。
注意していただきたいのが、何も情報がないまま家づくりを進めてしまうと、後々後悔してしまう可能性があるという事です。
一生に一度の買い物とも言える家づくりですから後悔がないように、今回ご紹介した事を参考にしていただけたら嬉しく思います。
家づくりの最初の一歩は情報収集です。
まず、住宅会社の資料請求をして、たくさん情報を集めて理想の家を建てましょう。
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小上がり和室の魅力は?メリット・デメリットや施工例をご紹介
リビングに溶け込む小上がり和室。畳は体への負担が少なくリビングにいながらも寝転がれてしまうのが小上がり和室のいいところ。家族とのコミュニケーションもとれて、明るく楽しい空間を広げてくれます。この記事は小上がり和室の魅力とメリット・デメリットをご紹介していきます。1 小上がり和室とは?2 小上がり和室のメリットは?3 小上がり和室のデメリットは?4 小上がり和室を作る際のポイント5 小上がり和室を作る場合の費用6 おしゃれな小上がり和室の施工事例7 まとめ小上がり和室とは?引用:Panasonic プラン集小上がり和室は床を一段上げて部屋を設ける間取り方法です。主にリビングと隣接されることが多く、小上がりのところは腰を下ろすのにちょうどいい高さとなっています。一般的に和室は4.5〜8畳の広さですが、小上がり和室は3〜4.5畳くらいの小空間として設けることが多いです。小上がり和室は壁で仕切らずに配置することが可能で、間取りの方法も様々あります。 小上がり和室のメリットは?収納スペースを増やせる 小上がりのところを利用すれば収納スペースを作ることができます。リビングや和室で使う物をここに収納しておけば手軽に取り出すことも。小上がりの収納はレールをつけて引き出しを設置する構造。引き出しの化粧板にこだわればインテリアとしておしゃれな空間を演出することができます。 リビングのゴミが流れてこないフラットにつながる和室の場合は、リビングのホコリが流れてきてしまうことも。その点、小上がり和室は一段床が高くなっていますので、床に溜まるホコリが流れてくる心配はありません。 小上がりがベンチがわりに 小上がりのところがベンチがわりになりリビングにいる人と楽しくコミュニケーションをとることできます。リビングは椅子やソファーに座って過ごしますので、小上がりのところと同じ目線になり、コミュニケーションがとりやすくなっています。 メリハリのある空間になる 一段床を高くして部屋を設けてありますので、隣接するリビングから独立し、メリハリのある空間になります。同じ床レベルで部屋を配置すると空間がつながるため一体感が生まれますが、メリハリはなくなり、フローリングと畳の床材の違いから、見切り材などで仕切りをつける必要があり、一体感としては中途半端な印象がでてしまいます。それに代わり小上がりは独立した印象はありますが、空間に溶け込みやすい間取りになっています。 リビングにいながらも寝転んでゆったりできる 小上がり和室は畳が敷かれていますので、リビングにいながらも寝転がってゆったりできる憩いの場として重宝できます。畳のちょうどいい柔らかさと、い草の香りが気分を癒してくれるでしょう。フローリングだと寝転がるには硬いですので体を痛めてしまいますが、ちょっとしたお昼寝に小上がり和室があると便利です。 小上がり和室のデメリットは?バリアフリーは損なわれる 床が一段高くなりますので、バリアフリーにはなりません。段差が高いので、足をつまずかせることは起こりにくいですが、段差が高いため転倒の恐れはあります。高齢の方や子供のいるご家庭は使い方に注意が必要です。また、ハイハイや歩き始めの乳幼児のいるご家庭も目を離さないようにしましょう。 掃除ロボットを移動させなければいけない 自動で掃除してくれる掃除ロボットはフラットなところの移動のみなので、一段高くなっている小上がり和室を掃除させたい時は自分で移動させなければいけなくなり手間がかかります。掃除ロボットをそのまま放置して自動で掃除してもらいたい場合は、小上がり和室は向いていません。 リビングが狭く見えてしまうこともリビングと和室が独立し、部屋の広さがはっきりと区別されるためリビングが狭いと窮屈な印象を持つかもしれません。また、小上がり和室の広さの分だけリビングは狭くなりますので、家具配置が限られてきます。大きいソファーやテーブル、テレビなどは、リビングの広さに適した大きさを選ぶ必要があり、リビングが狭くなるほど大きいサイズのものは配置しづらくなります。 小上がり和室を作る際のポイント小上がり和室の広さ 部屋をどう使いたいか、用途などによって広さが変わってきますので、目的はしっかり決めておく必要があります。部屋の広さは4.5畳が最も人気です。その次に3畳、居室としても使える広さは6畳からになります。6畳にする場合は、仕切り壁や引き戸などを設置してある程度プライバシーを確保できる設計にしてあげるといいでしょう。 開けた和室にするか、閉じた和室にするか 間仕切りを設けるか、それとも間仕切りをなくして開放的にするかで部屋の印象は大きく変わります。ちょっとした家事スペースとして活用したい場合は、間仕切りのない部屋の方が使いやすいです。ただし、オープンになりますので、臭いや音が届いてしまうデメリットはあります。また、寝室として使いたい場合は音や光が入らないように壁や障子、襖、引き戸などで仕切ったほうがいいでしょう。 小上がりの高さ 小上がりの高さは30〜35cmがちょうどよく、これくらいだと目で見てはっきり段差があることがわかり、転んだときも手をつきやすいです。また、腰がけとして利用する場合もこのくらい高さがいいでしょう。段差が10cmほどだと却って足をつまずく危険があるため避けたほうがいいです。 天井の高さが低くなっていないか注意 小上がり和室を採用する場合は天井高に注意しましょう。床が小上がり分高くなるため、天井の高さもその分低くなります。現在では平均身長も高くなり、家の天井高もそれに合わせるようになって開放性が求められるようになりました。一般的に天井高は2m20cm〜2m40cmの高さになります。段差分天井が低くなることを考慮して設計することが大切です。 小上がり和室を作る場合の費用 小上がり和室の費用相場は3畳が15万円〜、4.5条が20万円〜になります。もし、収納をつける場合は15〜20万円くらいプラスになります。小上がり和室は造作の場合とメーカーが販売する既製品があります。どちらが安いかサイズにより変わってきますが、特注サイズとかではないかぎり既製品の方が安く済ませることができるでしょう。また、畳の種類でも費用は変わります。畳は「縁あり」と「縁無し」「琉球畳」「市松」などがあります。現在では耐久性が高く機能性を持った樹脂畳などもあります。座る時に足が楽な掘りゴタツも人気です。暖房を設置する場合は電気工事も必要になりますので注意しましょう。 おしゃれな小上がり和室の施工事例4帖半の収納付き小上がり和室現代的な縁なし畳の4帖半小上がり和室。畳は色違いのゴザを組み合わせています。リビングの味わい深いフローリングが和室のあたたかさをより一層きわだたせ、小上がり和室の横には小スペースの書斎を配置しています。収納スペースもしっかり配置して、ゆったりと時間をすごすことができる小上がり和室となっています。 収納もできる畳コーナー 引用:Panasonic 畳が丘Panasonic製の畳コーナー。こちらはユニットを自由に組み合わせることができ、手軽に小上がり和室を取り入れることができます。高さは38cmと立ち座りしやすく、車椅子からの移乗も自然にできる高さとなっています。畳の下と小上がりのところは収納となっていて、生活空間に影響を与えずに収納空間を広げることができます。 和紙に樹脂コーティングを施した畳の小上がり和室 引用:DAIKEN リビング収納にもなる”小上がり”。和紙の畳おもてが魅せる快適生活こちらはDAIKEN製の小上がり和室になります。ユニット型となっていて手軽に和室を配置することができます。もちろん小上がりのところは収納となっていて、しっかり収納スペースを確保。DAIKEN製の小上がり和室は『健やかおもて』という和紙に樹脂コーティングした畳を使用しています。撥水性に優れ、カビやダニが少なく、赤ちゃんやアレルギー体質の方に優しい畳となっています。 まとめ 小上がり和室は憩いの場となるおすすめの間取りです。空間としてもおしゃれに見せることができる魅力があります。リビングに隣接することが多く、家族とのコミュニケーションもとりやすくなりますので、家づくりをこれからされる方は、ぜひ検討してみてください。家づくりは情報収集することが大切です。いえとち本舗は無料で家づくりに役立つ資料を提供しておりますので、これから家を購入しようと考えている方はぜひご利用ください。資料請求はこちらからさらに会員登録をするとVIP会員様限定の間取り集や施工事例、最新の土地情報をお届けいたします。当社は一切押し売りを致しませんので安心してご登録ください。 会員登録はこちらから