ブログ/コラム
Blog/Column
建物・家づくり
初心者向け! 家づくりの流れについて解説
「新築住宅を建てる段取りって、どんなもの?」
「実際に住めるようになるまで、どれくらいかかるの?」
というような疑問は、非常に多く聞かれます。
たしかに新築の家を建てる機会は人生で一度あるかないかです。
詳しく知っていることのほうが珍しいでしょう。
本記事では、新築住宅を建てるまでの流れや期間について、詳しく解説しています。
本記事を読めば、実際に住めるようになるまでの流れやスケジュール感が、ほとんど理解できるはずです。
新築住宅を建てようとしている方は、ぜひ参考にしてください。
<どんな暮らしをしたいかを決める>

もっとも大切なのは、新築住宅で、どのような暮らしをしたいかはっきりさせることです。
理想とする暮らしは、人それぞれの答えがあります。
家族と相談して、妥協のない理想像を、まずははっきりさせましょう。
注目すべきポイントとしては、以下のようなものが挙げられます。
- デザイン
- 費用
- 間取り
- 収納
- 生活導線
- コンセント配線
- 耐震
- 省エネ性能
- 日当たり
- ソーラーパネル
- ランニングコストetc...
というようなところを、つぶさに検討していきましょう。
もちろん人によっては、他にも検討すべきポイントは出てくるはずです。
気になるところは、徹底して考え抜くことが大切です。
ひとつ注意したいのは、最後に挙げた「ランニングコスト」という点。
具体的には水道代やガス代、電気代などですね。
家を買うことよりも、ランニングコストとして、決して小さくないお金がかかります。
だからこそ、ランニングコストについては、しっかりと考えておくことが重要です。
新築住居を建てる費用については、誰しもが深く考えます。
しかし建ててから掛かる費用のことを、突き詰めて考える人は、さほど多くありません。
「そこは盲点だった!」と、建ててから後悔する人もいます。
後悔しないように、じっくり考えましょう。
<土地と住宅会社の選定>

理想とする新築住宅がはっきりと見えたら、土地を選びます。
- 周辺の商業施設
- 周辺の公共施設(銀行や病院、市役所など)
- 騒音
- 通勤・通学のしやすさ<
- 日当たり
- 隣地状況
- 水はけ
- 災害の可能性etc…
などに注目。
詳しくは、をご参照ください。
(担当者様へ:過去記事「絶対に後悔しない、正しい土地の選び方・決め方とは?」への内部リンクをご提案します)
続いて住宅会社について考えてみましょう。
住宅会社が、新築住宅の出来栄えを左右していると言っても過言ではありません。
焦って決めてしまわないように、ゆっくりと検討しましょう。
本当に信頼できる住宅会社が、かならず見つかるはずです。
<設計と見積もり>

土地と住宅会社が決まったら、「設計」に移ります。
設計が始まる前に、自分の希望は、ありったけぶつけるようにしましょう。
ちなみに設計には、ふたつの段階が存在します。
ひとつは、「基本設計」。
間取りや外壁など、基本的な部分を設計します。
つまり、住宅の基本的な構造は、この基本設計でほとんど決まります。
これを担当するのは、基本的には建築士です。
もうひとつは、「実施設計」。
基本設計に基づき、細かいディティールを設計していきます。
たとえば、
- リビングに貼る壁紙の色
- 外壁の素材
- フローリングの種類
などは、実施設計に分類されます。
要望とおりに仕上げられるよう、密に打ち合わせしながら、設計を進めて行きます。
かかる時間は、基本設計と実施設計を合わせて、おおむね1,2ヶ月程度。
建築というものは、ここで作られた設計図にもとづいて作られます。
だからこそ、たいへん重要なポイントとなるわけですね。
そして、「見積もり」で最終的な調整をおこないます。
もしかしたら見積もりの段階で、予算をオーバーしている、なんてことがあるかもしれません。
少々のオーバーなら、さほど問題はありません。
ただしあまりにも予算とかけ離れていると、先ほども述べたランニングコストが苦しくなる場合も。
この点についても、慎重な検討が必要です。
期間としては、2,3週間ほどかけるケースが多いです。
<工事の準備〜工事完了>

続いて、工事の準備へ移ります。
といっても、準備をするのは業者の仕事です。
依頼主さまは、見守っているだけで大丈夫です。
工事の準備は、
- 工事関係者の手配
- 建築確認申請(国に新築の家を建てますよ、と報告)
ここでは1ヶ月ほどの時間が必要です。
「地鎮祭」を終えれば、いよいよ工事のスタートです。
工事は、
- 基礎根伐工事(地面を整える)
- 基礎工事(土台を作る)
- 棟上(柱を組み上げる)
ここまでで、建物の基礎が出来上がります。
かかる時間は、おおむね1ヶ月です。
続いて、さらに細かい部分を工事していきます。
- 屋根工事
- 断熱材張り付け
- 配線etc…
実際には、本記事では書ききれないほど、さまざまな工事を施しています。
スケジュール的には、棟上からここまでで、およそ1ヶ月程度です。
最後に住宅・建物として問題がないか、検査をおこないます。
もし検査段階で水準を満たしていない部分があれば、修正が実施されます。
検査が終われば、いよいよ最後の仕上げ。
「外構」という工事に移ります。
簡単に言えば、
- 庭を整備する
- 隣の家との境界線となる塀を打つ
<完成後>

さて、依頼主さまは、この間に住宅ローンを申し込みます。
先ほどの検査をクリアしていたなら、「建物検査証」という書類がもらえます。
その書類と、その他の必要書類を持って、銀行へ行きます。
ちなみに弊社の場合は、担当者が銀行まで同行するので、安心してください。
そしていよいよ、「引き渡し」となります!
設計図どおりに建築されているか、しっかりとチェックしましょう。
あとはインフラの契約や、インターネット回線の引き込みなどをおこないます。
そして家財を新築住居に持ち込めば、晴れて新生活のスタートです。
まとめ

以上が、大まかな新築住居を建てる流れです。
トータルすると、住めるようになるまで、およそ半年の時間が必要ですね。
新築住居を建てるときは、ぜひ参考にしてください。
依頼者様として大事なところは、設計の際に希望を伝えること。
そして、理想の新築住宅に近づけるよう、しっかりと考え抜くということです。
また、ランニングコストを含む費用についても、考える必要がありますね。
池田建設では、ランニングコストにまで配慮し、「おしゃれ」・「快適」・「おトク」な家づくりをご提案しています。
ぜひ一度、池田建設へご連絡ください。
資料請求する
会員登録する
関連記事
-
成功例から学ぶ!後悔しない家づくり【いえとち本舗の新築・山口・宇部・山陽小野田・防府・周南】
みなさまこんにちは!いえとち本舗山口中央店です(^^)/ 本日は山口で新築住宅の購入をお考えのみなさまに「成功例から学ぶ!後悔しない家づくり」についてお伝えします♪ 過去に、「失敗例から学ぶ!後悔しない家づくり」についてお伝えしている投稿があります。そちらと少し似た内容になります。そちらもまた参考にされてみてください(^^♪ 一生に一度の大きなお買い物と言われる「家」。一番大きなお買い物なので絶対に失敗はしたくないですよね。山口で新築住宅をお考えのみなさまに、少しでも建てた後の後悔をなくすために、実際に新築を購入された方の成功例をいくつかお伝えします♪ ★成功ポイント①散らからないリビングづくり 一人で住んでいても散らかり気味なリビング。お子様がおられるご家庭は、おもちゃなど散らかってしまうことが多いのではないでしょうか?(*_*; かといって散らかっているものを全部しまえるほどの大きなスペースをリビングには取れない・・・となった時は「動線やしまう物を意識して収納を細かく分ける」ことをオススメします! 例えば、リビングに壁掛けの収納棚を付けるとします。この時に「何かを収納するだろうから」と思って付けるのではなく、「リビングではゲームやおもちゃが散らかり気味だからそれらを収納しよう」という風に実際の生活をイメージしながら具体的にしまうものを決めましょう。 後からしまう物が増える場合もありますが、あらかじめ収納の配置を決めておくことで収納スペースを最大限に生かすことができます。収納を考えながら家づくりをすることで後から「収納スペースが全然足りない・・・」といった後悔を減らすことができます! ★成功ポイント②見えるところにはお金をかけて、見えないところは安く! 山口で新築住宅を建てる際に、あまり目に付かないようなところにまでお金をかけてしまうととても大きな金額になってしまいます。「目に付かない」というのは来客時のゲストだけではなく、そこに住む家族のことも考えなければいけません。 例えば、大勢の人が目にする玄関や長い時間を過ごすリビングにはできるだけ理想を詰め込み妥協しない。その代わり、ゲストからあまり見えず、一日に一回しか利用しないお風呂や寝室は思い切ってコストカットをする、といった方法があります。 コストカットと言われると「品質や見た目が悪くなるのはちょっと・・・」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、必ずしもそうなるわけではありません。最近は様々なメーカーさんが多くの商品を売り出しているので、住宅機器の基本的な水準が高いです。なので少々のコストカットをしても性能がすごく悪い、ということはほとんどないでしょう。 お金を抑える部分を決めておくことでお金を掛けたい部分に資金を回すことができるため、事前に取捨選択をしておくことが大切になります。(^^)/ ★成功ポイント③カウンターキッチンを採用し、家事をスムーズに 今や採用されている方が多いカウンターキッチン。カウンターキッチンにはメリットが沢山あります。一番は家事がしやすいことです。出来上がった料理をカウンターにおけば、すぐに食卓に並べることができ、食べ終わったら食器をカウンターに戻しすぐに洗うことができます。このように動線がコンパクトであるのがカウンターキッチンの特徴です。また、リビングの様子をみながら家事ができるのでお子様がおられるご家庭にオススメです(^^)/ カウンターキッチンは高さを選ぶこともできますので、主にキッチンを使われる方の使いやすい高さに設定することで家事がしやすくなりますね♪ ★成功ポイント④おしゃれで節電になるダウンライトを採用 山口での新築住宅の内観を考えるときに大切になってくる照明器具。照明の差でお部屋の印象がガラッと変わります。そこでオススメなのがダウンライト。 LED型ダウンライトを採用しますと、ライトの持ちが長く、年間の電気代も少し安くなります。 また、ダウンライトは真下を照らすので、ピンポイントで明かりが欲しいところを照らすことができます。調光器が付いているタイプなら光の加減を調節することができ、シーンに合わせて使い分けることができます。 ただ、ダウンライトにはデメリットもあります。まず、後から位置を変えたり増やしたりすることができない点です。理由はダウンライトは天井に穴をあけて埋め込むものだからです。そのため、「ダウンライトの下の家具を動かしたらライトが変な所を照らしている・・・」となった時にダウンライトを簡単に移動させることができません。 生活のスタイルが時々変わったり家具の配置をよく変える方は要注意です・・・ しかしこれには対策があります!!それは、照らす方向をある程度変えることができるユニバーサルタイプのダウンライト、ダクトレールなども併用することです。ダクトレールはすっきりとしながらもライフスタイルの変化に対応することができます。 なので、家具を動かすかもしれないと思われる方は前もって上記の対策をオススメします(^^)/ ★成功ポイント⑤よく使う電化製品は生活空間の中心に 生活していてよく使う電化製品である掃除機やアイロン台を、あえてリビングの専用スペースを設けて収納することで、出し入れがしやすく便利です。電化製品を一カ所にまとめて収納するとごちゃごちゃしがちです。使う場所や頻度に分けて収納することで収納スペースを効率的に活用することができます。 リビングにクローゼットを設置する「リビングクローゼット」は最近人気のようです。急な来客時に重宝されそうですね♪ ★成功ポイント⑥土地探しに時間をかける 山口で新築住宅を建てるにあたって初めの一歩の「土地探し」ここに時間をかけることで、希望の区域内で予定よりも安く土地を仕入れることができたというケースもあります。時間をかけて周辺環境を調べたり少しエリアをずらしてみたり・・・土地を多角的に見ることでお得なポイントが見つかったりもします。安く土地を仕入れ、浮いた資金を建物設備に回せると充実した新築住宅で生活を送ることができます。 お仕事をしながら土地探しもして…と忙しくなると思われますが、できるだけたくさんの不動産屋をまわったり自分でリサーチしてみることが、自分にピッタリの土地に出会う近道かもしれません。 多くの不動産屋をまわることで広告に出る前の土地情報をゲットできるケースがあるようです♪ ★成功ポイント⑦自己資金を増やす 山口で新築住宅を購入する際、全て自己資金で払える方はほとんどいません。たいていの方は住宅ローンを組みます。当たり前ですが自己資金が多くある方が月々の返済負担は軽くなります。金融機関にて新築住宅の購入金額全額を借りると月々の返済に利子がつくので実際の購入金額よりも多く払わないといけません。なのでできるだけ、自己資金を集めておいて月々の返済負担を軽減した方がゆとりのある生活ができるかと思います。 まとめ なにか参考になるポイントはありましたでしょうか?新築住宅が完成した後に後悔することは本当にもったいないので、できるだけ時間をかけてプランニングすることが大切になってきます(^^)/山口で新築住宅の購入をお考えの方で、なにか気になること等ありましたら、いつでもご相談下さい♪ 11月2日(土)~11月4日(月)今だけ50万円相当プレゼントキャンペーン!
-
これからの住宅取得にコロナウイルスが与える影響とは?
新型コロナという未曾有なことが発生し、働き方などさまざまな場面で社会の変化が起きています。リモートワークやソーシャルディスタンスなど、これまでとは違う生活になりつつある中、住宅も同じように変化し、ハウスメーカーなども安心してお客様が家づくりできるような対策がされています。今回の記事ではこれからの住宅取得にあたり、コロナウイルスが与える影響についてお伝えしていきます。 コロナウイルスで新築住宅事情はどう変わるのかコロナの影響により働き方などさまざまな面で社会が変化しています。住宅会社もコロナの流れが影響して家づくりにも変化があり、今までなかった間取りが採用されています。 コロナウイルスの影響で家の間取りに変化会社勤めの方はコロナウイルスが流行したことにより、リモートワークなど働き方の変化に対応しなければいけなくなりました。コロナの感染を防ぐために通勤を減らし、自宅で仕事ができるリモートワークへと変遷していきましたが、実際のところは問題も多かったようです。リモートワークになることにより通勤する手間は省けますが、現在の住宅では自宅で仕事を行うことが考えられていなく、仕事する環境が整っていませんでした。今回のコロナウイルスの影響により、自宅で仕事をするということに関心が寄せられ、リモートワークに対応できる住宅づくりがでてきています。 コロナウイルスの影響によって関心が寄せられる衛生的な家づくりコロナの流行によって現在はより衛生面に気を配る時代となりました。マスクの着用や手洗い、うがいなど多くの方が心がけています。コロナ感染の心配の一つに家族内感染が囁かれています。現在の家は帰宅後すぐに手洗いやうがいなどをできる間取りにはなっていません。玄関から廊下を通り洗面所へアクセスする動線となっているため、接触感染などのリスクはどうしても拭うことができていません。そこで玄関に手洗器を設けて、帰宅後他の部屋にアクセスすることなく手洗いやうがいができる間取りが注目されています。また、玄関にコートなど外出時に着用した服を収納するスペースを設けることで、さらに衛生面に気を配った間取りづくりが考えられています。 住宅会社はコロナウイルスの感染対策をして安心できる家づくりを実施コロナウイルス感染対策のために、住宅会社はお客様が安心して家づくりができるようにしています。ここでは、住宅会社がとっているサービスや対応についてお伝えします。 オンライン見学会やVR動画内覧会などを実施外出の自粛やソーシャルディスタンスなど人との距離を気にかけなければいけない中で、住宅会社はお客様が不便のない家づくりができるようにいろいろな対策をしています。お客様が自宅にいながらでも物件を内覧できる「オンライン見学会」はスタッフの方が現場に赴き、中継してくれるサービスです。その他にもVR動画によるバーチャル動画をお客様に提供するなど新しい営業活動もされています。 オンラインで打ち合わせや相談に対応家づくりは打ち合わせを積み重ねてようやく完成していきます。大事な家だからこそ手抜きはできません。しかし、コロナウイルスの感染もやはり心配なところ。この時期は家づくりを諦めなければいけないのかと感じるかもしれませんが、住宅会社はこの状況で理想的な家づくりができるようにオンラインで対応するなど対策をしております。対面して行う打ち合わせをオンラインにすることでお客様は自宅にいながらも、これから建てる家の話を進めることができます。また、対面する回数を減らすためオンライン上で契約できるクラウドサインを採用している会社もあります。注文住宅の打ち合わせだけでなく、新規のご相談もオンラインで対応していますので、コロ ナウイルスの感染を心配せずに安心して家づくりの計画を立てることができます。ただし、土地を持っていない方の場合は対面で重要事項説明が必要になりますので、この時は店舗まで来店が必要になります。 三密を避ける・換気・消毒・マスク着用・健康管理の対策住宅展示場はお客様が安心して見学できるようにコロナウイルス感染対策を実施しています。感染予防のために出展メーカー統一のガイドラインを設けていたり、ドアを解放して換気をとったりしています。また、手に触れる場所は随時除菌消毒をし、スタッフの方もマスクを着用して対応するのが基本となっています。ただし、住宅展示場によって対策が異なる場合もありますので、住宅展示場へ見学に行く時はコロナウイルス感染予防対策がちゃんとされているか事前に確認してから行くようにしましょう。 住宅ローン減税の控除期間13年間の特例措置コロナウイルスの感染症およびまん延防止のための特例措置が取られています。コロナウイルスの影響により入居期限(令和2年12月31日)が遅れた場合は要件を満たし令和3年12月31日までに入居すれば特例措置の対象となります。【住宅ローン減税の特例措置適用条件】1:一定の期日までに契約が行われていること・注文住宅を新築する場合:令和2年9月末・分譲住宅・既存住宅を取得する場合:令和2年11月末・増改築等をする場合:令和2年11月末2:新型コロナウイルス感染症およびまん延防止の影響により入居が遅れたこと住宅ローン減税の特例措置は上記両方の要件満たしていることが必要です。また、契約時期の確認や入居が遅れたことを証明する書類なども必要になりますので、詳しくは国道交通省の「新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた住宅取得支援策について」をご覧ください。国土交通省「新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた住宅取得支援策について」 住宅ローン減税とは住宅ローン減税とは住宅取得のためのローンの金利負担の軽減を図る制度です。毎年末のローン残高または住宅の取得対価のうち少ない方の金額の1%が10年間にわたり所得税から控除される仕組みとなっています。(所得税から控除しきれない場合は住民税から一部控除)消費税率10%が適用される住宅を取得した場合は、入居から(令和元年10月1日から令和2年12月31日まで)3年間控除期間が延長されます。 まとめ住宅会社はコロナの影響を考え、家づくりを楽しみにしているお客様が安心して家が建てられるように、いろいろな対策を立てています。本来対面する必要があった打ち合わせや相談もオンラインにすることで改善することができています。また、家の間取りも変化し、 変わっていく生活スタイルに合わせた設計をしています。ステイホームと叫ばれながらも、家づくりでできることはたくさんあります。通常家が建つまで半年から一年はかかります。このタイミングを機に住宅会社の情報を集めたり、資料請求をしてみたりするのはどうでしょうか。いえとち本舗は無料で資料を提供しておりますので、ぜひご利用いただければと思います。資料請求の申し込みはこちらのページになります。
-
ローコスト住宅とは?メリット・デメリットや注意 点を解説
家の購入は高額になるため、なるべく費用を抑えたいと考えるもの。そこで候補として挙がってくるのがローコスト住宅です。通常の住宅よりも価格の安いローコスト住宅ですが、気になるのは品質です。毎日生活していく家だからこそ安かろう悪かろうでは、やはり困ってしまいますので、ローコスト住宅とはどんな家なのかしっかりと知っておきましょう。 1 ローコスト住宅とは?2 ローコスト住宅のメリット・デメリット3 ローコスト住宅が安い理由4 ローコスト住宅を建てる際の注意点とは?5 まとめ ローコスト住宅とは? ローコスト住宅とは通常の価格よりも安く建てることができる住宅のことをいいます。ローコスト住宅を建てる会社は全国展開している大手ハウスメーカーから地域密着で活動する工務店と幅広くあり、主にローコスト住宅をメインに商品ラインナップに置いています。ローコスト住宅の特徴は、間取り設計の自由度は低く規格型とされているケースが多いです。規格型とは間取りや住宅設備、内装、外装などがあらかじめ決められており、いくつかのバリエーションの中から選んでもらい家を建てていく方法です。あらかじめ決められている範囲の中で家を建てるため、コストの削減や工期の短縮が図れて価格を抑えた住宅を提供することができます。ローコスト住宅の坪単価はいくら? ローコスト住宅の坪単価は30〜50万円ほどです。一般的な住宅の坪単価は50〜60万円、グレードの高い住宅となると70〜80万円ほどの坪単価となります。 ローコスト住宅の坪単価:30〜50万円一般的な住宅の坪単価:50〜60万円ハイグレード住宅の坪単価:70〜80万円坪単価とは建物の総額を坪数で割った単価で、1坪3.3㎡の畳2畳分の面積になります。建物総額÷坪数=坪単価例:建物総額1500万円÷30坪=50万円/坪また、坪数の計算の仕方は、例えば延床面積を対象とする場合、延床面積に1坪の3.3㎡を割り算して出すことができます。延床面積÷3.3㎡(1坪)=坪数例:延床面積100㎡÷3.3㎡(1坪)=約30坪上記で挙げた坪単価の価格差は建物の総額で表すとかなり差が生まれます。下記には坪単価別の総額をまとめましたので確認してみましょう。 坪数30〜50万円50〜60万円70〜80万円20坪600〜1000万円1000〜1200万円1400〜1600万円30坪900〜1500万円1500〜1800万円2100〜2400万円40坪1200〜2000万円2000〜2400万円2800〜3200万円また、住宅支援機構フラット35利用調査では住宅面積全国平均111.5㎡(約33坪)に対して土地付き注文住宅の建設費が2,874.3万円、土地取得費は1,382.5万円となっており、ローコスト住宅は平均よりも安価なことが分かります。 土地付き注文住宅住宅面積建設費土地取得費全国111.5㎡(約33坪)2,874.3万円1,382.5万円 引用:住宅支援機構フラット35利用調査 2019年度 土地付き注文住宅 ローコスト住宅のメリット・デメリット ローコスト住宅にはどんなメリット・デメリットがあるのか、これから家の購入をご検討している方は事前にチェックしておくことが大切です。ローコスト住宅のメリット ローコスト住宅のメリットは以下のことが挙げられます。 価格の安さ建て替えがしやすい工期が短いそれでは一つずつ詳しく解説していきます。【価格の安さ】ローコスト住宅はなんといっても通常の建設費用よりも安く家を建てることができることが最大のメリットと言えます。予算が限られていたり、ローンの借入金額が少なかったりする場合でも無理なく家を手に入れることができ、毎月のローン返済の負担も少なくなります。【建て替えがしやすい】建て替えを検討するケースでも建物の総額費用が安いと敷居が低く新しく家を建てることに踏み出しやすいでしょう。子供が自立して部屋が空く場合や老後で二世帯住宅を考える場合も多額の費用をかけて建てた家を手放すのは中々ハードルが高いものです。また、ローンも多く残っていると建て替えをするには困難なため、ローンの負担が少ないローコスト住宅は建て替えがしやすいと言えます。【工期が短い】材料の規格化や施工のマニュアル化、工場内施工など効率化を図っているため、通常の住宅よりも工期が短い傾向にあります。一般的な住宅の工期は4〜6ヶ月かかりますが、ローコスト住宅の工期は2〜3ヶ月が目安となっており、入居までの期間が短く、その分、仮住まいの家賃も抑えることができます。ローコスト住宅のデメリット ローコスト住宅のデメリットは以下のことが挙げられます。 設計の自由度が低い住宅性能や住宅設備、材料の質に不安が残るオプションの追加が多いとローコストの良さがなくなる保証面で劣る【設計の自由度が低い】ローコスト住宅のほとんどが規格型となっておりますので、自由な設計は期待できません。規格型はあらかじめ決められた間取りや建材を選んでいくスタイルです。気に入った内装材や住宅設備があっても住宅会社が対応していなければ家に組み込むことができないため、自分の好みに合わせて自由に決めたい人にとっては物足りなさや妥協が出てしまうでしょう。【住宅性能や住宅設備、材料の質に不安が残る】OEM製品や自社工場で作る製品を採用するなど材料のコストを抑えているため品質が下がる場合があります。住宅性能については建築基準法に則った設計がされているため最低限の品質は保証できますが、高断熱・高気密や耐震等級3の認定など、高性能な住宅はあまり期待できないかもしれません。ただし、会社によっては材料費や住宅設備を抑えて高気密・高断熱や耐震性に力を入れている場合もありますので、依頼する会社の特徴にもよります。【オプションの追加が多いとローコストの良さがなくなる】1つ2つほどこだわりたいところのみオプションを加えるのなら総額費としてメリットとなりますが、あまりにオプションを多く追加してしまうと通常の住宅の価格と同じくらいか、または高くついてしまうことがありますので、ローコスト住宅で建てるメリットは感じられなくなるかもしれません。【保証面で劣る】ローコスト住宅の場合は長期的な保証はあまり期待できないかもしれません。大手ハウスメーカーの場合は30年や60年の保証を受けられますので、保証を重視したい方にとってはローコスト住宅の保証期間は短いと感じるでしょう。長く住んでいく家だからこそ、万が一に備えてどれくらい保証をしてくれるのか確認することが大切です。ローコスト住宅が安い理由 ローコスト住宅は安い金額で家を提供できるようにさまざまな工夫をしてコストを削減しています。金額が安い理由は下記のことが挙げられます。 材料費の削減人件費の削減規格化されたプラン広告・宣伝費の削減ローコスト住宅で使われる材料はある程度統一をし、大量発注することでロスを減らし、仕入れに掛かる費用を抑えています。また、自社内工場で生産する会社もあり、積極的に自社のオリジナル製品を採用しているところもあります。規格された設計は打ち合わせの期間や工事期間の短縮につながり、効率的に住宅を提供することが可能になるため人件費の削減につながります。また、ローコスト住宅を建てる会社のプランは凹凸の少ないシンプルなデザインが多く、標準仕様に採用されている住宅設備や建材のグレードも低めに設定され建築費を抑えられています。広告や宣伝は大手ハウスメーカーとは違って大々的にはせず、ローカルに行われていることが多いです。ローコスト住宅を建てる際の注意点とは? ローコスト住宅を建てる際に以下の点に注意しましょう。 費用相場を把握しておくこと 建物の仕様をよく確認すること家を建てる業者の選定に注意すること家を建てる上で費用相場を知っておくことが大切です。ローコスト住宅は明確な定義がありませんので、坪単価で判断するのも注意しなければいけません。建物の大きさや間取り、性能、設備、建材など仕様を確認して金額が妥当であるか判断しましょう。業者の選定の際は複数の会社に見積もりを依頼して比較することが大切です。相見積もりはただ金額を照らし合わせるだけでなく、住宅の品質を見極める参考になります。まとめ ローコスト住宅をご検討されている方は、まず自分にとってローコスト住宅が適しているか考えることが大切です。ローコスト住宅が向いている人のポイントは「デザインはシンプルでいい」「家にお金をかけたくない」「設備や建材などのグレードは低くてもいい」などが挙げられます。ローコスト住宅のメリット・デメリットをよく踏まえて購入を検討しましょう。家づくりは情報収集することが大切です。いえとち本舗は無料で家づくりに役立つ資料を提供しておりますので、これから家を購入しようと考えている方はぜひご利用ください。資料請求はこちらからさらに会員登録をするとVIP会員様限定の間取り集や施工事例、最新の土地情報をお届けいたします。当社は一切押し売りを致しませんので安心してご登録ください。会員登録はこちらから