ブログ/コラム
Blog/Column
建物・家づくり
注文住宅の相場は?予算の決め方や抑えるコツを解説

注文住宅を建てるのにどれくらいの費用が掛かってくるのか気になるもの。家を購入しようと考えている方は予算を立てるために費用相場を知っておくことも大切です。
計画なしに家を建ててしまうと、新しく始まるマイホーム生活も苦しくなってしまう可能性がありますので、しっかり予算を決めて計画を立てていきましょう。この記事は注文住宅の相場や予算の決め方、コストを抑えるコツをご紹介していきます。
注文住宅の費用相場について

住宅金融支援機構による調査で注文住宅購入の平均費用を公開しています。以下に「フラット35利用調査2019年集計全国平均の注文住宅の費用」について表にまとめましたのでご覧ください。
【土地付注文住宅】
| 建設費(万円) | 土地取得費(万円) | 住宅面積(㎡) | 敷地面積(㎡) |
| 2,874.3 | 1,382.5 | 111.5(約33坪) | 219.5(約66坪) |
【注文住宅】
| 建設費(万円) | 住宅面積(㎡) | 敷地面積(㎡) |
| 3,452.4 | 125.8(約38坪) | 309.0(93坪) |
上記の表により住宅面積約33〜38坪、建設費が約2,800〜3,452万円というのがわかります。4人家族が住める家の延床面積は125㎡(約37坪)ですので、この規模の注文住宅は平均的で2000万円後半〜3000万円半ばが相場になります。
土地と家の建築にかかる費用
家を建てるには土地の購入費用と家の建築費が掛かります。 以下に必要になる費用を記しましたのでご覧ください。【土地に掛かる費用】
- 手付金(土地価格の5〜10%)
- 仲介手数料(土地価格の3〜5%が目安)
- 印紙税
- 登記費用
- 不動産取得税(一回限り)
- 固定資産税(年に一回)
【家の建築にかかる費用】
- 本体工事+付帯工事
- 建築確認申請や登記費用
- 固定資産税
- 不動産取得税
- 固定資産税
- 印紙税
- 水道加入費用(新規水道メーター設置時)
- 上棟式・地鎮祭費用(約10万円)
- 地盤調査・地盤改良費
- 引越し費用や家具代
- エアコン導入費
ローンで土地を購入する際は支払い当日に融資が降りるようにしておく必要があります。家は建築費の他に仮住まい費、引越し代、家具代などが掛かりますので、必要な予算として計算しておきましょう。
また、土地によっては水道や電気がきていないところもあります。このような土地は引き込み工事が必要になりますので、土地選びの際は水道や電気がきているかよく確認しておきましょう。
建築費ごとの一戸建ての特長について

家の価格がわかっても、それがどんな家なのか気になるところだと思います。家の大きさや仕様によって価格は変わりますので、1000〜3000万円台で建てた時、どんな家になるのか価格別に特徴をお伝えしていきます。
1000万円台で建てられる家
ローコスト住宅の部類に入るのが1000万円台になります。この価格の家は無駄を省いたシンプルな家が特徴です。オプションを用意している会社もありますが、オプションをつけると価格も上がり1000万円台を超えてしまう可能性がありますので、この価格帯で家を購入したい場合、オプションは基本的にないと思っていた方がいいでしょう。家の形状はシンプルで凹凸がなく箱形状なものが多いです。屋根はコストを抑えられる片流れや切妻屋根になります。この価格帯の家はリーズナブルに家を提供することをコンセプトにしておりますので、コストを抑えるために様々な工夫がされていて、建材や設備など会社オリジナル製品を使っているところもあります。
2000万円台で建てられる家
こだわりたい部分に費用を掛けたい場合は、他のところのコストを抑える必要があり、予算の配分に工夫をしないといけない価格帯になります。こだわる部分以外のところのコストを抑えれば窓の数を増やしたり、キッチンなどの水まわりの設備のグレードを上げたりすることが可能です。コストを抑えるには建材や内装クロスに量産品のものを使うといいでしょう。また、時期的なものになりますが、設備類はメーカーの展示品を選べば通常の価格より安く抑えることができます。予算オーバーしやすい価格帯になりますので、どこにこだわり、どこを抑えるかを明確にして計画を立てていくことが大切です。
3000万円台で建てられる家
4人家族が住める家として平均的な価格です。平均的であるため家の特徴も一般的なもので、内装や建材なども標準的な品質のものが基本仕様となっています。設備のグレードアップや家を広くするなど、すべてではありませんが家にこだわりを盛り込むことが可能です。無垢材や自然素材などを取り入れる際は、価格が高くなりすぎないように、壁は塗壁にして天井は塗壁風のクロスを貼るなど、見た目ではわかりにくいちょっとした工夫をすることで費用を抑えることができます。
予算の決め方と資金計画の立て方

家の予算を決める時は資金計画を立てることが大切です。まずは、購入時に必要な頭金をどれくらい用意できるか決めましょう。頭金は住宅購入額の20%以上が目安。少なくとも10%は用意しておいた方がいいです。500万円用意できる場合は20%で除して2500万円の購入額が目安として算出できます。
住宅ローンを利用する場合は、ローン返済期間を明確にしておくことが重要です。定年前に完済、ローン返済期間は30年前後が一般的です。65歳に定年を迎える場合、返済期間を35年とすると30歳にローンが開始されるスケジュールとなります。
金利は固定型と変動型があり、現在は低金利なため変動型の方が金利は安くなっています。しかし、景気の動向で金利が変わりますので、安定を求めるのなら固定型が無難です。
ローンの借入額を決める際は返済負担率が重要になります。返済負担率は20〜25%の範囲が無理のない返済額となっています。借入額と返済額の計算は下記になります。
借入額の計算
【年収×返済負担率20〜25%÷金利×返済期間=借入額】例:500万円×20%÷1.2%×35年=約2900万円
返済額の計算
【年収×返済負担率20〜25%÷返済期間=借入額】例:500万円×20%÷12ヶ月=約8.3万円
借入額に自己資金や援助金を加えた金額が家の購入費になります。借入額と自己資金の割合は借入額が物件価格の80%、自己資金や援助金が物件価格の20%が目安となっています。
予算を抑えるためのポイントとは?

予算を抑えるためにはいろいろな工夫をすることが大切です。以下には予算を抑えるポイントを記しましたのでご覧ください。
- 設備や建材、内装仕様のグレードを抑える
- 凹凸をなくしたシンプルな建物形状
- キッチンやお風呂などの水回りをまとめる
- 壁を少なくしてオープンな間取りにする
- 内装クロスや建材は量産品を使う
- 設備類は展示場のセールを利用
- 洗面化粧台や収納などを造り付けにする
- 塗壁など湿式工事は避ける
- 可能なところはD I Yも活用
造り付けは自分で仕様を決められるため、既製品よりも安く抑えられることができます。既製品のキッチンや洗面化粧台は扉が付いていて価格も高くなっていますが、扉が必要ないなと思う方は、造り付けでオープンな仕様に変更すればコスト削減になります。
注意する点は造り付けの家具は高くなりやすいので、予算を抑えたい方は避けましょう。D I Yを活用するのもおすすめです。塗壁はDIYにすることでコストを抑えることができ、漆喰や珪藻土など材料だけ用意してもらい、施工は家族で行なえば施工費用を削ることができます。家族の共同作業が思い出でとして残りますので、D I Yでできるところは実践してみましょう。
まとめ
注文住宅の費用相場は2000万円後半〜3000万円半ばになります。ほとんどの方は住宅ローンを利用して家を購入すると思いますので、毎月の返済額のことを考慮して無理のない借入額を設定しましょう。新しいマイホーム生活を豊かにするためにも、資金計画やライフプランを綿密に立てることが大切ですので、家族と話し合い必要なお金を割り出していきましょう。家づくりは情報収集することが大切です。いえとち本舗は無料で家づくりに役立つ資料を提供しておりますので、これから家を購入しようと考えている方はぜひご利用ください。
資料請求はこちらから
さらに会員登録をするとVIP会員様限定の間取り集や施工事例、最新の土地情報をお届けいたします。当社は一切押し売りを致しませんので安心してご登録ください。
会員登録はこちらから
関連記事
-
共働き夫婦の家事動線をラクにする間取り【いえとち本舗の新築・山口・宇部・周南・山陽小野田・防府】
皆さんんにちは!いえとち本舗山口中央店です♪ 本日の投稿では、山口県の宇部市・山陽小野田市・山口市・防府市・周南市で新築住宅の購入をお考えのお客様に、「共働き夫婦の家事動線をラクにする間取り」についてお伝えします。女性の社会参加への意欲の高まりや、不況による賃金の減少などにより女性の方の社会進出が当たり前となり、共働きのご夫婦のご家庭が増えてきました。それに伴い、新築住宅を建てるときにも、「共働き夫婦」を重視した間取りの考え方が増えてきています。その中でも、夫と妻の両方が仕事を持つ状態で、いかに家事を効率的に行うかという、「家事動線」にテーマに今回はお伝えをしていきます。 家事動線を時短にする間取り共働き夫婦のご家庭にとって、仕事から帰ってきてからの食事の用意や夜の洗濯など、「少ない時間をいかに使うか」という問題は非常に大事なテーマとなります。そこで、家事動線において時間を使うことの多い、キッチンとランドリールーム(洗面洗濯室)を隣り合わせにする、又は極力近づける間取りをおすすめします。そうすることで、キッチンでの「料理」とランドリールームでの「洗濯」を、最短の移動時間でスムーズに済ませることができ、時短に役立ちます! コミュニケーションがとりやすい間取り共働き夫婦のご家庭では、お互いの仕事内容や勤務時間、仕事が忙しいときの時間のすれ違い、家族同士のコミュニケーションの時間がとりづらくなる場合があります。そこで、共働き夫婦のご家庭で重要視したいのは、顔を合わせる機会が多い、「リビング」です。家族とのコミュニケーションがとるための1番大切な場所です。特にキッチンでの家事分担を行えるように、キッチンスペースは広めにとり、旦那さんやお子さんも家事に参加しやすい間取りにすることで、奥様の負担を減らせて、家族とのコミュニケーションをとる機会が増えると思います。ぜひ、ゆとりのあるキッチンスペースを確保されることをおススメします! 帰宅後の家事を時短にする間取りお買い物から帰宅して、お料理を作るまでの毎日の家事動線も工夫することで、効率よく時短が可能です。玄関からキッチンまでの間に、クローゼットを設けることで、毎日の着替えが行え、パントリーを設けることで食材を収納でき、最短で料理に向かうことが可能です。クローゼットは奥様のものだけでなく、家族ひとりひとりが専用で使える工夫をすれば、家族全員が毎日身につける服や携帯品を置いておけ、朝の身支度も時短で行えます!設備面でも効率的にする間取り共働き夫婦のご家庭の悩みの一つに、「洗濯物を干すのに時間がかかる」ことがあげられます。そんなときは、ランドリールームの近くに昇降式の物干し竿を設置したり、天井や壁にバーやラックを備え付ければ、ランドリールーム付近を室内干しのスペースとして使え、楽に洗濯物を干すことができます。さらに、ランドリールームのとなりにサンルームを設置できれば、風通しが良く、日光による高い乾燥・調湿機能により、より洗濯に関わる家事は効率的になります。サンルームもあれば、雨の日でも洗濯物を干すことができるので、お忙しい共働き夫婦にはピッタリです!さらに家事動線をラクにするポイントを深堀していきます♪ 洗濯を楽にするポイント 仕事からの帰りが遅く、日中洗濯物を外に干すことは難しいですよね・・・子供がいると洗濯物を溜めておくことはできない、出勤前の時間や、帰宅後の時間を利用して洗濯機を回し、洗濯が終われば干して、乾いたら取り込むという作業は意外と時間がかかります。まずは洗濯機を置く場所について。洗面所に置く人が多いが、家事の仕方によってはキッチンにあると便利だという人もいるし、洗濯物を干す場所の近くに置くという人もいます。自分にとって最適な場所を選ぶ必要があります。次に洗濯物を干すスペースですが、共働き夫婦のご家庭は洗濯物を常に外に干すことは難しいため、全て乾燥機に入れるか、室内干しのスペースを作っておくと干したままで出勤することができる環境をつくることが大切です。室内干しスペースの場所は、風呂や洗面所、専用のランドリールーム、2階のホールなどを利用する場合が多いです。風呂や洗面所の場合は洗濯物を干す時間が朝夕の利用時間と重ならないように注意しましょう。洗濯物を取り入れ、畳んで収納する作業を楽にするには収納を工夫したり、畳む作業を少しでも減らすために、シャツなどはハンガーのままかけておけるように収納を広めにとっておくことです。また、家族それぞれに収納場所が分かれていると手間なので、家族に協力してもらうか、家族の衣類をまとめて収納できる大きなウォークインクローゼットを取り入れることをおススメします! 料理を手早くできる!キッチンのポイント 料理や後片付けは手早く終わらせたいですよね・・・出勤前の朝ご飯やお弁当づくり、仕事から疲れて帰ってきた後の夕飯づくりなどの後片付けを含めると、1日のうち少なくとも1時間から2時間くらいは過ごすことになるのがキッチンです。夫婦で協力したり、作り置きをしたりすることで多少時間短縮は可能だが、キッチンの選び方にも気をつけていきましょう。独立型のキッチンは家族の協力がしずらく、他の家事と同時進行で進めにくいので避けましょう。アイランドキッチンなどのオープンなタイプのキッチンは夫婦や親子で一緒にキッチンに立つことができるし、配膳も楽なのでオススメです。お風呂や洗濯機の配置を近くにすると家事を同時進行で進めやすく時間の短縮になります。また、平日に買い物の時間が取りにくいため、買い置きをたくさんしても十分に収納できるパントリーがあると理想的です。パントリーは、キッチンの内側かキッチンの近くに配置して、缶詰などの小さいものを収納しやすく取り出しやすい収納を工夫しましょう。上記に内容を全て実践するとキッチンの面積がとても広くなってしまうので、全体の面積とのバランスを考慮しながら、できる範囲で実践してみましょう! 家事動線以外で気をつけるポイント 家事動線以外にも、共働き夫婦の家族が気をつけるべきポイントがあります。ちょっとしたことで日々のストレスを軽減できることもあります。【朝の身支度の時間】着替えるスペースには余裕をもって計画しておくと夫婦で同時に出勤する際にも困りません。同じ理由で洗面所も余裕をもって広く計画しましょう。できれば2箇所、あるいは1箇所でも洗面台を2つ設けることをおススメします。【帰宅後の食事を終えてからの時間】仕事を持ち帰ることがある人は、仕事スペースとして書斎をつくることがオススメです。仕事の内容にもよりますが、書斎として個室にしてしまうよりも、夫婦や親子で一緒に使えるデスクをリビングやダイニングあるいは寝室の一角に計画するとスペースを有効に使うことができます。【効率的の良い睡眠時間】仕事が忙しい共働き夫婦のご家庭が睡眠時間を得るためには、寝室にも気を配ることはとても重要です。夫婦のどちらかが遅く帰宅したり、早く出勤したりする場合は相手の眠りを妨げてしまう可能性があります。なので、夫婦のベッドはダブルベッドよりもシングルベッドを2つ置き、できれば少し離して置くことをおススメします。共働き夫婦の働き方、子供の人数や年齢によっても工夫するポイントは異ってきます。自分たち家族にはどんな工夫が効果的か、話し合ってみましょう!以上、新築住宅で共働き夫婦のご家庭におススメの家事動線の一例をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?効率よく時間を短縮することで、共働き夫婦の生活をより快適なものにできるので、家事導線の工夫も含めて間取りを考える参考にしていただけましたら幸いです。 11月2日(土)~3日(日) 開催イベント↓今だけ50万円相当プレゼントキャンペーン!
-
窓の開閉方式・サッシ枠・ガラスの種類と特徴を解説
窓は家の外観だけでなく、快適に生活するための環境づくりにも重要な影響を与えます。窓の種類はたくさんあって、窓を構成する素材によっても性能は様々に違います。窓の開閉方式の違いだけでも私たちの暮らしを大きく変えますので、ぜひ窓のことを知っておきましょう。この記事は窓の種類や性能、窓枠の種類、ガラスの種類についてご紹介していきます。 窓の種類と特徴 窓は開き方の違いにより種類がたくさんあります。用途やデザイン、使い勝手などそれぞれ特徴がありますのでご紹介していきます。 引き違い窓 住宅にもっとも用いられるのが引き違い窓です。窓の開閉する部分を障子と呼び、障子が左右に動いて開閉する構造になっています。面格子や雨戸、シャッターなども取り付けられて柔軟に対応できます。最も普及した窓のため比較的に安価な金額で取り入れることができるでしょう。また、窓のサイズも豊富に揃っています。サイズの幅が広いため、設計する家に必要な窓の大きさが選びやすく、様々な場面に対応できます。欠点は気密性がやや劣ることと防犯性が劣ることです。特に一階に設ける場合は、窓が侵入口となってしまうため侵入防止用に面格子を取り付けた方がいいでしょう。 上げ下げ窓 2枚のガラスを上下に移動させて開け閉めする窓です。開閉の仕方は複数あり、上側がFIX(はめ殺し)になっていて下側だけ開け閉めできる型と上下に開け閉めする型、上下連動して開け閉めする型があります。縦長の形状が一般的で、設置する幅が取れないときに有効です。性能は通気性と気密性が高く、防犯性の確保ができる特徴があります。ただし、FIXのある型は下側しか開かないため掃除勝手が悪い欠点があります。また、網戸が固定式の場合は外に顔を出すことができません。 すべり出し窓 縦すべり出しと横すべり出しの2種類があります。縦すべり出し窓は扉みたいに室外側に開け閉めできる窓になっています。気密性と彩風効果が高く、掃除もしやすい特徴があります。窓が外に開き掃除勝手がいいのですが、室内側にも汚れがついてしまうのが欠点です。 横すべり出し窓は、窓枠上部の吊元を軸に窓の下部から室外側に開閉できる窓です。室内の中に雨が入りにくい構造となっており、窓面をほぼ開閉できるため通気性に優れています。ただし、窓が上に向くため汚れがつきやすく注意が必要です。すべり出し窓は、両方とも気密性に優れていますが、価格は引き違い窓と比較すると高めに設定されています。 倒し窓 倒し窓は内倒し窓と外倒し窓があります。どちらの窓も窓枠の下部を軸にして開閉し、内倒し窓は室内側に倒して開け閉めをし、外倒し窓は室外側に倒して開け閉めをします。内倒し窓は室内側に窓が開閉するため、設置する際に隣接する家に干渉することが少ないです。また、窓から室内が見えにくいのでプライバシーの確保ができます。注意するところはカーテンやブラインドを取り付けることができないことと雨が降ると室内に入ってきてしまう恐れがあることです。 ルーバー窓 細長い窓がブラインドのように並んでいるのがルーバー窓です。室内側のレバーを操作すると開閉できる仕組みとなっています。通気の確保が優れ、浴室や洗面室など換気・通気を必要とする部屋に適しています。また、設置スペースの確保がしやすい特徴もあります。しかし、ガラスが外れやすいため防犯性に劣り、一階に設ける場合は面格子も一緒に取り付けたほうがいいでしょう。また、断熱性と気密性が劣るのも注意が必要です。 FIX窓(はめ殺し窓) ガラスが窓枠に固定されていて開閉機能がない窓がFIX窓(はめ殺し窓)です。光を取り入れるための窓で、ガラスが固定されているため通気はできません。その代わりに気密性と防犯性は優れます。また、窓の形状が四角型、丸型など形状が豊富にあります。 窓枠の種類と性能 窓枠の素材の違いにより断熱性や結露のしにくさなど性能が変わってきますのでチェックしておきましょう。 アルミサッシ アルミは加工がしやすく安価で建築資材によく用いられる素材です。アルミサッシの特徴は、安価であること、強度や耐久性に優れることです。ただし、熱伝導率(熱の伝わり)が高く断熱性に劣り、結露が発生しやすい欠点があります。 樹脂サッシ 樹脂でできている窓枠もあり、最近では樹脂枠の窓が主流となってきました。樹脂枠は熱伝導率(熱の伝わり)が小さいため断熱性が高く、遮熱、通気性にも優れる特徴があります。LOW-Eガラスと組み合わせれば、さらに高い断熱性を発揮し、結露対策にも有効です。ただし、樹脂製のため耐久性はやや劣ります。また、日射による色焼けなど採光性に不安が残ります。 ハイブリッド(アルミ+樹脂) アルミと樹脂を融合させた窓枠は、アルミの良いところと樹脂の良いところを活かしたハイブリッド構造となっています。アルミの強度と耐久性、樹脂の断熱性とデザイン性を両立させているのが特徴です。ハイブリッド構造の窓枠も現在では主流となってきています。 窓ガラスの種類と性能 ガラスは熱を通しやすいため、住宅の断熱性能に大きく左右されます。断熱性能に優れた家にする場合は、断熱性の高いガラスを選ぶことが大事ですので、ガラスの種類を確認しておきましょう。 単板ガラス 単板ガラスは、文字通り通常の1枚のガラスです。昔の住宅に使われていましたが、断熱性が低く、結露の発生もしやすいガラスでした。また、ガラスの厚みも薄いことから防音性も悪い欠点があります。安価ですが現在の住宅の窓にはあまり使われなくなりました。 複層ガラス(ペアガラス) 複層ガラスは2枚のガラスの間に空気層をつくった構造のガラスです。空気層があることでガラス面を通り抜けようとする熱を少なくして断熱効果を発揮します。外側からの熱を伝えにくくするため、室内側のガラス面が冷えにくくなり結露を抑制します。コストも安価になり現在でも採用されることが多く、窓の交換や内窓の取り付けなどリフォームでも複層ガラスは用いられます。 LOW-Eガラス 2枚のガラスに中空層を設け、さらにガラス面に金属膜を施した構造となるガラスです。金属膜が室内側にあるか、室外側にあるかで性能に違いがあります。室内側に金属膜があるのは断熱タイプ、室外側に金属膜があるのが遮熱タイプとなっています。中空層にアルゴンガスが入っているLOW-Eガラスは、通常の中空層にある乾燥空気よりも熱を伝えにくく空気の対流を抑える効果があり、さらに断熱性が向上します。 まとめ 快適な住宅環境をつくるためには窓選びがとても大切です。窓の断熱性と気密性を高くすることで、冷暖房効率が向上して光熱費の削減が期待でき、冬は暖かく、夏は涼しい家にすることができます。また、結露の発生も抑制するため、健康的な暮らしをおくることが実現できるでしょう。窓選びは家の断熱計画を立てることが重要です。断熱計画は専門的な知識と経験が必要ですから、専門家と相談して決めていくことをおすすめします。いえとち本舗は家づくりについての資料を無料で提供しています。また、会員登録すると数千種類の中から厳選してまとめた間取り集を無料でご覧になることができます。もし、ご興味がありましたら、ぜひご利用ください。資料請求はこちら会員登録はこちら
-
スマートハウスとは?特徴やメリット・デメリットを解説
身近になっていくIT技術は私たちが生活する住宅にもどんどん活用されていき、エネルギーの自給や環境にも配慮されたスマートハウスという新しい住宅が生まれました。この記事はスマートハウスとはなにか、メリットやデメリットについてご紹介していきます。1 スマートハウスとは?2 スマートハウスの特徴とは?3 スマートハウスのメリット・デメリット4 スマートホームやIoT住宅との違いは何?5 まとめ スマートハウスとは? 現在はIT技術の進化によりスマートホンやAIなどたくさんの機器が私たちの生活を快適かつ便利にしてくれています。IT技術は普段利用する交通機関や医療、農業、自動車などさまざまな分野で活躍しています。住宅も同様に暮らしやすい住宅となるように大きく進化しており、IT技術を活用する住宅としてスマートハウスが注目されています。スマートハウスは近年日本にかぎらずアメリカでも市場拡大が起こっており、スマートハウスに重要となるHEMS(ヘムス)を日本政府は2030年までに全世帯に設置することを目指しています。スマートハウスの重要なポイントが創エネ、畜エネ、省エネの3つのエネルギーです。この3つのエネエルギーをHEMS(ヘムス)で管理する仕組みをとっているのがスマートハウスになります。それでは次の見出しでスマートハウスの特徴をご紹介していきます。 スマートハウスの特徴とは? スマートハウスのポイントは前述した創エネ、畜エネ、省エネの3つのエネルギーです。創エネは太陽光を利用して電気をつくり生活に必要な電力として自給できる仕組みです。太陽光発電でつくったエネルギーは蓄電池に蓄えることが可能で、これが畜エネです。蓄電池に電気を蓄え効率良く使うことで、電気会社から電気を買う量が少なくなり電気料金の節約になります。そしてHEMSにより電気やガスの使用量、使う時間などが見える化となり、生活に必要なエネルギーの管理ができ、それが省エネとなってCO2の削減へとつながります。スマートハウスはエネルギーの自給と電気やガスなどのエネルギーをマネージメントできる仕組みを取り入れているため、効率良くエネルギーが使えて、環境に配慮することができる住宅となっています。 スマートハウスのメリット・デメリット スマートハウスはメリットはもちろんデメリットもありますので、一つずつご紹介していきます。 メリット 【光熱費を抑えられる】太陽光発電により電気をつくり、それを普段の生活に使用することができるため、生活に必要な電気をすべて買わなければいけない従来の住宅と比べて電気料金は安くなります。また、HEMSによりエネルギーの使用率を管理できるため、無駄をなくし効率化を図りやすくなっています。【新築時は生活費の負担を軽減】スマートハウスは導入機器の費用やその施工費がかかるため従来の住宅と比べて初期費用が高くなります。しかし、初期費用を踏まえて無理のない資金計画が立てられるのなら、スマートハウスは新築後の生活費の負担を軽減することができます。ほとんどの方は住宅ローンを利用して家を購入すると思いますが、引き渡し後は毎月ローンの返済があります。返済額の負担が大きいと生活費が圧迫されますが、スマートハウスなら光熱費を抑えることができるため生活費も安く済ませることができます。【災害による停電時も安心】スマートハウスは蓄電池により電気を蓄えることができるため、災害により停電が起きても蓄えた電気を使うことで安心して普段の生活をおくることができます。ただ電気を使用するだけでなく、日中は太陽光によりエネルギーを蓄えることができますので、インフラが止まってしまう災害時の時にとても有効です。 デメリット 【初期費用が高くなる】スマートハウスは太陽光パネル、パワーコンディショナー、蓄電池、HEMSなどの設備機器と取り付けの費用がかかり、100万円を超えることも。スマートハウスを建てるには、どうしても初期費用は高くなってしまいます。地方自治体ではスマートハウスを建てる方を対象に補助金を給付する制度を設けているところもありますので、補助金を利用して少しでも費用負担を減らすことをおすすめします。【定期的にメンテナンスが必要】太陽光パネル、パワーコンディショナー、蓄電池、HEMSなどの設備機器は年数が経つことで故障や不具合、システムの更新などが必要になってきますので、定期的にメンテナンスを行わなければいけません。メンテナンスの際も費用がかかってしまいますし、これまでの生活を維持していくためには機器の交換もいずれ必要になってくるでしょう。 スマートホームやIoT住宅との違いは何? スマートハウスの他にスマートホームやIot住宅というものもあります。どれもIT技術を利用するものであるため、どこが違うか判別しにくいと思います。ここではスマートホームとIot住宅についてご紹介していきます。 Iot住宅 Iotは「Internet Of Things」の略で、さまざまな機器がインターネットでつながる、という意味があります。Iot住宅はこの技術により、インターネットにつながったいろいろな物をパソコンやスマートフォンなどの端末を使ってエアコンの温度調節、照明のON/OFF、見守りカメラの操作、などをリモートコントロールできます。また、AIにより生活パターンを学習して、住む人に合わせてエアコンの温度をコントロールしてくれたり、ガス漏れなどの異変を察知してくれたりなどの利便性と安全性も持っています。スマートホーム スマートフォンなどの端末でエアコンをコントロールしたり、見守りカメラの映像で子供の様子を伺ったり、とインターネットにつながったさまざまな機器を使ってリモートコントロールできるシステムを持った住宅をスマートホームと呼んでいます。スマートホームは上述したIot技術を活用しているため、ほとんどIot住宅と同じ意味を持ちます。スマートホームの活用は、身近なものだとスマートスピーカーやスマートフォンで操作できる照明、エアコン操作のアプリなどがそうで、導入される機器はインターネットにつなげてスマートフォンなどの端末で操作していくため、後から導入するというよりは新築時に取り入れていく方がやりやすいです。 まとめ IT技術の進歩により私たちの生活も変わっていき、住宅のシステムも技術に合わせて進化しています。CO2削減や低炭素社会が叫ばれる中、環境に配慮されたシステムを持つスマートハウスはこれからますます関心される住宅です。私たちが身近に使っているIT技術が家の中でも利用できるようになるスマートハウスという新しい住宅がこれから多くなっていくかもしれませんので、これから家を建てる方は、ぜひスマートハウスも検討してみてはいかがでしょうか。家づくりは情報収集することが大切です。いえとち本舗は無料で家づくりに役立つ資料を提供しておりますので、これから家を購入しようと考えている方はぜひご利用ください。資料請求はこちらからさらに会員登録をするとVIP会員様限定の間取り集や施工事例、最新の土地情報をお届けいたします。当社は一切押し売りを致しませんので安心してご登録ください。会員登録はこちらから