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建物・家づくり
注文住宅と建売住宅、徹底解剖!!【いえとち本舗の新築・山口・宇部・周南・山陽小野田・防府】
みなさまこんにちは!
いえとち本舗山口中央店です(^^)/
山口・防府・宇部・山陽小野田・周南で新築住宅購入をお考えのみなさま、
新築住宅を購入するなら「『注文住宅』か『建売住宅』どっちの方がいいのだろう・・・」と思ったことはありませんか??
ほとんどの方が人生で一番大きなお買い物になり、長く住まれるお家ですので、住宅選びで後悔はしたくないですよね。
そこで今回は、注文住宅と建売住宅のメリットとデメリットを踏まえながら
「注文住宅と建売住宅、徹底解剖!!」についてお伝えしたいと思います(^^)/
〇注文住宅のメリット

①自由度が高い
注文住宅は、自分好みのデザインを最初から組み立てていくものなので、自由度が高く自分のライフスタイルに合ったお家を作り上げることができます。
理想やこだわりを細部まで表現でき、「世界に一つだけのお家」を作ることができるため、
「人とかぶりたくない!」という方にはおススメです(*^-^*)
②予算を調整できる

こだわるところにはお金をかけて、こだわらない部分はコストカットできることも注文住宅の魅力です。
お家の作りやデザインを計画していくうえで、予算をオーバーしてしまう可能性はありますが、そういった場合は効率よくコストカットを行うことで予算の調整をすることができます。
〇注文住宅のデメリット
①入居まで時間がかかる

建売住宅等に比べ、相談事項が多い注文住宅は入居までの期間が長いです。
土地探しから始
めるとなると相当時間がかかると予想しておかなければなりません。
契約までの工程がやや複雑なため手間もかかってしまいます。
「早く入居したい!」と考えている方にはあまりオススメできません・・・(*_*)
②完成したお家をイメージしづらい

実際に入居するお家を見て契約できる建売住宅と違い、注文住宅は契約段階では完成品を見ることができません。
完成し、いざ入居してみると「思ってたのと違うかも・・」となってしまう可能性も否めません。
③価格が比較的高い
建売住宅よりも手間がかかる注文住宅はどうしても割高になってしまいます。
最近は質の高いローコスト住宅も増えてきましたがローコスト住宅は安かろう悪かろうの住宅を購入してしまう可能性もあります。
〇建売住宅のメリット

①価格が比較的安い
建売住宅は、建設する側が土地や部材の節約を考えて建てられていることとデザイン料がかからないケースが多いことから、価格が比較的安いです。
価格が「売れ筋の価格帯」に設定されているためあまりに高額なことはほとんどありません。
②購入手続きが簡単

売り主業者のプランで建てられたお家をその敷地と一緒に購入することになるので、売買契約時に手付金を支払って残りは住宅ローンで一括して借りるなど、資金の流れは単純です。
注文住宅と比べて時間と手間がかからないので、山口の新築住宅に「早く入居したい!」と思われている方にオススメです(^^♪
③入居したときのイメージがしやすい
建売住宅は完成前から販売しているものや完成した後も販売しているものがあります。完成前でも間取りやデザインは決定しているので完成図をみれば入居後のイメージがしやすいです。
完成している建売住宅はお家の中を見学してから購入をすることができるので、家具の配置や部屋割りなどをイメージしやすいことは大きな魅力です♪
〇建売住宅のデメリット
①画一的な建物になりがち

建売住宅は画一的な建物になりがちで隣地とそっくりな建物が並ぶ可能性もあります。
建売住宅は万人受けして売りやすいことが優先されるのであまり高級な設備やこだわった内装などは取り入れにくいでしょう(*_*;
②あまり自由が利かない
建売住宅は予め間取りや設備が決められているので、なかなか自分の思い通りにはなりません。
一部、間取りの変更やオプションの取付けができるかもしれませんが、全て自由にはできないことがデメリットと思われます( ;∀;)
〇さいごに

注文住宅と建売住宅の違いが分かっていただけたでしょうか(^^)/
どちらのメリット・デメリットがあるので山口で新築住宅を建てられるときは吟味しながら進めていきましょう♪
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屋根の種類と特徴を解説!切妻・片流れ・寄棟のどれがおすすめ?
屋根は家の外観を決めるだけでなく、私たちの暮らしにもとても影響してきます。どんなにデザインがいい家でも、屋根から雨漏りしてしまってはせっかくの新しい生活も気持ちよくできませんよね。しかし、屋根の種類もたくさんあってどれが正解かわからないかもしれません。今回はこれから家を建てる方やリフォームを考えている方に屋根の種類と特徴などをお伝えしていきます。 屋根の種類とメリット・デメリット屋根の形状にも複数の種類があります。ここでは一般的に用いられている屋根の種類の特徴についてお伝えします。 切妻屋根切妻屋根は、屋根の面が2面で構成され、屋根の頭頂部は棟があります。切妻屋根は一般的な屋根として用いられることが多く、外観や構成がシンプルで問題の少ない特徴があります。屋根構成がシンプルで材料の調整も少ないため費用を抑えられ、工事期間も比較的に短いです。屋根の施工や劣化状態によって変わりますので雨漏りが起きにくいかというと一概には言えませんが、シンプルな構成ですのでトラブルは起きにくいでしょう。また、棟が大棟のみのため、寄棟屋根と比べて棟板金が飛ばされてしまう被害は少ないかもしれません。 【メリット】工事費用・工事期間を抑えられるリフォーム費用が経済的太陽光パネルの設置面積が確保しやすい棟を換気棟にすることで屋根に溜まる湿気の対策ができる棟板金のトラブルが少ない 【デメリット】ケラバ(正面から見て三角となっている方向)側の外壁と破風板の劣化がある屋根のデザインに個性を感じない 寄棟屋根寄棟屋根も現在の住宅では一般的に採用されている屋根の形です。屋根の面が4面、棟も複数あり頭頂部が大棟、屋根面が互いに接して隅に向かって傾斜する箇所を隅棟といいます。屋根が多面となっているため、屋根に受ける雨や風、雪が分散し耐久性が高いといわれています。また、軒先全体に雨樋を設置しているので雨量が多くてもトラブルは少ないいでしょう。屋根の傾斜が下がったところで、互いの屋根が接している箇所を谷といいます。名前の通り屋根が谷のようになっているため、谷のある寄棟屋根はそこに水が流れていき雨漏りを引き起こす問題があります。 【メリット】軒の出を大きくすれば外壁の劣化を抑えられる屋根面が多いため風・雨・雪を分散させ耐久性が高い和風・洋風のどちらの家にも対応できる外観 【デメリット】棟の部材が多いため強風により飛ばされてしまうリスクがある棟の板金加工や屋根材の加工調整など手間がかかり切妻屋根よりも費用は高い谷があると雨漏りのリスクが高くなる太陽光パネルの設置面積の確保が少ない雨樋の設置量が多い 片流れ屋根片流れ屋根は、屋根面が1面のみでつくられる屋根の形です。片方の傾斜のみで構成されるシンプルでスタイリッシュなデザインとなっています。最近の住宅に採用されることが多く人気の屋根の種類といえるでしょう。片流れは屋根面を1面にすることで、居住空間を最大限広げることが可能です。太陽光パネルの設置の確保がしやすく、コストも安価に抑えやすい特徴があります。 【メリット】コストが安価太陽光パネルの設置の確保がしやすい高い位置に窓を設置できるモダンなデザインで個性的棟のトラブルが少ない 【デメリット】雨樋が受ける雨の量が多いケラバ側の外壁の劣化が早い方角を考慮して設計しないと日照に問題が起きる壁面からの雨漏りのリスクが高い棟換気の設置ができないため換気計画が必要 陸屋根陸屋根は屋根が水平になっていて、バルコニーのように平らな仕上げとなっています。一般的に鉄筋コンクリート造や鉄骨造に採用される屋根の種類で、水を染み込みやすい木造住宅には適しません。水平な屋根面は屋上スペースとしてガーデニングやバーベキューなどの活用ができ、外観もモダンな印象を与えます。屋根面は防水処理がされていて多少勾配をつけていますが、ほぼ水平ですので水の流れは良くありません。定期的なメンテナンスを行わないと劣化して雨漏りするので注意が必要です。 【メリット】モダンなデザインで洗練された印象を与える屋上スペースとして活用できる風の影響が少ない 【デメリット】防水面が劣化し適切なメンテナンスを行わないと雨漏りする落ち葉などが流れていかないため排水口にゴミが溜まりやすい屋根面が水平なため雪が落ちていかない太陽光パネルを設置するときは角度をつけて設置しなければいけない 雨漏りに注意する屋根一番大切にしなければいけないのが雨漏りしない屋根であることです。では、雨漏りしない屋根とは何かということになりますが、どの屋根も一長一短あり、必ず雨漏りしないという屋根はありません。しかし、雨漏りのリスクを避けるために注意する屋根の形はあります。雨漏りのリスクが高くなる屋根の形とは下記のことがあげられます。 軒先の出がない谷がある下屋と外壁の取り合い部(雨押え板金の箇所)の処理が甘い防水シート(ルーフィング)の施工が適切ではないコーキング処理が適切ではない 当然のことですが、水の流れが悪い屋根や水が溜まりやすい屋根は雨漏りのリスクが高くなります。最初は雨漏りがしていなくても、その分雨の影響を受けやすい状態には変わりませんので劣化が他の箇所よりも早くなります。また、屋根から雨漏りしないのは防水シートが敷かれているためで、防水シートの施工が適切でなかったり、防水シートが劣化していたりすると雨漏りが発生しますので注意しましょう。 屋根は片流れがおすすめ片流れ屋根はデザイン性の高さとコストを抑えられることから、新築住宅に人気です。外観だけでなく、片流れ屋根は優れた内観をデザインするのにも適しています。片流れ屋根は1面のみの傾斜で構成されているため、室内は高さを活かした空間をつくることができます。高い位置に窓を設けて光を取り入れたり、ロフトを設けたりすることもでき、さらに天井の高いリビングを計画することも可能です。片流れ屋根は、コストを抑えながらも室内空間をデザインする幅が広くなるのでおすすめの屋根の形です。 まとめ ここまで屋根の種類についてお伝えしてきました。屋根の形も複数あり、メリット・デメリットはそれぞれの屋根にあります。屋根で大切なことは雨漏りしないことです。雨漏りしやすい屋根の特徴は水が流れにくく、雨が溜まりやすい構造になっています。さらに雨漏りは屋根の状態にも影響しますので、メンテナンス性も考慮することをおすすめします。また、外観だけにとらわれずに、屋根の形によって室内空間も影響してくることを押さえておきましょう。ほとんどの方は家を建てるのが初めてという方ではないでしょうか。家づくりでわからないことは専門家に相談したり、資料をもらって情報収集したりすることが大切です。いえとち本舗は簡単に家づくりが分かる資料などを無料で提供しています。また、会員登録することで、数千種類の中から厳選した間取りを閲覧することができます。もし、ご興味がありましたら下記のページをご利用してみてはいかがでしょうか。資料請求はこちら会員登録はこちら
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注文住宅をもっと快適に!おすすめ設備と失敗しない選び方
自分だけの家を建てるのはとても夢が広がります。間取りやデザインなどいろいろ考えるのはワクワクして楽しいですよね。生活をもっと快適にしてくれるのが設備機器です。生活する上で欠かせない調理や入浴など、これがあれば便利なんだけどなぁ、と思う事を叶えてくれる設備機器はたくさんあります。今回の記事では、注文住宅をもっと快適にしてくれるおすすめの設備機器をご紹介します。 システムキッチンのおすすめ設備引き出し収納のキャビネット 少し前のシステムキッチンは開き戸式の収納が一般的でしたが、現在では引き出し式の収納キャビネットが主流となっています。引き出し式の収納キャビネットになった事で収納量も抜群に向上しました。引き出し式は縦空間を有効に使えますので、開き戸式ではデッドスペースとなってしまう部分も活用できて効率的に収納する事ができます。 ビルトイン食器洗い乾燥機 ビルトイン食器洗い乾燥機は、システムキッチンのキャビネットと一体になった設備機器です。食器洗い乾燥機があれば食後の後片付けも楽々、乾燥機付きの食器カゴとなっているのでキッチンスペースも広々と使えます。 今まで食器を洗う時間を別の時間にあてる事ができるため、家事の手助けにとても頼りがいのある設備となっています。 タッチレス水栓 タッチレス水栓はレバーの操作をしなくても手をかざすだけで水の吐水・止水が可能です。一般的な水栓はレバーを操作して水を出したり止めたりするため、水栓を汚してしまう心配や操作の煩わしさがありました。タッチレス水栓はレバー操作する水栓よりもこまめに水を止める事ができるので、水道代の節約にもなりおすすめです。 自動洗浄機能付きレンジフード キッチンのレンジフードは油がこびりついて掃除が大変です。掃除する時も部品を一つ一つ外さなければいけません。自動洗浄機能付きレンジフードは、ボタン一つでフィルターとファンをまるごと自動洗浄してくれる優れものです。いつもレンジフードの掃除に時間をかけていたのが、自動洗浄機能付きレンジフードを導入すれば時間の節約にもなります。 洗面室・浴室のおすすめ設備洗面室・浴室暖房乾燥機 浴室や洗面室の温度差は身体への負担がとても大きく、ヒートショックによる心筋梗塞や脳内出血、脳梗塞など大きな事故につながり問題となっています。 部屋の移動は、できるだけ温度の変化がない環境にする事が大切です。特に冬場のお風呂は室温が下がりやすく、血圧の変動が起きて血管や心臓への負担が大きくなります。温度の変化が起こらないように洗面所用の暖房や浴室暖房を導入する事が大切です。 メーカーが販売する浴室暖房乾燥機は、暖房機能の他にも乾燥機能もついているので、雨の日の室内干しにも活用できる便利な設備機器となっています。 人工大理石浴槽・ホウロウ浴槽 お風呂の浴槽は安価なものでFRP浴槽というものがあります。値段が安いことからスタンダードな浴槽ですが、水垢がついて掃除が大変なことや保温能力が見劣りしてしまいます。掃除のしやすさや保温能力を高めるには、人工大理石やホウロウを使用した浴槽を選ぶといいでしょう。 保温能力が高い浴槽は、お湯の温度が下がりにくく、何度もお湯を沸かす必要もなくなりガス代の節約になります。 止水スイッチ付きシャワー 髪や体を洗う時にシャワーが出しっぱなしでは水がもったいない。そう思う方には止水スイッチ付きシャワーがおすすめです。シャワーヘッドにボタン式のスイッチが付いていますので、ボタン一つでシャワーの吐水と止水ができます。 使うときにだけ吐水すればいいため、こまめに止水ができて水道代の節約になります。 断熱仕様ふろふたふろふたと言っても侮ってはいけません。一般的なふろふたは断熱仕様となっていませんので、浴槽に溜まるお湯の温度はどんどんと外へ逃げてしまいます。これでは、たとえ保温能力の高い浴槽を使用してもお湯の温度は逃げてしまいますので意味がありません。断熱仕様のふろふたなら暖かい熱を外に逃がさないので、温かいお湯のまま維持する事が可能です。 トイレのおすすめ設備手洗いカウンター トイレの手洗いはタンクに付いている手洗器を使うのが一般的です。しかし、タンクに付いている手洗器は、使う時に体を動かさなければいけませんし、手を洗うにも水はねしやすく壁や床を濡らしてしまう事もあります。はねた水は、そのまま放置するとカビの原因にもなります。手洗いカウンターを設ければ、手を洗う動作も簡単になりますし、水はねも起きにくいです。タオル掛けや収納キャビネットが付いているものもあるため、トイレットペーパーや掃除用具などそのまま置いてしまいやすい物も収納できてスッキリとした空間にする事ができます。 温水洗浄便座現在では一般的となった温水洗浄便座。ウォシュレットやシャワートイレなどメーカーによって製品名は様々です。節水型のものや便器のお掃除機能が付いたもの、脱臭機能、乾燥機能などグレードによって機能を選ぶ事ができます。 メーカーもそれぞれ特徴や強みとしている機能が違いますので、好みの製品を選びましょう。 タンクレストイレ従来のタンク付きトイレからタンクをなくしたのがタンクレストイレです。タンクが付いていない事で見た目がスタイリッシュでスッキリとしたデザインとなっています。トイレの空間というのは本来スペースが狭いもので圧迫感を感じやすい空間です。タンクレストイレなら空間にゆとりを生み出し、広々としたトイレ空間を演出してくれます。タンクレストイレの形状も凹凸が少なくシンプルなため掃除がしやすくなっています。 サニタリー用換気扇トイレは湿気が溜まりやすく、臭いも充満しやすい部屋となっています。空気の入れ替わりも少ないため、カビが発生しやすいのも悩みの種と言えるでしょう。カビを発生させないためには空気の入れ替えが有効的ですが、通常の部屋のように扉を開けっぱなしにして空気を循環させるなんて事はトイレではできません。このような問題には、トイレに換気扇を設ける事で解決する事ができます。換気扇により空気が循環し、カビの発生を抑止、溜まってしまう臭いも排気してくれますので、清潔で快適なトイレ空間になります。 まとめ欲しいと思った設備は見つかりましたか。設備の中には後から取り付ける事も可能な物もありますが、後からの設置費用は最初に取り付けた時よりも高くなってしまいます。必要だ、と思ったら最初のうちに導入する方が費用の節約にもなるでしょう。お金を節約する事も大切ですが、快適な生活を手に入れられるのなら、少し高い費用が掛かっても導入した方が後々後悔する事が少ないのではないでしょうか。注文住宅を建てようと計画されている方は、いろいろな資料を集める事が大切です。施工事例や住宅会社のパンフレットを見てどんな設備機器を導入しているか調べてみましょう。いえとち本舗では会員登録する事で施工事例や間取りを無料で見放題です。施工事例は実際に注文住宅を建てた方がどんな設備機器を導入したか見る事ができますので、これから注文住宅を建てる方にとってはとても参考になります。資料請求も行っていますので、ぜひご参考ください。https://smarthouse-yamaguchi.jp/contact/
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プレハブ住宅とは?メリット・デメリットや価格相場などを徹底解説!
プレハブと聞くと仮設住宅を思い浮かべるかもしれませんが、生産効率を上げた住宅として大手ハウスメーカーも採用し、一般的に普及しています。工場生産により高品質で安定していることもプレハブ住宅の見逃せない魅力です。この記事ではプレハブ住宅のメリット、デメリットと価格相場などをご紹介していきます。1 プレハブ住宅とは?2 プレハブ住宅の種類は?3 プレハブ住宅のメリットは?4 プレハブ住宅のデメリットは?5 プレハブ住宅の価格相場6 プレハブ住宅を選ぶ際のポイント7 まとめ プレハブ住宅とは? 構造躯体や壁、天井、床、設備類を工場で製造組み立てし、現場ではユニット化された部材を組むだけという手法をとっているのがプレハブ住宅です。工場であらかたの建物を組んでいくため天候に左右されることなく円滑な工事スケジュールで進めることができ、現場施工の負担も少ない特徴があります。プレハブとはプレファブケーション(Pre-fabrication)の略で、年間平均15〜20万戸のプレハブ住宅が建てられています。工場製造・生産の徹底した管理により、営業から設計、生産、施工、アフターサービスまで一貫した生産供給体制をとられています。 プレハブ住宅の種類は? 住宅の工法には木造軸組構法や木造枠組壁工法(2×4工法)など一般的な工法がありますが、プレハブ住宅にも木造や鉄骨、コンクリートなど種類があります。 木質系 木質系のプレハブ住宅は、一般的に普及している木造軸組構法や木造枠組壁工法(2×4工法)の構造とほとんど同じといえます。では、木質系プレハブ住宅と言われる所以とは何かということですが、それは工場で躯体や壁、天井、床を製造し、現場ではすでに完成された部材を組むだけという手法をとっているかということになります。主に木質系プレハブ住宅は木造枠組壁工法(2×4工法)が採用されていることが多く、その理由は壁や床、天井などがパネル式になっていて、現場ではパネルを張るだけと施工が容易になるからです。木造枠組壁工法(2×4工法)は耐震性や耐風性、防音性に優れ、品質も安定している特徴があります。 コンクリート系 プレキャストコンクリートを用いたプレハブ住宅です。プレキャストコンクリートとは、工場で製造されたコンクリート製品のことで、壁や床などのパネルを工場で製造し、現場で組み上げていく流れになります。一般的なコンクリート構造を持つ建築物は鉄筋を配筋してから型枠を設置し、生コンクリートを打設していくため、工期も長くなります。現場施工の場合は天候にも左右されてしまいますが、こういった工程を工場で行うことで、円滑なスケジュールで建物を建てていくことが可能になります。コンクリートを採用していますので、圧縮や衝撃に強く、耐火性に優れます。 鉄骨系 鉄骨の柱や梁で組む骨組み構造(ラーメン構造)を持つプレハブ住宅です。工場で躯体を組み上げ、現場は壁や床などのパネルを張って仕上げていきます。鉄骨は軽量鉄骨と重量鉄骨があり、主に住宅に使われるのは軽量鉄骨です。高層になるほど強度が必要になってくるため、耐震性などが求められる建物は重量鉄骨を採用します。 ユニット系 鉄骨フレームで組むボックス型の部材を工場で製造し、ユニット化した部材を現場で組んでいく工法がユニット系プレハブ住宅です。箱型にユニット化した部材は箱を積んでいくように建物が建てられていきますので、他のプレハブ住宅と比べてほとんどの工程を工場で済ますことができ、生産効率の高い製造手法が特徴です。 プレハブ住宅のメリットは? プレハブ住宅のメリットは工場で生産、製造することができるということがポイントになってきます。工場生産の恩恵は以下のメリットを生みます。 精度の高い部材を安定して生産施工品質が安定している工期の短縮トータルコストを抑えられている工場生産、製造ならではの高い技術を採用することができる工場生産、製造はマニュアル化した工程と徹底した機械と人による管理体制により安定した製品を供給することができます。繊細な工程は工場で済ませてしまうため、現場施工はマニュアルに従って完成された部材を組むだけと容易です。在来工法などの技術を必要とする住宅と比べて施工品質は安定し、天候での工事の遅延、中止の影響を受けにくく工期も短くなります。工場での生産、製造は建物が建てられるまで合理化され、人件費や部材費などのトータルコストを抑えることができます。 プレハブ住宅のデメリットは? メリットだけを見るとプレハブ住宅は万能に感じてしまうかもしれませんが、デメリットもあることをしっかり押さえておかなければいけません。デメリットとなるものは以下のことが挙げられます。 設計プランの自由度が低い将来的なリフォームの対応が難しい構造ユニットの腐食・損傷に注意 施工業者が制限されるユニット化された構成は、設計プランもバリエーションはあるものの自由度は低い傾向にあります。用意されたプランを組んでいく方法がとられているため、細かいところを調整していくということは難しいでしょう。細部までこだわって自分の生活スタイルに合致する建物を建てたいという方は、プレハブ住宅よりも主に現場施工で建物を建てていく自由度の高い工法の建物を採用した方がいいでしょう。また、プレハブ工法は将来的に必要になってくるリフォームの対応も難しくなります。メーカー独自の工法や部材が採用されていることが多いため対応できる業者はかぎられ、直接メーカに依頼しなければいけないケースが多いです。ユニット化されているということもリフォームでは不利に働くことがあります。間取り変更や構造材のメンテナンスは、対応が困難になる可能性もありますので、プレハブ住宅をご検討されている方は、メンテナンスについてどう対応できるか後々のことを考えて事前に聞いておきましょう。 プレハブ住宅の価格相場 住宅の価格はどの工法が採用されているか、どのハウスメーカーに依頼するかで、変わってきます。プレハブ住宅の場合は、坪単価65〜90万円が価格相場となっています。もちろん上述したとおり、工法で価格は異なり鉄骨系とユニット系、木質系は65〜80万円ほど、コンクリート系になると75〜90万円になります。不動産や建築ではよく使う「坪」という用語ですが、これは面積を表す単位で1坪約3.3㎡になります。この坪単価で計算すると、例えば30坪のプレハブ住宅の価格は1950〜2700万円が相場になってきます。坪単価の定義は曖昧なことが多いですので、あくまで目安と考えておきましょう。 プレハブ住宅を選ぶ際のポイント これから家づくりを始める方は、まずどんな建物を建てたいか決めておくことが大切です。できるだけ住んだ時のことをイメージして計画を立てていきましょう。計画を練る際は、一人で考えずに家族と一緒に話し合って意見を共有しておくことが大切です。家族みんなが住みやすい家にしていけることが理想です。プレハブ住宅は間取り変更などの可変性が低いのがデメリットです。このデメリットは、出産で家族が増えたり、両親の介護で同居が必要になったりする時に困ります。メーカーでは間取り変更などのリフォーム時の対応に対策を立てているところもありますので、打ち合わせ時にどんな解決方法があるか相談しておきましょう。 まとめ 住宅は高額ですからできるだけ後悔は避けたいものです。プレハブ住宅はトータルコストが抑えられているとはいえ、決して安いわけではありません。合理化された製造工程で、コストの割に高性能な住宅を手に入れることができるメリットはありますが、その分メンテナンス面で対応できる業者がかぎられてくるという点は考慮しなければいけません。家づくりでは経験者の声や専門の人のアドバイスを参考にしていくことが大切ですので、しっかり情報収集をして理想のマイホームを建てましょう。いえとち本舗は無料で家づくりに役立つ資料を提供しておりますので、これから家を購入しようと考えている方はぜひご利用ください。資料請求はこちらからさらに会員登録をするとVIP会員様限定の間取り集や施工事例、最新の土地情報をお届けいたします。当社は一切押し売りを致しませんので安心してご登録ください。会員登録はこちらから