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建物・家づくり
安眠できる寝室を!レイアウトを決める際のポイントの5つ【いえとち本舗の新築・山口・宇部・周南・山陽小野田・防府】
皆様こんにちは(^^)♪
山口で新築住宅を検討する際に「寝室のレイアウト」について悩んだことはありませんか?
山口で新築住宅を建てるなら、身体を休める寝室はよく考えてレイアウトすることが大事です。
どの位置にどのような形の寝室を用意するかによって、使いやすさがまるで違ってきます。
寝室を寝るためにだけ使うのか、他の用途にも使うのかによっても理想の広さや設備は異なります。
この記事では、快適に感じられる寝室の広さやつけておきたい設備、安眠できるベッドのサイズなど、さまざまな観点から過ごしやすい寝室のポイントを解説します。
あなたの寝室の一番のこだわりは何?

寝室へのこだわりは人によってもちろん違います!
・防音性、遮光性を始めとして、すっきりと片付いているなど落ち着ける空間であること
・ベッドの位置にこだわり、窓の位置との関係が重要で、目覚めた時に朝日が当たる方向が良いこと
・寝室があまり明るいと眠気がなくなるので、照明をこだわること
・寝室は洋服や布団など収納したいものがたくさんあるから収納のしやすさを重要視すること
・地震が起きても物が落ちてこないように、安全性へこだわりたいこと
・ベッドの快適さです。睡眠の質を上げること
新築を建てるときに寝室に求めるものは共通している部分はあるものの、人によって大きく異なることがわかりました。
ベッドと窓の位置関係にこだわる人もいれば、ベッドそのものにこだわる人もいます。
また、照明や空間にこだわるという人もいますし、睡眠とは直接関係のない収納にこだわる人もいました。
新築で快適な寝室を作るためには、自分にとってのこだわりがどこにあるのかをしっかりと洗い出すことが重要であるようです。
山口で新築住宅を建てて頂い方にアンケート調査をして、多くの人がこだわっていた点を参考に、チェックすべきポイントを探っていきます!
新築するなら照明にもこだわって!
安眠できる寝室の灯りとは?

新築の家に寝室を作るなら、照明についてもよく考えるようにしましょう!
シーリングライトにするかダウンライトにするかだけでも部屋の雰囲気が変わりますし、眠りやすさも大きく違ってきます。
特にダウンライトは、取り付ける位置次第では、ベッドに横になったときに光が直接目に入ってしまうことになります。
新築時は寝室の照明の設置位置を決める前に、ベッドをどの位置にどのような向きで置くかを決めておき、それに合わせて照明の設置位置を決めるようにしましょう。
寝室の照明は、部屋をどのような目的で使うかによっても必要な明るさや適した照明の形が違ってきます。
読書やパソコン操作などを寝室で行うつもりがあるのであれば、光の色や明るさを調節できるシーリングライトにして、横になったときにリモコン操作で消せるようにしておくと便利です。
横になったあと、消すときや夜中に目が覚めたときにどのような操作が必要か、どの位置にどれくらいの明るさが必要かなども考えて照明を設置することが大事です。
寝室の広さの基準は何?

寝室の広さをある程度自由に変えられるのは新築のときだけです!
ゆったりと過ごせるように、十分な広さを確保するようにしましょう。
基本的には何人用の寝室かという点が広さを決めるとき重要なポイントになりますが、最終的に広さを決めるポイントとなるのは何をどのように置くかということです。
2人用のベッドと言っても、ダブルベッドを置くときとシングルベッドを2台置いてツインベッドにするときとでは必要なスペースが大きく異なります。
寝室はただ単にベッドが収まればよいというわけではなく、ベッド周りの空間が重要な役割を果たします。
収納の扉や引き出しを開けて中身を取り出すにはどれくらいの空間が必要なのか、出入り口の扉はどの位置まで来るのか、ベッドに入るまでにどこをどのように通るのかなどを計算して、十分な空間を用意することが欠かせません。
せっかく新築するのですから、あとでこんなはずではなかったと後悔することのないように、使い方に合う寝室の広さを確保できるようにしましょう。
新築の寝室はベッド選びから!
間取りに直結する選び方のコツ

新築で夫婦の寝室を作るなら、そこに入れるベッドについても最初から考えておく必要があります。
どのサイズのベッドをどの位置にどの向きで設置するかが寝室の広さや照明の位置を決める基準になるからです。
ウォークインクローゼットや出入り口の扉とベッドが重ならないようにするためにも、ベッドのサイズに合わせて寝室を作るという手順が不可欠です。
逆に考えれば、新築で寝室を作るタイミングは、理想のベッドを購入するよいチャンスですから妥協せずにしっかり考えましょう。
夫婦2人の寝室を作るなら、ひとりずつ寝られるようにツインベッドにするか、2人一緒に寝られるベッドにするかという点から考えます。
ダブルベッドはスキンシップを取るのには適していますが、生活時間にずれがあると安眠できないという難点があります。
1人1人にするならサイズはシングルもしくはセミダブル、2人一緒に寝るならダブルもしくはクイーン、キングというサイズになります。
寝返りを打ちやすいゆったり寝られるサイズを選ぶのがポイントです。
寝室の窓は想像以上に重要!

寝室の窓の位置は想像している以上に重要ですから、新築時にはどのような形の窓をどこに設置するのかをよく考えましょう。
たとえば、ベッドのすぐ横や頭の上に窓が来ると冬場はとても寒く感じます。
東側に窓がある場合には、直接光が目に入るとまぶしいので位置をずらす必要もあります。新築前は朝日を浴びられるのが気持ちよさそうだと思っていても、実際住み始めてみたら、夏は早朝からまぶしくて寝ていられないということもありますから注意しましょう。
西側からの直射日光が入る窓も、夏場は寝室が暑くなり、冷房が効きにくくなります。安眠しやすい寝室の条件を考えると、断熱性、遮光性、防音性が重要ですから、窓の位置や形を工夫する以外にも、ペアガラスにしたり、シャッターを取り付けたりすることを考えるとよいでしょう。
夏と冬とでは太陽の角度が異なるので、夏は直射日光を防ぐことができ、冬は暖かい日光を取り込めるような位置に横に細長い窓を取り付けるのも有効です。
新築でありがちな寝室の失敗例!
活かし方はひとつではない

新築時に寝室づくりで失敗する点はある程度限られているので、どんな失敗をしやすいのかを知っておけば、使い勝手の良い寝室を作りやすくなります。
特に、間取りは作ってしまったあとからではどうしようもない部分ですから、失敗例を参考にしたい部分です。
「北側に寝室を作ってしまって寒かった」
「外を通る人や車の音がうるさい」
「窓の位置が悪くて光がまぶしく冬場は寒い」などといった失敗例の活かし方はひとつではありません。
土地や建物の大きさが十分にあり、寝室の位置や窓の位置を変えられれば良いのですが、どうしても土地の関係上、寝室を北側や通路側に置かなければならないケースや、窓の位置を変えられないケースもあります。
そのようなとき、断熱性や遮音性の高い窓にしたり、シャッターを取り付けたりするという方法も選べます。
失敗の活かし方は複数あると考えましょう!
ポイントを押さえれば快適な寝室づくりも夢ではない

寝室をどのように使いたいのか、寝室にどのような機能を持たせたいのかは人によっても違いますし、快適な寝室の条件は住む場所や家の構造によっても異なります。
自分たち家族にとって大事なこだわりは何なのか、必要なことを一つひとつ洗い出し、寝室のレイアウトを考えることが大切です。
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注文住宅を建てる前に知っておきたいこと!理想を叶える家づくり情報
注文住宅を建てよう、と思い立ったら、まず何から始めたらいいと思うでしょうか。住宅展示場に行く、住宅会社にプランを作ってもらう、などが思いつくかもしれませんが、もっと大切なのが情報収集です。理想の家を建てるためには家のことをよく知っておかなければいけません。そこで、今回は注文住宅を建てる前に知っておきたい事をご紹介していきます。 注文住宅を建てる前に家が建つまでの流れを知っておこう家が建つまでの流れとスケジュール注文住宅を建てる計画をしたら、まず家が建つまでの流れと期間について把握しておきましょう。家づくりのスケジュールは下記のように流れていきます。 スケジュール内容期間の目安①どんな家にするか情報収集どんな家にするかイメージ資金計画を立てる約1ヶ月〜3ヶ月②土地探し・土地の売買契約建築プラン・見積もり依頼施工会社の決定・建築請負契約敷地調査約3ヶ月〜10ヶ月③住宅ローンの契約工事着工約4ヶ月〜12ヶ月④工事完了〜引き渡し入居約1ヶ月〜3ヶ月このように家が建つまでの流れを知り、いつ頃から新しい家に入居したいかを決めて逆算する事で、いつから家づくりを始めればいいか知る事ができます。 注文住宅を建てる前に知っておきたいこと:資金計画編注文住宅を建てると掛かる税金の種類注文住宅を建てるといくつかの税金が掛かります。家を建てて最初の一回の支払いで済む税金や毎年支払わなければいけない税金がありますので覚えておきましょう。 消費税:家の購入費用や土地の仲介手数料に掛かる印紙税:工事請負契約書や土地売買契約書に掛かる登録免許税:家や土地の登記の際に掛かる不動産所得税:家を購入後、一回限り納税固定資産税:毎年一回の納税、家と土地の両方に掛かる都市計画税:都市計画による市街化区域内に所在する土地・建物に課税住宅ローンの基礎知識住宅ローンの種類は大きく分けると自治体などが行なっている公的融資と銀行や信用金庫が行う民間融資があります。金利タイプにも種類があり、固定金利型、変動金利型、固定金利選択型があります。当然ですが、住宅ローンはいくらでもお金を借りられるというわけではありません。融資を受けるためには、審査に通る必要があり、事前審査と本審査があります。本審査を通過する事で住宅ローンの契約を結ぶ事が可能になりますので、自分ならいくらまで借り入れが可能かなど計算する事が大切です。住宅ローンを利用する際に注意していただきたいのが、いくらまで借りる事ができるかよりも、完済する事ができるか、が重要になります。返済をしながら生活を送っていきますので、生活が苦しくなるような返済額の設定は避けましょう。 補助金を利用して建築費用の負担を減らそう注文住宅を建てる方を対象に国や地方自治体から建築費用の負担を軽減する補助金交付制度が実施されています。例えば実施されている補助金制度は下記のようなものがあります。 すまい給付金:補助金額最大50万円地域型住宅グリーン化事業:補助金額50〜140万円ネット・ゼロ・エネルギーハウス支援事業(ZEH):補助金額70万円〜補助金を受けるには申請を行う必要がありますが、基本的に申請業務は依頼する業者が主導となって行います。注文住宅は高額ですから、上記のような補助金を利用すれば費用負担も減らす事ができますので、ぜひ利用しましょう。各年度によって実施される補助金制度や交付条件は異なるため、利用する際は事前に確認が必要です。 注文住宅を建てる前に知っておきたいこと:建物編家の構造の種類注文住宅を建てる際は家の構造の種類も知っておきましょう。【家の構造の種類】木造鉄骨造(S造)鉄筋コンクリート造(RC造)鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)主に日本で多く普及している住宅は木造です。木造には2つ工法があり、在来軸組工法と2×4工法(ツーバイ工法)があります。2つの工法の違いをポイントでお伝えしますと下記になります。 在来軸組工法:柱・土台・梁などを組み合わせた骨組みで建てる日本伝統工法2×4工法:枠組み壁工法とも呼ぶ、規格化した木材を組み合わせ、耐力壁を設けた工法在来軸組工法や2×4工法はそれぞれメリット・デメリットがありますので、どちらの工法で建てるかよく検討しましょう。 家を建ててくれる会社の種類注文住宅を建ててくれる会社は複数あり、大きく分けると下記のような会社になります。 ハウスメーカー工務店建築設計事務所ハウスメーカーは全国に営業所や住宅展示場を構えて活動していて、安定した品質を全国規模で提供する住宅会社です。工務店は、地元を中心とした地域密着型の営業活動をしており、手厚いアフターサービスやレスポンスの早い対応が期待できる特徴があります。建築設計事務所は、設計を専門とした住宅会社です。設計に特化し、制限のない自由な設計が可能なため、世界に一つだけの注文住宅を建てる事ができます。このように住宅会社によってそれぞれ特徴が異なりますので、どの住宅会社が適切かよく考えて選びましょう。 注文住宅の種類注文住宅の種類を大きく分けると下記の種類があります。 規格型セミオーダー型フルオーダー型規格型の注文住宅は、決められた間取りから壁紙や設備、床の種類などを選んでいく設計となっています。間取りや窓の位置の変更はできず、設計に制限がある注文住宅となっています。セミオーダー型は、間取りや外装・内装の仕様、設備など基本となるプランがあり、そのプランを土台に自分の好みに合わせて設計ができる注文住宅です。フルオーダー型は、完全自由設計が可能な注文住宅です。一から間取りを設計し、仕様を決めていきますので、その分の時間と建築コストが掛かります。 住宅に欠かせない性能どんなに外観が素敵な家でも地震に弱い家であったり、室内が寒かったりする家では問題です。外観などのデザインも大切ですが、住宅に必要なのは快適に生活を送れる環境がある事です。暮らしやすい生活を作る住宅性能とは何かというと下記のような性能です。 耐震性能断熱・気密性能耐震性能は言葉の通り、地震に対する性能です。日本は地震大国ですから、耐震性能がしっかりと取れた家を建てる事が重要です。断熱・気密性能とは、簡単に言いますと室内温度の快適さに影響する性能です。冬は暖かく、夏は涼しい家というのは、この断熱・気密性能が高い家となっています。冷暖房効率も高くなり省エネ効果もあるので、住宅には欠かせない性能です。 まとめここまで注文住宅を建てる前に知っておきたい事についてご紹介してきました。きっと、ほとんどの方は注文住宅を建てるのは初めてかと思います。注意していただきたいのが、何も情報がないまま家づくりを進めてしまうと、後々後悔してしまう可能性があるという事です。一生に一度の買い物とも言える家づくりですから後悔がないように、今回ご紹介した事を参考にしていただけたら嬉しく思います。家づくりの最初の一歩は情報収集です。まず、住宅会社の資料請求をして、たくさん情報を集めて理想の家を建てましょう。いえとち本舗では会員登録する事で施工事例や間取りを無料で見放題です。資料請求も行っていますので、ぜひご参考ください。https://smarthouse-yamaguchi.jp/contact/
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インナーバルコニーとは?メリットや活用事例を解説
新築住宅を建てるとき、ついつい興味が湧いてくる「インナーバルコニー」。インナーバルコニーのスタイリッシュさや使い勝手の良さに、魅力を感じている人は多いでしょう。 しかし、インナーバルコニーがどういったもので、何がすぐれているのかわからない人も多いはず。「嫁が『インナーバルコニーが欲しい!』と言い出しているが、一体なんのことだ?」と不思議に思っている男性もいるかもしれません。 本記事では、インナーバルコニーのメリットやデメリット、活用事例について解説します。本記事を読めば、インナーバルコニーが必要かどうか、はっきりとわかるはずです。 インナーバルコニーとは?インナーバルコニーのメリット・デメリットインナーバルコニーの活用事例①バルコニーを”部屋”にして、最高のリラックス空間に②カフェテリアのような、フォトジェニックな空間を作るインナーバルコニーをつくるときに注意することは?まとめインナーバルコニーとは?まずは、インナーバルコニーがどういったスペースなのか解説しましょう。インナーバルコニーとは、一言で言えば、「バルコニーのうち、大部分が屋根でおおわれている場所」のことです。もっとわかりやすく言うと、「ベランダのような場所だけれど、屋根はついている」といった状態ですね。ちなみにインナーバルコニーにはちゃんとした基準があり、屋根で覆われている部分の奥行きは90cm以上でなければいけません。 インナーバルコニーは、後ほど詳しく解説するようにさまざまなメリットがあり、最近では間取りとして積極的に取り入れられるようになりました。インナーバルコニーのメリット・デメリットなんとなくお洒落なイメージが湧いてくるインナーバルコニー。具体的に、どんなメリットとデメリットがあるのか考えてみましょう。まず、メリットとしては以下のような点が挙げられます。第一に、設置する位置を工夫すれば「リビングが延長される」という点。つまりリビングとインナーバルコニーを直結させることで、実質的にリビングを広げることが可能です。さらにインナーバルコニーの部分は、光や風、外の気温を味わえます。リビングにいながらも、外の空気感が楽しめるわけですね。 また、「屋外ではあるけれど、屋根はついている」という点も大きなメリットです。最低でも90cmが屋根で覆われているということは、やはり洗濯物を干すうえでとても便利。雨の日でも、何ら問題なく洗濯物を干せます。 急な雨が降ってきても、インナーバルコニーなら基本的に安心です。できるだけ奥張ったところで干せば、横殴りな雨が降ってきても大丈夫。ほかにもイスとテーブルを置いてカフェテリア風に仕上げる、子供たちの遊び道具を置くなど、さまざまな活用方法が考えられます。 最後に、「人の目を気にしなくてもよい」といデメリットも紹介しておきましょう。インナーバルコニーは二階に作られる構造なので、基本的には外にいる人たちよりも目線は高いわけです。 一階では御近所さんや通行人の視界に入ってしまいますが、インナーバルコニーではそうではありません。インナーバルコニーでは、人の目をほとんど気にせず、プライベートな時間が楽しめるはずです。快適ながらプライバシーも守れられるのは、インナーバルコニーならではのメリットと言えるでしょう。 一方で、インナーバルコニーにはデメリットもあります。デメリットとしては、大きく分けてふたつ挙げられるでしょう。 ひとつ目は、やはり費用がかかりやすいというところ。インナーバルコニーにかかる費用は、スタンダードなバルコニーと比較して2倍前後とされています。インナーバルコニー自体は実に魅力的ですが、2倍も費用がかかるなら、設置はためらわれますよね。 無理なくインナーバルコニーを設置するなら、他の部分で費用をおさえるといった工夫も必要となるでしょう。絶対に必要な間取りではないので、配偶者からの同意を得るのも少したいへんになるかもしれません。 ふたつ目は、日当たりがよくないところ。インナーバルコニーのメリットは、やはり屋根があるところから生まれています。しかし屋根があるということは、日当たりを悪くするとも言い換えられるわけです。 日当たりを確保したい場合は、設置する場所を工夫しなければいけません。天窓を設置するといった方法も考えられますが、それだとインナーバルコニー特有の開放感は低減されてしまいます。というようにインナーバルコニーを設置するうえでは、日当たりとの付き合い方をしっかり考えておく必要があるわけです。 インナーバルコニーの活用事例というように気になるデメリットもありますが、インナーバルコニーが実に魅力的な場所であることは間違いありません。とはいえ、具体的にインナーバルコニーをどのように活用するか、ピンとこない人も多いでしょう。下記では、インナーバルコニーの活用事例について、いくつか紹介します。インナーバルコニーをより有効に、そしてスタイリッシュに活用したい場合は、ぜひ参考としてください。 ①バルコニーを”部屋”にして、最高のリラックス空間にhttps://www.instagram.com/p/BhMPn1ynmpG/?utm_source=ig_web_copy_link ひとつめは、バルコニーを部屋のように仕上げる活用。画像のように屋根下部分に家具を置けば、たいへん開放的、そしてスタイリッシュな空間が出来上がります。これに心を引かれない人は、そうそういないでしょう。 外とつながっている場所でくつろぐことは、家の中でで過ごすのと、また一味違った趣があります。リラックスやリフレッシュの場所としては、これ以上なく素晴らしいものとなるはずです。 ②カフェテリアのような、フォトジェニックな空間を作るhttps://www.instagram.com/p/B9K52YfgdDx/?utm_source=ig_web_copy_link ふたつめは、カフェテリアのようにイスとテーブルを設置するスタイル。インナーバルコニーの活用方法としては、もっともスタンダードな形ですね。ただイスとテーブル、そして少々の観葉植物を置くだけて、とてもスタイリッシュな空間に仕上がります。 カフェテリアのようなスタイルは、再現するのが実に簡単です。インナーバルコニーが手に入ったら、まずはこういったアレンジメントから試してみるとよいいでしょう。 インナーバルコニーをつくるときに注意することは?上記のような活用事例を見て、「絶対に設置したい!」という気持ちになる人もいるはずでしょう。とはいえ、インナーバルコニーを設置するときは、ふたつほど注意点があります。注意点を踏まえたうえで、ベストなインナーバルコニーを設置しましょう。 ひとつ目の注意点は、「活用方法に応じて動線を意識すること」。たとえばインナーバルコニーを「開放的な場所」として活用するなら、やはり外とのつながりを強く感じられるようにしたいところです。具体的にはリビングと連結させる、できるだけ屋根を小さくするといった工夫が考えられます。 逆にプライバシーの問題などから、「外とのつながりはさほど必要でない」という人も多いでしょう。だとすればできるだけ屋根は小さくしたほうが、よりプライベートな空間となります。また外壁を高くするなどして、できるだけ人の目が届かないようにするといった方法もあるでしょう。 ふたつ目は、「インナーバルコニーに出すものを、格納できる場所を用意しておくこと」。インナーバルコニーにいろいろと置くのは楽しいものですが、天候次第では一時的に(本当の意味での)屋内に格納しなければいけない場面もあります。よって、それだけの家具やアイテムを格納する場所を用意しておかなければいけません。まとめわかりやすく言ってしまえば「ベランダに屋根がついているだけ」なのに、インナーバルコニーの醸し出す雰囲気は、人々を魅了して止みません。「嫁が欲しいと言っていたけど、たしかに悪くなさそうだな......」と思い直した人もいるのではないでしょうか? 費用面など問題などもありますが、インナーバルコニーだけがあるだけで、普段の暮らしはグッと明るく、そしてスタイリッシュになるはずです。ぜひともインナーバルコニーを設置する方向で、検討してみてください。 いえとち本舗では、インナーバルコニーはもちろん、住まいや家づくりに関する情報とコンテンツを多数配信しています。「インナーバルコニーが欲しいけど、うまく設置する方法が思いつかない」なんて思っている人もいるでしょう。いえとち本舗なら、とっておきの解決方法が見つかるかもしれません。ぜひ一度、資料請求、および会員登録をしてみてください。 資料請求する会員登録する