ブログ/コラム
Blog/Column
建物・家づくり
失敗例から学ぶ!後悔しない家づくり【いえとち本舗の新築・山口・宇部・防府・山陽小野田・周南・下松】
こんにちは!いえとち本舗山口中央店の下村です!
現在、宇部・山陽小野田・防府・山口・周南で、家づくりを検討されているみなさん!
せっかく新築住宅を購入するなら絶対に失敗はしたくないものですよね。
そこで今回は、「失敗例から学ぶ!後悔しない家づくり」というテーマのもと、後悔しない家づくりをするためのポイントについてご紹介していきたいと思います。( ^ ^ )/
すでに出来上がっている建売、ハウスメーカーのモデルハウス通りに建てる、中古物件をリフォームする。これらは自分たちの生活が、その今ある建物に合うか合わないかで判断できれば後悔することも少ないかと思われます。
ですが、自分たちの家を自分たちでつくる場合は、予算内でどこまで希望を叶えられるか、どんな家にしていくか、時間をかけて一から考えなければなりません。
ここで後悔しない理想のお家づくりを実現していくにはどのようにしたらよいでしょうか。
■今の住まいに対する不満を考えてみる
何もない状態から新しいお家のことを考えることは誰でも難しいことです。
やはり、「今の暮らし方」から「これからはこう暮らしたい」という理想が生まれてくると思いますので、「今の住まい」と比較していく必要があります。
例えば「キッチンが使いにくい」という現実があったとします。
それを解決するために問題点を明確にします。
・単純に狭い
・作業の流れと合っておらずキッチンの構成が使いにくい
・調理器具や食器をしまっておく収納スペースが足りない
・キッチンと食卓への距離があり、無駄な動きが多くなってしまう
また「玄関に不満がある」のであれば、
・靴を収納するスペースがない
・脱ぎ履きをするスペースが狭い
・段差が高い/低い
などの弱点が浮かび上がるかもしれません。
どの問題点も、今の自分の暮らし方に合っていないからこそ解決したいと思うはずです。
これらの問題点をしっかりと把握しておくことで、新築を建てる際に快適に暮らせるように前もって解決策を考えることができると思います。
■さらなるメリットを付け足す
後悔しない家づくりをするためには、先ほどのように問題点を挙げた上で、問題点はもちろん解決し、さらに満足度を上げる仕組みをつけた方がいいです!
例えばキッチンの問題点で壁面に向いてシンクやガス台が付いているキッチンが使いにくいとすると、
☆家族との空間をつくるため対面式、またはアイランドキッチンにする
☆料理を運ぶ際の手間を極力省くためにダイニングルームとの一体感を強化する
☆収納スペースが増えるカウンター式を兼ね備えたコの字型キッチンにする
などの解消法が見えてくると思います。
料理だけができればいいという一般的なキッチンとは大きく異なり、リビングルームと一体的でありとても便利です。
まずは自分自身が思い描く暮らし方、最低限ここはクリアしたい!という問題点と、それ以上に欲しい快適さをどの部分に求めているか、考えてみてください。(=゜ω゜)ノ
ここからは、家づくりにおいてよくある失敗例についてご紹介します!
■暮らしの快適さを左右する”間取り”
間取りは実際に住む前に考えますので、住んだ時のイメージをしにくく、念入りに考えていた間取りであったとしても、実際に住んでみると少し不便だったということも少なくはありません。
では、間取りの中でもどのような部分で失敗と感じる人が多いのでしょうか。
□冷暖房の効率が悪い広いリビング
家族みんなが快適に過ごせるような広いリビングを作ろうとリビングの面積を広くしたところ、クーラーの効きが悪くなったり、暖房が床まで温かくなりにくかったりと、空調の効率が悪くなり後悔してしまうということもあります。
快適に過ごそうと思って考えた間取りであっても、デメリットをつくってしまう恐れもあるのです。
そこで、広いスペースでリビングをとりたい場合は、移動できる仕切りをつけることをオススメします!
必要に応じて仕切りを作ることで、無駄な部分を冷やそうとせず冷房の効きも効率的になると思われます。
□こんな場所に配線!?
間取りの失敗で多いのが配線の問題です。
生活をする上で、家電を多く利用する場合は、コンセントを多くしておいたほうが安全です。
必要な場所にコンセントが設けられていないと、家電を使う場所が制限されてしまいます。
ここで大事なことは、「どこでどのような家電を使うことが多いか」をイメージしておきましょう!
間取りを考える場合は、その間取りで本当にデメリットは出ないか、または、デメリットがあるとしても解決できるかを一つ一つ確認していくことがとても大事になってくると思います!そのためにも普段の自分の暮らしを振り返り、新しいお家での生活をたくさんイメージしましょう!
■昼と夜の違いが多い”土地選び”での失敗
多くの方が、昼の時間帯を中心に土地選びをすると思われますが、昼と夜では当然印象が変わってきます。
□夜になると暗い!
昼と夜で大きく印象が変わってくるのが、照明です。
昼間に見た時は明るいと感じていた場所でも、夜はとても暗かった!なんてこともあります。
土地を探す際は、昼間の様子を中心にチェックしてしまいがちですが、安全面などを考慮し、夜間の土地周辺のチェックもしっかりとしておきましょう!
□交通量が多い!
平日と休日では交通量が変わってくる地域もあります。
土地を見に来るのがいつも休日であったりすると平日の交通量などがよくわかりませんよね。
もしかすると、平日の通勤時間はとても混んでいたり、なんてことも考えられます。
道路の交通状況は平日、休日、そして朝、昼、夜でも差があるため、周辺の交通状況はどの時間帯でもチェックしておきましょう!
■”資金面”での失敗
家づくりにはさまざまな費用がかかるので、予算がオーバーしないように事前に把握しておく必要があります。
□家具の費用を考えていなかった!
家はあくまで建物であり、快適に暮らしていくためには、当然ながら家具やインテリアが必要となります。
じっくりと考えて家づくりをしたものの、新しい家にあったインテリアを購入する予算を確保していなかったという事例も少なくはありません。
せっかく理想の家を建てても、満足のいく家具をそろえることができなかったと後悔しないように、建てた後の費用のことも事前に考えておきましょう!
■失敗例から家づくりのイメージを描いてみる
ズバリ、家づくりの失敗は、住むまでのイメージと実際の住み心地とのギャップが原因だと思われます。
間取り決めや土地選びの段階からのイメージ作りをたくさんしていたとしても、やはり、住んでみると理想通りにはいかないことも多いです。
家づくりをすると考えた当初からできるだけ具体的なシチュエーションを行うことや、実際に土地へ足を運び、暮らしていくイメージを鮮明に描いてみることから始めてみましょう!
そこから失敗しない・後悔しない家づくりがスタートします!d(^^*)
山口・周南・山陽小野田・宇部・防府で新築住宅をお考えの方は
是非一度、いえとち本舗までお気軽にお問合せください!
家族全員が楽しく過ごせるお家づくりを一緒に考えていきましょう。
10月26日(土)~27日(日) 開催イベント↓
年に一度のハロウィン家まつり開催!
関連記事
-
気密性とは?重要性やメリット・デメリットを解説
高断熱・高気密の家というのをよく目にしませんでしょうか。断熱は熱を遮断するためのもので、快適な部屋にするためにとても必要な性能です。それでは、なぜ断熱と一緒に気密性が必要になるのかご存知でしょうか。快適な家にするためには断熱と一緒にこの気密性もとても大切になってきますので、ぜひどういうものか知っておきましょう。この記事は気密性のことについてご紹介します。1 気密性とは何か?2 住宅の気密性が悪いとどうなるの?3 住宅の気密性が必要な理由とは4 気密性が高い住宅に住むメリット5 気密性が高い住宅に住むデメリット6 まとめ気密性とは何か? 気密性とは家の密閉性を表すもので簡単に言ってしまうと、隙間がたくさんあるのか、それとも隙間が少ないか、ということです。隙間のある家は外からの風が入りやすくなるため安定した室温を維持しにくくなります。服に例えますと気密性が高い服というのは風が服の中にまで入ってこないということです。どんなにウールで包まれた暖かい服を着込んでいても風が服の中に入ってきてしまっては全然体は温かくなりません。それに代わって風が服の中に入ってこなければ当然体は温まってきます。家も一緒でどんなに断熱性の高い家でも隙間があると温度は変化してしまい快適な室温にはなりません。古い木造住宅を思い浮かべてください。昔の木造住宅は隙間がたくさんあり隙間風がよく入りました。冬場は隙間風が入って寒いという経験はないでしょうか。このような隙間風が入る家は気密性の低い家ですので快適性は落ちます。快適に生活していくためには外部からの影響を受けにくくするために気密性を高めることがとても重要になります。 住宅の気密性が悪いとどうなるの? 気密性が悪いということは、家に隙間が多くあり、外気が室内に入り込みやすくなります。外気が入ることで室温は安定性を失いますので、夏場や冬場の極端な熱がそのまま部屋にも反映されてしまいますので、夏は暑く、冬は寒い部屋になってしまいます。これは断熱性も関わってきますが、気密性の低さは室内の熱が外に逃げてしまいやすいため、冷暖房の効率も下がってしまいます。冷暖房効率が悪いとその分エアコンのエネルギー負担が大きくなるため電気代が高くついてしまい経済的によくありません。また、温度の変化は内外の温度差を生じ、結露の発生や体への負担も大きくなります。特に注意しておきたいのがヒートショックです。ヒートショックを起こす主な原因は温度差です。暖かい部屋から寒い部屋に移動したり、その逆の移動をしたりすると、血管の伸縮が起こり血圧は変動します。血圧が高くなったり、低くなったりすると、心筋梗塞や脳梗塞、めまい、ふらつきなどを起こす恐れがありますので、温度差は思っているよりも体への負担が大きくなります。高齢者や疾患を持っている方は特に負担が大きいですので、温度変化の少ない室内環境にすることが重要です。 住宅の気密性が必要な理由とは 快適に生活するためには、暮らしやすい室温であることが重要です。快適性は安定した室温を維持していくことですので、気密性はぜひ重視しておいて欲しい性能になります。 【結露を抑え建物の老朽化を防ぐ】 暖かい家というと断熱性を思い浮かべるかもしれませんが、断熱性が高くても気密性が低ければ、十分な性能を発揮しきれません。また、気密性が低いと結露を起こす可能性があります。断熱は室内や屋外からの熱を遮断するものですので、隙間があればそこから熱の移動が起きてしまい、そこが温度差を生じ結露を発生させてしまいます。そのため断熱性を高めた家は同時に気密性も高めることが重要ということです。特に壁内結露は要注意です。壁や窓の表面に結露が発生するのなら目に入り気がつきやすいのですが、壁の中だと結露していることに気がつくことが難しいです。そのまま放置し続けてしまうと表面に出てきたころには腐食していたり、カビで黒ずんでしまっていたりするかもしれません。構造体の腐食は建物の耐久性を低下させ老朽化を早めることになりますので、家を長持ちさせるためには気密性を高めておくことも重要です。【均一な換気ができる】 建物は室内に水蒸気や二酸化炭素、臭いが溜まりますので、ちゃんと換気して新鮮な空気を取り入れることが重要です。気密性にばらつきのある家は新鮮ではない空気が滞りますので、嫌な臭いが部屋に充満してしまい体にもよくありません。気密性が高いことが屋内の空気を流動させるわけではありませんが、全体的に気密化されていることで、均一に換気ができるため臭いが充満しなくなり、新鮮な空気を屋内に取り込むことができます。【安定した室温と省エネで電気代が節約。災害時での生活も有効】 気密性と断熱性を高めることで熱の移動が少なくなり安定した室温を維持しやすくなります。外の気温に影響されやすい家ですと、屋内の温度を調節するために冷暖房機器でコントロールしなければいけませんが、このコントロールする幅が大きいほどエネルギーの負荷が大きく省エネから遠ざかってしまいます。他にも断熱性も必要になりますが、二つの性能が組み合わさることで、冷暖房効率が良くなり、エアコンを使う電気代も節約することができます。また、一定の室温に維持しやすいということは災害時にライフラインが止まってしまった時にも有効です。高断熱・高気密の家は自然室温が高い傾向にありますので、エアコンなどの冷暖房機器が使えなくても過ごしやすい環境を確保できます。 気密性が高い住宅に住むメリット 気密性の高い住宅に住むメリットは以下のことが挙げられます。 冷暖房効率が良くなり電気代が安くなる温度差が少なくなり身体に優しい環境となる遮音性が高くなる 冷暖房効率が良くなり電気代が安くなる 気密性が高くなることで室温は安定しますので、エアコンでの室温調整も安定します。気密性が低いと快適な温度にするためにエアコンの温度を高くしたり、低くしたりと調整幅がありエネルギーの負担が大きくなります。それに代わって高気密な家は温度を調節する幅も狭くなるためエネルギー負担も小さくなり電気代が安くなります。温度差が少なくなり身体に優しい環境となる これは断熱性も必要になりますが、高気密にすることで部屋間の温度差が生じにくくなり、健康的な生活を送れる室内環境を手にすることができます。温度差は思っているよりも体への負担が大きく、前述したヒートショックを起こす恐れがありますので注意しましょう。遮音性が高くなる 気密性の高さは家の遮音性にも影響を与えます。家の前に交通量の多い道路があったり、学校の近くや通学路であったりなど、騒音を感じやすい環境の場合は気密性を高めると外からの音を遮り静かな暮らしができます。高気密の家は遮音性も高くなるため、騒音を危惧する方はぜひ検討してもらいたいです。 気密性が高い住宅に住むデメリット 気密性を高めることで生じるデメリットもありますので注意しましょう。気密性が高いということは、より隙間がなく密閉されているということのため、換気をしていないと空気や湿気がこもります。空気の循環がないと建材の化学物質が揮発したり、カビやダニ、埃などのハウスダストが舞ってしまったりするため、シックハウス症候群などの健康障害を起こす可能性があります。そのため現在の住宅は24時間換気を設けることを義務付けています。気密性の高い家は密閉され空気の流動が少なくなりますので、必ず換気されていることが重要です。また、気密性が高いことで夏場は部屋が暑くなりやすいのがデメリットです。エアコンで室温を調整する必要が出てきますので、密閉されていないという意味では通気がされている部屋と比べると冷房の負荷は大きくなります。 まとめ 気密性を高めることは快適に生活できる家を建てるために重要な性能です。気密性を高くすることで一定の室温に維持がしやすく、冷暖房効率も良くなりますので、電気代の節約にもなります。気密性は断熱性と組み合わせることが重要ですので、設計の際は気密性と一緒に断熱性を高めることも計画しましょう。家づくりは情報収集することが大切です。いえとち本舗は無料で家づくりに役立つ資料を提供しておりますので、これから家を購入しようと考えている方はぜひご利用ください。資料請求はこちらからさらに会員登録をするとVIP会員様限定の間取り集や施工事例、最新の土地情報をお届けいたします。当社は一切押し売りを致しませんので安心してご登録ください。会員登録はこちらから
-
それぞれのライフスタイルに合った間取り【いえとち本舗の新築・山口・宇部・防府・山陽小野田・周南・下松】
イエテラスの新築、いえとち本舗山口中央店の下村です。現在、宇部・山陽小野田・防府・山口・周南で新築住宅を建てたい!とお考えの方、家づくりをする際、考えることが楽しい反面、間取りのことで悩むことも多いと思われます。キッチンやリビングを広くしたい、収納を多くしたい、子供部屋を作りたい、などみなさんそれぞれの理想の家づくりの考え方があると思います。せっかく新築住宅を建てたにも関わらず、建てた後にこの間取りでは生活がしにくい、自分のライフスタイルには間取りが合っていなかったかもしれない…という状況にはなりたくないですよね。 そこで今回は、山口で家づくりをお考えのあなたにとって一番の間取りを見つけるために「それぞれのライフスタイルに合った間取り」についてお伝えします。 本日は、より良い家づくりのために必要な知識、間取りで失敗しないために押さえておきたいことなどをお伝えできたらと思います。 そもそも間取りとは? まず、そもそも間取りとは何かについて簡単にご説明させて頂きます。突然ですがみなさん、1DK、2LDKなどという語句を聞いたことがあると思います。 まずこの頭文字の数字は居室の数に当たります。例えば2DKだと、居室2つ+DK、1LDKだと居室1つ+LDKのお部屋ということになります。 この後ろに続いているアルファベットは部屋の性質、用途を表しており、それぞれR=ルームD=ダイニングL=リビングK=キッチンという意味になっております。 1Rはキッチンと居室が仕切られていない部屋で、1Kはキッチンと居室が分けられている部屋です。また、L・D・Kの3つは組み合わせて使われることがよくあります。DK=ダイニング・キッチンとなり、キッチンと食事をするスペースが一緒になっている部屋を表し、これにLが加わるとLDK=リビング・ダイニング・キッチンとなり、ダイニング・キッチンにリビングの機能が加わります。LDKではくつろげる空間が確保してあることが多いです。 簡単に用語について説明させて頂きましたが、ご理解は深まりましたでしょうか?この用語を頭の片隅に少し入れながら間取り図を見てみると、また考え方が変わってくるかもしれません。 では、用語についてお話をした上で、どのような間取りのお部屋にしたらよろしいでしょうか。様々なライフスタイルに合わせて考えてみましょう。 理想の間取り 「間取り」と一言で言ったとしても、これが一番良いという間取りはありません。みなさんそれぞれライフスタイルがありますので、誰もが使いやすいという間取りは存在しないのです。では、どのような間取りがあなたにちょうど良いかを考えていくために、まず居住人数やライフスタイル別にみてみましょう。 〇1人暮らしまず、1人暮らしの場合ですが、1人暮らしの場合、料理を作るところ、食事をするところ、寝るところが同じでも問題がない方は、1Rや1Kといった居室が1つである部屋を選択すると良いと思われます。ですが、食事をするところと寝るところはやっぱり分けたいという方は1DK、1LDKがオススメです! 〇2人暮らし2人暮らしの場合、その一緒に住む方との関係性、生活のスタイルによって、間取りの選び方もだいぶ変わってきます。例えば・お互いの生活習慣を理解しており、1人の時間がなくても大丈夫な方は、広いリビングがくつろぎの空間となる1LDK。・ダイニングキッチンの他に2つ部屋があることから、自分の生活スタイルを守ったまま2人で生活のできる2DK。など、寝室が1つでも支障がない場合は、カップルや夫婦でも1DK、1LDKが対象となりますが、お互いの仕事の都合などでライフスタイルが違う場合は、ルームシェアのように、2K以上、DK、LDKで生活空間を分けられる間取りが向いていると思われます。 〇2~4人暮らし(家族)2~4人暮らしの場合、それぞれの個室が必要か、共有のスペースをどのようにするかで間取りは大きく変わってきます。個室がほしい場合は、人数分の個室を確保し、反対に個室が必要ではなく、家族団らんのスペースを広く取りたい場合は、DK、LDKの間取りを考えてみることもオススメです! 〇4~5人暮らし(家族)4~5人暮らしの場合は、2~4人暮らしの場合と同様な部分が多いですが、やはり人数が増える分、共有のスペースは大事になってきますので、DKよりもくつろぎ空間を持てるLDKを確保することをオススメします。 これまで居住人数別に合った間取りをみてきましたが、やはり、新しいお子さんの誕生を機会に、またはお子さんと広々と新たな生活をしていきたいということで新築住宅を建てる方も多いと思われますので、奥さんが家事をしやすい間取り、子育てしやすい間取りについても見ていきましょう! 家事をしやすい間取り 実際、家を建てた後に間取りに不満がある方の中で、家事動線を意識できてないという原因が挙げられています。 家事動線とは、文字通り家事をする際に移動する経路のことです。この家事動線がしっかりと確保できていないと、料理、洗濯、掃除、子育てを同時に行う際に、何度も同じ経路を往復したり、時間が多くかかってしまう場合もあり、家事をすることが大変になってしまいます。この家事のための経路をなくす=家事の時間短縮をするために、キッチンと洗面所、ベランダをなるべく近くに設置する。さらには、キッチン、洗面所、リビングを一回りできる動線をつくると、行き止まりもなく、両方向から部屋へ移動ができるので、家事の効率をあげることができると思います。 また、キッチンが広いことに憧れがある方は多いと思われますが、実際にキッチンが広いと、動く距離が多くなるので、意外とコンパクトなキッチンの方が、一連の動作をしやすくなるということもあります。(;^_^A 子育てしやすい間取り 先ほどの家事がしやすい間取りとも関係があるのですが、やはり、家事をしながら子供の様子が見れた方が安心しますよね!特に0~6歳のお子さんがいる方は、いつでもお互いの姿が見えて、一緒に居られる空間が良いと思われます。例えば、オープンキッチンにして、食事の支度をしながらお子さんを見守ることができ、コミュニケーションをとりながらお手伝いの習慣がつくことも考えられますよね。お子さんを見守ることとコミュニケーションを自然にとることにオススメな間取りはLDKです! 効率の良い家事動線を確保しながら、子供を見守ることのできる空間を作るというのは難しいことではありますが、このようなことも視野に入れながら、間取りを見ていくことがとても重要です。 あなたにとって一番の間取りを見つけましょう 今回見てきた、家族の人数や、効率の良い家事動線、その他にも収納のことなど、間取りを決める際、考えるポイントは多くありますが、・これから先どんな暮らしをしたいのか・どのようなライフスタイルが合っているのか・何を求めているのか現在のことだけでなく、未来のことも視野に入れながらあなたのライフスタイルに合った理想の間取りを探してみてください。いえとち本舗のイエテラスは規格住宅ですが、あなたのライフスタイルに合った間取りが見つかるかもしれません。山口・周南・山陽小野田・宇部・防府で新築住宅をお考えの方は是非一度、いえとち本舗までお気軽にお問合せください!家族全員が楽しく過ごせるお家づくりを一緒に考えていきましょう。9月21日(土)~9月23日(月)イベント↓【山口市宮野】女性に大人気のアイランドキッチンを導入した完成見学会
-
老後の暮らしを豊かにするマイホームの建て方・間取り計画を解説
わたしたちの生活は歳を重ねるごとに変化していきます。子供が成長し家を出て独立する、定年になり職場を退職するなど、いままでの生活が変わると、これまで住んできた家のことを再検討する方も多くいます。老後のマイホームは、若いときの生活スタイルとは違ってきますので、老後に合わせた家づくりをしていくことが大切です。そこで、今回の記事は老後のマイホームについて押さえておきたいポイントやおすすめの間取りにいついてご紹介していきます。 ライフスタイルの変化老後にマイホームを建てるときは、ライフスタイルの変化に気づくことが大事です。ライフスタイルは若い年齢のときと老後のときで違います。過去に建てた家と同じようにしてしまうと、老後の生活では不便を感じるかもしれないので、まず老後になったときにどうライフスタイルが変化したか気づいていきましょう。 定年退職という変化 老後になってライフスタイルが変わるものの一つに定年退職があります。現役時代とは違い仕事に出かけることもなくなるため、家の中にいる時間も増えます。いままで空けていた家に長い時間過ごすことになると、いろいろと不便だなと感じることがあるかもしれません。 子供が出て行って部屋が広すぎると感じる 老後になると子供も成長し、独立して家を出て行っているかもしれません。生活する人数も減りますから、これまでよりも家が広く感じる可能性もあります。また、子供が使っていた部屋も空いてしまうため、使わない部屋ができてしまうでしょう。しかし、使わない部屋だとしても放置していると埃が溜まりますので掃除は欠かせません。部屋が余ると余計な家事も増えてしまうということになります。 加齢による足腰の低下 歳をとると若いときよりも足腰が弱くなってきます。身体能力の低下は、そのまま生活の仕方に関係してきますので、体の負担を減らす家づくりが大事になります。2階建ての家の場合、掃除や物を出すときなどに階段の上り下りがあると、体への負担が大きく、次第に二階への用事はしなくなってしまうことが考えられます。また、家の中だけでなく、買い物などの利便性も老後の生活には大きく影響してきます。なるべく移動距離が少ないことが望ましいと考えますので、利便性を求めて都市部に住みたいと思うかもしれません。 老後のマイホームの重要ポイント老後にマイホームを建てるときはライフスタイルの変化に気づくことが大切と上記でお伝えしました。では、老後のマイホームに重要としていくポイントとは具体的に何かというと下記のことが考えられます。立地条件価格建物の安全性上記のポイントがどういったものか具体的に下記にてお伝えしていきます。 立地条件 食品や日用品の買い物は生活する上でどうしても必要なことです。坂が多い地域や高台の上に家がある、スーパーが近くにないなど、買い物を歩いて利用する人はこのような環境では足腰の負担が大きく、生活に不便を感じてしまいます。また、スーパーの他に病院や銀行なども近くにあることが望ましいでしょう。生活に必要な施設が徒歩10分以内にある場所に家を建てることがおすすめです。 価格 老後に建てるマイホームの価格も重要です。住宅ローンを利用して家を建てる場合は、ローン返済をしながら生活していきます。ローンの返済が負担となって生活を苦しくさせてしまうのは避けなければいけません。生活に負担をかけない予算で家を建てることが大事です。また、老後に建てるマイホームを将来どうするかによっても家の予算は変わります。子供に引き継いでもらうのか、売却するのかなど、自分が亡くなった後の家の対応についても考えて計画を立てましょう。 建物の安全性 建物の安全性とは、家の構造のことだけではありません。家の中で生活する安全性や外部から守る防犯性も確保していくことが大切です。下記は考えられる建物の安全性ですので、よくチェックしておきましょう。 地震などの災害から守る家の中で安全に暮らせる(バリアフリー)不審者から守る防犯性の確保安心して生活するには上記の安全性が確保されている建物を建てることが大事です。 老後の暮らしに合う間取り老後のマイホームは、生活スタイルの変化や加齢による体の動作の変化を考慮しなければいけません。老後の家づくりはバリアフリーが考えられている間取りにすることをおすすめします。ここでは、老後の暮らしに合う間取りについて解説していきたいと思います。 バリアフリー 老後の暮らしに合う間取りとは、どういう間取りか下記にまとめましたのでご覧ください。 床の段差をなくす手すりを設置する滑りにくい床材を使う住宅用エレベーターを設置する自動開閉できるシャッターを使う階段や廊下をなくす家の広さを最低限にする生活動線・家事動線を考える老後になると加齢で足腰が弱くなり体の動作も鈍くなるため、無意識に足を引きずって歩行していることがあります。床にほんの数センチでも段差があると、足をつまずかせて転倒してしまう恐れがありますので、床はフラットにして段差をなくしておくことが望ましいです。階段の上り下りも同様で、加齢になるとこの動作が負担になり階段を使わなくなる可能性があります。老後のマイホームは二階のない平屋を採用するのも一つの方法でしょう。また、二階建ての家にする場合は、上下階の往復が楽になるようにホームエレベーターを設置してあげると体への負担を軽減することができます。 手すりの位置 老後の暮らしに関わらず、現在の住宅に手すりは欠かせない建材です。手すりがあると便利な場所をまとめましたので下記をご覧ください。【玄関】 上がり框から玄関扉までに横手すりの設置靴脱ぎ場(上がり框のところ)と廊下の段差の直線状に縦手すりの設置【廊下】 廊下の歩行用に横手すりの設置【階段】 階段を上り下りするための補助用に設置階段の上がり始めと上がり切った場所に縦手すりの設置【トイレ】 便器横(便座の座り・立ち動作を補助する用)にL型手すりの設置【浴室】 浴室入り口に縦手すりの設置洗い場方向に横手すりの設置浴槽手前に縦手すりの設置浴槽横に横手すりの設置洗面所入り口に縦手すりの設置あくまでも手すりの高さや長さは目安で、人によって使用感覚は違います。 手すりを設置するときは、専門業者の方と現地で打ち合わせを行い決めていきましょう。手すりを取り付ける位置に当てがい調整して決めていくことをおすすめします。 ヒートショック・健康を意識した家づくり高齢者の方に問題となっているのがヒートショックです。ヒートショックとは温度差が原因して血圧の変化や脈拍の変動が起こり、脳梗塞や脳溢血、心筋梗塞などの疾患を引き起こすことです。ヒートショックが起こりやすい場所とは、浴室や脱衣所、トイレがあげられます。入浴時の暖かい場所から寒い脱衣場への移動など温度の変化は体への負担が大きくなります。また、トイレの場合は、便座から立ち上がるときなど力をかける動作は血圧が上がります。ヒートショックの危険から守るためには、家の断熱性能をあげることが重要になります。ZEH住宅や長期優良住宅など高断熱・高気密の家にするといいでしょう。 まとめ ここまで老後のマイホームにおすすめの建て方についてお伝えしてきました。老後の家は若いときとは違って、ライフスタイルや体への負担が変わります。いままでおくっていた生活との違いに気づき、老後の暮らしに合う家づくりを行いましょう。いえとち本舗は会員登録すると厳選した間取りをまとめた資料を無料でご覧にいただけます。もし、家の間取りに悩んでいると感じていましたら、ぜひご参考にください。会員登録はこちら