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建物・家づくり
失敗例から学ぶ!後悔しない家づくり【いえとち本舗の新築・山口・宇部・防府・山陽小野田・周南・下松】
こんにちは!いえとち本舗山口中央店の下村です!
現在、宇部・山陽小野田・防府・山口・周南で、家づくりを検討されているみなさん!
せっかく新築住宅を購入するなら絶対に失敗はしたくないものですよね。
そこで今回は、「失敗例から学ぶ!後悔しない家づくり」というテーマのもと、後悔しない家づくりをするためのポイントについてご紹介していきたいと思います。( ^ ^ )/

すでに出来上がっている建売、ハウスメーカーのモデルハウス通りに建てる、中古物件をリフォームする。これらは自分たちの生活が、その今ある建物に合うか合わないかで判断できれば後悔することも少ないかと思われます。
ですが、自分たちの家を自分たちでつくる場合は、予算内でどこまで希望を叶えられるか、どんな家にしていくか、時間をかけて一から考えなければなりません。
ここで後悔しない理想のお家づくりを実現していくにはどのようにしたらよいでしょうか。

■今の住まいに対する不満を考えてみる
何もない状態から新しいお家のことを考えることは誰でも難しいことです。
やはり、「今の暮らし方」から「これからはこう暮らしたい」という理想が生まれてくると思いますので、「今の住まい」と比較していく必要があります。
例えば「キッチンが使いにくい」という現実があったとします。
それを解決するために問題点を明確にします。
・単純に狭い
・作業の流れと合っておらずキッチンの構成が使いにくい
・調理器具や食器をしまっておく収納スペースが足りない
・キッチンと食卓への距離があり、無駄な動きが多くなってしまう
また「玄関に不満がある」のであれば、
・靴を収納するスペースがない
・脱ぎ履きをするスペースが狭い
・段差が高い/低い
などの弱点が浮かび上がるかもしれません。
どの問題点も、今の自分の暮らし方に合っていないからこそ解決したいと思うはずです。
これらの問題点をしっかりと把握しておくことで、新築を建てる際に快適に暮らせるように前もって解決策を考えることができると思います。

■さらなるメリットを付け足す
後悔しない家づくりをするためには、先ほどのように問題点を挙げた上で、問題点はもちろん解決し、さらに満足度を上げる仕組みをつけた方がいいです!
例えばキッチンの問題点で壁面に向いてシンクやガス台が付いているキッチンが使いにくいとすると、
☆家族との空間をつくるため対面式、またはアイランドキッチンにする
☆料理を運ぶ際の手間を極力省くためにダイニングルームとの一体感を強化する
☆収納スペースが増えるカウンター式を兼ね備えたコの字型キッチンにする
などの解消法が見えてくると思います。
料理だけができればいいという一般的なキッチンとは大きく異なり、リビングルームと一体的でありとても便利です。
まずは自分自身が思い描く暮らし方、最低限ここはクリアしたい!という問題点と、それ以上に欲しい快適さをどの部分に求めているか、考えてみてください。(=゜ω゜)ノ
ここからは、家づくりにおいてよくある失敗例についてご紹介します!

■暮らしの快適さを左右する”間取り”
間取りは実際に住む前に考えますので、住んだ時のイメージをしにくく、念入りに考えていた間取りであったとしても、実際に住んでみると少し不便だったということも少なくはありません。
では、間取りの中でもどのような部分で失敗と感じる人が多いのでしょうか。
□冷暖房の効率が悪い広いリビング
家族みんなが快適に過ごせるような広いリビングを作ろうとリビングの面積を広くしたところ、クーラーの効きが悪くなったり、暖房が床まで温かくなりにくかったりと、空調の効率が悪くなり後悔してしまうということもあります。
快適に過ごそうと思って考えた間取りであっても、デメリットをつくってしまう恐れもあるのです。
そこで、広いスペースでリビングをとりたい場合は、移動できる仕切りをつけることをオススメします!
必要に応じて仕切りを作ることで、無駄な部分を冷やそうとせず冷房の効きも効率的になると思われます。
□こんな場所に配線!?
間取りの失敗で多いのが配線の問題です。
生活をする上で、家電を多く利用する場合は、コンセントを多くしておいたほうが安全です。
必要な場所にコンセントが設けられていないと、家電を使う場所が制限されてしまいます。
ここで大事なことは、「どこでどのような家電を使うことが多いか」をイメージしておきましょう!
間取りを考える場合は、その間取りで本当にデメリットは出ないか、または、デメリットがあるとしても解決できるかを一つ一つ確認していくことがとても大事になってくると思います!そのためにも普段の自分の暮らしを振り返り、新しいお家での生活をたくさんイメージしましょう!

■昼と夜の違いが多い”土地選び”での失敗
多くの方が、昼の時間帯を中心に土地選びをすると思われますが、昼と夜では当然印象が変わってきます。
□夜になると暗い!
昼と夜で大きく印象が変わってくるのが、照明です。
昼間に見た時は明るいと感じていた場所でも、夜はとても暗かった!なんてこともあります。
土地を探す際は、昼間の様子を中心にチェックしてしまいがちですが、安全面などを考慮し、夜間の土地周辺のチェックもしっかりとしておきましょう!
□交通量が多い!
平日と休日では交通量が変わってくる地域もあります。
土地を見に来るのがいつも休日であったりすると平日の交通量などがよくわかりませんよね。
もしかすると、平日の通勤時間はとても混んでいたり、なんてことも考えられます。
道路の交通状況は平日、休日、そして朝、昼、夜でも差があるため、周辺の交通状況はどの時間帯でもチェックしておきましょう!

■”資金面”での失敗
家づくりにはさまざまな費用がかかるので、予算がオーバーしないように事前に把握しておく必要があります。
□家具の費用を考えていなかった!
家はあくまで建物であり、快適に暮らしていくためには、当然ながら家具やインテリアが必要となります。
じっくりと考えて家づくりをしたものの、新しい家にあったインテリアを購入する予算を確保していなかったという事例も少なくはありません。
せっかく理想の家を建てても、満足のいく家具をそろえることができなかったと後悔しないように、建てた後の費用のことも事前に考えておきましょう!

■失敗例から家づくりのイメージを描いてみる
ズバリ、家づくりの失敗は、住むまでのイメージと実際の住み心地とのギャップが原因だと思われます。
間取り決めや土地選びの段階からのイメージ作りをたくさんしていたとしても、やはり、住んでみると理想通りにはいかないことも多いです。
家づくりをすると考えた当初からできるだけ具体的なシチュエーションを行うことや、実際に土地へ足を運び、暮らしていくイメージを鮮明に描いてみることから始めてみましょう!
そこから失敗しない・後悔しない家づくりがスタートします!d(^^*)
山口・周南・山陽小野田・宇部・防府で新築住宅をお考えの方は
是非一度、いえとち本舗までお気軽にお問合せください!
家族全員が楽しく過ごせるお家づくりを一緒に考えていきましょう。
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理想とする家づくりをするためには、どんな家を建てていきたいかしっかりイメージを持つことが大切です。家のスタイルはさまざまあり、好みも人それぞれ。これから家の購入を検討されている方はどんな家があるのかしっかりチェックしておきましょう。この記事ではかっこいい家とはどんな家か、デザインや設計のポイントなどをご紹介していきます。1 かっこいい家とは2 かっこいい家の「外観デザイン」3 かっこいい家の「内装デザイン」4 かっこいい家の「間取り」5 かっこいい家の「内装設備」6 かっこいい家のアイデア実例7 かっこいい家を建てるには?8 まとめ かっこいい家とは 「かっこいい家」とはどんな家か、少し抽象的でイメージがつきにくいかもしれません。家のスタイルには「かっこいい家」の他にも「おしゃれな家」「かわいい家」などがあり、「かっこいい家」とは、スタイリッシュ、モダン、シンプルなデザイン、明度を抑えたカラー、などの要素を含んだ家が該当します。わかりやすいのがガレージハウスです。ガレージハウスはシンプルで直線的なキューブ型の外観が特徴的です。「かっこいい家」と対極にあるのが「かわいい家」ですが、こちらは「かっこいい家」とは違って曲線的で明るい色が使われている傾向にあります。「かっこいい家」というのは、ガレージハウスの他にもさまざまなスタイルがあり、具体的なことを突き詰めていくと個人の好みでデザインは変わっていきますが、どのスタイルもコンセプトが統一されており、かっこよさを重視してデザインがされています。 かっこいい家の「外観デザイン」 「かっこいい家」の外観は直線的なデザインという印象があります。近年ではキューブ型の住宅も多くなり、そのシンプルな外観からモダンでスタイリッシュさを感じさせます。また、ガルバリウム鋼板の外壁は、金属の洗練されたデザインにより外観にシャープさを与えてくれるため、「かっこいい家」の外壁材として採用されています。ガレージハウスのように「男らしさ」をキャッチコピーにしている家は素材や間取り、外観もかっこよさを重視し、使用されるカラーもモノトーンや原色など、明度を抑えた色が採用されています。「かっこいい家」は無駄なものは削りシンプルさを重視し、重厚感を出さないデザインが特徴的です。 かっこいい家の「内装デザイン」 「かっこいい家」の内装も外観と同様にスタイリッシュ、モダン、シンプルなデザイン、明度を抑えたカラーなどの要素をデザインに取り入れています。「かっこいい家」の特徴にある無駄なものを削るという要素には清潔さがあり、きれいに整理された空間とオープン階段の開放感、アイアンやスチールの手すりによるシャープさなどが、かっこいい室内空間を演出してくれます。「かっこいい家」の内装は素材感が重視されており、どの内装材もそれだけで存在感を与え、家具は家のテイストに合ったものを配置しています。内装のカラーは明るさを出すためにホワイトを採用する場合もあり、モノトーンの色を使うにしても天井高を通常よりも上げたり、開口を大きくして採光を取り入れたりするなど閉塞感がでないように配慮されています。 かっこいい家の「間取り」 「かっこいい家」は家事動線がしっかり計画されており、無駄のない合理的な間取りが特徴的です。ライフスタイルにも合っているため利便性が高く生活に抱えるストレスも少なくすむでしょう。基本的な間取りの計画は家を建てる土地の特徴をしっかり把握していることが大切です。北側や南側など土地の方角によって間取りは変わってくるため、各方角の特徴は押さえておきましょう。一般的には採光が取れるのは東側と南側です。採光を取り入れることにより明るく開放的な空間を作ることができるため、東側や南側には家族が集まるリビングを配置されることが多いです。間取り計画ではプライバシーの確保も大切ですので、窓の配置や大きさには注意しましょう。 かっこいい家の「内装設備」 「かっこいい家」はライフスタイルに合った設計がされているため、趣味空間としても充実させています。バスルームには音楽を聴くことができるスピーカーや浴室テレビを設置したり、ワークスペースとして書斎や映画鑑賞を楽しめるホームシアターなどを間取りに取り入れていたりします。照明も大切な要素で「かっこいい家」はうまく照明の光を使って外観や室内を魅力的に演出しています。また、「かっこいい家」は整理されたイメージがあるため、洗い物など生活感をなるべく目立たせない工夫も必要です。キッチンには食器洗い乾燥機を設ければ、シンクに洗い物がたまらずきれいな状態を保つことができ、急な来客があっても見られる心配がありません。また、衣類や生活用品、食品なども効率良く収納するためにパントリーやウォークインクローゼットを間取りに配置すると家事動線が良くなります。 かっこいい家のアイデア実例 これから家の購入を検討されている方は、どんな家を建てていくかイメージを膨らませるために実例を参考することをおすすめします。ここでは「かっこいい家」の実例をご紹介していきます。 事例1:ガルバリウム鋼板の外壁材でスタイリッシュな外観にガルバリウム鋼板のサイディングを採用し、縦張りの外壁と縦長の窓を設けることでラインが際立ち非常にスタイリッシュな仕上がりになっています。また、このシャープさと合わさって建物のコーナー部分には大きめの開口を設けているため、ブラックという重めの色を使っていても建物自体に重厚感を感じさせません。全体的に直線的な外観はシンプルでありながらも洗練された印象があります。事例2:ブラックと木を融合させた外観こちらはブラックの外壁材に木を融合させた外観を持つ住宅です。こちらも直線的でシンプルな形状をしておりますが、アクセントとして木の柄を外観に採用しています。木のあたたかみを取り入れることで、シャープな印象を少し和らげメリハリのある外観を演出しています。事例3:清潔感のある開放的な空間こちらは内装の実例ですが、「かっこいい家」の内装は物が少なく清潔感のある空間であることが大切です。吹き抜けを採用した間取りと壁で遮らないオープン階段、格子を取り付けることで空間を分断せず一体感を生み出しています。配置する家具や照明も比較的シンプルなデザインを採用しており、空間に洗練さを感じさせてくれます。 かっこいい家を建てるには? 家を建てる会社は「ハウスメーカー」と「工務店」「設計事務所」があります。各会社は特徴が異なりますので、自分に合った会社に依頼しましょう。以下に各会社の特徴をお伝えします。【ハウスメーカー】 ハウスメーカーは営業エリアを全国展開しており、コンセプトが異なる複数のプランを商品ラインナップとして提供しています。全国展開しているため保証の充実と施工やメンテナンスのマニュアル化など効率化を図り、品質のばらつきを抑え安定したサービスを受けることができます。【工務店】工務店の定義はありませんが、一般的に地域密着で営業活動する住宅会社が工務店とされています。地域密着で活動しているため地域の特性を把握し、事務所から近いエリアを対象としていますので緊急な時の対応も可能です。レスポンスがいいためアフターサービスも手厚く受けることが期待できます。【設計事務所】設計事務所は建築士が事務所を開く設計に特化した住宅会社です。基本的に設計の制限を受けず完全注文住宅を建てることができ、低予算でもその範囲の中で優れたデザインの家を建てることができます。「かっこいい家」を建てるには、コンセプトに合った家を建ててくれる住宅会社を選ぶことが大切です。極端ですが北欧風やカントリーハウスのようにかわいさを重視する住宅会社に「かっこいい家」を依頼するのは適切とは言えません。「かっこいい家」の特徴であるスタイリッシュさを得意とする住宅会社に依頼しましょう。家とち本舗のイエテラスはスタイリッシュなキューブ型を採用したデザインです。無駄がなく洗練された外観と暮らしやすい機能性を持たせた住宅ですので、「かっこいい家」を求めている方におすすめです。イエテラスの詳しいことはこちらの下記のリンクをご覧ください。イエテラスのコンセプト まとめ 「かっこいい家」は直線的で洗練されたデザインを持つ住宅です。「かっこよさ」は人によって捉え方が異なりますので、これから家を建てる方はどんなイメージを持っているか、具体的に伝えられることが大切です。イメージの食い違いが起きないように施工事例の写真やイラスト、雑誌など視覚的に伝わる方法も使って設計士の方に建てたい家のイメージを伝えましょう。家づくりは情報収集することが大切です。いえとち本舗は無料で家づくりに役立つ資料を提供しておりますので、これから家を購入しようと考えている方はぜひご利用ください。資料請求はこちらからさらに会員登録をするとVIP会員様限定の間取り集や施工事例、最新の土地情報をお届けいたします。当社は一切押し売りを致しませんので安心してご登録ください。会員登録はこちらから
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ペットと暮らすお家の間取りや工夫【いえとち本舗の新築・山口・宇部・防府・山陽小野田・周南・下松】
イエテラスの新築、いえとち本舗山口中央店の永井です! 現在、山口で新築を考えられている方でペットと一緒に住まわれている、またはこれからペットを飼いたいと考えられている方はいらっしゃいますでしょうか?新築を建てる、となったときにペットのことを考えずに設計してしまうとペットが過ごしづらくなったり病気や最悪の場合死に至ることもあります。 そのようなことを防げたら良いなという想いから、本日は「ペットと暮らすお家の間取りや工夫」についてお伝えしていきたいと思います。今回お伝えしていく「ペットと暮らすお家の間取りや工夫」の中での「ペット」は代表的なペットである「犬・猫」とします。工夫を①ペットが過ごしやすい階段②日常に潜む危険からペットを守る③ペットを考えたプライバシー空間に分けてお伝えしていきます(^^♪ ペットは家族の一員です。新しく山口でお家を建てるときはペットの気持ちを考えた「ペットと暮らすお家」についてしっかり検討したいものです。小さなかわいい家族の一員も一緒に快適に暮らせるお家とはどのようなものなのでしょうか。住む人にとっては望ましいものも、ペットにとって心地よくない・危険だ。ということがあります。人間とペットの違いをご説明したうえでお互いに気持ちよく生活するためのお家づくりについてお伝えしますので、よりよい「ペットと暮らす快適なお家」作りにお役立てください♪ ペットと暮らすお家の間取りと工夫 ペットと一緒に快適な生活をするための新築のお家の間取りはどう工夫したら良いのか、愛犬・愛猫のために最善を考えて頭を悩ませている家族も多いでしょう。人間ならば靴下を履いたりスリッパを履いたりして足の裏を保護することができますが、ペットはそうはいきません。特に足の裏の肉乳はとてもデリケートです。人間とは違った体のペットだからこその問題を考える必要があるといえます(^^)/ ①ペットが過ごしやすい階段ペットの身体に負担をかけないためにも、一緒に生活する新築住宅では、階段を穏やかに設置すると良いでしょう。そうすることで、ペットたちの柔らかい肉球にも負担がかかりにくく、飛び降りてしまった時の足腰への衝撃も最小限に抑えることができます。段差を穏やかに設置することで段数が増えることが懸念されるかもしれませんが、段差を穏やかに作ることは人間にとっても大きなメリットがあります。例えば、妊娠中であったり高齢になって足腰が思うように動かなくなったときに緩やかな階段のほうが上り下りがしやすく、より安全になります。 また、ペットが滑って怪我をしないようにツルツルのフローリングは避けましょう。一般的なフローリングでは滑りやすくなっているので、ある程度グリップ感がある床面にするか、コルク材を使用したりして滑り止めを心がけましょう。特にメインとなるペットの生活スペースは気を配ることが大切ですね。 ②日常に潜む危険からペットを守る新築住宅でペットと共に生活をしていると、様々な危険が想定できます。料理をしていたらキッチンにペットが入ってきてしまう、玄関を開けるとペットが飛び出してしまう、などいくらでも危険の可能性を考えることができます。日常生活では、どうしたらペットが危険なキッチンに入ってこないかや、どうしたらペットが玄関から飛び出さないかなどを、家族みんなで目を離すことなく、また部屋にも工夫をするべきだといえます。 玄関やキッチンなど「飛び出すのが危険」「危険な食材がある」「刃物や火器があるから危険」といった場合に、すぐにでもできる工夫としては、玄関やキッチンに「ペットフェンス」を設置することです。ペットフェンスを設置することで、そこが出入り禁止であることをわかるようにします。 また、見落としがちで危険な場所してあげられるのが浴室です。浴室にお湯が張ってあるときにペットが誤って落ちてしまい溺死してしまったというケースが報告されています。まだシャンプーやボディーソープを誤飲してしまい動物病院に搬送されるケースも少なくありません。 そのため、一緒に住まわれる家族は浴室のドアを閉めることを徹底するようにしましょう。もしも洗濯のために残り湯をためているのであれば、浴槽の蓋も忘れずにしましょう。家族みんなが気を付けることでペットを浴槽の危険から守ることができます。 また、バルコニーやベランダの隙間からペットが落ちてしまう事故も予想されます。小さな隙間であってもペットはするりと抜けてしまいます。なので隙間があるのならそのままにせず、パネル式のベランダ用目隠しや転落防止ネットなどで対策をしましょう。 「後付けするパネルやネットって、お家のデザイン性を損なうのでは?」と思われるかもしれませんが、最近の転落防止グッズはスタイリッシュなシルエットや豊富なカラーバリエーションがありますので、設置する場所のイメージや使用する用途によってお好みでカスタムすることができます。費用も大工事をするよりは安価で取り付けることができますし、取り外しが可能なところが魅力的です。小さな隙間をすり抜けてしまうペット以外にも、すべてに好奇心を持つ赤ちゃんの転落防止にもつながります。小さな工夫をすることで大きな事故を防ぐことができます。 ③ペットを考えたプライバシー空間人間と同じで、ペットにもブライバシー空間が必要です。人間と共に生活をしているペットたちは基本的に人間が好きですが、排泄するときやおびえているときはひとりになりたいと思う動物が多いそうです。 そのための工夫として挙げられるのが、ペットの動線を人間の動線から少しずらすことです。考えられる限りのアクシデントを防ぐためには「ペット専用のスペース」を作ってあげることが大切です。 具体例としては、エサの置き場やトイレを人間の動線から少しずらすことで「ここは安全な場所なんだ」と安心して食事や排泄を行うことができることが挙げられます。人が通るところにおいてしまうと足でけってしまったり怪我を負ってしまったりするので、壁際に置くことがポイントです。 さいごにペットと一緒に暮らす家族のお家は、飼っている動物の種類によって気を付けなければならないことが違ってきます。ペットが安心・安全に過ごすことはもちろんのこと、その中でいかに家族も楽しく過ごすことができるかも考えていきたいところです。 山口・周南・山陽小野田・宇部・防府で新築住宅をお考えの方は是非一度、いえとち本舗まで。ペットを飼われている方もお気軽にお問い合わせください。ペットを含めた家族全員が楽しく過ごせるお家づくりを一緒に考えていきましょう。最後までご覧いただきまして、ありがとうございました(^^♪ 8月31日(土)~9月1日(日)イベント↓暮らしを照らす『ちょうどいい』住まい相談会
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新築住宅を明るくおしゃれな空間に!照明の種類と配置計画のポイント
家の照明は、私たちが暮らす生活空間に安らぎと快適さを与える重要な役割を持っています。数ある照明器具の中からお部屋にぴったりなものを選ぶというのもなかなか難しいもの。 そこで、今回は空間をすてきに演出してくれる照明器具の種類や配置の仕方を詳しくご紹介していきたいと思います。この記事であなたが理想とするお部屋づくりのお力になれれば嬉しく思います。 照明器具の種類と特徴 照明器具はたくさんの種類がメーカーから販売されています。部屋にぴったりの照明器具を選ぶためにも、各照明器具の特徴や用途を押さえておきましょう。ここでは、下記の室内で使われる代表的な照明をご紹介していきます。 シーリングライトペンダントライトダウンライトスポットライトブラケットライト シーリングライト シーリングライトは、天井に直接取り付けるタイプの照明です。住宅に多く普及し、最も一般的な照明となっています。 金額は安価なものから高品質で高価な照明も揃えられています。洋室の他に和室にも合う和風デザインのシーリングライトがあり、選択の幅が広い照明器具です。シーリングライトは、部屋の畳数表示がされているので、部屋の広さに適した照明器具を選びやすい特徴があります。 ペンダントライトペンダントライトは、天井からワイヤーやコードなどで吊り下げたタイプの照明器具です。主にダイニング(食卓)などに採用され、光を下方向に照らします。 照明器具を吊り下げる高さを調整することで明るさや照らし方を変えることができます。ペンダントライトとは別にレール状の配線ダクトを取り付ければ、照明器具を横並びに複数設置することができます。照らしたい範囲に合わせて2台設置したり、3台設置したりするなど光の演出の幅が広い照明器具です。 ダウンライト ダウンライトは、天井に埋め込んで設置するタイプの照明です。照明器具自体が天井からでっぱらないので、すっきりとした見た目の空間デザインを演出することができます。 シーリングライトのように一台で部屋を照らすのとは違い、ダウンライト一台の明るさは低いため複数設置する必要があります。ダウンライトは光の陰影をつくる空間演出が特徴的です。 スポットライトスポットライトは対象物を照らして強調させたいときに有効な照明器具です。主に部分照明としてスポットライトは採用され、光の角度や向きを調節して照らし方を変えることができます。 レール状の配線ダクトを取り付ければ複数のスポットライトを設置することが可能で、空間演出の幅も広がります。スタイリッシュに光を表現したい場合に効果を発揮してくれる照明器具です。 ブラケットライト ブラケットは壁面に取り付けるタイプの照明です。屋外用と室内用のブラケットライトがあり、デザインも豊富にあります。 天井面に取り付けしにくい階段や吹き抜けなどへの部分照明としてブラケットライトは採用されます。リビングや寝室などアクセントとして使うこともできます。 照明器具の選び方と配置方法 照明器具は種類によって光の見せ方が違い、空間の演出の仕方が変わります。光の当たり方など、照明器具の特性を知ってそれぞれの部屋にあった照明器具を選んでいきましょう。では、下記にて照明器具別に選び方や配置方法をお伝えしていきます。 シーリングライト シーリングライトは、部屋全体を均等に照らす照明器具です。シーリングライトを配置する方法は、部屋の広さにあった器具を選び、部屋の中央に器具を設置するのが一般的となっています。 ただし、一室に一灯の照明だけだと、単一の光のため単調でつまらないと感じる場合もあります。空間の雰囲気を変えたいという場合は、シーリングライトを主照明として、空間を演出するために補助照明のダウンライトやブラケット、スタンドライトなどを組み合わせてみるといいでしょう。 【照明の組み合わせ方】シーリングライト+ダウンライトシーリングライト+ブラケット+スタンドライト LEDシーリングライトは適用畳数の表示基準が一般社団法人日本照明工業会により記載されています。下記の表は「一般社団法人日本工業会ガイドA121 : 2014 住宅カタログにおける適用畳数表示基準」です。 【LEDシーリングライトの適用畳数の表示基準】<出典:一般社団法人日本工業会ガイドA121 : 2014 住宅カタログにおける適用畳数表示基準> 一般社団法人日本工業会 ペンダントライト ペンダントライトは、光が直下にくるため、電球のワット数や灯数に注意することが大切です。ペンダントライトを主照明にする場合は、部屋の広さに合った照明器具を選ぶ必要があります。 ダイニングにペンダントライトを取り付ける場合は、テーブルのサイズによって灯数が違いますので注意しましょう。下記はテーブルサイズによる照明器具の灯数の目安です。 【大型ペンダントライト(100形電球相当)の場合】800×1200〜1400mm:1灯800×1800〜2000mm:2灯φ1200丸テーブル:1灯 【小型ペンダントライト(60形電球相当)の場合】800×1200〜1400mm:2灯800×1800〜2000mm:3灯φ1200丸テーブル:3灯(400ピッチの三角形) 【小型ペンダントライト(40形電球相当)の場合】800×1200〜1400mm: 3灯800×1800〜2000mm:4灯φ1200丸テーブル:3灯(400ピッチの三角形) また、ペンダントライトの「吊り下げ高さ」と「複数ペンダントライトを設置する場合の間隔(ピッチ)」の目安もありますので、下記の数値をご参考ください。 【ペンダントライト吊り下げ高さ】テーブル面から600〜800mm 【ペンダントライト2灯の間隔(ピッチ)】400〜600mm 【ペンダントライト3灯の間隔(ピッチ)】400〜600mm ペンダントライトにも適用畳数の表示基準が「一般社団法人日本工業会ガイドA121 : 2014 住宅カタログにおける適用畳数表示基準」により示されていますので、参考にしましょう。 【LEDペンダントライトの適用畳数の表示基準】※天井からの吊り下げ高さ30cmとして設定<出典:一般社団法人日本工業会ガイドA121 : 2014 住宅カタログにおける適用畳数表示基準> 一般社団法人日本工業会 ダウンライト ダウンライトは主照明と補助照明の両方の使い方ができます。ダウンライトを主照明にする場合は、配灯の仕方(複数のダウンライトを配置する位置)がポイントとなります。ダウンライトは、明かりを分配して配置することが大切です。 配置方法は、空間中央と壁面を照らすように分散して配灯するといいでしょう。例えば、リビングダイニングに配灯する場合は下記のポイントで配灯していきます。 リビング中央の明かりをつくるダイニング中央に明かりをつくるリビングダイニングの両端の壁面を照らすように明かりをつくる 壁面を照らす理由は、視線のいく壁や天井を照らすことで空間に広がりや奥行きを感じさせる効果があるからです。また、リビングやダイニングの中心に明かりをつくる理由は、部屋の目的をはっきりさせて居場所として空間をつくるためになります。 スポットライト+ブラケットライト スポットライトとブラケットライトは、主に主照明と組み合わせて用いる補助照明です。スポットライトは、対象物を直接照らすことができるため、インテリアや絵などに光を当てて強調すると独特な雰囲気を演出することができます。ブラケットライトも壁面に明かりをつくるので、空間のアクセントとして取り入れるといいでしょう。 まとめ ここまで照明器具の選び方や位置についてご紹介してきました。照明器具を選ぶときは、照明器具の特性をよく知ってから選ぶことが大切です。 また、照明器具の位置についても、照明器具の特性に合わせて、適した位置に配置することが大事になります。照明はとても奥が深く専門家がいます。自分では難しいと感じたら、専門家に相談してみることをおすすめします。 また、当サイトでは照明について下記の記事も掲載していますので、良ければご参考ください。室内の空間を作り出す"室内照明"の重要性①室内の空間を作り出す"室内照明"の重要性② いえとち本舗は簡単に家づくりがわかる資料を無料で提供していますもし、新築住宅にご興味がありましたら参考にしてみてください。資料請求はこちら