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平屋住宅の魅力【いえとち本舗の新築・山口・宇部・防府・山陽小野田・周南・下松】
イエテラスの新築、いえとち本舗山口中央店の杉田です。
本日は山陽小野田・宇部・防府・山口・周南で新築住宅をお考えの方に、
「平屋住宅の魅力」についてお伝えします。
今から、山口・防府・宇部・周南・山陽小野田で新築住宅を建てようと思うと、たくさんの不安が出てくるかと思います。
山陽小野田・防府・宇部・山口・周南で新築住宅を建てるのに、「何がわからないのかがわからない!」という状態になってしまいますよね。
山口・周南・防府・宇部・山陽小野田で新築住宅を建てることは、 ほとんどの方が一生で一番の大きな買い物になると思いますので、絶対に失敗はしたくないものです。
今回は、平屋住宅の魅力を中心的にお伝えをしていければと思います。山口で新築住宅をご検討する際に、平屋と二階建てとどちらにしようか?
どちらの方が安く建てられるの?という疑問を持つお客様が増えています。
平屋と二階建てどちらにもメリット・デメリットはあります。
その話を少しお伝えできればと思います。
平屋と二階建てとでどう違うのか?お話していきます。
山口で新築住宅をご検討する際に一番よくでる新築住宅の大きさが、
30~34坪くらいの坪数の住宅が多いです。
30坪で平屋と二階建てを建てた場合で比べてみましょう。
平屋と二階建てとでどう変わるか?
![相談](http://www.housing-system.com/photo/25/column/475/cl4754_1z.jpg)
平屋はすべての部屋が1階部分になる為、1階の床面積が大きくなります。
それに伴い、新築住宅で一番大切な基礎部分が大きくなります。
二階建てになると平屋と比べて1階の床面積が半分になる為、新築住宅の基礎部分が
平屋よりも小さくなりますので、基礎工事費用の削減ができます。
しかし、平屋は階段がない為、家事が楽になり、老後が安心できる作りができる。
一方、二階建てはどうでしょうか?
というと二階建ての新築住宅の方を選ばれる方が多いです。
なぜかというと、二階建ての方が南向きの部屋を増やすことが出来るからです。
新築住宅をご検討する際、日当たりは皆様のこだわりポイントの上位です!
私たち住宅会社もできるだけ住んでから後悔してほしくない為、間取りを考える際も
南面にできるだけリビングやお部屋を作ったりと工夫しています。
平屋では叶わないような間取りが二階建てでは叶える事ができる場合があります!
その為、二階建て新築住宅を選ばれるお客様が多いです。
![二階建て](http://www.housing-system.com/photo/25/column/475/cl4754_2z.jpg)
平屋では、10年~15年後にある外回りのメンテナンス費用が二階建てよりはかからないです。
なぜかというと、メンテナンスする際に家の周りに足場をかけて工事を行います。
その足場費用の節約ができるためです!
平屋の方が二階建てよりも大きい敷地じゃないと新築住宅を建てる事ができない為、
平屋の方が土地の大きさ、取得する費用も大きくなります。
ざっくりと書きましたけども、二階建てと平屋どっちがいいの??
というのは、山口で新築住宅をご検討中の皆様、誰もが持つお悩みです。
平屋がいいのか?二階建てがいいのか?各担当者、それぞれの考え方で変わってきます。
ですから一度悩まれた時はインターネットで調べてみるのもいいですが、一度プロの住宅会社にご相談してみることをオススメします!
いえとち本舗でも平屋住宅の魅力についてわかりやすくご説明をしています。
プロの目から見て、お客様にはどんな家があっているのか?
どういうお家が欲しいのか?
どういうステップでお家づくりを進めていけば失敗しないのか?
などアドバイスいたします。
中でも今回は、平屋住宅のメリット・デメリットを簡単まとめてみました。
平屋住宅のメリット
![家族](http://www.housing-system.com/photo/25/column/475/cl4754_4z.jpg)
①家族の顔が見えやすい
リビングが核になる間取りが多く、自然とコミュニケーションがとれる構造になっています。
また、新築住宅の隅々まで目が届きやすいのも特徴のひとつです。
②広々とした雰囲気が手に入る
平屋は二階がない分、天井を高くしたり、大きく広い窓を複数設けたりすることが可能です。
ワンフロアという機能性はマンションでも実現可能ですが、採光面でいうと平屋はより自由度を高められます。
大きい窓を増やせば、自然光がたっぷりと降り注ぐ明るい家庭に!
さらに、マンションでは難しい縁側やウッドデッキで庭とのアプローチを強めれば、山口で新築住宅も開放感がぐんとアップします(^^)
③移動が楽
平屋住宅にした場合、もちろん階段がないので段差そのものが少なく移動がスムーズです。
段差の少なさはケガや事故の予防にも繋がりますし、子育て中はもちろん、高齢になり健康に不安を感じるようになっても安心です。
ただし、移動がスムーズな分、子どもがお風呂場や玄関にも行きやすい構造ともいえます。
小さい子どもがいる場合は、お風呂場での水の事故や、玄関の段差による転倒に注意しましょう。
④台風や地震に強い
地震の揺れは高層ほど大きくなります。
平屋住宅は2階・3階がない分、揺れに強いです。
また、台風や強風などの影響も高さがある方が受けやすくなるので、概ね災害に強い造りといえるでしょう。
⑤光熱費が抑えられる
リビングを主とした生活になる為、冷暖房費用や電気代を抑えやすくなります。
具体的には、各部屋でエアコンを使用したとしても、1階部分に部屋が集中しているので冷暖房効率がよく、各部屋の温度差が少ないということです!
平屋住宅のデメリット
![検討](http://www.housing-system.com/photo/25/column/475/cl4754_3z.jpg)
①都市部や住宅街などでは日当たりが悪くなりやすい
住宅の密集している地域だと、1階に日が当たりづらいため、
2階建にし、2階リビングを選択される方が多いです。
②建築費が多くなりやすい
同じ延べ床面積(1階と2階の床面積の合計)で比べると、2階建てよりも平屋の方が高くなりがちです。
理由は、基礎や屋根の面積が多くなるため。同じ延床面積だと、2階建てにすれば基礎も屋根も半分の面積です。
とはいえ、やはり平屋住宅は魅力的です♪
土地の面積や付近の環境、予算などによって2階建てを選択せざる負えないこともありますが、
土地に余裕があったり、建物面積や部屋数が少なくても構わないようであれば、
平屋をご検討してみてはいかがでしょうか^^
また補足ではございますが、間取りの失敗例についてお話します。
![](http://www.housing-system.com/photo/25/column/475/cl4754_5z.jpg)
①収納計画の失敗
「収納が足りなかった」「収納が使いづらい」などがあります。
服や靴、本やCDなどの趣味のもの、日用品の買い置き、掃除機やベビーカーなど、
今一度、自分たちの持ち物を思い出してみましょう。
その量はどのくらいですか?
どこに置いてあると出し入れに便利ですか?
また最近はご家族共通の「ファミリークローゼット」という間取りも増えてきています。
洗濯物をしまうときは一か所で済んでしまった方がラクですし、家族構成が変わった時に個室にすることもできますが、
着替えるときを考えると各個室にあった方が便利かもでしれません。
ライフスタイルに合った収納計画を検討していきましょう!
②音の伝わり方の失敗
洗濯機の音や子供の騒ぐ音がリビングに響いてしまったり、外の車の騒音が寝室に響いてしまうなどがあります。
また、ご家族同士でもトイレの音は気になります。
音の発生源と、リビング・寝室の位置関係を考慮しましょう。
「建売を買って、すぐにリフォーム」という新築リフォームをされる方もいらっしゃいますが、
使う前の新品を壊してしまうのはなんだかもったいないですよね。
いえとち本舗では、ご提案・お選びいただいたプランからお客様のライフスタイルに合わせた間取り変更を行います。
「建売の間取りがしっくりこない」という方は、ぜひいえとち本舗にご来場ください^^
![](http://www.housing-system.com/photo/25/column/475/cl4754_6z.jpg)
マイホームは経験値のない買い物を実物を見ることなく契約することもありますので、
信頼できるプロ(住宅会社・工務店)の手を借りて、
様々な疑問や不安を解決しながら進めていきましょう!
信頼できるプロを見付けることが出来ない間は、
自身で疑問や不安を解決しなければいけません。
しかし、どんなに資料を集めて検討しても、不安が付きまといます。
「本当にこれでいいの?」
「間違っていないよね?」
そうして、検討すれば検討する程、答えが出ないのです。
当然だと思います。
経験値が無い買い物なので、自問自答しても答えを出すことが難しいのです。
だからこそ、いえとち本舗は、お客様のその気持ちに寄り添い
信頼による安心感をお届けします。
皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。
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一戸建ては何年住める?中古住宅の寿命と長く住み続けるためのポイントを解説
築40年や築50年の中古一戸建ての購入を検討している方は、あと何年住めるかが気になるのではないでしょうか。住宅の寿命は30年といわれることもあり、築年数が経過した中古一戸建てを購入する際は不安になってきます。 この記事では、中古住宅の寿命と長く住み続けるためのポイントを解説します。一戸建ての本当の寿命を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。 1.一戸建ての寿命は何年?1-1.建物の寿命は法定耐用年数とは異なる1-2.木造住宅の期待耐用年数は30~80年以上1-3.長期優良認定住宅は75~90年以上の耐久性がある2.一戸建てに長く住み続けるためにはメンテナンスが不可欠2-1.定期的に住宅の点検を行い劣化や損傷を早期に発見する2-2.メンテナンス・リフォーム・リノベーションを行う3.一戸建ての寿命が近づいたときの対処法3-1.全面リフォーム・リノベーションを行う3-2.建て替えを行う3-3.住宅を売却して住み替える4.中古一戸建てを購入するメリット4-1.新築よりも安い価格で購入できる4-2.実際に物件を確認してから購入できる4-3.立地や間取りなどの選択肢が豊富5.中古一戸建てを購入するデメリット5-1.建物の老朽化や設備の劣化が進行している可能性がある5-2.修繕やリフォームの費用がかかる可能性がある5-3.住宅ローンの審査が厳しくなる可能性がある6.中古一戸建てを購入する際の注意点6-1.建物の現状をしっかりと確認する6-2.契約不適合責任を確認する6-3.予算に余裕を持たせる7.まとめ:メンテナンスやリフォームで住宅の寿命を延ばせます! 1.一戸建ての寿命は何年? 一戸建ての寿命は30年といわれることがありますが、築30年や築35年が経過すると住めなくなるのでしょうか?一戸建ての寿命を知るには、法定耐用年数や期待耐用年数などを理解することが必要です。ここでは、一戸建ては何年住めるかを解説します。 1-1.建物の寿命は法定耐用年数とは異なる 建物の寿命は法定耐用年数とは異なります。木造住宅の法定耐用年数は22年ですが、築後22年が経過すると寿命がきて住めなくなるわけではありません。法定耐用年数は建物の資産価値がなくなるまでの年数を想定して定められています。 木造住宅の場合、築後22年が経過すると資産価値はなくなりますが、建物の物理的状態に問題がなければ住み続けることはもちろん可能です。ただし、建物の老朽化や設備の劣化が進行している場合はメンテナンスやリフォームが必要になることがあります。 一般的に築30年以上経過している木造の中古一戸建ては建物の資産価値がなくなっており、土地価格だけで購入できる場合があります。しかし、安く購入できてもメンテナンスやリフォームの費用がかかることがあるため注意が必要です。 1-2.木造住宅の期待耐用年数は30~80年以上 木造住宅の寿命は30年といわれることがありますが、これは日本の住宅の平均利用期間が30年であるためです。 出典:国土交通省「長持ち住宅の手引き」 日本人は新築志向が高く、築30年以上経過すると建物を取り壊して新築住宅を建設、購入する傾向があります。まだ住めるのに建物を解体するケースは多く、諸外国と比べると住宅の平均利用期間が短い原因になっています。 木造住宅の実際の寿命を知るうえで参考になるのは、国土交通省が定める期待耐用年数です。期待耐用年数とは、適切な維持管理を行った場合における建物が使用できる期間を指します。 木造住宅の期待耐用年数は30~80年以上であり、メンテナンスやリフォームを適切に行うことで、築40年や築50年であっても住み続けられる可能性は十分あります。 出典:国土交通省「期待耐用年数の導出及び内外装・設備の更新による価値向上について」 1-3.長期優良認定住宅は75~90年以上の耐久性がある 長期優良住宅とは、国が定める耐震性や省エネルギー性、維持管理のしやすさなどの基準を満たした住宅を指します。長期優良住宅は一般の住宅よりも品質が優れており、期待耐用年数は100年を超えます。 耐震性も優れており、震度6強から7程度の大地震でも倒壊することはありません。断熱性能も高く、冷暖房の効きが良くなることで光熱費の削減にもつながります。 長期間にわたって良好な状態で使用するにはメンテナンスが欠かせませんが、長期優良住宅は維持管理がしやすいように設備が設置されており、メンテナンスも容易です。 また、長期優良住宅の認定を受けると、フラット35の金利が0.25%引き下げられたり、税の特例措置が拡充されたりするなどの優遇が受けられます。 2.一戸建てに長く住み続けるためにはメンテナンスが不可欠 一戸建ては30年以上の寿命がありますが、長く住み続けるためにはメンテナンスが不可欠です。適切なメンテナンスを行うことで、一戸建ての寿命をさらに延ばせます。ここでは、一戸建てのメンテナンスやリフォーム、リノベーションを解説します。 2-1.定期的に住宅の点検を行い劣化や損傷を早期に発見する 一戸建ての寿命を延ばすには、定期的に住宅の点検を行い、建物の劣化や損傷を早期に発見することが大切です。修理や補修を迅速に行うことで、将来における深刻な問題の発生を予防し、住宅の安全性を確保できます。 自主点検で重要な箇所は、浴室や洗面所、トイレ、キッチンなどの水回りです。水回りは劣化しやすいため、日頃からの点検が重要になってきます。 日常の点検は、目視できる範囲で行うようにしましょう。目視できない箇所については、ホームインスペクター(住宅診断士)に点検してもらうと不具合箇所が明確になります。目視できない箇所のホームインスペクションの費用相場は、6~12万円程度です。 なお、ホームインスペクションの費用については、地域や業者によって異なるため、事前に複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。 2-2.メンテナンス・リフォーム・リノベーションを行う 点検で不具合箇所が見つかれば、早期にメンテナンス(修繕)を行うことが大切です。住宅を建築した施工業者や修理・修繕業者、工務店、リフォーム会社などに相談すると良いでしょう。 水回りや外壁、屋根などは、劣化が進行しやすいため、築年数に応じて定期的なリフォームが必要です。リフォームとは、劣化した箇所を元の状態に戻すことです。 水回りリフォームは築15~20年、外壁や屋根は築10~20年程度がリフォームの目安です。定期的なリフォームを行うことで、一戸建ての寿命を延ばせます。 間取りを変更するなど、大規模な改装・改修をして建物の価値を高めたい場合はリノベーションを行いましょう。リノベーションをすることで建物の価値が高まり、居住性が大きく向上します。築20年が経過して築30年を迎えた頃がリノベーションを行う目安です。 3.一戸建ての寿命が近づいたときの対処法 一戸建ての寿命が近づいたときは、全面リフォームやリノベーション、建て替え、売却など、いくつかの選択肢があり、最も適切な方法を選ぶことが大切です。ここでは、一戸建ての寿命が近づいたときの対処法を解説します。 3-1.全面リフォーム・リノベーションを行う寿命が近づいた建物を解体せず、改装・改修をしてそのまま住みたい場合は、全面リフォームやリノベーションがおすすめです。ただし、工事箇所が多い場合は、建物を解体して建て替えたほうが費用を抑えられることもあります。 複数の業者と相談して見積もりを取り、全面リフォームやリノベーションと建て替えのどちらにするのかを決めましょう。国土交通省の調査資料によると、全面リフォームの費用は500~2,500万円程度が目安です。リノベーションも同程度の費用がかかります。 ローコスト住宅であれば総額1,000万円台で建て替えができます。そのため、リフォーム費用が予想以上に高額であれば、建て替えを検討するのも一つの選択肢です。 出典:国土交通省「リフォームの内容と価格について」 3-2.建て替えを行う日本人は新築志向が高いため、一戸建ての寿命が近づいたときに建物を解体して、新築住宅に建て替えることはよく行われます。建て替えのメリットは理想とする新築住宅に住めることで、ローンを組みやすいこともメリットです。 一方、デメリットは建物が完成するまでに4~6ヵ月以上かかり、建て替え工事中は一時的に賃貸マンションなどに転居する必要があります。仮住まいの家賃や引っ越し費用なども考慮しなければなりません。 建て替えの費用は新築する建物のグレードによって異なりますが、1,000~4,000万円程度の費用がかかります。長期的な視点で考えて、リフォームをするよりも建て替えのほうがメリットが大きい場合は、建て替えをおすすめします。 3-3.住宅を売却して住み替える一戸建ての寿命が近づいた場合、全面リフォームや建て替えを行わず、売却して住み替えるという選択肢もあります。ただし、古い建物は値段がつかない場合があるため、建物を解体して更地にして売却することも検討しましょう。 建物の状態にもよりますが、建物を解体して更地にしたほうが早く売れる場合があります。建物の解体費用は、建物の構造や延床面積によって異なりますが、30坪の木造住宅だと90~150万円程度が相場です。 なお、住宅ローンが残っていても売却は可能ですが、ローンを完済して抵当権を抹消しなければなりません。今住んでいる一戸建てを売ったお金でローンを完済できなければオーバーローンになるため注意が必要です。 4.中古一戸建てを購入するメリット 一戸建ての実際の寿命は30年以上あるため、メンテナンスやリフォームが適切に行われていれば、中古一戸建てを購入するメリットは大きいです。ここでは、中古一戸建てを購入するメリットを解説します。 4-1.新築よりも安い価格で購入できる新築よりも安い価格で購入できることが、中古一戸建てを購入する最大のメリットです。築30年以上経過していると、土地価格のみで購入できる場合があります。 物件によっては、土地の相場価格以下で購入できることもあり、予算が少なくても住みたかったエリアにマイホームを持てる可能性が高まります。新築では購入が難しい駅チカや都心の物件の取得も可能になることは、中古一戸建ての大きな魅力です。 建物の老朽化が進んでいる場合も、リフォームやリノベーションをすることで、新築住宅と変わらない状態に再生できるため、リフォーム費用を考慮してもお得な場合があります。なお、購入後にリフォームやリノベーションをする場合は、どの程度の費用がかかるかを把握しておくことが大切です。 4-2.実際に物件を確認してから購入できる実際に物件を確認してから購入できることも、中古一戸建てのメリットです。新築住宅は完成しないと物件を確認できません。中古一戸建ては既に物件が存在するため、外観や内観、日当たりなどを自分の目で確認できます。 実際に住んでからのイメージがしやすく、入念に調査をすれば住んでから後悔することは少ないでしょう。修繕やリフォームが必要な箇所も、直接目で見て把握できます。なお、不具合や修繕が必要な箇所がある場合、それを考慮して価格交渉の材料にすることも可能です。 物件を確認する際は、ホームインスペクション(住宅診断)を依頼すると、プロの視点で物件の確認ができます。目視ができない箇所も確認できるため、不動産購入時の安全性が高まります。 4-3.立地や間取りなどの選択肢が豊富中古一戸建ては不動産市場での流通量が多く、立地や間取りなどの選択肢が豊富です。新築住宅は物件数が限定しており、学区や最寄り駅などにこだわりがある場合、なかなか物件が見つからないことはよくあります。その点、中古一戸建ては物件数が多いため、理想の住宅に巡り会える可能性が高いです。 中古一戸建てにはさまざまな間取りがあり、家族のニーズやライフスタイルに合った間取りを選べます。家族構成や将来の計画などに応じて、間取りを柔軟に選択できることは中古一戸建てのメリットです。 また、中古一戸建ては既に建物が完成しているため、即座に入居できる場合が多いです。新築物件よりも迅速な入居が可能であり、急な住み替えや引っ越しにも適しています。 5.中古一戸建てを購入するデメリット 一戸建ての寿命は30年以上ありますが、メンテナンスやリフォームが適切に行われていることが前提です。中古一戸建ては物件によっては劣化が進行しているなどのデメリットがあります。ここでは、中古一戸建てを購入するデメリットを解説します。 5-1.建物の老朽化や設備の劣化が進行している可能性がある物件によっては、建物の老朽化や設備の劣化が進行している可能性があります。一戸建ては適切なメンテナンスやリフォームを行うと寿命を延ばせますが、そのまま放置しておくと老朽化や劣化が進行します。 老朽化や劣化が酷い場合、メンテナンスやリフォーム費用が発生する可能性が高いです。屋根や外壁の補修、配管や電気設備の更新、内部の改装などで100~200万円以上かかる場合もあります。 なお、1981年(昭和56年)以前に建築された中古住宅は耐震性に問題がある可能性があり、注意が必要です。耐震補強工事を行っていない場合、震度5程度の地震には耐えられますが、震度6強~7の地震には耐えられず、倒壊する危険性があります。 5-2.修繕やリフォームの費用がかかる可能性がある購入時には修繕やリフォームが必要なくても、住み始めてから修繕やリフォームの費用がかかる可能性があります。築年数が経過した中古一戸建ては、新築と比べると建物や設備の劣化のスピードが速く、住み始めてすぐに修繕が必要になることもあるでしょう。 購入前に建物の状態を調査し、将来の修繕やリフォームの費用を考慮することが重要です。しかし、将来的なリフォーム費用は予測しにくく、想定以上の費用がかかることもあります。 なお、1981年(昭和56年)以前に建築された中古一戸建てで、耐震補強工事を行っていない場合は、購入後に耐震補強工事が必要です。耐震補強工事の費用相場は100~200万円程度で、工期は1週間〜1ヵ月程度かかります。 5-3.住宅ローンの審査が厳しくなる可能性がある中古一戸建ては新築住宅と比べると、住宅ローンの審査が厳しくなる可能性があります。これは、建物の資産価値が低下しているため、担保価値が低くなるためです。住宅ローンの種類や建物の状況によっては、審査に落ちることもあるでしょう。 立地条件が悪く、建物だけでなく土地の資産価値も低い中古一戸建ては、審査に落ちる可能性が高まります。 なお、新築住宅は頭金なしのフルローンや諸費用込みローンを利用できる場合がありますが、中古一戸建ては諸費用込みローンの利用は難しいです。建物の状況によってはフルローンの審査も落ちる可能性があります。 住宅ローンを組んで中古一戸建てを購入する際は、事前に仮審査を受けておくことが大切です。 6.中古一戸建てを購入する際の注意点 中古一戸建ては新築よりも安いなどのメリットがある反面、老朽化が進行している可能性があるなどのデメリットがあります。中古一戸建てを購入する際は、デメリットも考慮することが大切です。ここでは、中古一戸建てを購入する際の注意点を解説します。 6-1.建物の現状をしっかりと確認する中古一戸建てを購入する際は、建物の現状をしっかりと確認することが極めて重要です。目視できない箇所まで入念にチェックすることが大切であり、ホームインスペクションの利用をおすすめします。 ホームインスペクションは、建物の構造や設備、電気・配管などの重要な部分を専門家のホームインスペクターが詳細に調査します。これにより、潜在的な問題や隠れた欠陥の発見が可能です。 ホームインスペクションで明らかになった問題は、価格交渉の際に有利な材料となります。修繕が必要な場合、その費用を考慮して値下げを要求できます。 6-2.契約不適合責任を確認する 契約不適合責任とは、2020年の民法改正で定められたもので、旧民法の瑕疵担保責任に類似する売主の責任です。契約不適合責任は、目的物の現状と契約の内容に不一致があれば成立し、売買や賃貸借などの契約に適用されます。 売主は買主の選択によって、目的物の補修、代替物の引き渡し、代金減額、契約解除のいずれかによって責任を履行しなければなりません。例えば、購入した物件がシロアリによる被害を受けていたことが発覚したような場合、買主は売主に対して契約不適合責任を追及できます。 なお、売主が個人・不動産会社によって保証期間が異なり、不動産会社は最低2年、個人は売主が自由に決められます。契約内容をしっかりと確認することが大切です。 6-3.予算に余裕を持たせる 中古一戸建てを購入する際は、予算に余裕を持たせることが大切です。土地価格や建物価格だけでなく、仲介手数料や登録免許税、印紙税、司法書士報酬などの諸費用もかかるため、予算に余裕を持たせておかないと資金不足に陥る可能性があります。 修繕費やリフォーム費用がかかる場合もあるため、物件価格だけでなくトータルコストで考えましょう。事前にトータルコストをシミュレーションしておくことをおすすめします。これにより、予想外の支出に対処できる余裕を確保できます。 7.まとめ:メンテナンスやリフォームで住宅の寿命を延ばせます! 木造住宅の期待耐用年数は30~80年以上であり、30年以上の寿命があります。長期優良住宅の期待耐用年数は100年を超えるため、親子孫の3代にわたって住み続けることが可能です。 一戸建てに何年住めるかは、定期的なメンテナンスやリフォームによって違ってきます。メンテナンスやリフォームを行うことで住宅の寿命を延ばせます。適切な維持管理ができていれば、築30年以上の中古一戸建ては価格が安く大変お得です。 なお、中古一戸建てを購入する際は、ホームインスペクションの利用もおすすめです。目視ができない箇所も専門家に確認してもらうことで、安心して購入できます。 監修者:宅地建物取引主任者 浮田 直樹 不動産会社勤務後、株式会社池田建設入社。いえとち本舗山口の店長を経て、セカンドブランドのi-stylehouse山口店店長に就任。後悔しない家づくりをモットーにお客様の家づくりの悩みを日々解決している。
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3月入居のメリット・デメリットとは?!【いえとち本舗の新築・山口・宇部・周南・山陽小野田・防府】
みなさまこんにちは!(^^)/いえとち本舗山口中央店です! 山口・山陽小野田・宇部・周南・防府で新築住宅の購入をお考えのみなさまは、毎年3月~4月は引っ越しシーズンと呼ばれていることを知っていますか? 特に3月は引越しをする人が集中するようです。 社会人のかたは4月から新年度が始まるため異動や研修に伴う家族の移動があり、学生の方は4月から入学・新学期が始まるため、移動をする方が集中する時期になります。 もしかしたら、この記事を読まれている方も様々な理由で引っ越しシーズンに引っ越しをするかもしれません。 なので今回は「3月入居のメリット・デメリット」についてお伝えしていこうと思います!(^^)/ ★3月入居のメリット ①余裕をもって出社・入学できる お子様がおられるご家庭だとお子様は春休み期間なので学校の行事がなく、効率よく引っ越し作業を進めることができます。 時間に余裕がある分、家具家電をそろえたりする時間が多めに取ることができると思われます。(^^♪ 山口で引っ越しをする際、4月間近になってバタバタ準備するよりも、3月から準備をしておくことで心のゆとりにもつながりますね♪ ②季節的に、暖房器具の設置は後回しにできる 地域によって差は出ますが、3月4月は猛烈に寒いという訳でもなく、暑いわけでもなく・・・といった季節なので暖房器具の設置は後回しにできるかと思います。 特にエアコンは設置が大変になりますので、後回しにできると他のことに使える時間ができます♪ ★3月入居のデメリット ①引っ越し費用が高い 3月や4月は引越し業者の繁忙期ですので、お見積りがかなり高いです。引越し業者に委託せず全て自分で作業すれば問題ないですが、時間と手間がかかりますね(;_:) また、この時期は引越し業者の予約も取りにくくなっているので前もって予約しておくなどの対応が必要ですね。 ②役所が混む この時期に引っ越しをする人が多いということは、転入届や住所変更等を行う人が多いということになります。 なので役所がとても混み、長い時間待つことになります。 ③物件数が少ない 年始を過ぎたあたりから物件数はガクッと少なくなります。 人の移動が増える時期でありますので空き物件の数も増えますが、同時に探している人も多いため、希望に合う物件に出会うことは難しそうです。 家賃相場に関しては極端に高くなるわけではありませんが、敷金・礼金の値引きなど条件交渉は難しい場合があるという認識を持っておいたほうが良いと思われます。 ★まとめ 3月入居はメリットもありますが、デメリットも多いように感じます。 山口で3月に引っ越しをしなければならない方もいらっしゃるとは思いますが、時間に余裕があるうちに引っ越しのメドをたて早めに準備するなどのアクションを起こした方が良いと思います(^^♪ 12月14日(土)~12月22日(日)開催イベント↓【山口市下市町】リビング21.3帖平屋3LDK完成見学会
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マイホーム購入で失敗&後悔したことベスト10
ずっと夢だったマイホームを購入するとこれから始まる新しい生活にワクワクしますよね。でも、住んでみたらいろいろなことで後悔した、ここが失敗した、という声を多く聞きます。これではせっかくのマイホーム生活もつまらなくさせてしまうでしょう。この記事ではマイホーム購入で失敗&後悔したことベスト10をご紹介します。 マイホーム購入で失敗・後悔したベスト10マイホーム購入の際はどんなことで後悔してしまっているかを知ることが大切です。ここではマイホーム購入で失敗&後悔したことベスト10をお伝えします。 1位:住宅ローンの返済が大変 住宅ローンは返済期間を最長35年間にすることができますが、この長期の間に生活が何も変わらずに進んでいくというのは中々ありません。本来なら年毎に収入が上がっていくはずが会社の業績が悪くなってしまい収入が上がらなくなってしまうことだって考えられます。その他にも「夫婦共働きでお互いの収入で返済計画を立てていたが、妻が退職をしてしまい夫だけの収入で返済することになった。とてもじゃないが返済が大変で生活に困る」という声もあります。 2位:住んでみてわかった間取り・広さに後悔 間取りの失敗は生活にとても影響しますので、できることなら回避したいもの。それでも間取りの失敗・後悔したという声はたくさんあります。多く聞くのが、収納が少ない、コンセントの数や位置、家事動線が悪いなどです。その他には庭を設けたものの雑草が生えてお手入れが大変、吹き抜けにしたけれど断熱性や暖房設備がいまいちで冬は寒い、子供部屋の壁紙を汚れにくいものにしたけどもっと子供部屋らしく可愛いのにすればよかった、など家を建てる人によって間取りの後悔はさまざまあります。 3位:間取りと同じくらい多い!設備に後悔 設備の後悔も間取りと同じくらい多いです。なぜ間取りと同じくらい設備の後悔が多いのかというと、設備は間取りと密接に関わっているからです。設備の後悔で多いのは、コンセントの数や位置、キッチンなどの住宅設備のオプション、棚やカウンターなどの高さなどがあります。現在は電化製品が生活に欠かせないものになっており、家事で使用する際にコンセントがなかったり、数が少なかったりすると日頃行う家事に不満を感じてしまいます。また、キッチンやバスルームなどの住宅設備についても、必要のないオプションをつけてしまった、予算を気にしすぎて妥協してしまった、という声があります。 4位:周辺環境や立地が悪くて住みづらい 周辺環境や立地はマイホームでの新しい生活に大きく関わり、家を建てている間では中々気が付きにくいものです。住んでみると環境が悪いなと感じるところが日常的に見えてくるため、この時に初めて家を建てた土地に失敗したと感じることになります。川が近くにあり虫が大量発生する、川付近だと氾濫が心配、土地の水捌けが悪い、日当たりが良いが砂埃が舞ってくる、子供を抱えるご家庭では家を出ると大きい道路があり交通量があるので心配、という声があります。 5位:家を建ててもらった会社に後悔 家を建てる時は住宅会社選びがとても大事です。ですが、家を建ててもらった会社に後悔してしまっている人もたくさんいるのが実情。会社に任せっきりにしてしまい不満がいっぱいの家になってしまった、施工不良多数、コミュニケーション不足のまま進んでしまい納得できないまま完成してしまった、など家を建ててもらった会社に不満を抱いている方も多いようです。また、家の引き渡し後、担当者の対応が悪いという声もありますので、アフタフォローに後悔している方もいます。 6位:突然の転勤で引っ越しすることに 家を購入したら簡単に引っ越すことはできませんが、マイホームのこういったことが裏目に出て、勤め先から急な転勤を言い渡され引っ越さなければいけなくなることもあります。家族との生活を大切したいがために泣く泣く家を手放してしまう方もいますので、会社に相談もせず購入するのは注意が必要です。独断で家を購入すると転勤を言い渡された時に困ってしまうことになります。 7位:ご近所さんとトラブル マイホーム購入後の新しい生活では近所関係も大切なところ。しかし、ご近所さんとのトラブルで家の購入を後悔してしまっている方もいます。家を建てた場所の雰囲気や住んでいる人の素性を知らないままだと、隣人がクレーマーだったり、お隣の家から毎日喧嘩する声が聞こえてきたりなど、近所関係でマイホームを購入したことを後悔するかもしれません。 8位:出産や同居で家族構成が変化 家族構成の変化で家が住みづらくなってしまうケースもあります。最初は問題なくても出産や両親の介護で同居することになり家族人数が増えることもあるかもしれません。家族が増えるかもしれないなど、今後家に住む人の人数を予想せずマイホームを購入してしまうと、住んでいる家が手狭に感じてしまい購入を後悔する可能性があります。 9位:通勤時間が長くなってしまった 地域の雰囲気や周りの施設などを重視して購入したはずが、住んでみると通気時間が増えていて困ったという声があります。せっかく閑静な住宅で公園や学校なども充実しているのに、通勤時間が長くなってしまっては毎日の生活への負担が大きいです。通勤時間が長ければ長いほど疲れが溜まり体調不良を起こしてしまうこともあります。また、車通勤の場合でも会社までの距離は遠くないのに通勤する時間帯は道路が混んでいて通常よりも2倍の時間がかかったということもあります。 10位:家の予算に修繕費用のことを考えていなかった マイホームは購入して終わりではありません。家を維持していくためには定期的なメンテナンスが必要であり、修繕費用がかかります。ローン返済や固定資産税など毎月の固定費は考えていても、家を維持していく費用のことを考えていないと後々困ってしまうことになります。想定していなかった費用の発生は、さらに生活費を節約しなければいけなくなるため、維持費の問題でマイホーム購入を後悔してしまう方もいます。 マイホームの購入に失敗・後悔しないためのポイントマイホームの購入に失敗しないためのポイントは購入に焦らないことです。マイホームは一生に一度の買い物ですから時間をかけることも大事。焦って購入してしまえば予想もしていなかったことに後悔してしまう可能性が高くなります。購入する費用や購入した後の生活のことをじっくり時間をかけて情報収集し、イメージを膨らませておけば意外と失敗や後悔は回避できるものです。 まとめ マイホームの購入に後悔しないためにはじっくり時間をかけて計画を立てることが大切です。今回ご紹介した失敗・後悔したことについても自分のことのように考えてみることが大切ですので、ぜひ参考にしてください。マイホーム購入のはじめのステップは情報収集です。いえとち本舗は無料で資料を提供していますので、ぜひご利用ください。資料請求はこちらからプレミアムVIP会員になれば間取りや施工事例も見放題。さらに土地情報もご提供していますので、ぜひご興味ある方は会員登録をどうぞ。会員登録はこちらから