ブログ/コラム
Blog/Column
建物・家づくり
あったら便利なウォークインクローゼット【いえとち本舗の新築・山口・宇部・防府・山陽小野田・周南・下松】
こんにちは!いえとち本舗山口中央店の下村です!
家づくりをしていく中で、「収納」について悩まれることはございませんか?
中でもウォークインクローゼットは機能面だけではなく、憧れや理想の空間としても、設置したいと考えている方も少なくないようです(*゜0゜)
本日の投稿では、山口県山口市・防府市・宇部市・周南市・山陽小野田市で、新築住宅の購入をお考えのお客様に
「あったら便利なウォークインクローゼット」についてお伝えします。

突然ですが、皆さんは「ウォークインクローゼット」を利用したことはありますか?現在では新築住宅はもちろん、賃貸物件でもよく見かけるようになるほどメジャーですよね。
今回は、そんなウォークインクローゼットのタイプ、メリット・デメリット、収納に向いているものなど、気になるポイントをご紹介させていただきます!

そもそもウォークインクローゼットとは?
ウォークインクローゼットとは、人が中に入って物を出し入れできる広さのある収納スペースのことです。
ウォークインクローゼットの中にはハンガーパイプや棚が設けられてあり、ハンガーに衣類をかけたり、衣類を棚に収納したり、帽子やネクタイ、アクセサリーなどもまとめて管理することができます。
ウォークインクローゼットは寝室に備えつけられている場合が多いですが、廊下に面している場合や、リビングの一角に備えつけられている場合もあります。
(間取り図では「WIC」と書かれております。)
それでは、次にクローゼットのタイプについて見ていきましょう(*^-^)

クローゼットのタイプ
洋室に設置された収納スペースをクローゼットといい、衣類収納の場合が多いですが、衣類に限らず、様々なものを収納することができます。
クローゼットには大きく分けてクローゼット、ウォークインクローゼット、ウォークスルークローゼットの3つのタイプがあります。
○クローゼット(CL)
クローゼットはウォークインクローゼットと同様に衣類を収納するスペースで洋室に設置されております。
奥行きは50~60cm程度で、衣類の幅に合わせられた寸法で作られております。
ウォークインクローゼットと比較すると、クローゼットは人が入って中で着替えができるほどのスペースはありません。
○ウォークスルークローゼット(WTC)
ウォークスルークローゼットは、ウォーク”イン"ではなくウォーク"スルー”ですので、クローゼット内を通り抜けることが可能です。
多くの場合、部屋と部屋の間の通り道に備えつけられており、2つの部屋から出入りができるので、1つのクローゼットを共有して使うことができます。
○押入れ
押入れは、和室に備えられている収納スペースで、布団の収納として使われることが多いので、クローゼットよりも奥行きがあります。
奥行きがあるので、洋服の収納として利用することもできますが、少し使いづらいかもしれません。
※クローゼットではないですが、収納の比較として押入れについても書かせていただいております。
クローゼットの中でも今回はウォークインクローゼットについて注目してみていきたいと思いますので、ウォークインクローゼットのタイプをみていきます。
ウォークインクローゼットのタイプ
ウォークインクローゼットは、その室内の収納の仕方によってタイプが分かれています。
ここでは代表的な形を紹介させていただきます。
○コの字型
壁面を囲むような形をしており、壁全部を収納に使うことができるのでたくさん収納できるというメリットがあります。
○L型
隣接する壁面2面を収納スペースにした形をしており、細長いお部屋で、たくさん収納したい場合に向いております。
○I型
壁の1面を収納スペースにした形です。収納できる量は少し少ないですが、通路のスペースもとることができ、洋服はとりやすくて便利です。
○Ⅱ型
向かい合った壁面2面を収納スペースにした形です。お部屋のスペースに余裕があり、通路を確保できる場合にオススメです。
さらに、お部屋に扉が2つある場合は、ウォークスルークローゼットとしての利用も可能です。
また、どんなモノを収納したいかによってもタイプは変わってきます。
例えば、
衣類を収納するのがメインで、ジャケットやシャツ、コートなど、ハンガーにかけたい洋服が多い場合には、「ハンガーパイプ」のタイプが適していると思われます。
ハンガーパイプの場合、ウォークインクローゼットをあまり広くする必要がなく、普通のクローゼットと同じような用途で使うことに向いています。
洋服をかけた際にその下のスペースが空いてしまうので、そのスペースをどう利用するかを考えることも重要となってきます。
その他にも、収納したいものが多い場合、ユニットキャビネットを使用して、壁に収納棚を作る「ユニット棚」のタイプもオススメです。

ウォークインクローゼットのメリット・デメリット
ここまで、ウォークインクローゼットについて様々なことをお話ししましたが、ウォークインクローゼットは散らかりやすい衣類を簡単に収納できるだけではなく、スーツケースなどの大きな荷物もまとめて収納できるなど、様々なメリットがあります。
以下は、ウォークインクローゼットのメリット・デメリットをまとめてみました。
メリット
お部屋がスッキリする
大きい荷物も収納できる
クローゼットの中で着替えができる
衣類の管理がしやすい
デメリット
居住スペースが狭くなる
クローゼットの中に埃がたまりやすい
自然光を取り入れにくい
ハンガーをあまり使わない人には不向き
ウォークインクローゼットはあるととても便利で、メリットも多くありますが、デメリットもあるので、デメリットを理解した上で、設置するかを検討してみてください!(´∀`)ノ
ここで、ウォークインクローゼットのメリット・デメリットを見ていただいた上で、ウォークインクローゼットに不向きなもの、向いているものについても見てみましょう。

ウォークインクローゼットに向いているもの・不向きなもの
ウォークインクローゼットに向いているもの、反対に向いていないものについて簡単にポイントをまとめました。
✖️たたんだ衣服
たたんで収納する方が向いている服は引出しの収納を利用した方が、効率よく、より多く収納することができます。
✖️手持ちの洋服が多すぎる
広いウォークインクローゼットがあるからといって、スペースの広さに甘えてしまい、洋服の量をさらに増やしかねません!効率よく収納するためには、持っている服の量を減らすことをオススメします。
◎かける服
ワンピースやアウターなど、洋服によっては、たたみにくいものもありますが、ウォークインクローゼットにかけておけば、服を見つけるのも簡単になります。
◎場所をとる大きな荷物
部屋に置いておくと、邪魔になってしまうスーツケースなども、ウォークインクローゼットがあると、スッキリと収納することができます。
◎コートなどのアウター
アウターを着るたびに洗う方はあまりいらっしゃらないと思われます。ウォークインクローゼットにかけておくスペースがあれば、一度着た服の扱いに困ることも減ってくるのではないでしょうか。
いかがでしたか?
今回、「あったら便利なウォークインクローゼット」についてお伝えさせていただきましたが、ウォークインクローゼットの用途や魅力について伝わりましたでしょうか。
山口市で新築住宅をお考えの方は家づくりにおいて、どんな収納にするか今一度考えてみてください♪
山口・周南・山陽小野田・宇部・防府で新築住宅をお考えの方は、
是非一度、いえとち本舗までお気軽にお問合せください!
家族全員が楽しく過ごせるお家づくりを一緒に考えていきましょう。
10月19日(土)~20日(日) 開催イベント↓
【山口市大内問田】将来の住まいを考えた平屋3LDK完成見学会
関連記事
-
気密性とは?重要性やメリット・デメリットを解説
高断熱・高気密の家というのをよく目にしませんでしょうか。断熱は熱を遮断するためのもので、快適な部屋にするためにとても必要な性能です。それでは、なぜ断熱と一緒に気密性が必要になるのかご存知でしょうか。快適な家にするためには断熱と一緒にこの気密性もとても大切になってきますので、ぜひどういうものか知っておきましょう。この記事は気密性のことについてご紹介します。1 気密性とは何か?2 住宅の気密性が悪いとどうなるの?3 住宅の気密性が必要な理由とは4 気密性が高い住宅に住むメリット5 気密性が高い住宅に住むデメリット6 まとめ気密性とは何か? 気密性とは家の密閉性を表すもので簡単に言ってしまうと、隙間がたくさんあるのか、それとも隙間が少ないか、ということです。隙間のある家は外からの風が入りやすくなるため安定した室温を維持しにくくなります。服に例えますと気密性が高い服というのは風が服の中にまで入ってこないということです。どんなにウールで包まれた暖かい服を着込んでいても風が服の中に入ってきてしまっては全然体は温かくなりません。それに代わって風が服の中に入ってこなければ当然体は温まってきます。家も一緒でどんなに断熱性の高い家でも隙間があると温度は変化してしまい快適な室温にはなりません。古い木造住宅を思い浮かべてください。昔の木造住宅は隙間がたくさんあり隙間風がよく入りました。冬場は隙間風が入って寒いという経験はないでしょうか。このような隙間風が入る家は気密性の低い家ですので快適性は落ちます。快適に生活していくためには外部からの影響を受けにくくするために気密性を高めることがとても重要になります。 住宅の気密性が悪いとどうなるの? 気密性が悪いということは、家に隙間が多くあり、外気が室内に入り込みやすくなります。外気が入ることで室温は安定性を失いますので、夏場や冬場の極端な熱がそのまま部屋にも反映されてしまいますので、夏は暑く、冬は寒い部屋になってしまいます。これは断熱性も関わってきますが、気密性の低さは室内の熱が外に逃げてしまいやすいため、冷暖房の効率も下がってしまいます。冷暖房効率が悪いとその分エアコンのエネルギー負担が大きくなるため電気代が高くついてしまい経済的によくありません。また、温度の変化は内外の温度差を生じ、結露の発生や体への負担も大きくなります。特に注意しておきたいのがヒートショックです。ヒートショックを起こす主な原因は温度差です。暖かい部屋から寒い部屋に移動したり、その逆の移動をしたりすると、血管の伸縮が起こり血圧は変動します。血圧が高くなったり、低くなったりすると、心筋梗塞や脳梗塞、めまい、ふらつきなどを起こす恐れがありますので、温度差は思っているよりも体への負担が大きくなります。高齢者や疾患を持っている方は特に負担が大きいですので、温度変化の少ない室内環境にすることが重要です。 住宅の気密性が必要な理由とは 快適に生活するためには、暮らしやすい室温であることが重要です。快適性は安定した室温を維持していくことですので、気密性はぜひ重視しておいて欲しい性能になります。 【結露を抑え建物の老朽化を防ぐ】 暖かい家というと断熱性を思い浮かべるかもしれませんが、断熱性が高くても気密性が低ければ、十分な性能を発揮しきれません。また、気密性が低いと結露を起こす可能性があります。断熱は室内や屋外からの熱を遮断するものですので、隙間があればそこから熱の移動が起きてしまい、そこが温度差を生じ結露を発生させてしまいます。そのため断熱性を高めた家は同時に気密性も高めることが重要ということです。特に壁内結露は要注意です。壁や窓の表面に結露が発生するのなら目に入り気がつきやすいのですが、壁の中だと結露していることに気がつくことが難しいです。そのまま放置し続けてしまうと表面に出てきたころには腐食していたり、カビで黒ずんでしまっていたりするかもしれません。構造体の腐食は建物の耐久性を低下させ老朽化を早めることになりますので、家を長持ちさせるためには気密性を高めておくことも重要です。【均一な換気ができる】 建物は室内に水蒸気や二酸化炭素、臭いが溜まりますので、ちゃんと換気して新鮮な空気を取り入れることが重要です。気密性にばらつきのある家は新鮮ではない空気が滞りますので、嫌な臭いが部屋に充満してしまい体にもよくありません。気密性が高いことが屋内の空気を流動させるわけではありませんが、全体的に気密化されていることで、均一に換気ができるため臭いが充満しなくなり、新鮮な空気を屋内に取り込むことができます。【安定した室温と省エネで電気代が節約。災害時での生活も有効】 気密性と断熱性を高めることで熱の移動が少なくなり安定した室温を維持しやすくなります。外の気温に影響されやすい家ですと、屋内の温度を調節するために冷暖房機器でコントロールしなければいけませんが、このコントロールする幅が大きいほどエネルギーの負荷が大きく省エネから遠ざかってしまいます。他にも断熱性も必要になりますが、二つの性能が組み合わさることで、冷暖房効率が良くなり、エアコンを使う電気代も節約することができます。また、一定の室温に維持しやすいということは災害時にライフラインが止まってしまった時にも有効です。高断熱・高気密の家は自然室温が高い傾向にありますので、エアコンなどの冷暖房機器が使えなくても過ごしやすい環境を確保できます。 気密性が高い住宅に住むメリット 気密性の高い住宅に住むメリットは以下のことが挙げられます。 冷暖房効率が良くなり電気代が安くなる温度差が少なくなり身体に優しい環境となる遮音性が高くなる 冷暖房効率が良くなり電気代が安くなる 気密性が高くなることで室温は安定しますので、エアコンでの室温調整も安定します。気密性が低いと快適な温度にするためにエアコンの温度を高くしたり、低くしたりと調整幅がありエネルギーの負担が大きくなります。それに代わって高気密な家は温度を調節する幅も狭くなるためエネルギー負担も小さくなり電気代が安くなります。温度差が少なくなり身体に優しい環境となる これは断熱性も必要になりますが、高気密にすることで部屋間の温度差が生じにくくなり、健康的な生活を送れる室内環境を手にすることができます。温度差は思っているよりも体への負担が大きく、前述したヒートショックを起こす恐れがありますので注意しましょう。遮音性が高くなる 気密性の高さは家の遮音性にも影響を与えます。家の前に交通量の多い道路があったり、学校の近くや通学路であったりなど、騒音を感じやすい環境の場合は気密性を高めると外からの音を遮り静かな暮らしができます。高気密の家は遮音性も高くなるため、騒音を危惧する方はぜひ検討してもらいたいです。 気密性が高い住宅に住むデメリット 気密性を高めることで生じるデメリットもありますので注意しましょう。気密性が高いということは、より隙間がなく密閉されているということのため、換気をしていないと空気や湿気がこもります。空気の循環がないと建材の化学物質が揮発したり、カビやダニ、埃などのハウスダストが舞ってしまったりするため、シックハウス症候群などの健康障害を起こす可能性があります。そのため現在の住宅は24時間換気を設けることを義務付けています。気密性の高い家は密閉され空気の流動が少なくなりますので、必ず換気されていることが重要です。また、気密性が高いことで夏場は部屋が暑くなりやすいのがデメリットです。エアコンで室温を調整する必要が出てきますので、密閉されていないという意味では通気がされている部屋と比べると冷房の負荷は大きくなります。 まとめ 気密性を高めることは快適に生活できる家を建てるために重要な性能です。気密性を高くすることで一定の室温に維持がしやすく、冷暖房効率も良くなりますので、電気代の節約にもなります。気密性は断熱性と組み合わせることが重要ですので、設計の際は気密性と一緒に断熱性を高めることも計画しましょう。家づくりは情報収集することが大切です。いえとち本舗は無料で家づくりに役立つ資料を提供しておりますので、これから家を購入しようと考えている方はぜひご利用ください。資料請求はこちらからさらに会員登録をするとVIP会員様限定の間取り集や施工事例、最新の土地情報をお届けいたします。当社は一切押し売りを致しませんので安心してご登録ください。会員登録はこちらから
-
平屋or2階建て、どちらがいい?【いえとち本舗の新築・山口・宇部・周南・山陽小野田・防府】
こんにちは!いえとち本舗山口中央店の下村です!現在、宇部・山陽小野田・防府・山口・周南で、家づくりを検討されているみなさん! 新築住宅を建てようと考えた際に、二階建てにするか、それとも平屋にするか悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。(●´・ω・)ノ2階建ても平屋もそれぞれメリットは異なるため、違いをしっかりと理解した上で選ぶ必要があります。 今回は、新築住宅を購入する際、2階建てと平屋のどちらにするのかでお悩みの方に向けて、選ぶときのポイントやそれぞれのメリットなどを紹介させていただきます。(ノ*゜ー゜)ノ 二階建てと平屋 選ぶ際に気をつけたいポイント 新築住宅を2階建てにするか平屋にするか迷った際は、まずはライフスタイルを見直し、ご家族の生活に合うかイメージをしてみましょう。 *家族構成、住む方の年代 2階建てを選ぶ方がいいのか、平屋を選ぶ方がいいのかは、家族構成やそこに住む方の年代でも変わってきます。 若い夫婦や小学生以上の子どものいるご家庭であれば、2階建て、平屋のどちらを選んでも特に問題はないと思われます。しかし、ご年配の方のみで住む場合は、階段での転倒や転落事故を起こしてしまうかもしれないので、平屋の方が安全で安心かもしれません。また、二世帯住宅をお考えの方は、平屋よりも2階建ての方が住み分けがしやすいということもあります。 一概には2階建てが合っている、平屋が合っているとは言えませんが、ご自身の家族構成や住む方の年代に合わせて、どちらが自分のライフスタイルに合っているのか判断するようにしましょう! *予算のちがい どこのハウスメーカーや建築会社で新築住宅を建てるかでも変わってきますが、どんな設備、間取りを希望するのかによっても費用は異なります。2階建てと平屋、どちらの方が費用がかかるのかと思われる方もいらっしゃると思いますが、この問題はケースバイケースです。 2階建てと平屋では費用が異なる オーダーの仕方にもよってきますが、2階建てと平屋では費用が異なります。 *基礎・外壁工事にかかる費用 同じ坪数で考えた場合、2階建ての方が外壁は大きくなり、延べ床面積も2階建ての方が大きくなるため、工事費用は平屋に比べて高くなりやすいです。平屋の方が、土地の広さや敷地面積の確保が求められるため、延べ床面積が同じなら平屋の方が高いと言われることもありますが、どんなオーダーをするかによっては2階建ての方が高くなる場合もあります。 *固定資産税 住宅を購入する際、土地と家に課せられる税として「固定資産税」と「都市計画税」の2種類の税金がかかります。2階建てと平屋では、資産の価値に合わせて固定資産税が変わってきます。 *メンテナンス 長年住むと、どうしても住宅のメンテナンスが必要となってきます。一般的には2階建ての方が平屋よりも高さがあり、外壁塗装などのメンテナンスを行う際は足場を組む必要があり、その分メンテナンス費用が高くなりやすい傾向があります。また、普段掃除をする際でも、2階建ての間取りは複雑なこともあったり、階段もあるため、平屋に比べてどうしても手間がかかってしまいます。日常においてもメンテナンスは平屋の方が2階建てより簡単かつ費用を安く抑えられるでしょう。少しかたく説明してしまいましたが、(⌒_⌒; ここからは2階建て、平屋、それぞれのメリットについてご紹介します。 2階建てのメリット *大きな容積を手に入れられる 2階建ての最大のメリットは、限られたスペースで大きな容積を手に入れられるということです。様々な用途の部屋を持つことができますし、平屋よりも収納は多く取れると思われます。また、フロアごとに分けることができるので、1階のフロアに客室をまとめることも可能です。 *プライバシーの確保ができる その他のメリットとしてはプライバシーの確保が容易だという点が挙げられます。2階部分より上の階は外部からの目線が入りにくいので、家族のプライベートの空間を守ることができ、セキュリティーにも強いです。また、2世帯住宅で考えている方には、居室が別のフロアにあることで、生活を無理に合わせる必要などがなくなってきます。 2階建てのデメリット *掃除が大変階段の上り下りが面倒であったり、掃除機を上下階に運ぶ必要があるなど、掃除が大変ということです。また2階、3階とフロアを重ねていくことに1階との距離感が生まれ、家族のコミュニケーションが希薄になることも考えられますし、フロアを重ねることで、1階あたりの階高が低くなり、圧迫感を感じる空間になる可能性も考えられます。 平屋のメリット *移動が楽ちん 平屋の最大のメリットは「移動が楽」ということでしょう。当たり前の様な気がしますが、実際に住まわれた方の意見を見てみてもその点が強調されていると思います。例えば、掃除などは、2階建てですと掃除機を持って上り下りしたり、階段を掃除しなくてはいけないなど、問題がありますが、そういった苦労は平屋では一切ありません。移動のしやすさは掃除のしやすさにもメリットを感じます。また、高低差が少ないということから、構造的な危険が少ないということも挙げられます。地震や台風などでも平屋の方が強いとされております。 *風通しがいい 室内に目を向けてみると、風通しがいいとされています。二階建ての家ですと階段部分で空気の循環が滞りがちになりますが平屋は比較的全体に風が行き渡ります。窓を開けるだけで家全体に風がいきわたることはメリットだと思います。また、ワンフロアですので家族のコミュニケーションも円滑になると言われています。たとえば子供部屋とリビングを別のフロアにする場合、目が届きにくくなりますが、平屋ではあまりそのような心配はないと考えられます。とくに子供が小さい時は目に届くところで遊んでもらった方が安心ですよね。 平屋のデメリット *広い土地が必要 最初に考えなければいけないのは、ある程度の土地の広さが必要であるということです。最低どれぐらい面積が必要かは人によって異なりますので、まずはハウスメーカーや建築家の方に相談してみましょう。 *防犯対策が必要平屋の場合、2階建てよりも防犯対策を考えなければなりません。洗濯物などを干す際も外構面に干すのではなく、内庭側で干すなどいろいろ防犯対策をする必要があります。メリットの逆とも言えますが、平屋はコミュニケーションが円滑になる分プライバシーを確保しにくいとも言えます。一人になるスペースがないので、もし一人のスペースが必要な場合は、初めから設計に組み込む必要があります。 今回は2階建て、平屋についてご紹介させていただきましたがいかがでしたか?住宅に求めるものは、ご家庭のライフスタイルや価値観は異なってくると思います。2階建てにするか平屋にするか悩まれている方は、両方のメリット、デメリットを見てみて、じっくりと考えてみてください(。・∀・)ノ 山口・周南・山陽小野田・宇部・防府で新築住宅をお考えの方は是非一度、いえとち本舗までお気軽にお問合せください!家族全員が楽しく過ごせるお家づくりを一緒に考えていきましょう。11月2日(土)~3日(日) 開催イベント↓今だけ50万円相当プレゼントキャンペーン!
-
家づくりでよく耳にする家相・鬼門とは何?役立つ間取りづくりの知識
家を建てる時に家相という言葉をよく聞くのではないでしょうか。家相を気にする方も、気にしないという方も、いろいろ捉え方があると思いますが、家相とは一体どういうものなのか詳しく知らない方もいるかと思います。そこで、この記事ではこれから注文住宅を建てる方に向けて家相とは何か、鬼門・裏鬼門とは、良い間取りとは、などをご紹介していきます。 家相とは?家相という言葉聞いたことがあるけれど、どんなものなのかよく知らないという方もいるかと思います。ここでは、家相とは何か、家にどんな影響を与えるのか、などをご紹介していきたいと思います。 家相とは?家相は日本古来より伝わる環境学です。占いの一種と捉えがちですが、学問の一つとして見られていました。家相は方位盤を使用して、家を建てる土地や部屋の配置の方角などを鑑定して運勢を測るものです。現在の家相は日本の家屋に合わせて江戸時代に発展した独自のものになります。ただし、住宅の様式は昔とは変化しているため、必ずしも家相が現在の住宅に適合するとは限りません。 風水とは違う家相と風水は混同されやすいのですが、正式には違うものです。風水は衣・食・住と幅広い内容を扱っています。大きく違う点は、家相は土地や間取りの方位を見るのに対して、風水は本命卦(ほんめいか)という個人の生まれ持った吉凶を示す方位を元に間取り配置します。自分の本命卦(ほんめいか)を調べて吉方位と凶方位を知ってから土地や間取りを計画するのが風水です。 鬼門・裏鬼門とは?鬼門とは名前の通り鬼(邪気)の出入りする方角という意味があります。鬼門の方角は家の中心から見て北東を示し、鬼門の反対にある南西は裏鬼門となっています。この方位は悪いとされていて、玄関やキッチン、トイレ、浴室などの水回りがあると運気が下がると言われています。また、鬼門上に建物の欠け(建物が凹状になっている形状のこと)や張り(建物が凸状になっている形状のこと)があると家族とのトラブルが起きやすいとされています。ただし、すべての部屋が鬼門と裏鬼門上にあると悪いかというとそういう訳ではなく、寝室や書斎などは影響がないと言われています。 どんな影響がある?家相で重要なのは鬼門・裏鬼門「鬼門と裏鬼門に三備を設けず」という言葉は、北東の方角にある鬼門は、冬場の寒さや湿気、通気などの問題から浴室の配置を避ける考え方があります。これは現在にも言えることで、冬の時期の浴室の室温の低さは身体への負担が大きくヒートショックのリスクがあります。また、南西にある裏鬼門は、夏場の日が入ることで室温が高くなるため食べ物を扱うキッチンには不向きです。昔の住宅のように暖房設備や冷蔵庫のような家電のない時代には、四季による気候の変化に合わせた間取りづくりが重要なため、家相にもこういった考え方が多く取り入れられています。太陽の光や通風など自然の特性を活かした間取りづくりは現在でも重視される観点です。 家相から見る良い間取り・悪い間取り鬼門と聞くと「なんか気になる」「鬼門は避けたい」という気持ちになるのも事実です。そこで家相から見る良い間取り、避けたい間取りについてご紹介していきます。 玄関玄関は鬼門・裏鬼門上に配置するのは悪いとされています。玄関は気が入る場所として見られており、玄関を鬼門と裏鬼門の邪気が入る場所と重ねてしまうのは悪い運気を入れてしまうことになります。玄関を東と東南の方角に配置すると吉とされています。 リビングリビングは家族が集まる大切な部屋です。必要な要素は採光がとれて明るく、開放的な空間であることです。リビングは東、東南、南の方角が良い配置です。玄関からリビングや各部屋に移動できる間取りにすると気が流れやすく良いとされています。 水回り【トイレ】水回りであるトイレは鬼門・裏鬼門上に配置するのは避けた方がいいでしょう。鬼門・裏鬼門の他に正中線(せいちゅうせん)と四隅線(しぐうせん)というものがあります。正中線は家の中心から南北に引いた線、四隅線は東西に引いた線です。トイレの場合は正中線・四隅線上は避けた方がいいとされています。また、トイレ横に神棚や御仏壇など神仏に関わるものを置いてしまうと凶相につながります。その他にも玄関や神仏の上にトイレがあると凶相とされているので気を付けましょう。【浴室】浴室は悪い気が溜まりやすい場所となっていますので、鬼門・裏鬼門に配置するのは凶相と見られています。また、正中線・四隅線には火気が関係するため配置は避けましょう。【キッチン】キッチンも同様に鬼門・裏鬼門は避ける方角です。前述した浴室と同じく正中線・四隅線は火気が関係するため避けた方がいい配置です。また、西側は日が沈む場所のためエネルギーが衰退する方角とされており、この方角で食事を取るのは相応しくないとされています。 家相の捉え方ここまで家相についてお伝えしましたが、住宅や気候は時代と共に変化していきます。大切なことは家相を意識して生活の利便性まで崩してしまうような間取りづくりは避けることです。現在の住宅がどうなっているのかというのも考慮して取り入れてみましょう。 家相重視はどうしても条件に合わないことがでてくる玄関の位置は土地が接する道路の方角によって決まります。鬼門や裏鬼門の方角側に道路がある場合、玄関までの効率的なアクセスを考えるとどうしても鬼門や裏鬼門の線上にのった配置となってしまいます。もし、鬼門や裏鬼門を避けた玄関配置にしまうと、この方角では道路から玄関までの移動距離が延びて効率的とは言えません。また、一般的に水回りの配置は北側に集約されることが多いため、鬼門上に水回りがくる可能性も十分にあります。北側は冬場の室温の低下が問題とされていますが、これは現在の住宅で対策することが可能です。高断熱・高気密の家にする、浴室暖房など暖房設備を設けるなど対策があるので、生活環境や動線が崩れるようならば、無理して家相を取り入れるのは良い策とは言えないでしょう。 まとめ家相は先人の知恵ですから参考になることも十分にあります。家相を間取りに取り入れることで安心して生活ができるということもありますので、現実的な視点も交えながら建築士と相談して間取りをつくっていきましょう。現在の住宅は性能も向上しているため、方角による問題も対策をとることができます。大切なことは家相ばかり意識して住みにくい家になってしまうことなので、快適な住まいになる間取りとなるように計画していきましょう。いえとち本舗は家づくりに役立つ資料を無料で提供しております。厳選した間取り集や施工事例などをご覧にいただけますので、是非ご利用ください。資料請求はこちらからお申し込みができます。その他にも会員登録することで間取りも施工事例も見放題になります。会員様限定で土地情報もご覧になれますので気になる方は是非ご利用ください。会員登録はこちらのページになります。