ブログ/コラム
Blog/Column
建物・家づくり
快適な空間・質の良い睡眠のために【いえとち本舗の新築・山口・宇部・防府・山陽小野田・周南・下松】
イエテラスの新築、いえとち本舗山口中央店の杉田です。
現在、宇部・山陽小野田・防府・山口・周南で、
家づくりを検討されているみなさん!
今回は、「快適な空間で過ごせて、質の良い睡眠を取りやすくなる」
新築住宅の作り方をご紹介いたします。
仕事の疲れや日々の疲れをいやすためにも、
快適な空間で暮らして、質の良い睡眠を取ることは、
とても大切なことです。
新築住宅をせっかく建てたのに部屋の雰囲気が暗い、
寝つけが悪い・寝覚めが良くない・・・。
やっとの思いで建てた新築住宅では日々の生活を快適に暮らして、
質の良い睡眠を日々取れたら理想ですね。
まずは、家を建てるときの方角を考えましょう!
日本では方角によってよく運気が変わると言われており、
家を建てる時は方角を気にかける方が多いです。
中でも1番人気があるのは、『南向き』ですが、
必ずしも南向きが良いとは限りません。
ご家族のライフスタイルに合った方角で、
家を建てることも視野に入れましょう。
【1番人気】南向きの家


1日を通して日が当たりますので、
明るいと南向きの土地は人気がある分、
価格も高く設定されていることが多いです。
新築住宅が車通りなどの大通りに面していると、
目隠しのための柵や塀・植栽などが必要となり、
逆に日当たりや通気性が十分ではなくなることもあります。
日当たり良好な南向きのメリットを十分に生かせるか、
周辺環境の状況を併せて考えていきましょう。
東向きの家

朝日でたっぷり照らされる東向きの家は、
朝型の生活をしている方にはおススメです。
東向きのリビングを作れば、朝日が入り、
明るく元気いっぱいになれます。
1日のスタートを快適に始めるためには
東向きもおススメです。
是非すがすがしい朝を迎えて下さい。
西向きの家

西向きは不評で日当たりが悪く、
西日は避けたいと思う方も多いと思います。
しかし、常に家を空ける時間が多い方は、
夕方帰ってきたときに日差しが差し込む西向きの家は、
ある意味おススメとも言えます。
夕日が沈む瞬間を目の当たりして、
仕事終わりの自分を落ち着かせることもできるでしょう。
方角を決めるときのポイント

家の向きを同時に考えたいのが各部屋の方角ですよね。
家族は集まるリビングは、家の中で1番日差しが多く入り、
部屋が明るく照られる位置にしましょう!
風水では玄関は運気が1番左右されるという話を聞いたことがあります。
玄関は、南・東・西・北西・南東に置くのが良いと言われています。
また、キッチンは陰気なところですと熱がこもりやすく、
料理のやる気が損なわれます。
そのため、キッチンは風通しの良い位置に設置をして、
さらにキッチンの近くには窓を設置することが良いです。
寝室は寒くて湿気がこもる北と西日が当たって、
熱気がこもりやすい西向きの方角は、おススメしません。
新築住宅を建てる際には、家の周囲の環境と併せて、
部屋の位置も意識しつつ、より快適な空間のある家づくりを決めていきましょう。
方角は営業スタッフにも相談しながら、決めていけば安心です。
寝るための環境を整えよう

新築住宅で質の良い睡眠を確保するためには、
寝室の環境を整えることも大切です。
部屋の広さや温度・湿度・音・光・色などの要素があります。
例えば、高級ホテルの一室を想像してみてください。
高級ホテルでは、外の騒音を遮るために窓が
一流のホテルでは、外の騒音を遮る為に窓がペアガラスだったり、
オシャレな壁紙や間接照明で部屋の雰囲気を出したり、
空調で温度や空気の調整ができたり・・・
質の良い睡眠が追及されていて、
快適な空間につくられています。
新築住宅にも高級ホテルの要素を
真似してみるのも良いと思います。
色を工夫する

色には暖色と寒色と大きく2つ分かれます。
寝る前に赤などの暖色を見ると、神経が刺激されて熟睡できなくなってしまいます。
また、派手な原色カラー(ピンクなど)や派手な模様などを
見てしまうと目や脳がより休まりにくくなります。
新築住宅の寝室においては寒色がおススメです!
寒色には、気持ちを落ち着かせて眠りに入りやすい効果がありますし、
例えば、緑には興奮を抑えてくれる効果があります。
さらに、ベージュやブラウンなど土系の色には
気持ちをのんびりとリラックスさせてくれる効果もあります。
赤や紫など暖色が好きで新築住宅の寝室で使いたい場合には、
トーンを抑えた薄い色合いにしたり、
暖色は一面だけのアクセントカラーとして使うのが良いです!
質の良い睡眠を取るためにも色の工夫は欠かせません。
より良い睡眠のための色

新築住宅での新生活が始まり、質の良い睡眠を得るためには、
シーツやカーテンの色も大切になってきます。
シーツやカーテンついてですが、一般的に眠りに入る前に
刺激の強い色や模様は見ない方が良いです。
壁紙と同様にシーツやカーテンなどは
落ち着いた薄いブルー系やシンプルなモノトーンカラーや
優しい土系の色のベージュカラーを取り入れたら良いでしょう。
あと照明は薄暗くして、新築住宅の寝室には遮光カーテンを使いましょう。
窓を付ける

新築住宅で質の良い睡眠をとるためには、
規則正しい生活リズムをつくるのが理想的です。
まずは朝起きたら、カーテンを開けて、しっかり太陽の光を
浴びることが目覚めのスイッチを入れることができます。
窓から入ってくる朝日を浴びたら、
スッキリした気分で一日を始められます。
新築住宅の寝室には手に届くところに窓を付け、
太陽の光で目覚められるような位置にベッドを置くと良いですよ。
夏は涼しくて、冬は暖かい住まい

イエテラスの住まいは、高性能ハイブリッド窓サーモスLを
採用しており、高断熱・高気密の家です。
大手ハウスメーカー様でも採用をすることが滅多にない
最高水準の性能を誇る断熱材で1年中快適な住まいを実現しています。
さらに断熱性が高く、結露による劣化を防ぐ施工にこだわっています。
施工精度が低いと、建てた後でも数年後に結露が発生し、
劣化・腐朽が進んでしまいます。
しかし、イエテラスの家は結露を防ぎ、
家の中でも温度差を作らないのも魅力の一つです。
新築住宅に引っ越し後も新しい家で快適に暮らす為に
重要なポイントになります。
イエテラスの新築住宅では、快適な空間で過ごせて、
質の良い睡眠を取りやすくなる家づくりをご提案しております。
宇部・山陽小野田・防府・山口・周南で家づくりを検討されている方、是非一度ご相談ください。
9月21日(土)~9月23日(月)の最新イベント情報↓
【山口市宮野】女性に大人気のアイランドキッチンを導入した完成見学会
関連記事
-
RC造とは?他の建物構造との違いやメリット・デメリットを紹介
建築構造には種類があり、特徴や優れているところ、欠点となっているところがそれぞれあります。見た目だけではどの構造がいいのか判断することは難しいですから、各構造について知っておきましょう。この記事では建物構造の種類や特徴についてお伝えしていきます。 RC造とその他建物構造について 日本の住宅の場合は木造が一般的ですが、その他にもいろいろな構造があり、造りがまったく異なりますので、家の購入を検討されている方はどんな違いがあるか知っておくことが大切です。それでは以下にて代表的な建物の構造をご紹介していきます。鉄筋コンクリート造(RC造/Reinforced Concrete) 鉄筋コンクリート造はReinforced Concreteを略してRC造とも呼ばれています。この構造は名前の通り鉄筋とコンクリートを組み合わせた構造となっており、鉄筋の引張り力とコンクリートの圧縮力の両方の強度を有しています。この構造はお互いの優れている点と弱点となる点を補っており、鉄筋の熱に弱く錆びやすいところをコンクリートで覆うことで弱点を克服する構造となっております。また、コンクリートの場合は、圧縮力は優れますが、引っ張られる力には弱いため、その引っ張りに対する力を鉄筋が補っています。これにより圧縮力と引張り力の両方の力に対して強い建物を建てることができます。木造(W造/Wood) 木造は日本古来から用いられている構造であり、住宅の他にも神社仏閣などが木材で建てられています。柱や梁など主要な部材は木材が使われており、在来軸組工法や枠組壁工法(2×4、2×6)など同じ木造でも複数の工法があります。在来軸組工法は柱や梁などを組み上げる骨組み構造となっており、日本に多く採用される工法です。枠組壁工法はアメリカで開発され、2×4、2×6など規格化された部材を使い、主に耐力壁を造って建物を建てる工法です。鉄筋鉄骨コンクリート造(SRC造/Steel Reinforced Concrete) 鉄筋鉄骨コンクリート構造(SRC造)は、鉄筋を組んだ芯部に鉄骨を組み込み、外側にコンクリートを覆った構造で、鉄骨の粘り強さと鉄筋コンクリートの強度を合わせ持った非常に耐久性の高い建物を建てることができます。主に高層ビルやマンションなど高い建物に用いられ、鉄骨造よりも座屈(荷重による変形)に対して強く耐火性も高いです。軽量鉄骨造(S造/Steel) 軽量鉄骨造は厚さ6mm未満の鋼材を用いた構造のことをいいます。鉄骨造は木造のように柱や梁で構成する骨組み構造であり、工業製品のため品質が安定しています。また、引張り力と圧縮力に優れて耐震性も高く、3〜4階建ての住宅やアパート、店舗併用型住宅に採用される構造となっています。ハウスメーカーの中には軽量鉄骨造をメイン構造としているところもあります。重量鉄骨造(S造/Steel) 厚さ6mm以上の鋼材を使用した構造が重量鉄骨造です。軽量鉄骨造よりも高い建物を建てることができ、主に中層の集合住宅や店舗併用住宅、高層ビル、マンションなどに採用されます。重量鉄骨造も鉄骨造と同じラーメン構造(柱と梁で構成される構造体)で建てられるのが一般的で、軽量鉄骨造と比べて柱が太く、構成する鉄骨の本数を少なくすることができます。建物構造の特徴・メリット&デメリット 上記でお伝えした各構造には長所と短所があり、これから家を建てる計画をされている方はどんな構造を採用するか判断するために重要な要素となってきます。それでは以下にて各構造のメリット・デメリットをお伝えしていきます。鉄筋コンクリート造(RC造/Reinforced Concrete)メリットデメリット耐火性に優れる建築コストが高い耐久性・耐震性が高い結露が出やすい気密性に優れる熱伝導率が高いため断熱対策が必要遮音性に優れる気密性が高いため換気設備が必要設計の自由度が高い 木造(W造/Wood)メリットデメリット建築コストを抑えられる耐用年数が短い断熱性に優れるシロアリ・漏水・雨漏りの被害に弱い日本の気候にあっている火災に弱いバランス良く性能を高められる柱や壁の数量が多いメンテナンス性に優れる 鉄筋鉄骨コンクリート造(SRC造/Steel Reinforced Concrete)メリットデメリット耐火性に優れる建築コストがかかる耐震性・耐久性に優れる工期が長期化しやすい遮音性に優れる設計の自由度が高い 軽量鉄骨造(S造/Steel)メリットデメリット大開口が可能で設計の自由度が高い耐火性が低い工期が短い壁が薄いと防音・遮音性は期待できない品質が安定している結露により鉄骨に錆が発生する木造よりも耐久性・耐震性が高い 重量鉄骨造(S造/Steel)メリットデメリット大開口が可能で設計の自由度が高い軽量鉄骨よりも建築コストがかかる防音性が高い高層建築が可能耐久性・遮音性に優れる強固な地盤や基礎が必要品質が安定している 構造による防音性や耐火性、耐震性の比較 建築構造耐震性防音性・遮音性耐火性建築コストRC造○○○×木造△△△◎SRC造◎○◎×S造○△△○上記の表はあくまでも各構造の目安ですが、性能が期待できない部分については設計次第で基準よりも高めることができるという点は着目するべきところです。以下にはどんな構造についてどんな人におすすめなのかお伝えしていきます。建築コストを抑えたい方は木造がおすすめ 建築コストを重視するのなら断然に木造がおすすめです。木造は普及率も高く材料も他の構造よりも安価なため、費用を抑えつつ、備えたい性能はバランス良く設計することが可能です。定期的にメンテナンスを行えば建物も長く維持していくことができますので、費用を抑えて建物を建てたい方は木造がいいでしょう。耐震性・耐火性を求めるならRC造・SRC造がおすすめ 建物の強度を求めるのならRC造とSRC造がおすすめです。鉄筋コンクリートと鉄骨の強度はとても信頼が高く、安心して住み続けられる建物といえます。以前ではマンションのような高層建築の場合は揺れの心配がありましたが、技術の進歩により地震の揺れを吸収する免震構造が取り入れる建物も増えております。間口の広い設計にしたいならS造がおすすめ 柱や壁を少なくし、間口の広い設計にしたい場合はS造がおすすめです。主に壁は間仕切り壁となりますので、自由に壁を配置したり、廃したりすることができます。このため大開口を設けることができ、開放的な空間を作ることが可能となっています。自由な設計は他にもRC造やSRC造でも可能ですが、建築コストが高いという点はデメリットとなります。その点、軽量鉄骨造の場合は住宅メーカーも採用する構造となっており、リーズナブルな価格で取り入れることが可能となっています。ただし、間仕切り壁で仕切るため、壁厚がない場合は防音性や遮音性の対策が必要です。まとめ ここまで建物の構造についてご紹介してきました。構造はいくつか種類があり、どれも一長一短ありますので、自分が求める建物構造を選び、欠点を補っていける設計を行うのが重要です。これから家を建てる計画をされている方は今回お伝えした建物の構造のポイントを押さえて、自分に適した構造を選びましょう。家づくりは情報収集することが大切です。いえとち本舗は無料で家づくりに役立つ資料を提供しておりますので、これから家を購入しようと考えている方はぜひご利用ください。資料請求はこちらからさらに会員登録をするとVIP会員様限定の間取り集や施工事例、最新の土地情報をお届けいたします。当社は一切押し売りを致しませんので安心してご登録ください。会員登録はこちらから
-
快適に過ごせる、バリアフリー住宅【いえとち本舗の新築・山口・宇部・周南・防府・山陽小野田】
みなさんこんにちは!いえとち本舗山口中央店です♪ 山口・防府・宇部・山陽小野田・周南で新築住宅の購入をご検討中のみなさま、お家のバリアフリーについて、お考えになったことはありますか? 最近では、公共施設等も、バリアフリー化が進んでおり、スロープ手すり、多目的トイレなど、車いすの方や障がいのある方だけでなく、妊婦さんや子連れなど、様々な方が利用しやすい施設が増えてきていますね(o^―^o) しかし、家を購入するとなると、どのくらいバリアフリー化ができるのか、費用面はどのくらいかかるのか等の不安を感じている方も多いのではないでしょうか? そのようなお悩みがある方に向け、今回の投稿では「快適に過ごせる、バリアフリー住宅」についてお伝えします! <そもそも、バリアフリー(住宅)とは?>バリアフリーという言葉を聞くと、高齢者や障がい者だけのことだと捉えられがちですが、バリアフリー住宅とは、小さな子どもから高齢者までが快適に安心・安全に過ごせる住まいのことを指します! もしも、突然のケガや病気になってしまった時、普段なら軽々に通ることができた家の中の段差でも躓いてしまい、さらに大けがをしてしまう危険性が出てきてしまいます。 しかし、バリアフリー住宅は一般的な住宅に比べ、段差等の危険因子となるものが少ないため、より暮らしやすい住宅にもなります!(^^)! <なぜ、バリアフリーがいいのか>これは、バリアフリー住宅に限らず、一般的な新築住宅を決める際にも同じことが言えちゃうのですが… バリアフリーは、人によって必要とされる部分がかなり異なってきます。例えば、座って作業することはできるが足腰が悪いため、立って移動することが難しい方や、病気によって手が震えてしまうけれど歩行はスムーズな方など、一人ひとりでニーズが異なってしまうことや、変容してきてしまこともあるんですね…(*_*;このように、直近の未来のことも大切ですが、先々の将来を考えたバリアフリー住宅をオススメします! 例えば、足腰が悪くなり歩行が難しくなってしまった場合、手すりを付けるだけでなく、車いすで移動できるよう玄関にスロープが置けるスペースを作ることや、外溝から玄関までのスロープを作っておくなど、何か起きても対応できる住まいづくりをすることはとても大切です♬ <さいごに>新築住宅を購入するとなると、その直後の住まいのことを考えるだけでなく将来性を考えることや、老後の住宅ローンのことだけでなく、老後も過ごしやすい住まいを作ることを意識して、新築住宅を選ぶことをオススメします( *´艸`) 山口・防府・宇部・山陽小野田・周南で新築の購入をご検討中のみなさまへいえとち本舗山口中央店・宇部店では、新築住宅を選ぶポイントや、買う時に気を付けることなど、お家に関する相談会等のイベントも実施しております♪ 住まいに関して、気になる事がございましたら、ぜひお問い合わせください(^◇^) 12月14日(土)~12月22日(日)開催イベント↓【山口市下市町】リビング21.3帖平屋3LDK完成見学会
-
【事例あり】スキップフロアとは?メリット・デメリットをご紹介!
スキップフロアはいくつもの床レベルに部屋が配置され、とても楽しい雰囲気を感じさせてくれる設計方法の一つです。よくおしゃれな家として住宅雑誌にも掲載されており、あまり部屋の数を取ることができないお家にもスキップフロアは有効な設計方法となっています。この記事ではスキップフロアとは何か、メリットやデメリットについてご紹介します。1 スキップフロアってなに? 2 スキップフロアのメリット 3 スキップフロアのデメリット 4 まとめ スキップフロアってなに? 通常の住宅は1階や2階、3階といった階層を設けて建てられます。住宅の設計方法の中にはスキップフロアというものがあり、これは階層との間に中間階を設ける設計方法です。もう少しわかりやすく言いますと、1階と2階との間に新しくフロアをつくるということです。通常は一つの階層にある限られたスペースの範囲で部屋を配置していきますが、スキップフロアの場合は高さ方向で部屋を増やすことができますので、空間を有効活用ができ、床面積を確保することができます。そのため床面積を多く取ることができない場合や間口が狭く奥行きが広い土地、斜面のある土地などにスキップフロアは有効です。また、スキップフロアはなにも2階建てなど階層のある建物だけができるのではなく平屋にも採用することができます。平坦になりやすい間取りに高さ方向に部屋がつくられるため立体的な内観となります。 スキップフロアのメリット スキップフロアの家は空間に動きが生まれ楽しいという印象があり、よくおしゃれな家として雑誌に掲載されていることがあります。ここではスキップフロアのメリットについてご紹介していきますので、しっかりポイントを押さえていきましょう。 空間を有効活用できる 床から天井の何もないところを有効活用して新しくフロアをつくるため、部屋数を増やすことができないケースにスキップフロアは有効です。結果的に床面積が増えますので、3階建てが建てられないという場合にも適しており、通常の二階建てよりも空間の有効活用ができ床面積を増やすことができます。家づくりでは収納が少なくて後悔したという声が多くありますが、収納スペースが増えると今度は居住スペースが減ってしまいます。このようなケースにスキップフロアを取り入れれば、天井が低くなってしまいがちな1階部分を収納スペースとし、中二階はリビングにするといったことができます。3階建てよりもコストを抑えられる 3階建ての家よりもスキップフロアを取り入れた家の方がコストは抑えられます。家の固定資産税も3階建ての方が高く、スキップフロアの家の方が安く済む傾向にありますので、床面積は捨てられないけれど費用は抑えたいという方に適しています。また、建築コストの上でも3階建ては構造上耐震性を有していることが大切ですので、構造計算書の提出が必須になり、設計費用も嵩みます。3階建てに耐える構造にすることも必要ですので、材料費や施工費も高くなることも考慮しなければいけません。費用を抑えながらも床面積を確保することを希望している方はスキップフロアのメリットを感じやすいでしょう。子供にとって楽しい家になる 屋内には高いところや低いところにいくつものフロアが生まれ、まるで枝葉にのる巣箱のような楽しくにぎやかな印象を空間に与えてくれます。各部屋は壁で仕切られているわけではないため、違う部屋にいても子供の様子を見ることができ、家族との会話もとりやすいです。家族の動きや会話などが部屋に伝わり、家族との繋がりをより感じ取らせてくれる家になってくれるでしょう。下の階の天井が低くなっている部屋は隠れ家のような趣がありますので子供にとっても楽しい家になります。 スキップフロアのデメリット スキップフロアの優れているところがわかったところで、続いてはデメリットになります。これから建てる家にスキップフロアを取り入れていこうとご計画されている方は、しっかり不利な点も抑え対策を立てていくことが大切です。 天井が低くなる スキップフロアは建物の高さを利用してフロアを設けるため、天井高が低くなってしまう部屋も生まれてしまいます。下の階は天井の高さが1.4m以下になることが多く、大人が生活するには低すぎてしまいます。天井の低い部屋は腰をかがめて入ることになりますので、腰を痛めてしまうということも注意しなければいけません。天井が低くなってしまう部屋は子供の遊び部屋や収納などに利用するといいでしょう。2階建てと比較してコストは割高 メリットでも挙げましたがスキップフッロアの家は3階建てよりは費用を抑えることができますが、2階建てだとコストは割高になります。スキップフロアの家の設計は難易度も高く、計画に時間がかかる可能性もあるため設計時の費用が高くなってしまうことも考えておく必要があるでしょう。冷暖房効率が悪い 縦空間が広くなる構造になりますので、断熱性と気密性を考えた設計にしないと冷暖房効率が悪くなり、室温も安定しない家になってしまいます。冷暖房効率が悪いと電気代も高くなるため経済的ではありません。また、温かい空気は上に流れていくため下の部屋は室温が低下し寒くなります。エアコンで整えた空気をいかに循環させ室温を安定させるかが重要となりますので断熱性は特に重要視しておきたい性能です。階段が多くなるため危険 スキップフロアは高さ方向にフロアをつくり部屋を設けるため、どうしても階段が多くなります。階段で心配されることは転倒やつまづきです。足腰が弱くなる高齢者にとっては階段の登り下りは体の負担を感じやすく事故の恐れもあります。また、小さなお子さんのいるご家庭も階段は心配の種になります。若いうちは体が動くからいいかもしれませんが、自分が高齢者となった時のことも想定しておくことが大切です。手すりや柵などを設置してなるべく体への負担が少なく安全に生活ができる対策を取りましょう。掃除が大変 スキップフロアは高低差があるため掃除が大変ということも考慮する必要があります。上下に部屋がありますので、お掃除ロボットも使うことができず自力で掃除をしなければいけません。天井が低いところは腰をかがめて掃除しなければいけませんので、通常の掃除と比べて負担が大きく大変です。スキップフロアを取り入れる場合は掃除のしやすさを考えて、コードレスで軽量な掃除機を使う、各部屋に掃除道具を置いておく、などの対策を立てましょう。設計力が必要 通常は家の設計時に間取り図を見ながら計画を立てていきますが、スキップフロアは部屋の配置が立体的になるため、間取り図ではどんな家なのか把握しづらくなります。また、スキップフロアの設計は難易度も高いため対応する業者が限られてしまう可能性があります。スキップフロアに不慣れな業者に任せてしまうと、後々不具合が起きたり、住みづらい家になってしまったりする恐れがありますので注意が必要です。スキップフロアを取り入れた家を建てたい場合は、ちゃんとスキップフロアの実績があり、設計や施工に慣れている住宅会社にお願いしましょう。設計時では間取り図の他に断面図の確認と、図面を立体に起こしてもらい3D画像で確認することをおすすめします。スキップフロアは匂いや音が届きやすいということも難点ですので、設計の時は対策を立てて計画をしましょう。 まとめ ここまでスキップフロアについてご紹介してきました、スキップフロアは狭小な土地でも床面積を増やすことができ、部屋数を増やせない場合に有効です。空間もスキップフロア独特な雰囲気があり楽しいお家となりますので、これから家を建てるという方はぜひご検討してみてください。家づくりは情報収集することが大切です。いえとち本舗は無料で家づくりに役立つ資料を提供しておりますので、これから家を購入しようと考えている方はぜひご利用ください。資料請求はこちらからさらに会員登録をするとVIP会員様限定の間取り集や施工事例、最新の土地情報をお届けいたします。当社は一切押し売りを致しませんので安心してご登録ください。 会員登録はこちらから