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建物・家づくり
快適な空間・質の良い睡眠のために【いえとち本舗の新築・山口・宇部・防府・山陽小野田・周南・下松】
イエテラスの新築、いえとち本舗山口中央店の杉田です。
現在、宇部・山陽小野田・防府・山口・周南で、
家づくりを検討されているみなさん!
今回は、「快適な空間で過ごせて、質の良い睡眠を取りやすくなる」
新築住宅の作り方をご紹介いたします。
仕事の疲れや日々の疲れをいやすためにも、
快適な空間で暮らして、質の良い睡眠を取ることは、
とても大切なことです。
新築住宅をせっかく建てたのに部屋の雰囲気が暗い、
寝つけが悪い・寝覚めが良くない・・・。
やっとの思いで建てた新築住宅では日々の生活を快適に暮らして、
質の良い睡眠を日々取れたら理想ですね。
まずは、家を建てるときの方角を考えましょう!
日本では方角によってよく運気が変わると言われており、
家を建てる時は方角を気にかける方が多いです。
中でも1番人気があるのは、『南向き』ですが、
必ずしも南向きが良いとは限りません。
ご家族のライフスタイルに合った方角で、
家を建てることも視野に入れましょう。
【1番人気】南向きの家


1日を通して日が当たりますので、
明るいと南向きの土地は人気がある分、
価格も高く設定されていることが多いです。
新築住宅が車通りなどの大通りに面していると、
目隠しのための柵や塀・植栽などが必要となり、
逆に日当たりや通気性が十分ではなくなることもあります。
日当たり良好な南向きのメリットを十分に生かせるか、
周辺環境の状況を併せて考えていきましょう。
東向きの家

朝日でたっぷり照らされる東向きの家は、
朝型の生活をしている方にはおススメです。
東向きのリビングを作れば、朝日が入り、
明るく元気いっぱいになれます。
1日のスタートを快適に始めるためには
東向きもおススメです。
是非すがすがしい朝を迎えて下さい。
西向きの家

西向きは不評で日当たりが悪く、
西日は避けたいと思う方も多いと思います。
しかし、常に家を空ける時間が多い方は、
夕方帰ってきたときに日差しが差し込む西向きの家は、
ある意味おススメとも言えます。
夕日が沈む瞬間を目の当たりして、
仕事終わりの自分を落ち着かせることもできるでしょう。
方角を決めるときのポイント

家の向きを同時に考えたいのが各部屋の方角ですよね。
家族は集まるリビングは、家の中で1番日差しが多く入り、
部屋が明るく照られる位置にしましょう!
風水では玄関は運気が1番左右されるという話を聞いたことがあります。
玄関は、南・東・西・北西・南東に置くのが良いと言われています。
また、キッチンは陰気なところですと熱がこもりやすく、
料理のやる気が損なわれます。
そのため、キッチンは風通しの良い位置に設置をして、
さらにキッチンの近くには窓を設置することが良いです。
寝室は寒くて湿気がこもる北と西日が当たって、
熱気がこもりやすい西向きの方角は、おススメしません。
新築住宅を建てる際には、家の周囲の環境と併せて、
部屋の位置も意識しつつ、より快適な空間のある家づくりを決めていきましょう。
方角は営業スタッフにも相談しながら、決めていけば安心です。
寝るための環境を整えよう

新築住宅で質の良い睡眠を確保するためには、
寝室の環境を整えることも大切です。
部屋の広さや温度・湿度・音・光・色などの要素があります。
例えば、高級ホテルの一室を想像してみてください。
高級ホテルでは、外の騒音を遮るために窓が
一流のホテルでは、外の騒音を遮る為に窓がペアガラスだったり、
オシャレな壁紙や間接照明で部屋の雰囲気を出したり、
空調で温度や空気の調整ができたり・・・
質の良い睡眠が追及されていて、
快適な空間につくられています。
新築住宅にも高級ホテルの要素を
真似してみるのも良いと思います。
色を工夫する

色には暖色と寒色と大きく2つ分かれます。
寝る前に赤などの暖色を見ると、神経が刺激されて熟睡できなくなってしまいます。
また、派手な原色カラー(ピンクなど)や派手な模様などを
見てしまうと目や脳がより休まりにくくなります。
新築住宅の寝室においては寒色がおススメです!
寒色には、気持ちを落ち着かせて眠りに入りやすい効果がありますし、
例えば、緑には興奮を抑えてくれる効果があります。
さらに、ベージュやブラウンなど土系の色には
気持ちをのんびりとリラックスさせてくれる効果もあります。
赤や紫など暖色が好きで新築住宅の寝室で使いたい場合には、
トーンを抑えた薄い色合いにしたり、
暖色は一面だけのアクセントカラーとして使うのが良いです!
質の良い睡眠を取るためにも色の工夫は欠かせません。
より良い睡眠のための色

新築住宅での新生活が始まり、質の良い睡眠を得るためには、
シーツやカーテンの色も大切になってきます。
シーツやカーテンついてですが、一般的に眠りに入る前に
刺激の強い色や模様は見ない方が良いです。
壁紙と同様にシーツやカーテンなどは
落ち着いた薄いブルー系やシンプルなモノトーンカラーや
優しい土系の色のベージュカラーを取り入れたら良いでしょう。
あと照明は薄暗くして、新築住宅の寝室には遮光カーテンを使いましょう。
窓を付ける

新築住宅で質の良い睡眠をとるためには、
規則正しい生活リズムをつくるのが理想的です。
まずは朝起きたら、カーテンを開けて、しっかり太陽の光を
浴びることが目覚めのスイッチを入れることができます。
窓から入ってくる朝日を浴びたら、
スッキリした気分で一日を始められます。
新築住宅の寝室には手に届くところに窓を付け、
太陽の光で目覚められるような位置にベッドを置くと良いですよ。
夏は涼しくて、冬は暖かい住まい

イエテラスの住まいは、高性能ハイブリッド窓サーモスLを
採用しており、高断熱・高気密の家です。
大手ハウスメーカー様でも採用をすることが滅多にない
最高水準の性能を誇る断熱材で1年中快適な住まいを実現しています。
さらに断熱性が高く、結露による劣化を防ぐ施工にこだわっています。
施工精度が低いと、建てた後でも数年後に結露が発生し、
劣化・腐朽が進んでしまいます。
しかし、イエテラスの家は結露を防ぎ、
家の中でも温度差を作らないのも魅力の一つです。
新築住宅に引っ越し後も新しい家で快適に暮らす為に
重要なポイントになります。
イエテラスの新築住宅では、快適な空間で過ごせて、
質の良い睡眠を取りやすくなる家づくりをご提案しております。
宇部・山陽小野田・防府・山口・周南で家づくりを検討されている方、是非一度ご相談ください。
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擁壁とは?種類や費用、注意点を徹底解説
1 擁壁とは?2 擁壁工事の種類は? 3 擁壁工事の費用や工期は?4 擁壁トラブルやリスクを回避するための注意点5 まとめ 高低差のある土地には斜面が崩れてしまわないように擁壁を設けています。これから新しく家を建てる方の中には新しく擁壁を設けなければいけないケースや、土地や中古住宅を探している方は擁壁付きの物件と出会うかもしれません。この時に擁壁のことを知らないまま購入してしまうと、後々トラブルに発展する可能性がありますので、ちゃんと擁壁のことについて知っておきましょう。擁壁とは? 擁壁とは高低差のある土地にできる斜面が崩れないように設ける壁のことをいいます。高く積まれた土壌は重力により土砂崩れなどを起こす可能性があり、土壌の安息角を超える大きな高低差を設ける際は、土壌の横圧に耐えられるように擁壁を設けて斜面の崩壊を防ぐ必要があります。安息角とは土地や粉粒体を積み上げた時に自発的に崩れず安定を保った時の斜面と水平面の角度のことです。この安息角を超える斜面は土壌が崩れる恐れがあるため擁壁を設けて崩落を防ぐ対応が必要となります。擁壁を設ける際は、土壌の横圧の他に水圧も考慮する必要があり、排水の仕組みがうまく働かないと静水圧が擁壁に影響を与えます。擁壁は土留と呼ばれることもありますが、土留は一時的な構造、擁壁は長期的な構造と区別されているのが一般的です。擁壁が造られるケースは、崖地の崩落を防ぐために造られたり、土地の造成時にできた高低差のために造られてたりします。高低差のある土地に建物を建てる際は、土壌がしっかりと安定した形のまま保たれていなければ、いずれ建物ごと崩れてしまいますので、このような崩落を防ぐために擁壁は造られます。擁壁工事の種類は? 擁壁は大きく区別すると鉄筋コンクリート造、コンクリートブロック、石があります。それでは以下にてどんな擁壁か一つずつお伝えしていきます。コンクリート造擁壁コンクリート擁壁は無筋コンクリートと鉄筋コンクリートに分けられます。二つの違いは名前を見てもわかるとおりコンクリートの中に鉄筋が組まれているか、組まれていないかになり、鉄筋が組まれている方が強度はあります。一般的に用いられるのは鉄筋コンクリート造の擁壁で、構造計算が容易で崖に対して垂直に建てやすい特徴があります。コンクリート造の擁壁の底版には「逆T字型」「L型」「逆L型」「重量式」「もたれ式」などがあり、立地条件に合わせて適切な構造を使い分けていきます。間知ブロック擁壁間知ブロックを用いた擁壁のことを間知ブロック擁壁といい、大きさの揃ったブロックを積んで造られます。間知ブロック擁壁は練積みという工法が用いられ、ブロック裏側をコンクリートで固めたり、割石などを詰めたりします。また、積み方にも水平方向に積む布積みや斜めに積む矢羽積みなどがあります。石積みの擁壁石積みの擁壁には大谷石で作られた「大谷石積み擁壁」と石やコンクリートブロックを積んで造る「空石積み擁壁」があります。コンクリート造や間知ブロックは建築基準法により基準が定められていますが、大谷石積みの場合は現在の基準よりも低いため、もし「大谷石積み擁壁」が残る擁壁の場合は損傷がないか確認する必要があります。「空石積み擁壁」は簡素な造りとなっており、高低差の少ないところに造られます。こちらも現行基準に満たされていないため1.5m以上の高低差に設ける場合は強度の懸念があるため対策が必要です。擁壁のメンテナンスの必要性擁壁の耐用年数は20~50年ほど。鉄筋コンクリート擁壁やコンクリートブロック積み擁壁などコンクリートで作られる擁壁の寿命は50年ほどです。このため経年劣化でそうそう壊れることはありませんが、劣化は進みますので、いずれメンテナンスは必要になります。劣化症状には排水の具合や土や草の詰まり、コケの発生、ひび割れ、膨れ、変形などがあります。擁壁は水が溜まらないように水抜き穴が設けられていますが、この排水の状態は気にかけておくことです。擁壁の表面が湿っていたり、水が染み込んでいたりする場合は、排水がうまくできていない可能性があります。また、水の抜け具合にばらつきがある場合も気をつけましょう。こういった劣化は年数が経つにつれて症状が出てくるため定期的に点検しておくことです。一般の方が劣化しているか判断するのは難易度が高いため、擁壁に変化が見られる場合は専門業者に相談しましょう。また、石積み擁壁は現在のがけ条例の基準を満たしていない可能性があります。もし基準を満たしていない場合は、現在の基準を満たす工事が必要です。工事をするのに申請は必要か高低差2m以上ある土地は自治体が定める条例で擁壁を設けるように義務付けされている傾向にあり、もし自治体が擁壁を設けるように条例で義務付けしている場合は、工事を行うのに申請が必要になります。また、がけ条例の該当要件の範囲については自治体によって詳細は異なるため各自治体に確認を取る必要があります。東京都のがけ条例の場合は、崖から「がけの高さに2をかけた距離」離して家を建てること、崖は擁壁にすることになっています。一般的に申請してから許可が下りるまで一ヶ月前後かかりますので、入居するスケジュールを決めている場合は早めに行動しておく必要があるでしょう。 高さが2mを超える切土の崖を生ずる工事高さが1mを超える盛り土の崖を生ずる工事盛土と切土を同時に行う場合、盛土は1m以下で切土と合わせて2mを超える崖を生ずる工事宅地造成面積500㎡を超える工事(切土、盛土で生じる崖の高さに関係なく)高さ2mを超える擁壁や排水施設の除去を行う宅地造成工事規制区域で上記の工事を行う場合は、各自治体に申請して工事の許可を取る必要があります。また、「急傾斜地崩壊危険区域」に指定されている土地に住宅を建てる場合は申請をして許可を取る必要があります。5m以上の崖高さがあるところは「急傾斜地崩壊危険区域」として各都道府県によって指定されています。「急傾斜地崩壊危険区域」に指定される土地での住宅の建築は、一般的に施主が擁壁工事を行うのではなく、都道府県が崩落防止のために擁壁工事を行います。擁壁工事の費用や工期は? 擁壁の中では鉄筋コンクリート造が高く、無筋コンクリート、ブロック造の順で安くなっていきます。工事費用は立地条件や土地の状態によって変動しますので、一概にいくらと決めることはできませんが、相場としては5〜10万円/㎡が目安となっています。擁壁工事の内容別に費用の目安を以下に記載しましたのでご参考にしてください。 新規擁壁工事:数百万円~数千万円擁壁のやり直し:3~13万円/㎡擁壁の一部修復:1~2万円/㎡擁壁工事の価格変動の要因は施工する土地の地盤が安定しているか、というのが影響します。地盤の緩い土地に擁壁を設ける場合は、より強固に造る必要があり、自然災害の多い地域ではリスクも高いため、強度が一層に求められます。このようなケースだと工事の単価も上がるため、一般的な費用相場では擁壁を作ることができない可能性があります。擁壁工事の費用は立地条件も左右され、工事車両や重機が入れない道路環境の場合は、車両の規模を小さくするか人材を増やす対応が必要となります。車両の規模を小さくするということは、その分搬出・搬入の往復が多くなるため、こちらも費用がかさむ要因となります。また、施工時に出る残土の処分費も土の状態によって価格が変わります。もし汚染されている土の場合は浄化する必要が出てくるため、費用も通常の価格から加算されます。 擁壁工事は補助金や助成金を出している自治体もあります。補助金の対象要件は各自治体によって異なりますので、もし利用する場合は実施されているか確認を取りましょう。要件を満たしているかなどの判断は一般の方で行うのは難易度が高いため専門業者に依頼することをおすすめします。擁壁工事の工期は規模により違いはありますが、規模が小さければ約15日、中規模で約一ヶ月、大規模になりますと約三ヶ月かかります。工期についてはほとんどの業者は工程表を渡してくれると思いますので、工事前に必ず確認をしましょう。擁壁工事の助成金 擁壁工事は高額となりやすい工事なためお金の負担が大きいですが、条件に該当する工事を行う場合は地方自治体が実施する助成金制度を利用することができます。対象要件は各地方自治体に確認する必要がありますが、東京都港区の場合は工事費用1/2(500万円を上限とする)まで助成金を受けることができます。基本的に助成金の利用は施主本人が申請する必要がありますが、委任状を交わせば業者に申請手続きの代行をしてくれることもあります。申請に慣れていない方は戸惑うところも出てくると思いますので、助成金の利用を検討している方は、申請手続きをサポートしてくれるか業者に相談することをおすすめします。擁壁トラブルやリスクを回避するための注意点 擁壁を新しく造る場合や擁壁付きの土地または中古住宅を購入する場合など、擁壁についていくつか注意する点がありますので以下にお伝えするポイントをチェックしておきましょう。擁壁や地盤の状態を確認 擁壁の耐用年数は約20〜50年です。築年数の浅い擁壁なら問題ですが、年数の経っている擁壁の場合は経年劣化を起こしている可能性があるため、クラックがないか、変形がないか、など確認しておくことが重要です。懸念される状態はその他にも、隙間がある、排水気候が設けられていない、水抜き穴の詰まり、擁壁が湿っているなどです。このような状態にある場合、強度の低下や水圧により変形が起きている可能性があります。また、擁壁は地盤の状態により適した強度であるかが判断されます。軟弱な地盤の場合は不動沈下を起こす恐れもありますので、費用はかかりますが地盤調査をしておくとより安心です。擁壁付きの物件は状態によって造り直しが必要になることもあり、トラブルとなってしまう可能性があります。そのため擁壁付きの土地や中古住宅を購入する際は擁壁の状態や年数、地盤の強度を確認しましょう。擁壁と境界のトラブル 隣家との境界に擁壁がある場合もトラブルに発展しやすいため注意が必要です。境界に擁壁がある場合、もし不適格な擁壁だったとすると、この工事費用や責任はどちらが負担するのかが問題となってきます。このようなトラブルは必ずしも擁壁を所有している側が負うのではなく、例えば上側の土に問題があって崩落の危険があるといった場合、上側も負担を負わなければいけない可能性があります。双方に責任が及ぶ場合、修復する費用の割合をどうするかで非常にもつれますので、擁壁が不適格か適合しているか事前に確認しておくことが大切です。まとめ ここまで擁壁とはなにか、修理費用やトラブルなどの注意点についてお伝えしてきました。擁壁は高低差のある土地の斜面の崩落を防ぐために設ける壁状の構造物です。もし、擁壁を新しく造る計画をされている方や擁壁付きの土地または中古住宅の購入を検討されている方は、擁壁の状態や隣家との境界などに注意して工事を進めていくことが大切です。擁壁は専門的な知識と経験が必要ですから、本格的に計画が進む際は専門家に相談することをおすすめします。家づくりは情報収集することが大切です。いえとち本舗は無料で家づくりに役立つ資料を提供しておりますので、これから家を購入しようと考えている方はぜひご利用ください。資料請求はこちらからさらに会員登録をするとVIP会員様限定の間取り集や施工事例、最新の土地情報をお届けいたします。当社は一切押し売りを致しませんので安心してご登録ください。会員登録はこちらから
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RC造とは?他の建物構造との違いやメリット・デメリットを紹介
建築構造には種類があり、特徴や優れているところ、欠点となっているところがそれぞれあります。見た目だけではどの構造がいいのか判断することは難しいですから、各構造について知っておきましょう。この記事では建物構造の種類や特徴についてお伝えしていきます。 RC造とその他建物構造について 日本の住宅の場合は木造が一般的ですが、その他にもいろいろな構造があり、造りがまったく異なりますので、家の購入を検討されている方はどんな違いがあるか知っておくことが大切です。それでは以下にて代表的な建物の構造をご紹介していきます。鉄筋コンクリート造(RC造/Reinforced Concrete) 鉄筋コンクリート造はReinforced Concreteを略してRC造とも呼ばれています。この構造は名前の通り鉄筋とコンクリートを組み合わせた構造となっており、鉄筋の引張り力とコンクリートの圧縮力の両方の強度を有しています。この構造はお互いの優れている点と弱点となる点を補っており、鉄筋の熱に弱く錆びやすいところをコンクリートで覆うことで弱点を克服する構造となっております。また、コンクリートの場合は、圧縮力は優れますが、引っ張られる力には弱いため、その引っ張りに対する力を鉄筋が補っています。これにより圧縮力と引張り力の両方の力に対して強い建物を建てることができます。木造(W造/Wood) 木造は日本古来から用いられている構造であり、住宅の他にも神社仏閣などが木材で建てられています。柱や梁など主要な部材は木材が使われており、在来軸組工法や枠組壁工法(2×4、2×6)など同じ木造でも複数の工法があります。在来軸組工法は柱や梁などを組み上げる骨組み構造となっており、日本に多く採用される工法です。枠組壁工法はアメリカで開発され、2×4、2×6など規格化された部材を使い、主に耐力壁を造って建物を建てる工法です。鉄筋鉄骨コンクリート造(SRC造/Steel Reinforced Concrete) 鉄筋鉄骨コンクリート構造(SRC造)は、鉄筋を組んだ芯部に鉄骨を組み込み、外側にコンクリートを覆った構造で、鉄骨の粘り強さと鉄筋コンクリートの強度を合わせ持った非常に耐久性の高い建物を建てることができます。主に高層ビルやマンションなど高い建物に用いられ、鉄骨造よりも座屈(荷重による変形)に対して強く耐火性も高いです。軽量鉄骨造(S造/Steel) 軽量鉄骨造は厚さ6mm未満の鋼材を用いた構造のことをいいます。鉄骨造は木造のように柱や梁で構成する骨組み構造であり、工業製品のため品質が安定しています。また、引張り力と圧縮力に優れて耐震性も高く、3〜4階建ての住宅やアパート、店舗併用型住宅に採用される構造となっています。ハウスメーカーの中には軽量鉄骨造をメイン構造としているところもあります。重量鉄骨造(S造/Steel) 厚さ6mm以上の鋼材を使用した構造が重量鉄骨造です。軽量鉄骨造よりも高い建物を建てることができ、主に中層の集合住宅や店舗併用住宅、高層ビル、マンションなどに採用されます。重量鉄骨造も鉄骨造と同じラーメン構造(柱と梁で構成される構造体)で建てられるのが一般的で、軽量鉄骨造と比べて柱が太く、構成する鉄骨の本数を少なくすることができます。建物構造の特徴・メリット&デメリット 上記でお伝えした各構造には長所と短所があり、これから家を建てる計画をされている方はどんな構造を採用するか判断するために重要な要素となってきます。それでは以下にて各構造のメリット・デメリットをお伝えしていきます。鉄筋コンクリート造(RC造/Reinforced Concrete)メリットデメリット耐火性に優れる建築コストが高い耐久性・耐震性が高い結露が出やすい気密性に優れる熱伝導率が高いため断熱対策が必要遮音性に優れる気密性が高いため換気設備が必要設計の自由度が高い 木造(W造/Wood)メリットデメリット建築コストを抑えられる耐用年数が短い断熱性に優れるシロアリ・漏水・雨漏りの被害に弱い日本の気候にあっている火災に弱いバランス良く性能を高められる柱や壁の数量が多いメンテナンス性に優れる 鉄筋鉄骨コンクリート造(SRC造/Steel Reinforced Concrete)メリットデメリット耐火性に優れる建築コストがかかる耐震性・耐久性に優れる工期が長期化しやすい遮音性に優れる設計の自由度が高い 軽量鉄骨造(S造/Steel)メリットデメリット大開口が可能で設計の自由度が高い耐火性が低い工期が短い壁が薄いと防音・遮音性は期待できない品質が安定している結露により鉄骨に錆が発生する木造よりも耐久性・耐震性が高い 重量鉄骨造(S造/Steel)メリットデメリット大開口が可能で設計の自由度が高い軽量鉄骨よりも建築コストがかかる防音性が高い高層建築が可能耐久性・遮音性に優れる強固な地盤や基礎が必要品質が安定している 構造による防音性や耐火性、耐震性の比較 建築構造耐震性防音性・遮音性耐火性建築コストRC造○○○×木造△△△◎SRC造◎○◎×S造○△△○上記の表はあくまでも各構造の目安ですが、性能が期待できない部分については設計次第で基準よりも高めることができるという点は着目するべきところです。以下にはどんな構造についてどんな人におすすめなのかお伝えしていきます。建築コストを抑えたい方は木造がおすすめ 建築コストを重視するのなら断然に木造がおすすめです。木造は普及率も高く材料も他の構造よりも安価なため、費用を抑えつつ、備えたい性能はバランス良く設計することが可能です。定期的にメンテナンスを行えば建物も長く維持していくことができますので、費用を抑えて建物を建てたい方は木造がいいでしょう。耐震性・耐火性を求めるならRC造・SRC造がおすすめ 建物の強度を求めるのならRC造とSRC造がおすすめです。鉄筋コンクリートと鉄骨の強度はとても信頼が高く、安心して住み続けられる建物といえます。以前ではマンションのような高層建築の場合は揺れの心配がありましたが、技術の進歩により地震の揺れを吸収する免震構造が取り入れる建物も増えております。間口の広い設計にしたいならS造がおすすめ 柱や壁を少なくし、間口の広い設計にしたい場合はS造がおすすめです。主に壁は間仕切り壁となりますので、自由に壁を配置したり、廃したりすることができます。このため大開口を設けることができ、開放的な空間を作ることが可能となっています。自由な設計は他にもRC造やSRC造でも可能ですが、建築コストが高いという点はデメリットとなります。その点、軽量鉄骨造の場合は住宅メーカーも採用する構造となっており、リーズナブルな価格で取り入れることが可能となっています。ただし、間仕切り壁で仕切るため、壁厚がない場合は防音性や遮音性の対策が必要です。まとめ ここまで建物の構造についてご紹介してきました。構造はいくつか種類があり、どれも一長一短ありますので、自分が求める建物構造を選び、欠点を補っていける設計を行うのが重要です。これから家を建てる計画をされている方は今回お伝えした建物の構造のポイントを押さえて、自分に適した構造を選びましょう。家づくりは情報収集することが大切です。いえとち本舗は無料で家づくりに役立つ資料を提供しておりますので、これから家を購入しようと考えている方はぜひご利用ください。資料請求はこちらからさらに会員登録をするとVIP会員様限定の間取り集や施工事例、最新の土地情報をお届けいたします。当社は一切押し売りを致しませんので安心してご登録ください。会員登録はこちらから
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インテリアをおしゃれに決める7つのコツを大公開!誰でも簡単にできるポイントとは
「お部屋のインテリアをおしゃれにして友達に自慢したい。」「そろそろ部屋を模様替えしたい、せっかくだからおしゃれに仕上げたい。」そう思う方は多いのではないでしょうか。お部屋がきれいになれば、毎日の気分もすっきりしますよね。この記事ではお部屋のインテリアをおしゃれに仕上げるためのコツを紹介していきます。お部屋を自慢できるようなお部屋にしたい、近々模様替えを行いたいと思っている方はぜひ参考にしてください。おしゃれなインテリアに必要な7つのコツ インテリアはお部屋の印象を決めます。来客時の印象はもちろん、日常でもおしゃれな空間を演出することで毎日が楽しくなるでしょう。ここではおしゃれなインテリアにするために抑えておきたいコツを紹介していきます。これからおしゃれにコーディネートしたい、そろそろ模様替えをしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。 インテリアのコンセプトを決める まずはインテリアのコンセプトをしっかりと決めることが肝心です。コンセプトを決めずに家具を選んでもつい目移りしてしまい、結果的に統一感のない空間に仕上がってしまいかねません。大まかでいいので、シンプルにするのかモダンにするのか、それともナチュラルにするのか。まとまりのあるコーディネートにするために、インテリアのコンセプトを決めておきましょう。 カラーは3色まで インテリアの印象を決めるのはインテリアカラーといっても過言ではありません。ただ好きな色を並べるのではなく、色を3色に絞るのがベストです。基礎となるベースカラー・インテリアの主役となるメインカラー・メインを引き立たせるアクセントカラーで構成していきます。目に心地よく理想的とされている配分はベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%です。厳密に測る必要はありませんが、およその目安として頭に入れながらお部屋のインテリアを決めていきましょう。 差し色で遊び心を入れる 少し上級なコツになりますが、あえて差し色を入れることで格段におしゃれに仕上げることができます。あえてインパクトのある色を選び、スパイス的にインテリアに効かせることができるのです。あまり大きな家具を差し色にすると全体のバランスが崩れかねません。クッションなどの小物を差し色にすることでバランスよく全体が引き締まり、おしゃれに仕上げることができます。 観葉植物や絵画でフォーカルポイントを作る フォーカルポイントとは注視点という意味です。おもわず目が行く場所をあえて作ることで部屋の印象がぼやけず、メリハリを持たせることができます。フォーカルポイントには観葉植物や絵画、鏡がおすすめです。視覚効果が高まる上にお部屋を広く感じさせる効果もあります。いくつもフォーカルポイントを置くのではなく、文字通り目を引かせるように大きくワンポイントで置くのがコツです。お部屋に広さや奥行きを持たせ、ゆとりを感じさせることができるでしょう。 照明を大事に使う 照明はお部屋の雰囲気作りを左右する大事なアイテムです。間接照明やスポット照明を取り入れることで、お部屋にふんわりとした暖かい印象を持たせることができます。間接照明と観葉植物を組み合わせることで、お部屋の雰囲気をおしゃれに仕上げることが可能に。間接照明はお部屋の高さを強調することができますので、広々とした印象もプラスできます。 収納をうまく使ってスタイリッシュに 収納をうまく使うことで生活感をほどよく抑えながら、おしゃれに仕上げることができます。特にキッチン周りは壁面を上手に使い、きれいに整頓することで収納スペースがインテリアに早変わりします。リビングにはウォールシェルフを取り付けることで、小物を賢く収納しておきましょう。クローゼットの中も収納ボックスや収納ケースをうまく使うことで、効率よくおしゃれに収納することができます。 ファブリックをジャストサイズにする カーテンやベッドカバーなどのファブリックはかならずジャストサイズで調整しましょう。例えどんなにカラーの相性がよく、インテリアに溶けこんでいたとしてもジャストサイズでなければ途端にだらしない印象になってしまいます。しかし、逆をいえばファブリックはサイズさえ合っていれば遊ぶことができるポイントです。差し色を入れてみたり、好きな色を入れてみたりするなどして冒険してみるのも一つの手です。 ワンランク上のインテリアを目指すための3つのポイント インテリアをおしゃれにするためのポイントをご紹介してきましたが、もうワンランク上のおしゃれな部屋にするにはどうすれば良いでしょうか。難しく考える必要はなく、3つのポイントを頭に置くことで目指すことができるのです。もっとおしゃれにお部屋をコーディネートしたい方にぜひ参考にしていただき、今後のインテリアを決める際に活かしていただければ幸いです。 コーディネートの引き出しを増やす雑誌やSNSなどでおしゃれなコーディネートをチェックして、コーディネートの引き出しを増やしていきましょう。引き出しがあることで自分好みのインテリアを見つけた時に、どうやってお部屋に落とし込むかをイメージしやすくなります。家具の下見に行く際にもコーディネートの引き出しがあることで、思わぬ組み合わせを思いつきやすくなります。常に情報のアンテナをはっておくことで一歩上のコーディネートを実現しましょう。 こだわりのアイテムを一つ決めるコーディネートの際にこだわりのアイテムを一つだけでも決めておくことで、お部屋が持つテーマが明確になります。どうやってこだわりのアイテムを際立たせていくか、目的がはっきりするのでコーディネートもしやすくなります。テーマがはっきりしていないと、どうしてもお部屋の雰囲気がぼやけてしまいます。お部屋に個性を持たせる上でこだわりのアイテムは決めておくべきでしょう。 コーディネートに統一感を持たせるコーディネートはカラーバランスも大事ですが、統一感も大事です。様々なジャンルのインテリアがお部屋に並ぶと雑多な雰囲気が出てしまいます。お部屋ごとにコーディネートの統一感をもたせ、ばらつきがないように配慮しましょう。 まとめインテリアを上手に仕上げるコツはカラーやコンセプトをしっかりと決め、ブレがないようにすることです。フォーカルポイントや照明などをうまく使い、おしゃれに仕上げていきましょう。インテリアの上達においてプロのコーディネートを見て勉強することは欠かせません。SNSや専用サイトで何パターンも見てコーディネートの引き出しを増やしていきましょう。 いえとち本舗の会員なら家づくりのお得情報やプロが手掛けたコーディネートが見放題です。無料で会員登録できますので、お家のことでお悩みの方はぜひいえとち本舗に登録してみましょう。