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建物・家づくり
マイホームを建てるタイミング【いえとち本舗の新築・山口・宇部・防府・山陽小野田・周南・下松】
イエテラスの新築、いえとち本舗山口中央店の下村です。
現在、宇部・山陽小野田・防府・山口・周南で家づくりを検討されているみなさん、
「家は建てたいけど、どのタイミングでマイホームを建てるのがいいのだろう…(-“-)」と悩むことはありませんか??
やはり、家というものは一生に一度の大きな買い物なので、タイミングも慎重に決めていきたいものですよね。
そこで今回は、一体いつ家を建てるべきなのか、注意していただきたいポイントも含め、「マイホームを建てるタイミング」についてお伝えさせていただきます。
山口市で新築住宅を購入しようと考えているみなさんにとっての家を建てる理想のタイミングが見つかるヒントになると嬉しいです♪

マイホームを購入しようと考えるきっかけ
まず、みなさんがマイホームを購入したい!と考えるきっかけとなる出来事は何でしょうか?
初めて新築住宅を購入する世帯主様で最も多い年齢は30代と言われていますが、やはり30代の方はご結婚、お子さんの誕生などを機に新築住宅を購入される方が多いと思われます。

◆お子さんの出産、子どもの成長を機に購入
お子さんが増える、子どもが成長すると、その分荷物も多くなってしまいますよね。
ベビーカーが玄関に置けなかったり、洋服やおもちゃなども増え、賃貸住宅の収納では入りきらないという状況にもなりかねません。子どもの成長と共に収納も限界がくることを感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
やはり、賃貸住宅の中で大きめの収納スペースがあったとしても、戸建て住宅と比べるとどうしても賃貸住宅の収納はとても小さくなってしまいます。なので、子供が成長し、手狭になってきたと感じた時に新築住宅を購入するのもいいタイミングだと思われます。
また、お子さんが増えることにより、もう一つ部屋が欲しい、今の賃貸住宅では少し狭い、ということも考えられますよね。いずれは新築住宅を買うかもしれない…とは考えるものの、なかなか手は出せないものですよね。
しかし、“住宅ローンのお支払額は購入金額に応じて自分で設定できるもの“と知っておくと、
賃貸住宅で家賃をずっと払っていくことの方が損なのではないかと感じてくると思います。

◆賃貸住宅の家賃が無駄だと感じた時に購入
マイホームを購入すると固定資産税や住宅ローンの金利などを払わなければならないことになりますが、土地と建物が自分の資産になることはとても大きいことです。
住宅ローンの月々のお支払いが現在の家賃と変わらないくらいに設定できれば、今よりとても困ってしまう…という状況にはならずに、理想のマイホームを持つことが可能です
なので、家賃を払うのがもったいないと感じた際、新築一戸建てを購入することも視野に入れておくと良いと思われます。
マイホームを建てるのは「35歳まで」と言われる理由
さて、みなさんも耳にしたことがある方がいらっしゃると思われますが、
“マイホームを建てるのは「35歳まで」が良い”と言われております。
では、なぜ「35歳まで」が良いと言われているのでしょうか。
それは、
多くの金融機関で住宅ローンは、79歳までに完済していることを条件にしているからです。
そのため、仮に35年でローンを組みたいと思った場合、44歳までにはローンを申し込んでおかないといけないのです。また、山口市の多くの企業でも定年が65歳となっており、退職した後も10年ローンを返済していくことは、考えただけでも大変ですよね。この先、何らかの病気にかかってしまい、働けなくなるなども考えられるので健康なうち、若いうちに購入した方が、
・賃貸に住む期間を短くできるから新築住宅購入までの家賃負担が比較的少なくなる
・住宅ローンの完済が終わった後に、老後は金銭的に余裕のある生活を送ることが出来る
・売却して、田舎で家を建てる
などの夢も広がってきますので、若いうちはお金が足りないと思われがちですが、メリットも多いのです。

タイミングを決める上で押さえておきたいポイント
①できれば「低金利」を選ぶ
住宅ローンは長期間にわたって返済することが一 般的なため、どのタイプの金利を選ぶかは将来の総返済額に大きく影響します。
住宅ローンを組むときは、金利が低いときに加入した方が、支払い総額を抑えることができるので、金利が低いタイミングを選んだ方が良いですが、新築住宅を建てるタイミングは金利の動向で決められるわけではありませんので、可能であれば、できるだけ低金利のときに住宅ローンを組めるとより良いです。

②これからの人生のイベントのことを考慮する
マイホームを建てるにあたって、住宅ローン返済のことだけでなく、人生においてお
金のかかるイベント・出来事についてあらかじめチェックしておきましょう。もちろん、住宅を購入することは、本当に大きな買い物ではありますが、人生の中でお金のかかることは、新築住宅購入だけではありません。
例えば、結婚、出産、子供が進学する、子供が増え、進学が重なってしまうなど多くのことが考えられますよね。
なので、新築住宅の購入以外にもお金がかかる時期というのをマイホームを建てる前から想定しておき、マイホームを建てるタイミングを考えることをオススメします!

マイホームを建てる理想のタイミングは?
ここまで、マイホームを建てるタイミングについてお伝えしてきましたが、
定年退職前で収入が安定している時期に完済できるように、マイホーム購入の計画を立てることをオススメします!
新築住宅購入のタイミングは人それぞれですが、老後の生活が不安定にならないよう、これからの人生を長い目でみて、今回のことを少しでも参考にしていただきながら、みなさんの理想のタイミングを考えてみてください。
また、新築住宅購入をお考えの多くの方がすぐに住宅展示場などに足を運んでしまいがちですが、その前にできることはたくさんありますので、まずは、出来るだけ多くの情報を集め、夢のマイホーム購入で失敗しないようにしましょう!
山口・周南・山陽小野田・宇部・防府で新築住宅をお考えの方は是非一度、いえとち本舗までお気軽にお問合せください!家族全員が楽しく過ごせるお家づくりを一緒に考えていきましょう。
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建材の寸法や強度などは工場での生産プロセスにおいて厳密に管理されており、品質のばらつきは少ないです。安定した品質の建材の使用で建物全体の構造的な信頼性が向上し、強度と耐久性も期待できます。 ただし、良質な建材を使用しても、施工技術が低いと強度と耐久性のある住宅は建築できません。ハウスメーカーや工務店の技術力は重要であり、施工実績などを確認し信頼できる業者を選ぶことが大切です。 2-3.工期が短く迅速な建設が可能 ツーバイフォー工法では、建材が工場で準備されているため、現場での組み立て作業を効率的に行えます。これにより、ツーバイフォー工法は在来工法と比べて施工期間が短くなる傾向があります。住宅が早く完成することで仮住居費を削減でき、早めに新生活を始められるでしょう。 施工期間は3~4ヵ月程度で、在来工法と比べると短めです。在来工法では建材の加工や組み立て作業が現場で行われるため、ツーバイフォー工法と比べて施工期間が長くなることがあります。一般的に在来工法だと完成までに約半年間かかります。 ただし、建物の規模や形状、施工業者によって施工期間は大きく異なるため、具体的な工期は個別に確認が必要です。 2-4.施工費用が比較的安価で総工費を抑えられる ツーバイフォー工法のメリットとして、工期短縮による人件費削減と建材の規格化による材料費削減が挙げられます。ツーバイフォー工法は工期が短いため、職人の人件費を抑えられる可能性があります。また、建材の規格化によって大量生産が可能であり、材料費を抑えられる可能性もあるでしょう。 人件費と材料費の削減によって、施工費用が比較的安価になり、総工費を抑えられます。しかし、これらのメリットは必ずしもすべてのケースで当てはまるわけではありません。 総工費は建築プランの規模や条件、労働市場の状況などによって変動します。住宅建築においては建築プランなどを考慮に入れて、最適な建築手法を選択することが重要です。 3.ツーバイフォー工法のデメリット ツーバイフォー工法にはさまざまなメリットがありますが、同時にデメリットも存在します。建築手法を選択する際は、デメリットも知っておくことが大切です。ここでは、ツーバイフォー工法のデメリットを解説します。 3-1.間取りの自由度が一部制限されることがある 在来工法と比較すると、ツーバイフォー工法は間取りの自由度が一部制限される場合があります。理想の間取りがあっても、実現できない可能性があることはツーバイフォー工法のデメリットでしょう。 ツーバイフォー住宅の壁は柱と梁でしっかりと固定されており、面全体で一体化しているのが特徴です。そのため、壁を増減したり位置を変えたりすると、壁面全体で力を分散できなくなります。 間取り変更や大規模なリノベーションは難しく、間取りの自由度を確保したい場合は、設計段階からツーバイフォー工法の制限を考慮する必要があります。工務店や建築士と相談しながら、制限の中で希望の間取りを実現できるプランニングをすることが重要です。 3-2.大きな開口部を設けることが難しい ツーバイフォー工法では大きな開口部を設けることが難しい場合があります。大きな窓がある住宅を望んでも、実現できない可能性があることはツーバイフォー工法のデメリットです。 ツーバイフォー工法は壁が構造部材として機能するため、壁を大きく抜くと構造強度が低下する可能性があります。大きな開口部を設ける際には、構造強度を確保できる方法を検討しなければなりません。 一方、在来工法は壁に頼らずに建物を支えられるため、壁を大きく抜いても構造強度が低下しにくく、さまざまな開口部を設けられます。 ツーバイフォー工法で大きな開口部を設けるためには、特別な設計や補強材の追加などが必要になる場合があります。建築士や構造設計士など専門家の助言を仰ぎ、適切な補強策や設計を行うことが重要です。 3-3.外観デザインの自由度が低い ツーバイフォー工法は在来工法と比べると、外観デザインの自由度が低い傾向があります。ツーバイフォー工法は工場で製造したパネルを現場で組み立てて家を建てるため、パネルのサイズや形状によって外観デザインに一定の制限が生じます。 パネルは曲げられないため、なめらかな曲線のある家は作りにくく、理想の外観デザインが実現しないこともあるでしょう。一方、在来工法は内外ともにデザインの自由度は高いです。 ツーバイフォー工法でも、設計や施工に高度な技術が必要になりますが、設計段階で工夫したり、特注パネルを使用したりすることで、希望に近いデザインを実現できる可能性はあります。 ただし、デザインによっては構造上の問題が発生する可能性があるため、デザインと構造の両面でバランスを取りながら、最適な解決策を見いだすことが重要です。 3-4.建物内部の音が響きやすい ツーバイフォー住宅は建物内部の音が響きやすい傾向があります。ツーバイフォー住宅は気密性が高く、外部からの防音性能は優れている反面、建物内部の音は響きやすいです。壁や床に空洞があることも音が反響する原因になります。 また、1階の天井と2階の床が一体構造になっていることも、音が響きやすい原因のひとつです。2階で床を歩いたり物を落としたりした振動音が直接階下に伝わってしまいます。ツーバイフォー工法で施工する際は、階下への振動音を抑える対策を講じなければなりません。 テレビや音楽などの音が響きやすいという声もあり、吸音材を設置するなどの対策が必要になることがあります。特にツーバイフォー工法で木造賃貸住宅を建築する際は、入居者の騒音トラブルを防ぐための防音対策が必要です。 4.ツーバイフォー工法で家を建てる際のポイント ツーバイフォー工法で家を建てる際は、業者選びやアフターフォローが重要になってきます。後々のトラブルを避け、建物の耐久性や安全性、住環境の快適性を保つためにも、以下のポイントに留意することが大切です。 4-1.ツーバイフォー工法の施工実績が豊富な工務店を選ぶ 建ててから後悔しないよう、ツーバイフォー工法の施工実績が豊富なハウスメーカーや工務店を選ぶことが大切です。ツーバイフォー工法は在来工法と比べ、品質が職人の技量に左右されにくい傾向があります。しかし、最終的な性能はハウスメーカーや工務店の技術によって決まります。 ツーバイフォー工法は在来工法とは構造や施工方法が異なるため、専門的な知識と技術が必要です。施工実績が豊富なハウスメーカーや工務店はツーバイフォー工法のノウハウを熟知しており、高品質な住宅の建設が期待できます。 過去に建てたツーバイフォー住宅の棟数が多いほど、経験豊富といえます。コーポレートサイトなどで施工実績や評判をじっくりと確認し、信頼できるパートナーを選ぶことが大切です。 4-2.契約書や仕様書をしっかり確認しておく ハウスメーカーや工務店と工事請負契約を締結する際、契約書や仕様書をしっかり確認することは非常に重要です。契約書には工事の内容や価格、支払い方法、保証内容などが記載されており、これらを確認することで、後々トラブルが起きる可能性を減らせます。 仕様書には使用する材料や設備、工事の品質基準などが記載されており、これらを確認することで、どのような建物が建てられるのか、どのような工事が行われるのかを理解できます。 建設中や完成後に問題が発生することを避けるためにも、契約書や仕様書を入念にチェックすることが必要です。契約書や仕様書は専門用語が多く、内容がわかりにくい場合があります。わからない点があれば、必ずハウスメーカーや工務店に説明を求めましょう。 4-3.建ててからも定期的に点検やメンテナンスを行う 建物の耐久性を維持するためには、建ててからも定期的な点検やメンテナンスが不可欠です。定期的な点検を行うことで問題が早期に発見され、適切な修理や補修が行われることで建物の寿命を延ばせます。 住宅設備や内外装は経年劣化によって性能が低下したり見た目が悪くなったりします。住宅設備は築10~15年、内外装は築15~20年を目安に、交換や張り替え・塗り替えなどのメンテナンスが必要です。これにより、住宅の美観や住環境の快適性を保てます。 点検やメンテナンスは、建物の安全性を確保するためにも重要です。特に、屋根や外壁などの構造部分や電気設備、配管などの設備部分は定期的な点検が欠かせません。問題が放置されると、安全上のリスクが高まる可能性があります。 5.ツーバイフォー工法に関するよくある質問 ツーバイフォー工法に関する疑問やわからない点があれば、業者に質問することが重要です。業者に質問することで、正確な情報や適切なアドバイスが得られます。ここでは、ツーバイフォー工法に関するよくある質問に回答します。 5-1.広いリビングやダイニングを実現できますか? 日本のツーバイフォー工法では、最大72㎡(約21.8坪)までの広々とした空間の設計が構造計算なしで可能です。これは、間口6m×奥行12mの広さに相当し、開放感あふれるリビング・ダイニングや、家族みんながゆったり過ごせる多目的な空間など、さまざまな用途に活用できます。 72㎡の空間は、一般的なマンションのLDKを上回る広さです。ハウスメーカーや工務店のホームページでは、ツーバイフォー工法による広いリビングやダイニングの施工事例を紹介しています。 5-2.ツーバイフォー住宅の寿命は何年ですか? ツーバイフォー住宅の寿命は約80年といわれています。これはあくまでも目安であり、実際の寿命はさまざまな要因によって大きく左右されます。定期的な点検やメンテナンスは特に重要であり、リフォームをすることで100年以上に寿命を延ばすことは可能です。 定期点検で建物の劣化状況を確認し、劣化が見つかった場合は早めに対処しましょう。適切な換気を行って結露を防いだり、防虫・防カビ対策を行って木材の腐食を防いだりすることでも、住宅の寿命を延ばせます。 5-3.工事中に雨に濡れても問題はないのですか? 工事中に雨に濡れても、速やかに乾かせば問題ありません。ツーバイフォー住宅は構造用製材に含水率19%以下の乾燥材を使用するなど、さまざまな方法で湿気対策を行っています。ただし、長時間濡れたままにしておくと木材が腐朽するリスクが高まるため、注意が必要です。 信頼できるハウスメーカーや工務店は、木材を長時間濡れたままにしておくことはありません。ツーバイフォー住宅を建てる際は信頼できるハウスメーカーや工務店を選び、工事中に木材が長時間濡れることがないように注意しましょう。 6.ツーバイフォー工法のメリット・デメリットを理解した上で信頼できる業者を選びましょう ツーバイフォー工法は、耐震性・耐風性・断熱性・耐火性に優れており、工期が短く迅速な建設が可能です。このようなメリットがある一方で、間取りの自由度が一部制限され、外観デザインの自由度が低いなどのデメリットも存在します。ツーバイフォー工法と在来工法は、どちらが優れているかというのは一概にいえません。それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、自分の希望に合った工法を選ぶことが大切です。耐久性や安全性、快適性に優れた住宅を建築するには、信頼できるハウスメーカーや工務店の選択が重要になります。ツーバイフォー住宅の施工実績や評判などを確認して、信頼できる業者を選びましょう。 監修者:宅地建物取引主任者 浮田 直樹 不動産会社勤務後、株式会社池田建設入社。いえとち本舗山口の店長を経て、セカンドブランドのi-Style HOUSE山口店店長に就任。後悔しない家づくりをモットーにお客様の家づくりの悩みを日々解決している。
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子ども部屋の目的、いつから子ども部屋が必要??【いえとち本舗の新築・山口・宇部・周南・防府・山陽小野田】
みなさんこんにちは!いえとち本舗山口中央店です!*・ω・)ノ 宇部・山陽小野田・防府・山口・周南で新築住宅の購入を検討されているみなさん、新築住宅を建てる際、お子さんがいらっしゃるご家庭なら多くの方が、子ども部屋を作ろうと考えると思いますが、子ども部屋は本当に必要なのだろうかという悩みも生まれてくると思います。そこで今回は,「子ども部屋の目的、いつから子ども部屋が必要??」についてご紹介したいと思います。 子ども部屋は何歳から必要? 一般的に、小学校入学を機に子ども部屋を与えたいと考える方も多いようですが、実際のところ小学校低学年の内は、部屋を与えても一人でいたがらないお子さんも多いようです。(*゜0゜)中学生以降になると、多少のプライバシーは必要になってくると思いますが、小学生のうちは、リビングで勉強をさせたりすることで、家族間のコミュニケーションも深まると思われます。ご家庭によって考え方はさまざまですが、兄妹全員で集まれる部屋、遊ぶときに使う部屋があると便利かもしれませんね。 子ども部屋のつくり方 ご家庭によってはどのような子ども部屋の使い方がいいのか、人数や性別、年齢によっても違ってくると思うので子ども部屋の作り方にはいくつか種類があると思われます。 *寝る部屋・勉強する部屋に分ける初めから個室を人数分つくっておき、子どもが小さいうちは寝る部屋・勉強をする部屋に分けておき、成長につれ個室が必要になったときに、それぞれの個室として使うことも可能になりますよね。同性で年齢の近い兄弟や姉妹にオススメです!(●→‿ฺ←●) *仕切りをして個室に最初、広めの子ども部屋をつくっておき、子どもが小さいうちは遊ぶ場所として使い、個室が必要になってきたら、仕切り家具を使って仕切って個室を作ることが可能です。将来の仕切ることを考えておき、窓やドアなどの器具を複数付けておくといいと思います。 子ども部屋の目的 小学校高学年に入ってくると思春期や反抗期を迎える子どもも多くなりますよね。親からしても子どもとの接し方に悩んでくる時期だと思われます。そんな時、子どもは自分だけの時間が欲しいと感じることもあると思いますし、勉強も大変になり、部屋にこもる時間も多くなると思われます。引きこもられると親としては心配になるでしょうし、気になるとは思いますが、ご飯食べる際などにお子さんの様子をみながらお子さんとの丁度いい距離をつくってあげましょう。 今回「子ども部屋の目的、いつから子ども部屋が必要??」というテーマのもと子ども部屋についてご紹介させていただきました。お子さんがいらっしゃる方、お子さんはこれからという方の家づくりの参考に少しでもなると嬉しいです。(*´∀`*) 山口・周南・山陽小野田・宇部・防府で新築住宅をお考えの方は是非一度、いえとち本舗までお気軽にお問合せください!家族全員が楽しく過ごせるお家づくりを一緒に考えていきましょう。ヾ(・∀・*)12月14日(土)~12月22日(日)開催イベント↓【山口市下市町】リビング21.3帖平屋3LDK完成見学会
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ウォークインクローゼットとは?収納のコツもご紹介
家の中が物で溢れてしまうと生活するスペースが雑然となり、必要以上に狭く感じてしまいます。収納量が増えるウォークインクローゼットは収納の他に生活動線も効率的になりますので、快適に生活していくためにもしっかり収納の計画を立てていきましょう。この記事ではウォークインクローゼットのことや収納のコツをお伝えしていきます。1 ウォークインクローゼットとは2 ウォークインクローゼットのメリット・デメリットとは3 ウォークインクローゼットの種類4 ウォークインクローゼットの間取り5 ウォークインクローゼットの収納レイアウト6 ウォークインクローゼットの設置場所 7 まとめ ウォークインクローゼットとは 一般的なクローゼットの大きさは(幅)1,800mm×(奥行き)900mmほどのサイズになりますが、ウォークインクローゼットは3畳ほどと人が出入り可能な広さを持っているため、たくさん収納することができます。独立した収納部屋ですので、入り口には扉を設置し、室内は棚やハンガーパイプを設置しています。また、「ウォークスルークローゼット」というものもあり、こちらは出入り口を2つ設けているため、一つの方向にしかアクセスできないクローゼットと比べて動線を効率化させることができます。また、通り抜けができるクローゼットのため一つのクローゼットを共有することも可能です。 ウォークインクローゼットのメリット・デメリットとは ここではウォークインクローゼットのメリットとデメリットをご紹介していきます。メリット収納量が増える大きい物を収納できる収納物の管理がしやすい効率的な家事動線にすることができるウォークインクローゼットは人の出入りができるほどの余裕のあるスペースがあるため、視認性に優れ、収納物の管理がしやすくなっています。また、衣類の他にキャリーバッグやスキー用品、家具など大型の物も置けるため、物が溢れてしまうといったことも回避できます。収納する物や量に合わせて棚やハンガーパイプなどで自由にレイアウトすることが可能なため効率的に収納ができ、物干場と隣接する間取りなら洗濯から収納までのアクセスが効率的で家事動線も良くなります。 デメリット居住する部屋を削ることになる配置を間違えると使い勝手が悪くなる定期的な掃除が必要ウォークインクローゼットを設けるには最低でも2畳ほどの広さが必要です。ある程度のスペースを収納に当てることになりますので、限られた面積をどう配分していくかが重要になります。また、配置を間違えると使い勝手が悪くなり、使わなくなってしまう恐れもありますので、設計の際は実際に使用するイメージを持って計画することが大切です。また、使っていると埃も溜まりますので、定期的に掃除が必要になります。 ウォークインクローゼットの種類 【パイプハンガータイプ】衣類をメインに収納したい場合は上部に棚を設置し、棚下にはハンガーパイプを取り付けたパイプハンガータイプがおすすめです。こちらのタイプはコートやジャケットなど丈のある服もたくさん収納ができます。注意するところは下のスペースがあきやすいため、そこのスペースをどう活用するかが重要になります。【収納棚タイプ】クローゼット内を収納棚で仕上げたタイプは、服の他にバッグや靴を収納するのに適しています。可動棚にすることで棚の高さを自由に設定でき、効率的な収納が可能になります。棚の設置スペースが必要になりますので、ある程度の広さを持たせることが必要です。【ユニット棚タイプ】 既製品のキャビネットをクローゼット内に配置し、造作で棚を設けるのが「ユニット棚タイプ」です。家具の設置スペースが必要ですが、収納するものや好みに合わせてキャビネットを用意することができ、収納物の幅も広がります。 ウォークインクローゼットの間取り【2畳】 2人家族が使うのに適している広さです。2畳は1,800mm×1,800mmの広さがあり、60cm幅で当分することができます。60cm幅の収納スペースを両端に設けることができ、通路も60cm取れるため、収納物の管理もしやすいです。ハンガーパイプにかけた服の下にはキャリーバッグなど大型の物も置けますが、たくさん置けるというわけではないので注意が必要です。また、2畳だとクローゼットの中で着替えるには少し手狭に感じるため、もう少し広さを確保する必要があります。 【3畳】 3畳は一般的に採用されやすい広さで3〜4人家族に適しています。通路のスペースも大人2人が入っても余裕があり、十分な収納量がありますが、服が多めの方は少し物足りないかもしれません。服をぎゅうぎゅうに詰めてしまうと管理もしにくくなるため、服が多めの方は3.5〜4畳の広さを取るのが無難です。 【4畳】 4〜5人家族に適した広さで、衣類や大型の物も余裕を持って収納することができます。この広さなら収納ユニットを配置することも可能なため収納の幅が広がります。また、クローゼット内で着替える場合は鏡やベンチソファを置くと便利でしょう。注意するところは収納の使い方によって無駄なスペースができてしまう可能性がありますので、棚やキャビネットには収納物に合わせられる可変性を持たせるといいでしょう。 ウォークインクローゼットの収納レイアウト【I字型】 片側のみに収納スペースを配置したタイプが「I字型」です。このタイプは奥行きが取れない時に有効で、収納スペースと通路のスペースが等分された配置になります。そのため他のレイアウトと比べて通路のスペースが多くなり、収納としては非効率的です。収納棚とハンガーパイプを設置したレイアウトが一般的で、外壁に面している場合は窓の設置が可能です。【II字型】 クローゼットの中心を通路とし、両側に収納スペースを配置したタイプが「II字型」です。このタイプは収納スペースが両側に配置されているため「片方を衣類のためにハンガーパイプを設置し、もう片方は箱物を置くために収納棚を設置する」といった収納物を分けてレイアウトすることができます。通路の突き当たりの壁は収納スペースではないため窓の設置も可能。「I字型」ほど人が移動するスペースを取らなくてもいいので、収納も効率的です。 【L字型】 片側と奥側の壁に収納スペースを配置した一般的に採用されやすいレイアウトです。II字型のレイアウトに似ていますが、コーナー部分はデッドスペースとなりやすいので注意が必要になります。こういったスペースには使用頻度の少ないものを置くなど無駄なスペースとならないように配慮することが大切です。このレイアウトは一面だけ収納スペースとならない壁ができるため窓を設けることができます。【コの字型】 両側と奥の壁に収納スペースを配置したレイアウトが「コの字型」です。このレイアウトもよく採用されやすく、すべての壁が収納スペースとなるため窓を設置することはできませんが、その分収納できる量が増えます。収納物を見渡すことができるため管理がしやすく、出し入れも容易です。パイプハンガーや収納棚の設置、キャビネットの配置などレイアウトできる幅も広がるため収納物に合わせた効率的な収納が可能です。 ウォークインクローゼットの設置場所 ウィークインクローゼットの配置はライフスタイルに合わせて計画することをおすすめします。設計の際はどう利用するかが大切ですので、どんなことを求めているか明確にしておきましょう。おすすめの設置場所を以下にまとめましたのでご参考にしてください。 起きてすぐに着替えたい場合は寝室横に設置更衣室として使うなら廊下に設置バスルームとのアクセスを考えるのなら洗面所と隣接する位置に設置帰宅してすぐに着替えたい場合は玄関横に設置 家事動線を考慮するならベランダやバルコニー横に設置 まとめ 収納量が増えるとあちこちに物を置くことがなくなり家の中がきれいになります。収納物や用途によって適切なレイアウトや設置場所がありますので、間取り計画の時はどんな物を収納するのか、どういった使い方がしたいか設計士の方に伝えて使いやすいウィークインクローゼットを計画しましょう。家づくりは情報収集することが大切です。いえとち本舗は無料で家づくりに役立つ資料を提供しておりますので、これから家を購入しようと考えている方はぜひご利用ください。資料請求はこちらからさらに会員登録をするとVIP会員様限定の間取り集や施工事例、最新の土地情報をお届けいたします。当社は一切押し売りを致しませんので安心してご登録ください。会員登録はこちらから