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建物・家づくり
そのローコスト住宅、本当に大丈夫?後悔しないための落とし穴対策と賢い選び方

目次

1. ローコスト住宅とは?
1-1. なぜ今ローコスト住宅が注目されているのか
かつては「安かろう悪かろう」というイメージを持たれていたローコスト住宅ですが、近年ますます注目度が高まっています。その背景には、物価や建築資材価格の高騰、住宅ローン金利の上昇、将来不安による家計の堅実化などがあります。「無理なく建てられる家」が求められる今、コストを抑えながらも満足できる住宅は、多くの方にとって現実的で賢い選択肢となっています。若い世代を中心に、堅実な家づくりへの関心が高まっているのも特徴です。
1-2. ローコストを実現するための仕組み
ローコスト住宅は、単に「安い材料を使う」だけで成り立っているわけではありません。大量仕入れによるコストダウン、設計・仕様の標準化、広告費や営業経費の圧縮、工期短縮による人件費の削減など、さまざまな工夫が組み合わさっています。これにより、品質を大きく損なうことなく価格を抑えることが可能になっています。ただし、企業ごとに工夫の内容や優先順位は異なるため、どこにコストをかけ、どこを削っているかを見極めることが重要です。
1-3. ローコスト=低品質ではない理由
「ローコスト住宅=低品質」と思われがちですが、実は必ずしもそうではありません。近年は技術革新が進み、安価でも性能の良い建材や設備が普及しています。また、住宅性能評価基準に適合した家づくりを行う会社も増えており、ローコストであっても耐震性・断熱性に優れた住宅を手に入れることが可能です。重要なのは、見た目や価格だけで判断せず、構造や性能面の裏付けをしっかり確認すること。選び方次第で、高品質な家を賢く手に入れることができるのです。

2. 知らないと後悔するローコスト住宅の落とし穴
2-1. 「標準仕様だけでは住めない」オプション地獄
「本体価格◯万円!」と聞くと夢が広がりますが、実際には標準仕様だけでは快適に暮らせないケースが多々あります。キッチン、バス、収納、サッシ、外壁材──ほぼすべてが「最低限」で設定されているため、希望に近づけようとするとオプションの追加が必要になり、結果として数百万円単位でコストが跳ね上がることも。モデルハウスで見た華やかな設備は、実はすべて高額オプションだった、ということも珍しくありません。標準仕様の中身を細部まで確認せず契約してしまうと、「思っていた家と全然違う…」という後悔につながります。
2-2. 真冬・真夏に後悔する断熱・気密性能の甘さ
価格を抑えるために、断熱材や窓サッシのグレードを落としているローコスト住宅も少なくありません。その結果、冬は底冷えし、夏はうだるような暑さに悩まされることに。断熱性能が低いとエアコン効率も悪くなり、光熱費が高騰するという負の連鎖が起こります。外見ではわかりづらいため、引き渡し後に「こんなはずじゃなかった」と気づいても遅いのが恐ろしいところです。快適な暮らしを守るには、UA値(外皮平均熱貫流率)や断熱等級などの断熱性能を表す数値を事前にチェックすることが不可欠です。
2-3. 「買った後」が怖い保証・アフターの盲点
家を建てた直後は気にならない保証やアフターサービス。しかし、いざトラブルが起きたとき、保証対象外だったり、最低限保証しか付いていなかったりすると、高額な修理費を自己負担することになりかねません。ローコスト住宅では、保証の範囲を縮小してコストダウンしているケースも多く、オプションで延長保証を付けると結局高額になることも。契約前に保証内容やアフター対応の体制をしっかり確認しておかないと、「守られているつもりが全然違った」という事態に陥るリスクがあります。
2-4. 目先の安さに潜む将来コストの落とし穴
ローコスト住宅では、初期費用を抑えるために安価な外壁材や屋根材、内装材が採用されることがあります。しかし、耐久性が低い素材を使うと、わずか10年程度で外壁塗装や屋根修繕が必要になり、数十万円〜百万円単位の出費が発生するリスクも。建物価格だけを見て「お得だ」と判断してしまうと、将来的なメンテナンスコストを甘く見積もってしまい、結果的にトータルコストで損をすることになりかねません。「初期コスト」と「将来コスト」、どちらもしっかり比較して判断することが重要です。

3. 賢い選択としてのローコスト住宅
3-1. 資金計画に無理をしないメリット
家づくりで最も怖いのは、「無理な資金計画」による生活の圧迫です。高額な住宅ローンを組んでしまうと、家は建っても日々の暮らしが苦しくなり、旅行や趣味、子どもの教育費にも影響が出かねません。ローコスト住宅を選ぶことで、月々の返済負担を抑え、生活にゆとりを持つことができます。「家を建てた後の暮らしを楽しめるか」は非常に重要なポイントです。無理のない資金計画は、心の余裕にも直結し、豊かな生活を支える大きなメリットとなります。
3-2. 初期コストと将来コストをバランス良く考える
住宅の価格は「初期コスト」と「将来コスト」のバランスで考えるべきです。たとえ建築費が安くても、メンテナンス費用や光熱費が高くついてしまっては意味がありません。一方、適切な仕様・性能を見極めて選べば、ローコスト住宅でも将来的な支出を最小限に抑えることが可能です。例えば、断熱性能を高めれば光熱費の削減につながり、耐久性の高い外装材を選べばメンテナンス周期も延ばせます。「目先の安さ」だけでなく、トータルでお得な家を考える視点が大切です。
3-3. 仕様と性能を「自分で確かめて選ぶ」重要性
ローコスト住宅を賢く選ぶためには、「自分の目で仕様と性能を確かめる」ことが不可欠です。営業トークや広告に惑わされず、標準仕様に何が含まれるのか、断熱性能や耐震等級はどうか、保証内容はどうなっているかを冷静にチェックしましょう。必要であれば第三者機関の住宅性能評価を参考にするのも有効です。仕様や性能を自分で見極めたうえで納得して契約すれば、「後悔しない家づくり」が実現できます。情報を鵜呑みにせず、しっかり確認する姿勢が成功のカギです。

4. 「いえとち本舗」なら安心できる理由
4-1. 標準仕様で満たす高性能基準
いえとち本舗はローコスト住宅でありながら、標準仕様の段階で高い性能基準を満たしています。たとえば、断熱性能は省エネ基準をクリアし、耐震等級も最高ランク相当を確保。これにより、快適さと安心感を両立した住まいを実現しています。オプション追加に頼らずとも、十分に満足できる仕様であるため、後から費用が膨らむ心配もありません。標準仕様で「暮らしやすい家」を提供することが、私たちのこだわりです。
4-2. 明確な価格設定とオプション内容
住宅価格に対する不安を減らすため、弊社では価格設定を明瞭にし、標準仕様とオプションの違いを徹底的にオープンにしています。ご契約前に細かな部分までご説明し、「あとから思わぬ出費が発生する」ことがないよう配慮しています。モデルハウスの展示内容についても、どこまでが標準で、どこからがオプションかを明示しています。安心して検討できる環境づくりを徹底していることが、弊社の大きな強みです。
4-3. 長期保証と手厚いアフターサポート体制
建てた後の安心こそ、家づくりで最も大切なポイントです。弊社では、基本保証に加え、さらに長期保証制度も整備しており、10年・20年と安心して住み続けられるサポート体制を整えています。また、定期点検やアフターメンテナンスにも力を入れており、万が一のトラブルにも迅速に対応します。「建てたら終わり」ではない、お客様との長いお付き合いを前提にした体制を整えていることが、私たちの誇りです。
4-4. 将来の暮らしまで見据えた家づくり
弊社の家づくりは、単に「今」だけを考えたものではありません。将来のライフスタイル変化や家族構成の変動も見据え、長く快適に暮らせる間取り設計、素材選びを行っています。メンテナンス性にも配慮し、トータルコストを抑えながら、住み続けるほどに満足感が増す住宅を目指しています。「家を建てた後の暮らしまでサポートしたい」──それが私たちの変わらぬ思いです。

5. まとめ ~落とし穴を知れば、家づくりは怖くない~
5-1. 正しく知って、正しく選ぶことの大切さ
ローコスト住宅には確かに注意すべきポイントが存在します。しかし、それらを「知らずに選ぶ」のと、「理解した上で選ぶ」のとでは、結果は大きく違ってきます。家づくりで失敗を防ぐためには、標準仕様や性能、保証内容を細かく確認し、自分の目で納得して選択する姿勢が不可欠です。不安な点は遠慮せず質問し、曖昧なままにしないことも大切です。知識と意識を持つことで、ローコスト住宅も安心して選べる時代になっています。
5-2. 賢い選択で「建てた後」の幸せを手に入れる
家を建てることはゴールではなく、新たな暮らしのスタートです。無理のない資金計画、快適な住環境、将来を見据えたメンテナンス計画──これらをバランスよく考えることで、「建てた後の生活」を心から楽しめる住まいが実現します。ローコスト住宅は、賢く選べば非常にコストパフォーマンスに優れた選択肢となり得ます。
当社がローコストで高品質な住宅を提供できる理由は、いえとち本舗というフランチャイズネットワークに加盟しており、建材や設備の流通コストを大幅に削減できているからです。さらに、無駄な広告宣伝費をかけず、必要な情報だけを効率的に発信することで、その分のコストをお客様にしっかり還元しています。
私たちは、お客様が後悔せず、笑顔で長く暮らしていただける家づくりを全力でサポートしてまいります。
【いえとち本舗の低価格×高品質な住まいの秘密を知る】
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一戸建ては何年住める?中古住宅の寿命と長く住み続けるためのポイントを解説
築40年や築50年の中古一戸建ての購入を検討している方は、あと何年住めるかが気になるのではないでしょうか。住宅の寿命は30年といわれることもあり、築年数が経過した中古一戸建てを購入する際は不安になってきます。 この記事では、中古住宅の寿命と長く住み続けるためのポイントを解説します。一戸建ての本当の寿命を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。 1.一戸建ての寿命は何年?1-1.建物の寿命は法定耐用年数とは異なる1-2.木造住宅の期待耐用年数は30~80年以上1-3.長期優良認定住宅は75~90年以上の耐久性がある2.一戸建てに長く住み続けるためにはメンテナンスが不可欠2-1.定期的に住宅の点検を行い劣化や損傷を早期に発見する2-2.メンテナンス・リフォーム・リノベーションを行う3.一戸建ての寿命が近づいたときの対処法3-1.全面リフォーム・リノベーションを行う3-2.建て替えを行う3-3.住宅を売却して住み替える4.中古一戸建てを購入するメリット4-1.新築よりも安い価格で購入できる4-2.実際に物件を確認してから購入できる4-3.立地や間取りなどの選択肢が豊富5.中古一戸建てを購入するデメリット5-1.建物の老朽化や設備の劣化が進行している可能性がある5-2.修繕やリフォームの費用がかかる可能性がある5-3.住宅ローンの審査が厳しくなる可能性がある6.中古一戸建てを購入する際の注意点6-1.建物の現状をしっかりと確認する6-2.契約不適合責任を確認する6-3.予算に余裕を持たせる7.まとめ:メンテナンスやリフォームで住宅の寿命を延ばせます! 1.一戸建ての寿命は何年? 一戸建ての寿命は30年といわれることがありますが、築30年や築35年が経過すると住めなくなるのでしょうか?一戸建ての寿命を知るには、法定耐用年数や期待耐用年数などを理解することが必要です。ここでは、一戸建ては何年住めるかを解説します。 1-1.建物の寿命は法定耐用年数とは異なる 建物の寿命は法定耐用年数とは異なります。木造住宅の法定耐用年数は22年ですが、築後22年が経過すると寿命がきて住めなくなるわけではありません。法定耐用年数は建物の資産価値がなくなるまでの年数を想定して定められています。 木造住宅の場合、築後22年が経過すると資産価値はなくなりますが、建物の物理的状態に問題がなければ住み続けることはもちろん可能です。ただし、建物の老朽化や設備の劣化が進行している場合はメンテナンスやリフォームが必要になることがあります。 一般的に築30年以上経過している木造の中古一戸建ては建物の資産価値がなくなっており、土地価格だけで購入できる場合があります。しかし、安く購入できてもメンテナンスやリフォームの費用がかかることがあるため注意が必要です。 1-2.木造住宅の期待耐用年数は30~80年以上 木造住宅の寿命は30年といわれることがありますが、これは日本の住宅の平均利用期間が30年であるためです。 出典:国土交通省「長持ち住宅の手引き」 日本人は新築志向が高く、築30年以上経過すると建物を取り壊して新築住宅を建設、購入する傾向があります。まだ住めるのに建物を解体するケースは多く、諸外国と比べると住宅の平均利用期間が短い原因になっています。 木造住宅の実際の寿命を知るうえで参考になるのは、国土交通省が定める期待耐用年数です。期待耐用年数とは、適切な維持管理を行った場合における建物が使用できる期間を指します。 木造住宅の期待耐用年数は30~80年以上であり、メンテナンスやリフォームを適切に行うことで、築40年や築50年であっても住み続けられる可能性は十分あります。 出典:国土交通省「期待耐用年数の導出及び内外装・設備の更新による価値向上について」 1-3.長期優良認定住宅は75~90年以上の耐久性がある 長期優良住宅とは、国が定める耐震性や省エネルギー性、維持管理のしやすさなどの基準を満たした住宅を指します。長期優良住宅は一般の住宅よりも品質が優れており、期待耐用年数は100年を超えます。 耐震性も優れており、震度6強から7程度の大地震でも倒壊することはありません。断熱性能も高く、冷暖房の効きが良くなることで光熱費の削減にもつながります。 長期間にわたって良好な状態で使用するにはメンテナンスが欠かせませんが、長期優良住宅は維持管理がしやすいように設備が設置されており、メンテナンスも容易です。 また、長期優良住宅の認定を受けると、フラット35の金利が0.25%引き下げられたり、税の特例措置が拡充されたりするなどの優遇が受けられます。 2.一戸建てに長く住み続けるためにはメンテナンスが不可欠 一戸建ては30年以上の寿命がありますが、長く住み続けるためにはメンテナンスが不可欠です。適切なメンテナンスを行うことで、一戸建ての寿命をさらに延ばせます。ここでは、一戸建てのメンテナンスやリフォーム、リノベーションを解説します。 2-1.定期的に住宅の点検を行い劣化や損傷を早期に発見する 一戸建ての寿命を延ばすには、定期的に住宅の点検を行い、建物の劣化や損傷を早期に発見することが大切です。修理や補修を迅速に行うことで、将来における深刻な問題の発生を予防し、住宅の安全性を確保できます。 自主点検で重要な箇所は、浴室や洗面所、トイレ、キッチンなどの水回りです。水回りは劣化しやすいため、日頃からの点検が重要になってきます。 日常の点検は、目視できる範囲で行うようにしましょう。目視できない箇所については、ホームインスペクター(住宅診断士)に点検してもらうと不具合箇所が明確になります。目視できない箇所のホームインスペクションの費用相場は、6~12万円程度です。 なお、ホームインスペクションの費用については、地域や業者によって異なるため、事前に複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。 2-2.メンテナンス・リフォーム・リノベーションを行う 点検で不具合箇所が見つかれば、早期にメンテナンス(修繕)を行うことが大切です。住宅を建築した施工業者や修理・修繕業者、工務店、リフォーム会社などに相談すると良いでしょう。 水回りや外壁、屋根などは、劣化が進行しやすいため、築年数に応じて定期的なリフォームが必要です。リフォームとは、劣化した箇所を元の状態に戻すことです。 水回りリフォームは築15~20年、外壁や屋根は築10~20年程度がリフォームの目安です。定期的なリフォームを行うことで、一戸建ての寿命を延ばせます。 間取りを変更するなど、大規模な改装・改修をして建物の価値を高めたい場合はリノベーションを行いましょう。リノベーションをすることで建物の価値が高まり、居住性が大きく向上します。築20年が経過して築30年を迎えた頃がリノベーションを行う目安です。 3.一戸建ての寿命が近づいたときの対処法 一戸建ての寿命が近づいたときは、全面リフォームやリノベーション、建て替え、売却など、いくつかの選択肢があり、最も適切な方法を選ぶことが大切です。ここでは、一戸建ての寿命が近づいたときの対処法を解説します。 3-1.全面リフォーム・リノベーションを行う寿命が近づいた建物を解体せず、改装・改修をしてそのまま住みたい場合は、全面リフォームやリノベーションがおすすめです。ただし、工事箇所が多い場合は、建物を解体して建て替えたほうが費用を抑えられることもあります。 複数の業者と相談して見積もりを取り、全面リフォームやリノベーションと建て替えのどちらにするのかを決めましょう。国土交通省の調査資料によると、全面リフォームの費用は500~2,500万円程度が目安です。リノベーションも同程度の費用がかかります。 ローコスト住宅であれば総額1,000万円台で建て替えができます。そのため、リフォーム費用が予想以上に高額であれば、建て替えを検討するのも一つの選択肢です。 出典:国土交通省「リフォームの内容と価格について」 3-2.建て替えを行う日本人は新築志向が高いため、一戸建ての寿命が近づいたときに建物を解体して、新築住宅に建て替えることはよく行われます。建て替えのメリットは理想とする新築住宅に住めることで、ローンを組みやすいこともメリットです。 一方、デメリットは建物が完成するまでに4~6ヵ月以上かかり、建て替え工事中は一時的に賃貸マンションなどに転居する必要があります。仮住まいの家賃や引っ越し費用なども考慮しなければなりません。 建て替えの費用は新築する建物のグレードによって異なりますが、1,000~4,000万円程度の費用がかかります。長期的な視点で考えて、リフォームをするよりも建て替えのほうがメリットが大きい場合は、建て替えをおすすめします。 3-3.住宅を売却して住み替える一戸建ての寿命が近づいた場合、全面リフォームや建て替えを行わず、売却して住み替えるという選択肢もあります。ただし、古い建物は値段がつかない場合があるため、建物を解体して更地にして売却することも検討しましょう。 建物の状態にもよりますが、建物を解体して更地にしたほうが早く売れる場合があります。建物の解体費用は、建物の構造や延床面積によって異なりますが、30坪の木造住宅だと90~150万円程度が相場です。 なお、住宅ローンが残っていても売却は可能ですが、ローンを完済して抵当権を抹消しなければなりません。今住んでいる一戸建てを売ったお金でローンを完済できなければオーバーローンになるため注意が必要です。 4.中古一戸建てを購入するメリット 一戸建ての実際の寿命は30年以上あるため、メンテナンスやリフォームが適切に行われていれば、中古一戸建てを購入するメリットは大きいです。ここでは、中古一戸建てを購入するメリットを解説します。 4-1.新築よりも安い価格で購入できる新築よりも安い価格で購入できることが、中古一戸建てを購入する最大のメリットです。築30年以上経過していると、土地価格のみで購入できる場合があります。 物件によっては、土地の相場価格以下で購入できることもあり、予算が少なくても住みたかったエリアにマイホームを持てる可能性が高まります。新築では購入が難しい駅チカや都心の物件の取得も可能になることは、中古一戸建ての大きな魅力です。 建物の老朽化が進んでいる場合も、リフォームやリノベーションをすることで、新築住宅と変わらない状態に再生できるため、リフォーム費用を考慮してもお得な場合があります。なお、購入後にリフォームやリノベーションをする場合は、どの程度の費用がかかるかを把握しておくことが大切です。 4-2.実際に物件を確認してから購入できる実際に物件を確認してから購入できることも、中古一戸建てのメリットです。新築住宅は完成しないと物件を確認できません。中古一戸建ては既に物件が存在するため、外観や内観、日当たりなどを自分の目で確認できます。 実際に住んでからのイメージがしやすく、入念に調査をすれば住んでから後悔することは少ないでしょう。修繕やリフォームが必要な箇所も、直接目で見て把握できます。なお、不具合や修繕が必要な箇所がある場合、それを考慮して価格交渉の材料にすることも可能です。 物件を確認する際は、ホームインスペクション(住宅診断)を依頼すると、プロの視点で物件の確認ができます。目視ができない箇所も確認できるため、不動産購入時の安全性が高まります。 4-3.立地や間取りなどの選択肢が豊富中古一戸建ては不動産市場での流通量が多く、立地や間取りなどの選択肢が豊富です。新築住宅は物件数が限定しており、学区や最寄り駅などにこだわりがある場合、なかなか物件が見つからないことはよくあります。その点、中古一戸建ては物件数が多いため、理想の住宅に巡り会える可能性が高いです。 中古一戸建てにはさまざまな間取りがあり、家族のニーズやライフスタイルに合った間取りを選べます。家族構成や将来の計画などに応じて、間取りを柔軟に選択できることは中古一戸建てのメリットです。 また、中古一戸建ては既に建物が完成しているため、即座に入居できる場合が多いです。新築物件よりも迅速な入居が可能であり、急な住み替えや引っ越しにも適しています。 5.中古一戸建てを購入するデメリット 一戸建ての寿命は30年以上ありますが、メンテナンスやリフォームが適切に行われていることが前提です。中古一戸建ては物件によっては劣化が進行しているなどのデメリットがあります。ここでは、中古一戸建てを購入するデメリットを解説します。 5-1.建物の老朽化や設備の劣化が進行している可能性がある物件によっては、建物の老朽化や設備の劣化が進行している可能性があります。一戸建ては適切なメンテナンスやリフォームを行うと寿命を延ばせますが、そのまま放置しておくと老朽化や劣化が進行します。 老朽化や劣化が酷い場合、メンテナンスやリフォーム費用が発生する可能性が高いです。屋根や外壁の補修、配管や電気設備の更新、内部の改装などで100~200万円以上かかる場合もあります。 なお、1981年(昭和56年)以前に建築された中古住宅は耐震性に問題がある可能性があり、注意が必要です。耐震補強工事を行っていない場合、震度5程度の地震には耐えられますが、震度6強~7の地震には耐えられず、倒壊する危険性があります。 5-2.修繕やリフォームの費用がかかる可能性がある購入時には修繕やリフォームが必要なくても、住み始めてから修繕やリフォームの費用がかかる可能性があります。築年数が経過した中古一戸建ては、新築と比べると建物や設備の劣化のスピードが速く、住み始めてすぐに修繕が必要になることもあるでしょう。 購入前に建物の状態を調査し、将来の修繕やリフォームの費用を考慮することが重要です。しかし、将来的なリフォーム費用は予測しにくく、想定以上の費用がかかることもあります。 なお、1981年(昭和56年)以前に建築された中古一戸建てで、耐震補強工事を行っていない場合は、購入後に耐震補強工事が必要です。耐震補強工事の費用相場は100~200万円程度で、工期は1週間〜1ヵ月程度かかります。 5-3.住宅ローンの審査が厳しくなる可能性がある中古一戸建ては新築住宅と比べると、住宅ローンの審査が厳しくなる可能性があります。これは、建物の資産価値が低下しているため、担保価値が低くなるためです。住宅ローンの種類や建物の状況によっては、審査に落ちることもあるでしょう。 立地条件が悪く、建物だけでなく土地の資産価値も低い中古一戸建ては、審査に落ちる可能性が高まります。 なお、新築住宅は頭金なしのフルローンや諸費用込みローンを利用できる場合がありますが、中古一戸建ては諸費用込みローンの利用は難しいです。建物の状況によってはフルローンの審査も落ちる可能性があります。 住宅ローンを組んで中古一戸建てを購入する際は、事前に仮審査を受けておくことが大切です。 6.中古一戸建てを購入する際の注意点 中古一戸建ては新築よりも安いなどのメリットがある反面、老朽化が進行している可能性があるなどのデメリットがあります。中古一戸建てを購入する際は、デメリットも考慮することが大切です。ここでは、中古一戸建てを購入する際の注意点を解説します。 6-1.建物の現状をしっかりと確認する中古一戸建てを購入する際は、建物の現状をしっかりと確認することが極めて重要です。目視できない箇所まで入念にチェックすることが大切であり、ホームインスペクションの利用をおすすめします。 ホームインスペクションは、建物の構造や設備、電気・配管などの重要な部分を専門家のホームインスペクターが詳細に調査します。これにより、潜在的な問題や隠れた欠陥の発見が可能です。 ホームインスペクションで明らかになった問題は、価格交渉の際に有利な材料となります。修繕が必要な場合、その費用を考慮して値下げを要求できます。 6-2.契約不適合責任を確認する 契約不適合責任とは、2020年の民法改正で定められたもので、旧民法の瑕疵担保責任に類似する売主の責任です。契約不適合責任は、目的物の現状と契約の内容に不一致があれば成立し、売買や賃貸借などの契約に適用されます。 売主は買主の選択によって、目的物の補修、代替物の引き渡し、代金減額、契約解除のいずれかによって責任を履行しなければなりません。例えば、購入した物件がシロアリによる被害を受けていたことが発覚したような場合、買主は売主に対して契約不適合責任を追及できます。 なお、売主が個人・不動産会社によって保証期間が異なり、不動産会社は最低2年、個人は売主が自由に決められます。契約内容をしっかりと確認することが大切です。 6-3.予算に余裕を持たせる 中古一戸建てを購入する際は、予算に余裕を持たせることが大切です。土地価格や建物価格だけでなく、仲介手数料や登録免許税、印紙税、司法書士報酬などの諸費用もかかるため、予算に余裕を持たせておかないと資金不足に陥る可能性があります。 修繕費やリフォーム費用がかかる場合もあるため、物件価格だけでなくトータルコストで考えましょう。事前にトータルコストをシミュレーションしておくことをおすすめします。これにより、予想外の支出に対処できる余裕を確保できます。 7.まとめ:メンテナンスやリフォームで住宅の寿命を延ばせます! 木造住宅の期待耐用年数は30~80年以上であり、30年以上の寿命があります。長期優良住宅の期待耐用年数は100年を超えるため、親子孫の3代にわたって住み続けることが可能です。 一戸建てに何年住めるかは、定期的なメンテナンスやリフォームによって違ってきます。メンテナンスやリフォームを行うことで住宅の寿命を延ばせます。適切な維持管理ができていれば、築30年以上の中古一戸建ては価格が安く大変お得です。 なお、中古一戸建てを購入する際は、ホームインスペクションの利用もおすすめです。目視ができない箇所も専門家に確認してもらうことで、安心して購入できます。 監修者:宅地建物取引主任者 浮田 直樹 不動産会社勤務後、株式会社池田建設入社。いえとち本舗山口の店長を経て、セカンドブランドのi-stylehouse山口店店長に就任。後悔しない家づくりをモットーにお客様の家づくりの悩みを日々解決している。
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土間とは?玄関や台所として活用できるおしゃれな方法をご紹介
古くから日本の住宅にある土間は近年ではおしゃれな家としてよく住宅雑誌に掲載されています。土間は様々な用途で活用することができ、独特な雰囲気が屋内空間に広がりとても魅力的な家にしてくれます。この記事では土間とはどんな空間か、どんな活用方法があるのかをご紹介していきます。1 そもそも土間とは2 土間のメリット・デメリット3 土間の活用方法4 土間の設置場所 5 土間を作る際の注意点6 まとめそもそも土間とは 土間は三和土やコンクリート、タイルなど土足で歩いても大丈夫な素材で床が仕上げられている屋内空間です。昔の日本住宅では玄関や勝手口に設けられており、調理や部屋間のアクセス、玄関のシューズクローク、ガレージなど多目的に扱うことができます。屋内側の勝手口や玄関にある一坪ほどの床も土間と呼びますが、間取り空間として認識されている土間はもっと広さがあり、空間を繋げる役割から収納、趣味と幅広い用途で利用できるのが一般的です。床が頑丈な素材で仕上げられていますので、室内では床が傷ついてしまったり、汚れてしまったりすることでも土間で行うことができます。また、コンクリートやタイルなどの床は水洗いもできるため日頃のお手入れもしやすくなっています。 土間のメリット・デメリット 土間を取り入れるか検討されている方は、どんなところに優れ、どんなところがネックなのかポイントを押さえておきましょう。 土間のメリット 土間の優れているところは以下のことが挙げられます。一つずつポイントをお伝えしますのでチェックしておきましょう。【屋外でしかできないことが土間でできる】床がコンクリートやタイルで仕上げられているため傷がつきにくく、汚れにも耐性があります。そのため、バイクや自転車、車などの整備室として利用することができ、その他にもバーベキューなどの憩いの場とすることもできます。床は水洗いができるので屋内でありながらも屋外のように使えるのも魅力です。【泥などの汚れにも強いため玄関前の収納空間として使える】泥などがつきやすい玄関前を収納空間として活用するのも有効です。土間の掃除はブラシでゴシゴシ洗っても問題ありませんし、内から外へアクセスする動線も効率的です。コートや傘なども収納できるウォークインクローゼットにしてあげれば、外出・帰宅時も着替えが楽になります。【空間を繋げることで独特な雰囲気を演出できる】 部屋間や屋外へと繋がる土間は、まるで古民家のような独特な雰囲気を室内空間に演出することができます。床レベルが一段下がる土間は空間が立体的になり動きが生まれますので、フラットになりやすい室内空間を動的な空間として演出することができます。 土間のデメリット 土間の欠点は以下のことが挙げられます。 土間を設けるスペースが必要 土間は冷えやすい 段差ができるためバリアフリーとはいかない 土間はコンクリートやタイルなど熱伝導率の高い素材で床が仕上げられているため、冬の寒い季節だと冷たくなりやすいという欠点があります。そのため土間のある部屋は室温が下がるため、暖房設備や断熱などの室温低下への対策が必要になります。また、段差もできるためバリアフリーを求める方には工夫が必要です。土間を設けるには、その分のスペースも必要にありますので、居住空間の割り振りもよく考慮して計画しなければいけません。 土間の活用方法 幅広い用途で利用できるのが土間の魅力です。ここではどんな活用方法があるのかをお伝えします。収納スペース 土間の活用方法の中で代表的なのが収納スペースです。玄関に接するウォークインクローゼットは動線を効率的にすることができ、傘置き場やシューズクローク、コートなどの衣類置き場など外出時の身支度にとても便利です。泥や土などの汚れも床がコンクリートやタイルなため掃除がしやすいというのも収納スペースとして優れています。また、サーフボードや自転車など趣味の物を置くのもおすすめです。コミュニケーション空間 土間はコミュニケーションを取る空間としても活用できます。昔の日本住宅は玄関土間が広くとられており、訪問したお客さんとのちょっとしたコミュニケーションの場として有効でした。土間にテーブルや椅子を配置することで洒落た会話スペースとなり、室内に招くよりもハードルが下がります。土間の独特な雰囲気がカフェのような空間を作り出し、友人との集まりの場として活用できます。趣味の場 土間の床はコンクリートやタイルなど耐久性の高い素材で仕上げられているため、屋外で行うようなDIYや車の整備などを屋内でもすることができます。室内には置きにくいキャンプ用品やアウトドア用品、工具なども置きやすいやすいので物置を利用する機会も少なくなるでしょう。収納する物が土間にすべて収まるのなら庭に物置を設置する必要もなくなり、めいっぱい庭を活用することができます。外部とつながる土間ならバーベキューなど家族と楽しめる憩いの場にもなります。開放感を得るための空間 外部と繋がる土間は風通しが良く、採光を取り入れることで開放感のある空間となります。風の流れを意識して間取り設計を行えば土間に接する部屋の通気性が良くなり快適な室内環境にすることができます。通り土間のように玄関から勝手口まで通り抜けられるようにすれば土足のままアクセスができ、仕切りを引き戸のように可変性を持たせれば、戸の開口時は土間との繋がりが生まれ空間の広がりと開放感が生まれます。 土間の設置場所 土間は主にテラスや庭、玄関、勝手口など外部と繋がる場所に配置されます。通り土間のように二つの入り口を繋げる配置も可能なため、どんな用途で活用していきたいかが設置場所の重要な要素です。また、「繋げる」というのも土間を考える上で大切なポイントとなってきます。車庫や玄関、収納、テラスなどと繋げることで空間の延長線上として土間が配置されますので、間取りの動線も考慮してどこに土間を設置するか計画を立てていきましょう。また、床を傷つけてしまいやすいペットのお部屋として土間を設けるのも有効です。ペットのお部屋とリビングを繋げてあげることで二つの異なった空間が一体感を生みデザイン性の高い居住スペースとなります。 土間を作る際の注意点 土間を作る際は床材にこだわっていきましょう。コンクリートで仕上げるのか、タイルで仕上げるのか、天然石で仕上げるのか、素材の違いにより空間の印象やメンテナンス性が変わってきます。デザインを考える際はできるだけ統一感を持って素材を選ぶことです。空間との繋がりに違うテイストが入ってしまうと一体感が損ないチグハグな空間となってしまいます。また、床材は用途に沿って選ぶことも大切です。DIYや整備室として活用する場合は、工具などを落とす可能性も考慮して落としても床に影響の少ない素材を選ぶといいでしょう。屋外用のタイルは厚さがあり割れにくいですが、絶対に割れないというわけではありません。床への負担が大きい場所にはコンクリートで仕上げるのが最適でしょう。費用も床材の種類に違いがあります。天然石はタイルのような既製品と比べて高価です。後々のメンテナンスも考えて素材を選ぶことが大切です。土間の欠点でもある寒さに対しては暖房器具や家の断熱化が対策となります。室温が低いと居続けるのも億劫となり、使用する頻度が少なくなっていずれ使われなくなってしまう可能性もあります。土間を設置する場合は快適に利用できる環境になるように設計しましょう。 まとめ 土間は空間との繋がりが生まれ、開放感と独特な雰囲気を演出することができます。おしゃれな家として住宅雑誌によく掲載されていて、いろいろな用途で活用できるのも土間の魅力です。屋内なのに屋外のような活用ができますので、これから家の購入をご検討されている方は土間を取り入れてみるのもいかがでしょうか。家づくりは情報収集することが大切です。いえとち本舗は無料で家づくりに役立つ資料を提供しておりますので、これから家を購入しようと考えている方はぜひご利用ください。資料請求はこちらからさらに会員登録をするとVIP会員様限定の間取り集や施工事例、最新の土地情報をお届けいたします。当社は一切押し売りを致しませんので安心してご登録ください。会員登録はこちらから