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建物・家づくり
電気代・災害・エコに備える!家庭用蓄電池の基礎知識と活用法

目次
1. 蓄電池とは?
1-1. 蓄電池の仕組み
1-2. 蓄電池の種類
2. 蓄電池導入のメリット
2-1. 停電時の安心
2-2. 電気代の節約
2-3. 太陽光発電との相性
2-4. 環境への配慮
2-5. 災害対策
3. ニチコン製蓄電池の特徴
3-1. 多様なラインナップ
3-2. 高い安全性と耐久性
3-3. V2Hとの連携
3-4. 国内生産とサポート体制
4. 実際に導入したご家庭の事例
4-1. オール電化住宅での導入事例(山口市・4人家族)
4-2. 築20年の住宅に後付けしたケース(周南市・ご夫婦2人)
4-3. 子育て家庭に人気の導入モデル(宇部市・5人家族)
5. 予測される電気代の高騰とその対策
5-1. 電気代は今後どうなる?
5-2. 蓄電池で電気代高騰に備える
5-3. 長期的な光熱費の最適化へ
6. 蓄電池導入のすすめ
7. 「イエミライ」について
1. 蓄電池とは?

1-1. 蓄電池の仕組み
蓄電池とは、電気を貯めておき、必要なときに使用できる装置です。スマートフォンやノートパソコンに内蔵されているバッテリーと同じような原理で、電気を充電し、後から放電することができます。
住宅用の蓄電池に多く使用されているリチウムイオン電池は、軽量で高エネルギー密度を持ち、長寿命であるという特長があります。家庭内に設置された蓄電池は、太陽光発電によって発電された電力を一時的に貯蔵し、夜間や天候不良で発電できない時間帯、あるいは停電などの非常時に備えるために活躍します。
また、最近の蓄電池はAI制御やスマートメーターと連携することで、電力使用の最適化を図れるなど、ますます高性能化が進んでいます。これにより、家庭ごとの使用パターンに応じて、蓄電・放電のタイミングを自動で最適化できる機種も登場しています。
1-2. 蓄電池の種類
家庭用蓄電池には、大きく分けて以下の3種類があります。それぞれの特長を理解し、目的に合った選択をすることが重要です。
- 単機能型蓄電池:既に太陽光発電を導入している家庭におすすめです。太陽光システムとは別のパワーコンディショナーが必要になりますが、既存システムに追加設置しやすく、費用を抑えた導入が可能です。導入コストが比較的安価であることから、コスト重視の方に選ばれています。
- ハイブリッド型蓄電池:太陽光発電と蓄電池が一体型で制御できるタイプ。パワコンも一体化しており、設置スペースや配線の簡素化が図れます。新築時や太陽光システムの更新と同時に導入するケースに適しています。また、効率的に太陽光エネルギーを活用したい方に適しています。
- トライブリッド型蓄電池:太陽光発電と蓄電池、さらにV2H(電気自動車との連携)を可能にした最先端モデル。EVを家庭の蓄電源として活用するという新たな電力活用モデルを支える機器です。将来を見据えたスマートライフを実現したい方にぴったりです。
2. 蓄電池導入のメリット

2-1. 停電時の安心
万が一の停電は、災害時に限らず設備トラブルやメンテナンスなどでも発生します。そんなときに、蓄電池があれば冷蔵庫や照明、スマートフォンの充電など、生活に不可欠な家電の使用が継続できます。
特に小さなお子様がいるご家庭や高齢者の方がいるご家庭では、停電が長引くと大きな不安につながります。蓄電池は“見えない保険”として、日々の生活に安心をプラスしてくれます。夜間に停電が発生した場合も、自動的に電力を供給できるシステムもあり、非常に頼もしい存在です。
2-2. 電気代の節約
電力会社の時間帯別料金を上手に活用することで、蓄電池は電気代の節約にも大きく貢献します。夜間の安い時間に充電し、昼間の高い時間に使用することで、ピークシフトを実現できます。
また、電力の自家消費率を上げることで、再エネ賦課金の抑制や電気使用量全体の削減にもつながります。光熱費の見直しを考えている方にとって、蓄電池は非常に有効な選択肢です。電気料金が不安定な今の時代だからこそ、安定した電力供給とコストコントロールが求められています。
2-3. 太陽光発電との相性
売電価格の下落に伴い、太陽光発電で得た電力は「売る」から「使う」時代へとシフトしています。蓄電池を併用することで、昼間発電した電力を夜間にも使うことができ、再生可能エネルギーの有効活用が可能になります。
昼間に発電し余った電力を貯めておけば、外出先から帰ってきた後も電力を自給自足できます。まさに“発電した電気を無駄なく使える”スマートな暮らしが実現するのです。こうしたライフスタイルは、将来的には電力会社への依存を減らし、より持続可能なエネルギー利用を支える基盤となります。
2-4. 環境への配慮
CO2排出削減や地球温暖化防止の観点からも、家庭用蓄電池は注目されています。太陽光発電と併せて使うことで、火力発電に頼らない電力使用が可能となり、再生可能エネルギーの拡大に貢献します。
国や自治体の補助金制度とも相性が良く、導入時のコストを軽減しながらエコな暮らしをスタートできるのも大きな魅力です。次世代にきれいな地球を残すという観点からも、今できることの一つとして蓄電池は有効な選択肢になります。
2-5. 災害対策
災害時に電力を確保できるかどうかは、生活の質を大きく左右します。蓄電池があれば、ライフラインの1つである“電気”を自宅で備蓄することができ、食料・水と並ぶ災害時の備えとなります。
避難所に行かずとも最低限の生活が送れるということは、家族の安心にもつながります。防災意識が高まる中で、電力の「備え」を意識する家庭が増えているのも納得です。蓄電池は、電気を使った暖房や給湯設備を維持する手段にもなり、寒冷地などでは命を守る設備ともなり得ます。
3. ニチコン製蓄電池の特徴

3-1. 多様なラインナップ
ニチコンは、単機能型からトライブリッド型まで、幅広いラインナップを揃えています。小規模な2kWhから、大容量の16.6kWhまで、多彩なニーズに応えられる製品が豊富です。
家族構成や住まいの規模、ライフスタイルに応じて最適な容量を選べるため、導入後の後悔が少なく、長期的な満足度も高いと評判です。さらに、今後の生活スタイルの変化にも対応しやすい柔軟な設計が施されています。
3-2. 高い安全性と耐久性
日本の厳しい安全基準をクリアし、長寿命を実現しているニチコン製蓄電池は、10~15年の長期保証が標準で付帯。過酷な気象条件下でも安定して稼働し、日々の生活をしっかり支えます。
独自の冷却構造や発熱抑制機構も取り入れられており、万が一の事故リスクを最小限に抑える設計です。また、火災や感電のリスクも極めて低く、安全性に優れた構造を持つことで、家庭でも安心して使用することができます。
3-3. V2Hとの連携
ニチコンは、電気自動車の電力を家庭に供給する「V2H」システムの分野でも国内トップクラスの実績があります。将来的にEV導入を考えている方にとって、ニチコン製蓄電池は拡張性が高く、大きな安心材料となるでしょう。
V2Hにより、EVが非常時の電力供給源にもなることで、家庭全体の電力レジリエンスが飛躍的に向上します。電気自動車と家庭との連携が進むことで、より効率的なエネルギーの使い方が実現します。
3-4. 国内生産とサポート体制
すべて国内で製造されているため、品質や信頼性が非常に高く、安心して導入できます。また、アフターサポート体制も充実しており、万が一のトラブル時にも迅速な対応が期待できます。
メンテナンスのしやすさやサポートの質も、多くの導入ユーザーから高い評価を受けています。特に住宅設備としての導入後の安心感は、国内ブランドならではの魅力です。
4. 実際に導入したご家庭の事例

4-1. オール電化住宅での導入事例(山口市・4人家族)
山口市にお住まいの4人家族、仮名・佐藤様ご一家では、オール電化住宅と太陽光発電を導入済みでしたが、売電価格の低下により自家消費を意識するようになり、ニチコン製11.1kWhの蓄電池を新たに導入されました。
結果として、日々の電気代が以前よりも抑えられている実感があり、日常のエネルギー管理がしやすくなったと感じているそうです。また、災害時の備えとしても非常に安心できるとご満足いただいています。
4-2. 築20年の住宅に後付けしたケース(周南市・ご夫婦2人)
周南市の仮名・吉田様ご夫婦は、築20年の住宅にお住まいで、これまで太陽光発電は導入していませんでしたが、将来の停電リスクと老後の電気代を見据えて蓄電池8.0kWhを新設。ハイブリッド型パワコンとセットで導入しました。
導入後は「電気を買う機会が明らかに減った」「毎月の光熱費が以前よりも分かりやすくなり、支出の管理がしやすくなった」といった声があり、電気代が以前より安定し、負担が軽くなったと実感されています。
4-3. 子育て家庭に人気の導入モデル(宇部市・5人家族)
宇部市在住の仮名・村上様ご一家は、共働きで3人のお子さまを育てており、日中にせっかく発電した電気が売電に回ってしまうのがもったいないと感じていました。ニチコン製の12kWh蓄電池を導入したことで、発電した電力の有効活用が可能になり、電気代の削減にもつながっています。
特にお子さまのいる家庭では、万が一の停電時に冷蔵庫や給湯、Wi-Fi環境などが維持できる安心感は非常に大きく、「家族の暮らしを守る設備」として非常に高い満足度を得られています。
5. 予測される電気代の高騰とその対策

5-1. 電気代は今後どうなる?
ここ数年、日本国内でも電気代がじわじわと上昇していることを実感されているご家庭も多いのではないでしょうか。その背景には、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。
まず第一に、エネルギーの多くを輸入に頼っている日本では、世界的な燃料価格の高騰がダイレクトに家計に影響します。特にロシアによるウクライナ侵攻などの地政学リスクは、天然ガスや石油の価格を不安定にし、結果として電力会社のコスト増に直結します。
さらに、電力自由化により競争が激化する一方、燃料費調整制度の影響で、原油価格の高騰がそのまま電気代に転嫁されやすくなっています。また、日本政府が進める「脱炭素社会」への移行もコスト上昇の一因です。再生可能エネルギーへの転換には多額の初期投資が必要であり、その負担は再エネ賦課金などを通じて消費者にも求められています。
これらの理由から、今後も電気代は中長期的に上昇する傾向が続くと予測されています。
5-2. 蓄電池で電気代高騰に備える
こうした電気代の高騰に対抗する有力な手段の一つが、家庭用蓄電池の導入です。特に太陽光発電とセットで導入すれば、昼間に発電した電力を蓄えておき、夜間や曇天時に使うことで、電力会社から購入する電力量を大幅に削減することができます。
さらに、電気料金の安い深夜帯に電力を蓄電池に貯め、日中の高い時間帯にその電力を使用する「ピークシフト」により、電気料金の変動リスクにも柔軟に対応できます。これは、今後ますます重要になるエネルギーの“価格安定性”という視点から見ても、大きな意味を持ちます。
蓄電池は、単に非常時のバックアップ電源としてだけではなく、日常的な経済メリットを享受できる「電力のストラテジーアイテム」としての役割が期待されています。
5-3. 長期的な光熱費の最適化へ
電力コストが今後も不安定な推移を続ける中、光熱費の“固定費化”は家計にとって大きな安心材料になります。蓄電池を導入することで、自宅の電力消費の一部または大部分を自家発電・自家消費でまかなえるようになれば、将来的な値上がりリスクを大幅に軽減できます。
また、再生可能エネルギーの活用は地球環境にもやさしく、CO2排出削減への貢献にもつながります。家庭でできるエネルギーシフトの一環として、蓄電池はまさに“未来を見据えた投資”といえるのではないでしょうか。
エネルギーの自立、自給、安心のために──電気代高騰が続く今こそ、蓄電池の導入を本気で検討する価値があります。
6. 蓄電池導入のすすめ

電気は、日々の暮らしに欠かせないインフラです。これまで「当たり前」に使えていた電力も、災害時や非常時には途絶える可能性があります。そんな時に、家庭用蓄電池があれば、電力の備蓄という安心感を得られます。
また、再生可能エネルギーの活用や電気代の節約、環境配慮といった複数の観点からも、蓄電池は私たちの生活をよりスマートで持続可能なものへと進化させてくれます。
太陽光発電とセットで導入することで、電力を「つくる・ためる・つかう」自給自足型のライフスタイルが実現します。特に長期的な視点で見ると、エネルギーコストの削減と安心の備えを同時に得られる蓄電池は、まさに未来への投資と言えるでしょう。
弊社では、お客様のライフスタイルや電力使用状況を丁寧にヒアリングした上で、最適な蓄電池をご提案しております。導入に関する疑問や不安も、専門のスタッフが丁寧にご案内いたします。ご相談から設置後のサポートまで、安心してお任せいただける体制を整えております。
未来の安心と快適な暮らしのために── 今こそ「家庭用蓄電池」の導入を真剣に考えてみてはいかがでしょうか?
7. 「イエミライ」について
「イエミライ」は、太陽光発電・蓄電池・HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)を標準搭載した、当社オリジナルのスマート住宅商品です。
エネルギーの自給自足を目指し、災害時の備えと日々の電力コスト削減を両立。さらに、家全体の省エネ性能や快適な住環境にもこだわって設計されています。
新築住宅をご検討の際には、「イエミライ」の導入を通して、これからの時代にふさわしいスマートな暮らしを実現してみてはいかがでしょうか。
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木造住宅の特徴やメリットデメリットを徹底解説
日本において、古くから主流となっている住宅構造といえば、やはり「木造住宅」が挙げられるでしょう。住宅構造には鉄骨住宅をはじめとしたさまざまなものが登場していますが、それでも木造住宅には根強いニーズがあります。 もしかしたら、今まさに木造住宅の家を建てようと考えている人もいるかもしれませんね。しかし木造住宅という名称は知っていても、その特徴や詳細まで知っている人は少ないはず。とはいえ木造住宅を建てるのであれば、特徴や詳細についてはかならず理解しておく必要がああります。 本記事では 木造住宅の定義やメリット・デメリット、耐震性などについて詳しく解説します。実際に建ててから後悔しないように、ぜひ参考にしてください。木造住宅とは?木造建築の構造木造建築のメリット・デメリット木造住宅の耐震性木造住宅の防火・耐火性木造建築の物件選びのチェックポイントとは?まとめ 木造住宅とは?まずは、木造住宅の定義を確認しておきましょう。といっても、さほど難しい話ではありません。「柱や梁などの、建物として大切な部分に木を使っている住宅」が、木造住宅です。 柱や梁は、建物自体を自立させ、風水による圧力や、建物自体の重量を受け止めます。したがって強度の高いスギやヒノキなどが好まれて用いられる様子です。 古くから神社仏閣などで用いられた建築方法ですが、現在でも一般的な住宅などで活用されています。国内に現存する建物の8割は、木造住宅に分類されるいった調査結果もありました。木造の建築方法は長い歴史の中で高められており、今も建築業界で通用しているのです。 ちなみに、木造住宅の(法律における)耐用年数は22年とされています。法律的には築22年目で減価償却が終わり、建物としての価値はゼロ円となるわけですね。ただし、細かな点検や修繕によって、それよりも長い間耐用させることも可能です。 法律で定められていない実質的な耐用年数は、おおよそ30年程度と言われています。しかし、実際のところはそれよりも早く建て替えしてしまうケースが多い様子です。木造住宅は「期待耐用年数」というものもあります。これは前述した耐用年数の考え方とは異なり、求められる性能などの基準があります。フラット35の技術基準を満たす木造住宅の期待耐用年数は50〜60年程度とされています。長期優良住宅だとさらに100年以上の期待耐用年数があるとされていて、木造住宅はこれまでの技術向上により、適切なメンテナンスを行えばとても長く住める住宅と見られています。建物構造の種類住宅など、建物は木造以外の構造もあります。以下に建物構造の種類を記しましたのでご覧ください。 木造 鉄筋コンクリート造 鉄骨鉄筋コンクリート造 鉄骨造 【木造】柱や梁、土台など主要な部材に木材が使われているのが木造です。神社仏閣など日本では古くから木造で建てられた建物が多くあります。木材の吸水性、吸湿性の特性から四季がはっきりしている日本の気候風土にも木造は合っていて、現在でも多くの住宅に木造が採用されています。普及率の高さから比較的コストを抑えて家を建てることができ、メンテナンス性にも優れています。【鉄筋コンクリート造】組んだ鉄筋を覆うようにコンクリートを打って柱や梁、床スラブなどの構造体を作るのが鉄筋コンクリート造です。鉄筋コンクリート造のことをRC造とも呼びます。圧縮に強いコンクリートとひっぱりに強い鉄筋を合わせた構造のため耐震性に優れ、火災にも燃えにくい構造を有しています。また、機密性が高いのも特徴的です。鉄筋を組んでからコンクリートを打設して建築するため、工期が長くなること、コストがかかることがデメリットに挙げられます。【鉄骨鉄筋コンクリート造】鉄骨の周りに鉄筋を組んでコンクリートを打設する構造が鉄骨鉄筋コンクリート造です。鉄骨鉄筋コンクリート造のことをSRC造とも呼びます。鉄骨を使っていることから鉄筋コンクリート造よりも強度は高く、高層マンションなどの大規模建築に採用されます。耐震性、防音性、気密性など性能は非常に高いですが、戸建て住宅に採用されることはありません。【鉄骨造】柱、梁など主要な構造体に鉄骨を使っているのが鉄骨造です。鉄骨造のことをS造とも呼びます。鉄骨造は住宅にも多く採用されている構造で、鉄骨の頑丈さから間口の広い設計が可能。火災にも強い特徴があります。コストは木造よりは高く、鉄筋コンクリート造よりは安く、住宅の他にもビルやマンション、工場など幅広く採用されています。木造建築の構造木造建築には以下の種類があります。 木造軸組構法(在来工法)木造壁式工法 木質パネル工法 【木造軸組構法(在来工法)】柱や梁、土台などが骨組み構造となっています。一般的な木構造を持ち、もっとも多く住宅に採用されています。【木造壁式工法】 ツーバイ材で柱や梁などを作り、壁や床などには合板を張った箱構造が木造壁式工法です。モノコック構造とも呼ばれていて、水平の力に強く耐震性に優れています。【木質パネル工法】木造壁式工法と同じモノコック構造を持ち、床や壁に木質パネルを採用した構造です。木質パネルの性能はメーカーにより違いますが、工場で大量生産して組み立てるためコストを抑え、工期短縮、品質の安定、などのメリットがあります。木造建築のメリット・デメリット木造建築(住宅)には、やはりメリットとデメリットが存在します。木造住宅と鉄骨住宅いずれかを選択する場合には、メリットとデメリットについて、よく皮革検討しておきましょう。木造住宅のメリットとしては、以下のような点が挙げられます。 鉄筋コンクリート造と比較して、費用が安い吸湿性にすぐれて、快適に過ごせる断熱性にすぐれ、冬は暖かく、夏は涼しい建築デザインの自由度が高い化学繊維などを利用しないため、健康リスクが低い構造がシンプルなため、将来的にリフォームを実施しやすい木造ならではの、自然で落ち着きある空間に仕上がる香りがよい とくに重要なのは、やはり鉄筋コンクリート造と比較して費用が安いという点でしょう。一方で、鉄筋コンクリート造などではあり得ないメリットを持っているのも魅力的です。そして、意外にも木材は断熱性にすぐれており、快適な室内温度を維持できるのも大切なポイントと言えます。 木造住宅は建築デザインの自由度も高く、希望の設計が実現しやすいでしょう。建物の強度に合わせて柱を配置していかなければいけませんが、柱をデザインとして見せることも可能。構造体で建物の強度を確保できれば壁を少なくすることもできます。木造の中でも木造軸組構法(在来工法)は骨組み構造ですので、間取り設計の自由度と後々必要になるメンテナンス性が優れています。あまり注目されませんが、健康という側面でも木造住宅は優秀です。木造住宅では、壁紙などで化学物質が含まれた素材を利用しないケースが大半。よって、化学物質に由来したアレルギー反応などを心配する必要はなく、とても安心しできます。 一方でデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。 鉄筋コンクリート造と比較して、耐衝撃性などの強度に劣るメーカーごとで、品質に差異がある雨水などで絵腐食しやすく、経年による劣化が激しいシロアリなどによる被害が考えられる使用する木材の数が多いため、空間を圧迫しがち防音性が低い やはり、鉄筋コンクリート造と比較すると、強度に劣る部分は否めません。そして、木材が使っていることに由来する劣化の早さも気になるところです。 そして、メーカーごとで品質に差異があるのも、オーダー前の今段階では特に理解しておく必要が高いでしょう。やはり木材にたずさわる職人や担当者の力量次第で、品質はいくらでも変化します。実際に着工する前段階で、できるだけ良質な木材を用意できる、信頼できる業者依頼しましょう。木造住宅の耐震性続いて、木造住宅の耐震性について考えてみましょう。木を使っているとなると、地震には弱そうだと感じる人も多いはず。しかし、意外にも木造住宅は、地震に強いという特徴を持っています。 木造住宅が耐震性を得られる理由は、木材の組み合わせ方によります。代表的なのは、「筋交い」という部分です。筋交いとは、木材と木材に、また木材を斜めに通すこと。このような形を作ることで、木造住宅は耐震性を持つようになります。 ちなみに筋交いには、 斜めに一本だけ木材を通す「方筋交い」左右両方から目次を通して”バツ”印にする「たすき掛け」があり、たすき掛けのほうがより強い耐震性をもたらします。 そのほかにも、木造住宅の工法によって、耐震性はさまざまです。木造住宅の工法自体は多種多様ですが、たとえ「ツーバイフォー工法」などは、耐震性が高いと言われています。 ツーバイフォー工法とは、2インチ×4インチの角材を主軸として建築していくものです。この工法であれば、耐震性とともに断熱性や通気性まで確保できると言われています。木造住宅の防火・耐火性続いて、木造住宅の、防火、耐火性について考えてみましょう。木材などでいかにも燃えやすそうですが、実はそうでもありません。むしろ、防火・耐火性はそれなりに高いと考えられています。 そもそも木材自体、そうそう簡単に燃えるものではありません。特に木造住宅で使われている木材は太いので、火が付きづらいのです。 また、太い木材は燃やしても延焼しづらい側面があります。木材に着火すると、当然ながら表面が燃えて炭へと変化していくわけです。 炭になった部分は、酸素を通しづらくなります。つまり木材の表面は燃えたとしても、その先では酸素が足りず、延焼せずに鎮火するというわけですね。表面が燃えても、内部は生木のままです。 ちなみに多くの実験では、木材を15分ほど火で燃やしても、表面が数センチ焦げ付くだけで済んだりしています。また表面が焼けたところで住宅の基礎としての強度は保たれたまま。つまり、崩落しづらいわけです。 最近は「防耐火構造外壁」など、防火性や耐火性に特化した建築技法も登場しています。こういったものであれば、より炎に強い住宅となるでしょう。もちろん費用はかかりますが、万が一のことを考えて、導入を検討する価値はあります。 木造建築の物件選びのチェックポイントとは?これから木造住宅を購入しようと考えている方はどんなことをチェックしておいた方がいいでしょうか。ここでは木造住宅を購入する際にチェックしておきたいポイントをご紹介していきます。使用されている木材の確認木造住宅といっても使われている木材は種々あるもの。どんな木材が使われて建てられているかというのもこだわっておきたいところです。以下に木造住宅に使われる木材の種類をご紹介します。【ヒノキ・スギ】ヒノキやスギはメジャーな木材と言えますので、名前は聞いたことがある人も多くいるのではないでしょうか。ヒノキは昔から住宅に使われている木材です。ヒノキは木材にとっては弱いイメージのある水や虫に強く、木造住宅の天敵であるシロアリにも強い木材です。ヒノキにはリラックス効果のある「ヒノキチオール」という精油成分を含み、さらに高い殺菌効果、独特の香りなどの特徴もあります。スギも同じく古くから親しまれる日本を代表する木材です。スギは柔らかく加工がしやすい特徴があり、成長も早いため安い価格で販売されています。構造材、造作材、建具など幅広く用いられています。【ケヤキ】ヒノキと並ぶ高級木材。硬く耐久性の高い特徴があり、大黒柱に用いられることがあります。材が硬いため加工しにくく職人を選ぶ木材となっています。【ウォールナット】 深みのある暗褐色の美しい木目が特徴的な木材。家具やフローリングに使われ、加工がしやすく耐久性も高いです。経年変化による風合いも楽しめる木材です。【ブナ】 耐久性が低く狂いも生じやすいとされていたため、建築用材では積極的に使われていませんでしたが、現在では乾燥技術と合板加工技術が発展してきたことにより需要が増えています。木目は明るく主張がないため家具用材やフローリングとして好まれています。工法を確認する前述したように木造住宅は工法に種類があります。住宅の購入ではどの工法を選ぶかも重要なポイントです。普及率の高い木造軸組構法は間取りの自由度が高く、メンテナンス性も優れていますので、コストや性能のバランスが安定しています。木造軸組構法と似た木造ラーメン構造という工法もあり、この工法は木造軸組構法が柱や梁などの構造体に耐力壁を設けて水平力を強化するのとは違い、接合部を強くして柱や梁だけで水平力に耐えられるようにした工法です。壁を少なくすることができるため、さらに間取りの自由度が広がります。生活をしていけばライフスタイルの変化や家族人数も変えわります。将来のことも考えてライフスタイルの変化に対応できる設計にしておきましょう。各工法はメリット、デメリットがありますので、求めていることが実現できる工法を選びましょう。まとめ木造住宅というと、少し古いことのように聞こえてしまう部分があるかもしれません。しかし実際のところ、現在でも鉄筋コンクリート造などとともに、”現役”の建築方法として採用されています。 木造住宅は、コストが低いにもかかわらず、さまざまなメリットを有しているものです。吸湿性や断熱性などは、鉄筋コンクリート造などよりもはるかに優れています。また、耐震性や耐火性なども、イメージに反して高いのが特徴です。もちろんデメリットもありますが、それを補ってあまりあるメリットがあると言えるでしょう。ぜひ一度、木造住宅を検討してみてください。 いえとち本舗では、新築住宅や家づくりで重要な情報をおさえた資料を配布しています。本記事のような木造住宅についても、より大切なことをお伝えしているので、ぜひご参考ください。資料請求はこちらから さらに会員登録された方には、会員限定の住宅情報を多数配信しています。ご興味がある方は、ぜひ会員登録してみてください。会員登録はこちらから
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マイホーム購入で失敗&後悔したことベスト10~家の中バージョン~
家を建てても生活がしにくかったり、寒かったりしたらどんなに立派に見える家でも不満爆発。満足いくお家にしていくためにも、家を建てて「ここが失敗した」「ここに後悔した」という声を参考しましょう。この記事では「家の中の失敗&後悔したことベスト10」をご紹介していきます。 家の中の失敗&後悔したことベスト10 家の中の設計は毎日の生活にとても関わってくるため、できるだけ失敗や後悔するようなことは避けたいところ。ここでは家の中で「失敗した・後悔した」という声をランキング形式でご紹介しいていきます。 1位:収納計画に失敗・後悔 家づくりの中で最も失敗したと声を上げるのが「収納」です。家電、家具、衣類、食品、季節もの、と生活していくために必要なモノはたくさんあります。これらをすべて家の中に入れるのですから、やみくもに詰め込んでしまっては家の中も散らかって生活しづらい家となってしまうでしょう。 失敗&後悔しないポイント 収納計画で大切なことは「物の出し入れ」を考えて計画することです。「常時出し入れする物」「季節的な物で出し入れの頻度は少ない」「出す場所と使う場所の距離が短い」など実際に使っているところをイメージして設計を行いましょう。また、本=15cm、衣類=60cmなど収納する物の実寸に沿った設計をすることもポイント。 2位:部屋の数や広さに失敗・後悔 家はいくらでも広げられるというわけではなく、限られた空間を使って設計しなければいけません。「オープキッチンに憧れてキッチンを優先したのはいいが、リビングが狭くて圧迫感を感じる」「部屋の数を多くしたけど結局使わず…。このスペースをリビングに使えば良かった」など部屋の広さや数に後悔したという声は実は結構多いものです。 失敗&後悔しないポイント 部屋の広さは配置する家具を図面に書いて、生活に不便を感じない広さが確保されているかチェックしましょう。部屋の数については家族構成や来客などを考慮することが必要です。ただし、来客を想定した部屋の使用頻度が少なくて無駄なスペースとなってしまうこともありますので本当に必要かよく考えて配置しましょう。 3位:コンセント計画に失敗・後悔コンセントの数や場所に後悔・失敗したという声は多くあります。また、照明のスイッチの場所も注意しておきましょう。図面上では問題ないと思っていたのが、家具で隠れてしまったり、距離が遠くて使いづらかったりといった声もよく聞きます。その他にもテレビの配線が露出して見栄えが悪いといった声もあります。 失敗&後悔しないポイント コンセントは図面に記入して実際に使っているイメージを持つことがポイントです。特に移動しながら使う掃除機は気をつけましょう。廊下にコンセントがないと掃除する時にコンセントのある部屋からコードを伸ばして使うことになりますので、コンセントの抜き差しの手間がかかります。 4位:室内環境が悪い 住宅性能の中でも快適性は体感できるもので、断熱性や気密性、採光などがそうです。快適性に関わる性能が悪いと、「冬は寒く、夏は暑い」「結露が多い」「カビが発生する」「部屋が暗い」など普段の生活に不快感を持ってしまいます。明るさや温度、湿度など室内環境に関わることで後悔したという声も多くありますので注意しましょう。 失敗&後悔しないポイント 現在の住宅では断熱性と気密性は非常に重要とされています。断熱性と気密性を良くすることで「冬は暖かく、夏は涼しい家」となり、冷暖房効率の向上から光熱費も節約できます。部屋の明るさは採光と照明器具の計画が大切です。自然光の入りだけでなく、照明器具の数や場所にも気を配って計画を立てましょう。 5位:プライバシーの確保に失敗・後悔 道路から家の中が見えたり、隣の家の窓から部屋が見えてしまったり、と人の視線を感じる家では落ち着いて生活することができません。プライバシーの確保ができていないことで後悔・失敗と感じた人も多いので気をつけましょう。 失敗&後悔しないポイント プライバシーの確保は、窓の配置やフェンス、垣根など外部からの目隠しを設けることがポイントです。窓の配置は隣の家の窓と重ならない位置に設けましょう。どうしても窓の位置をずらせない場合は、面格子付きの窓やくもりガラスの窓もおすすめです。 6位:においなど換気計画に失敗・後悔 LDKやリビング階段などキッチンと他の部屋がつながっている間取りは調理中のニオイが他の部屋に伝わってしまいます。また、二世帯住宅のように上下階で世帯を分けた家でも、廊下や階段はつながっているため、そこからニオイが届いてしまうことも。配置した窓のところが隣の家のガレージで、排気ガスが入ってくるという声もありますので窓の配置も気を付けましょう。 失敗&後悔しないポイント ニオイを発するものについては換気ができる設備や窓を設けることがポイントです。玄関やシューズクローク、玄関収納は雨で濡れた物も置きますので、換気ができるように窓を配置するなど対策をしておきましょう。換気設備もどれくらいの性能が必要か換気性能の数値で導入を判断することがポイントです。 7位:不便!生活動線に失敗・後悔 生活上の動作に不便を感じたり、距離が遠くて面倒と感じたりする家はとてもではありませんが住みやすいとは言えません。生活動線は住んでみて初めてわかることが多く、後悔や失敗と感じる方も多いので気を付けましょう。 失敗&後悔しないポイント 不便な生活動線にしないために、朝から夜までの動きを図面に書き込んで移動に問題がないかチェックしましょう。特に家事効率は動線が重要ですので、洗濯や調理、掃除など家事をする時の移動を意識して計画を立てることが大切です。 8位:洗濯物が干せない!ベランダが狭い ベランダやバルコニーの広さに不満を感じている方も多いです。ベランダやバルコニーは洗濯物を干すスペースですので家事を行う上では重要な空間。また、バーベキューなど憩いの場としても活用できますが、中途半端な広さにしてしまったという声もあります。 失敗&後悔しないポイント ベランダが狭いと洗濯物を干す時に不便を感じます。最低でも1m近くはないとスムーズな移動は難しいため、ベランダを計画する時は幅と奥行きに気を配りましょう。また、ルーフバルコニーのように広いスペースを活用する場合は、テーブルなど配置するものも考慮して計画することが大切です。 9位:仕切りが多くて圧迫感が… 部屋を配置するのに仕切り壁を設けていたら壁が多くなってしまったという声をよく聞きます。仕切り壁が多い家は空間に圧迫感が出て、必要以上に狭く感じてしまうものです。床面積ではそこまで狭くないのにと後悔してしまっている方もいるため注意しましょう。 失敗&後悔しないポイント 部屋の配置計画は、部屋を壁で囲って作るのではなく、空間を仕切るイメージで計画を立てることがポイントです。部屋の数の分だけ壁を多くしてしまうと圧迫感が生まれてしまうため、壁を設けずに部屋を区切る工夫をしましょう。また、子供の成長も想定して、簡単に壁を設けたり、撤去できたりできる可変性があるといいでしょう。 10位:家具を置いたら狭くなった 「図面ではそこまで狭いと感じていなかったのに家具を置いたらすごく狭い」「十分な広さと思っていたら家具のことを忘れていた」など家具を置いたせいで部屋が狭くなってしまったというケースがあります。家具は意外と大きいもので、何もない部屋の時は広く感じても家具を置いたら想像しているよりも狭く感じてしまうものです。 失敗&後悔しないポイント 快適な広さにするためには、図面に配置する家具を書き込むことが大切です。図面に書き込む家具も実際に配置する家具の大きさであることが大切。家具を置いた時に確保できる通路幅や奥行きなどをチェックして、適切な広さか判断しましょう。 まとめ 家の中での生活が不快ではとてもではありませんが、その家に住み続けるということが難しくなってしまいます。家の難しいところは実物がなく実際に体感することができないことですので、家の購入を検討している方は、失敗や後悔した体験者の声を参考にして計画しましょう。いえとち本舗は無料で家づくりに役立つ資料を提供しておりますので、これから家を購入しようと考えている方はぜひご利用ください。資料請求はこちらから さらに会員登録をするとVIP会員様限定の間取り集や施工事例、最新の土地情報をお届けいたします。当社は一切押し売りを致しませんので安心してご登録ください。会員登録はこちらから
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ベタ基礎・布基礎の違いとは?メリット・デメリット を把握して最適なものを選ぼう
家を建てるときはデザインや間取り、住宅設備などに目がいってしまいますよね。しかし、私たちが安全に暮らしていく家にするには建物の構造についてもっとよく知っておかなければいけません。家の土台となる基礎についてはどのくらいご存知でしょうか。家の基礎にも種類があり、それぞれ特徴があります。そこで、今回の記事では基礎の種類と特徴について、基礎の選び方などをご紹介していきたいと思います。 1 住宅の基礎とは?2 基礎の種類 3 基礎の種類を決める前に地盤調査を行うこと 4 結局布基礎とベタ基礎のどちらがいいの?基礎の決め方5 まとめ 住宅の基礎とは? 基礎とは建物の下に見えるコンクリートのところを指します。基礎は地面から少し下がったところから施工がされていて、建築基準法では根入れ深さ(地面から基礎の底盤までの深さ)が基礎の種類ごとに定められています。また、基礎底盤の厚さも建築基準法で定められています。※布基礎根入れ深さ:地面から240mm以上 ベタ基礎根入れ深さ:地面から120mm以上※布基礎底盤厚さ:地面から150mm以上 ベタ基礎底盤厚さ:地面から120mm以上 ただし、建築基準法が定める基準はあくまでも最低限の基準であって、実際には構造計算など様々な検証を行なって建物に適切な基礎をつくっていくことが大切です。 基礎の重要性と役割 基礎の役割は、建物の重さや外からの力(地震や風など)を地面に伝える役割があります。また、基礎があることで地面から上がってくる湿気を防いでいます。もし、基礎が弱く建物に適さないと基礎が沈下してしまったり、建物が傾いてしまったりする危険があります。いくら建物に強度があっても基礎が弱いと、このような危険が起こる可能性があるため、基礎は建物にとって重要な構造体となっています。 基礎の構造 基礎は主に鉄筋とコンクリートで構成がされています。昔の基礎は鉄筋を用いずにコンクリートのみで施工されていましたが、強度の問題で現在では鉄筋を入れた「鉄筋コンクリート造」の構造となっています。鉄筋とコンクリートを組み合わせた構造の理由は、鉄筋とコンクリートの短所を補い、単体で使うよりも組み合わせることでさらに強度を得られるからです。 【鉄筋の長所と短所】鉄筋の長所:引張力に強い鉄筋の短所:熱に弱く錆びやすい 【コンクリートの長所と短所】コンクリートの長所:熱に強いコンクリートの短所:引張力に弱い コンクリートはアルカリ性ですから、鉄筋をコンクリートに包むことで酸化を防ぐことができます。そして、コンクリートの引張力の弱さを鉄筋が補ってくれる構造になっているのです。 基礎の種類 基礎の種類はいろいろありますが、住宅に用いられる基礎は主に布基礎とベタ基礎です。ここでは、住宅によく採用される基礎の種類と特徴についてお伝えしていきます。 布基礎の特徴 布基礎は住宅によく採用される一般的な基礎です。基礎構造は、基礎立ち上がり部分が連続して繋がるつくりとなっています。布基礎の立ち上がりの部分と基礎底盤(フーチング)で荷重を支えるため点荷重となる構造です。基礎底盤(フーチング)を広くすることで不動沈下を防ぐことができます。基礎内の地面は露出したままにする場合と薄いコンクリートを打設して湿気を防ぐ防湿コンクリートが設けられている場合があります。ベタ基礎よりも施工するボリュームが少なくなり建築コストを抑えられるメリットがあります。布基礎のデメリットとなるところはベタ基礎と比べて耐震性が劣るところです。布基礎は前述したように点荷重となる構造なため、ベタ基礎のように荷重が分散されません。ただし、必ずしも布基礎は地震に弱いといわけではなく基礎底盤(フーチング)を広くしたり、地盤を改良して強固なものにしたりするなど、耐震性を上げる対策はありますので、建物と基礎、地盤と全体的に耐震性を考えていくことが大切です。また、布基礎は地面から上がってくる湿気に弱く床下でこもってしまうデメリットもあります。湿気が多いとシロアリが寄ってくる原因となり被害を受けやすいため防蟻対策を行うことが大切です。 ベタ基礎の特徴 ベタ基礎は、現在の住宅の主流となっている基礎です。基礎構造は、基礎の立ち上がりと地面にコンクリートを打設してつくられている構造となっています。地面に打たれたコンクリートは床スラブとして見るため構造上の重要となる部分になります。基礎立ち上がりと床スラブの構成は、建物の荷重などの力を基礎全体へと分散させる効果があり、不動沈下が起こりにくい構造になっています。地面に打設されているコンクリートは、地面の湿気を防ぐことができ、木造住宅に多い虫害にも強い特徴があります。ただし、施工規模は布基礎よりも大きくなるため、建築コストは布基礎よりも高くなります。注意しておきたいことは、必ずしもベタ基礎だから地震には強いとは言いきれないことです。ベタ基礎が強固であるのはコンクリート内部に鉄筋が組まれているからであり、この鉄筋量で強度が大きく変わってくるからです。もし、鉄筋の量が少ないと思っていたよりも弱いということになってしまうので、家を建てる際は必ず基礎の構造と強度を確認しておくことです。 その他の住宅に用いられる基礎 住宅の主な基礎は上記でお伝えした布基礎とベタ基礎ですが、その他の基礎も住宅に用いられることがあります。下記の深基礎と高基礎は住宅によって採用されることがありますので、特徴をチェックしておきましょう。 【深基礎】高低差のある敷地や傾斜のある敷地など土留めが必要なときに、擁壁を兼ねて対応できるのが深基礎です。通常の基礎よりも深くに基礎をつくる構造となっています。擁壁を設ける必要がある場合や地下室を設ける場合に深基礎を用いることが多いです。建築コストは通常の基礎と比べて高くなります。 【高基礎】高基礎は、通常の基礎よりも立ち上がりを高くしてつくる基礎です。基礎の立ち上がりが高いことで、床と地盤面に空間ができて、通気性が良くなり湿気対策に有効となります。また、床下空間が広くなるため、床下にある配管類などのメンテナンス性も向上します。ただし、基礎の高さが上がるため、通常の基礎よりも地震に対して弱くなるリスクがあります。 基礎の種類を決める前に地盤調査を行うこと 基礎の種類を決めるときは、建物を建てる地盤の強度を調べることが必要になります。地盤の強度を表すのが地耐力です。地耐力は地盤がどのくらいの荷重に耐えられるかを数値で表します。地耐力の数値が基準値に満たない場合は、そのまま施工してしまうと家が重さで傾いてしまったり、倒れてしまったりしまいます。このようなことが起こらないように、地盤の強度がないと判断された場合は地盤改良を行なって地耐力を上げること必要です。基礎は地盤の地耐力に適合した基礎構造を採用することが建築基準法で定められています。 結局布基礎とベタ基礎のどちらがいいの?基礎の決め方 ベタ基礎と布基礎のどちらの基礎が優れているかというと、どの基礎もメリットとデメリットがあるため一概には言えません。そもそも布基礎もベタ基礎も構造自体が違い、荷重に対しての支え方や力の伝達の仕方も異なるため、強度の比較はあまり意味がないでしょう。ただし、ベタ基礎は地面にコンクリートを打設することで、床下空間に湿気が溜まらず乾燥状態を保つことができます。布基礎も防湿コンクリートを打設すれば湿気は防げますが、その分のコストも上がります。現在はベタ基礎が主流になってきて建築コストも以前より下がっている傾向にあります。木造住宅の天敵であるシロアリの対策にもなりますので、日本の気候風土を考慮するとベタ基礎を採用することをおすすめします。 コストはどちらの基礎が有利? ベタ基礎は鉄筋の配筋があり、コンクリートの打設量も多くなるため布基礎よりもコストが高くなります。コストを抑えたいという方には布基礎の方が有利に働くかもしれませんが、現在ではベタ基礎が主流となってきたため施工費用はそこまで大差がなくなりました。工事費用は地域や依頼する業者によって変わりますが、その差額は㎡あたり1,000円ほどで、30坪ほどの施工面積なら10万円ほど布基礎の方が安くなります。しかし、あくまでもこれは基礎のコストのみの比較ですから、地盤改良や建物の強度など全体を合わせた場合のトータルコストが変わらない、または高くつく可能性もあります。基礎の工程と工期の比較 基礎の工期は結論としてほぼ同じと見ていいでしょう。鉄筋の配筋やコンクリートの打設量などを見るとベタ基礎の方が施工手間や工事の日数が長くなると思われるかもしれませんが、そこまで日数の違いはありません。基礎工事の工程は下記のように進んでいきます。 自縄張り・やり方 根切り砕石敷き防湿シート敷設・捨てコンクリート打設鉄筋の配筋型枠設置基礎コンクリート打設 養生型枠ばらし 仕上げ完成「自縄・やり方」とは建物が建つ位置にロープなどを使って印をつける工程です。この工程で建物の外周の印をつけてから、基礎底板までの高さまで地面を掘削する「根切り」を行います。掘削した後は砕石を敷きランマーで転圧をして地耐力を確保します。次に地面からの湿気を防ぐために防湿シートの敷設と捨てコンクリートを打設します。ここから本格的な基礎工事が始まり、まずは鉄筋を組んでいき、床スラブ用の型枠の設置とコンクリートの打設。次に基礎立ち上がりの型枠を設置してコンクリートを打設していきます。コンクリート打設後は強度がでるまで養生してから型枠を外し、最後に基礎のバリ取りや仕上げモルタルを塗って完成となります。耐震性 各基礎の特徴でも挙げましたが、耐震性はベタ基礎の方が優れています。これは布基礎の点荷重と比較して、ベタ基礎は床スラブがあるため荷重が分散され負担が少ないからです。荷重が分散されるというのがどういう仕組みかというと、布基礎とベタ基礎は地盤と基礎との接地面積の大きさに違いがあり、ベタ基礎の方が地盤と接している面積が大きくなります。荷重が分散される理由は、この地盤の接している面積が大きいためで、布基礎は接地面積が小さいため接地圧が大きくなります。反対に接地面積の大きいベタ基礎は接地圧が小さくなりますので、その分、力が分散され地震に強いと言われています。しかし、前述したように布基礎でも耐震性を上げる対策はありますので、地盤と基礎、建物の総合的な強度で判断することが大切です。シロアリ対策となるのはベタ基礎 シロアリは湿気の多いところを好み、木を餌にするため木造住宅にとってシロアリは天敵です。シロアリを寄せ付けないためには水気をなくし、湿気をこもらせない工夫が必要であり、その点で言うとベタ基礎は地面にコンクリートを打っているため、湿気が上がってこず乾燥状態を保ちやすいので、シロアリ被害にあいにくい構造となっています。布基礎は地面が露出しているケースが多く、防湿コンクリートが打たれていても厚みがないため湿気が上がってきてしまうこともあります。多湿な土地というのもありますので、こういったところに家を建てる場合は布基礎よりもベタ基礎の方が適し、また、布基礎を採用するとしても、しっかり防蟻対策をとっていることが重要です。寒冷地の場合は布基礎の方が適している 寒冷地の場合は、地面の凍結による影響を考慮して布基礎の方が適しているとされています。寒冷地のように気温の低い地域は土が凍結し膨張するため、その範囲に基礎があると歪みが生じる恐れがあります。この土が凍結する範囲を凍結震度といい、土の凍結により基礎が膨張しないように寒冷地では基礎底板を凍結深度よりも深くに設けなければいけません。このことより通常の根入れ深さよりも深く掘らなければいけない寒冷地では、ベタ基礎だと掘削量が多くなり残土も増えるため処分費が高くなります。また、ベタ基礎の床スラブが歪んでしなう恐れもあります。凍結深度は建築基準法40条に基づき、地方公共団体が定める条例があるため、寒冷地の建設を計画されている方は役所や検査機関などに確認しましょう。まとめ 住宅で用いられる基礎の種類は、布基礎とベタ基礎が主流です。どちらの基礎が優れているかというと、家を建てる地盤の強度と建物の荷重によって適切な基礎が変わります。基礎の種類を検討するときは地盤の強度を把握しておくことが大切ですから、必ず地盤調査を行っておきましょう。また、木造住宅を建てる方は、虫害の対策をすることも大事です。特に木造住宅にとってシロアリは天敵です。シロアリなどの虫害の要因には湿気がありますので、乾燥状態を保てられるベタ基礎はとても効果的でおすすめの基礎になります。家づくりについてどうしたらいいかわからないという方は、まず情報収集するといいでしょう。いえとち本舗は家づくりについてわかる資料を無料で提供しています。もし、興味がありましたら、ぜひご利用ください。資料請求はこちら