ブログ/コラム
Blog/Column
建物・家づくり
【事例あり】スキップフロアとは?メリット・デメリットをご紹介!

スキップフロアはいくつもの床レベルに部屋が配置され、とても楽しい雰囲気を感じさせてくれる設計方法の一つです。よくおしゃれな家として住宅雑誌にも掲載されており、あまり部屋の数を取ることができないお家にもスキップフロアは有効な設計方法となっています。この記事ではスキップフロアとは何か、メリットやデメリットについてご紹介します。
スキップフロアってなに?

通常の住宅は1階や2階、3階といった階層を設けて建てられます。住宅の設計方法の中にはスキップフロアというものがあり、これは階層との間に中間階を設ける設計方法です。もう少しわかりやすく言いますと、1階と2階との間に新しくフロアをつくるということです。
通常は一つの階層にある限られたスペースの範囲で部屋を配置していきますが、スキップフロアの場合は高さ方向で部屋を増やすことができますので、空間を有効活用ができ、床面積を確保することができます。そのため床面積を多く取ることができない場合や間口が狭く奥行きが広い土地、斜面のある土地などにスキップフロアは有効です。
また、スキップフロアはなにも2階建てなど階層のある建物だけができるのではなく平屋にも採用することができます。平坦になりやすい間取りに高さ方向に部屋がつくられるため立体的な内観となります。
スキップフロアのメリット

スキップフロアの家は空間に動きが生まれ楽しいという印象があり、よくおしゃれな家として雑誌に掲載されていることがあります。ここではスキップフロアのメリットについてご紹介していきますので、しっかりポイントを押さえていきましょう。
空間を有効活用できる
床から天井の何もないところを有効活用して新しくフロアをつくるため、部屋数を増やすことができないケースにスキップフロアは有効です。結果的に床面積が増えますので、3階建てが建てられないという場合にも適しており、通常の二階建てよりも空間の有効活用ができ床面積を増やすことができます。家づくりでは収納が少なくて後悔したという声が多くありますが、収納スペースが増えると今度は居住スペースが減ってしまいます。このようなケースにスキップフロアを取り入れれば、天井が低くなってしまいがちな1階部分を収納スペースとし、中二階はリビングにするといったことができます。
3階建てよりもコストを抑えられる
3階建ての家よりもスキップフロアを取り入れた家の方がコストは抑えられます。家の固定資産税も3階建ての方が高く、スキップフロアの家の方が安く済む傾向にありますので、床面積は捨てられないけれど費用は抑えたいという方に適しています。また、建築コストの上でも3階建ては構造上耐震性を有していることが大切ですので、構造計算書の提出が必須になり、設計費用も嵩みます。3階建てに耐える構造にすることも必要ですので、材料費や施工費も高くなることも考慮しなければいけません。
費用を抑えながらも床面積を確保することを希望している方はスキップフロアのメリットを感じやすいでしょう。
子供にとって楽しい家になる
屋内には高いところや低いところにいくつものフロアが生まれ、まるで枝葉にのる巣箱のような楽しくにぎやかな印象を空間に与えてくれます。各部屋は壁で仕切られているわけではないため、違う部屋にいても子供の様子を見ることができ、家族との会話もとりやすいです。家族の動きや会話などが部屋に伝わり、家族との繋がりをより感じ取らせてくれる家になってくれるでしょう。下の階の天井が低くなっている部屋は隠れ家のような趣がありますので子供にとっても楽しい家になります。
スキップフロアのデメリット

スキップフロアの優れているところがわかったところで、続いてはデメリットになります。これから建てる家にスキップフロアを取り入れていこうとご計画されている方は、しっかり不利な点も抑え対策を立てていくことが大切です。
天井が低くなる
スキップフロアは建物の高さを利用してフロアを設けるため、天井高が低くなってしまう部屋も生まれてしまいます。下の階は天井の高さが1.4m以下になることが多く、大人が生活するには低すぎてしまいます。天井の低い部屋は腰をかがめて入ることになりますので、腰を痛めてしまうということも注意しなければいけません。天井が低くなってしまう部屋は子供の遊び部屋や収納などに利用するといいでしょう。
2階建てと比較してコストは割高
メリットでも挙げましたがスキップフッロアの家は3階建てよりは費用を抑えることができますが、2階建てだとコストは割高になります。スキップフロアの家の設計は難易度も高く、計画に時間がかかる可能性もあるため設計時の費用が高くなってしまうことも考えておく必要があるでしょう。冷暖房効率が悪い
縦空間が広くなる構造になりますので、断熱性と気密性を考えた設計にしないと冷暖房効率が悪くなり、室温も安定しない家になってしまいます。冷暖房効率が悪いと電気代も高くなるため経済的ではありません。また、温かい空気は上に流れていくため下の部屋は室温が低下し寒くなります。エアコンで整えた空気をいかに循環させ室温を安定させるかが重要となりますので断熱性は特に重要視しておきたい性能です。
階段が多くなるため危険
スキップフロアは高さ方向にフロアをつくり部屋を設けるため、どうしても階段が多くなります。階段で心配されることは転倒やつまづきです。足腰が弱くなる高齢者にとっては階段の登り下りは体の負担を感じやすく事故の恐れもあります。また、小さなお子さんのいるご家庭も階段は心配の種になります。若いうちは体が動くからいいかもしれませんが、自分が高齢者となった時のことも想定しておくことが大切です。手すりや柵などを設置してなるべく体への負担が少なく安全に生活ができる対策を取りましょう。
掃除が大変
スキップフロアは高低差があるため掃除が大変ということも考慮する必要があります。上下に部屋がありますので、お掃除ロボットも使うことができず自力で掃除をしなければいけません。天井が低いところは腰をかがめて掃除しなければいけませんので、通常の掃除と比べて負担が大きく大変です。スキップフロアを取り入れる場合は掃除のしやすさを考えて、コードレスで軽量な掃除機を使う、各部屋に掃除道具を置いておく、などの対策を立てましょう。
設計力が必要
通常は家の設計時に間取り図を見ながら計画を立てていきますが、スキップフロアは部屋の配置が立体的になるため、間取り図ではどんな家なのか把握しづらくなります。また、スキップフロアの設計は難易度も高いため対応する業者が限られてしまう可能性があります。スキップフロアに不慣れな業者に任せてしまうと、後々不具合が起きたり、住みづらい家になってしまったりする恐れがありますので注意が必要です。スキップフロアを取り入れた家を建てたい場合は、ちゃんとスキップフロアの実績があり、設計や施工に慣れている住宅会社にお願いしましょう。
設計時では間取り図の他に断面図の確認と、図面を立体に起こしてもらい3D画像で確認することをおすすめします。スキップフロアは匂いや音が届きやすいということも難点ですので、設計の時は対策を立てて計画をしましょう。
まとめ
ここまでスキップフロアについてご紹介してきました、スキップフロアは狭小な土地でも床面積を増やすことができ、部屋数を増やせない場合に有効です。空間もスキップフロア独特な雰囲気があり楽しいお家となりますので、これから家を建てるという方はぜひご検討してみてください。家づくりは情報収集することが大切です。いえとち本舗は無料で家づくりに役立つ資料を提供しておりますので、これから家を購入しようと考えている方はぜひご利用ください。
資料請求はこちらから
さらに会員登録をするとVIP会員様限定の間取り集や施工事例、最新の土地情報をお届けいたします。当社は一切押し売りを致しませんので安心してご登録ください。
会員登録はこちらから
関連記事
-
新築一戸建ての後悔ポイントとは?住んでみてわかった失敗の数々!
新築一戸建てを手に入れるという事は、人生の中で起こる最大のイベントです。夢のマイホームを叶えるのはとても気持ちが高揚してワクワクしますよね。しかし家づくりに後悔した、という声は現実的にもたくさんあります。家づくりの後悔はこれから始まる新しい生活にも尾を引く厄介なものです。このような家づくりの後悔を残さないためにも、事前に情報を集めて問題を回避していきましょう。今回は新築一戸建ての後悔ポイントについてご紹介していきたいと思います。 失敗する前に押さえておきたい!新築一戸建ての後悔ポイント お金の後悔 資金計画に失敗!予算オーバー家づくりをしていると、いろいろな希望を取り入れてしまい、気がついたら予算をオーバーしている事も多々あります。例えば設備のグレードを上げてしまったり、高価な無垢板のフローリングを使ってしまったりと気に入ったものを何でも取り入れてしまうと金額もどんどんと膨れ上がってしまいます。予算オーバーしてしまう事で起きる問題は、ほとんどの人が利用する住宅ローンの返済にあります。予算を超える事で月々の返済額が高くなり生活を逼迫させてしまってはいけないのです。大切なのは返済計画にゆとりを持たせる事ですので、家づくりの計画は優先順位をつけて取り組み、万が一の資金の発生を見越して予算を立てていきましょう。 一戸建ての金額を我慢しすぎて後悔予算オーバーしてしまうのとは反対に、こちらは予算を気にしすぎて満足のいく家に仕上げる事ができなかったという後悔です。妥協していいところとしてはいけないところの優先順位はつけなければいけません。生活に直結する部分の妥協は、後悔に繋がってしまう可能性がありますので要注意です。料理がしやすい台所、洗濯や掃除がしやすい、など家事導線に不満を抱えてしまうとストレスを抱えた生活になってしまうので、間取り計画の時は暮らしやすさに関係する部分の妥協をせずに行いましょう。例えば設備機器や壁紙の柄などは、数年後のリフォーム時に交換が可能です。交換が難しい場合や高い費用が掛かってしまうような箇所には、先にお金を掛けておく方が後々お金を使わずに節約に繋がる事もあります。 間取りの後悔部屋の計画に失敗間取り計画の後悔に部屋が狭いという声をよく聞きます。部屋が狭いと感じてしまう原因の一つは、家具を置いた時のイメージができていない事があります。何も置かれていない部屋は広く感じやすいですが、家具を置くと意外とスペースは残されていないものです。このような原因を解決するには、図面に配置する家具を書き込む事です。配置する家具の寸法に合わせて図面に書く事でどれくらいのスペースが残るか数値で把握できます。また、平面ではわかりにくいという方は模型や3D画像で確かめるのも方法の一つです。その他にも出産や両親との同居など、家族数が増えて部屋が足りなくなってしまったという体験談もありますので、将来を見据えた間取り計画が大事です。 家事・生活動線に後悔毎日行う料理や洗濯、掃除などの家事がしにくい家は、生活に不便を感じてストレスが溜まりやすいものです。負担が大きいと家事をするのも億劫になってしまうのも問題になってしまいます。家事動線が悪い家とはどんな家かというと下記のような要素があります。 廊下が狭い洗濯を干すのに何度も階段を上り下りしなければいけない収納場所がみんな分かれていて洗濯物をしまうのも一苦労ベランダが狭くて洗濯物を干しにくい 家事動線を良くする間取りは、実際に生活している事をイメージして作っていきます。例えば、洗濯する場所と洗濯物を干す場所に行くまでの動線に階段の上り下りを省く事で移動の負担は軽減する事ができます。その他にも入浴後に着る衣類の収納を洗面所に設ければ、家族全員の分をここに収めておく事ができて、わざわざ各部屋に分ける必要がありません。このようにできるだけ移動をなくして効率の良い間取りにしていく事が大事になります。 収納スペースに後悔間取り計画に失敗した、という声に収納スペースは1位、2位と争うくらいに多い間取りです。収納するスペースがなくて物があふれてしまい部屋が散らかっているような状態になっているケースもあり、せっかくの新居もだいなしになってしまいます。物を収納できないと放置してしまう癖もついてしまうので注意が必要です。収納計画は、現在所有する物を把握し、どの部屋で使用するかによって収納する場所を分ける事が大事になります。また、所有する物の管理もできている事が大切で、使わない物は捨てる習慣がついていなければいけません。もったいないからと何でもとっておく習慣があると、いくら収納スペースを設けても収まりきれません。収納スペースの計画を行う時は、必要な物を出し入れできる収納計画を意識して行いましょう。 コンセントの計画に失敗コンセントの数や配置は、何となくのイメージで行われやすいものです。曖昧なイメージでコンセントを計画してしまうと、必要な場所にコンセントがなかったり、テレビや家具の裏にコンセントが隠れてしまったりと不便を来してしまいます。台所は家電を使用するなどコンセントが必要な場面が多いです。電子レンジや冷蔵庫など消費電力が大きい家電は専用のコンセントも必要ですので、配置のし忘れは禁物です。その他にもミキサーなどの家電をキッチンカウンターで使用したい時のためにキッチン付近にコンセントを設けておくといいでしょう。コンセントの計画は、図面にコンセントの図を書き込むとイメージが湧きやすいです。また、図面には家具も一緒に書いておく事で、コンセントが家電に隠れてしまうリスクを避ける事ができます。 家の中が寒い!暑い!断熱に失敗快適に暮らせる家というのは室内環境が整っているものです。この室内環境を安定させるのに重要となるのが、断熱性と気密性です。断熱性と気密性とは、簡単に説明しますと家の服です。冬場の冷たい熱が家の中に入ってきてしまえば家の中は寒く凍えてしまいますし、夏場の暑い熱が家に入れば家の中は蒸し暑くなってしまいます。冬は暖かく、夏は涼しい家というのは冷暖房効率が良く、光熱費の節約にもなります。快適に過ごせる家にするためにも断熱性と気密性に意識して家づくりをしましょう。 業者選びに後悔 担当者に後悔!コミュニケーション不足で自分の意見を言えばよかった家づくりは専門的な言葉も多く、たまに理解しにくいところもあると思います。担当者の説明がわからないのにそのまま聞き流してしまってはいないでしょうか。新築の一戸建てを建てるという事は人生の最大のイベントですから、後悔なく進めなければいけません。説明に不明な事があれば遠慮せずに聞く事にしましょう。お互いに家づくりについて把握している事がとても大切で、これが疎かになってしまうと意見の食い違いや要望通りの家に仕上がらない事が起こってしまいます。これは担当者とのコミュニケーション不足から起こる問題ですので、こちら側からコミュニケーションをとるように心掛けていきましょう。 希望する家の特徴に合った住宅会社を選べばよかった家を建てる会社はそれぞれ得意、不得意があります。例えば和風建築が得意な会社に洋風の建築を依頼しても要望通りの家を建ててくれるか不安が残ります。家づくりを行う上で住宅会社を決めるのは、成功か失敗かを大きく左右します。住宅会社の評判や施工実績が多いとしても、自分が建てたい家の特徴にあっていない住宅会社を選ぶのは避けましょう。自分に合った住宅会社を選ぶには資料請求を行って、たくさんの情報を集める事が大事です。 まとめ今回ご紹介した新築一戸建ての後悔は大きく分けると、資金計画などのお金の後悔、間取り計画の暮らしやすさの後悔、家を建てる業者選びの後悔の3つです。この3つをしっかり計画されていれば、後悔しにくい一戸建てを手に入れる事ができますので、ぜひ参考にしていただきたいです。そして、家づくりに重要なのが情報収集です。いえとち本舗は人気のある間取りプランと施工事例など家づくりに欠かせない資料を無料提供しています。会員登録する事で受けられる特典もありますので、良ければご参考ください。https://smarthouse-yamaguchi.jp/member/
-
ZEH住宅で健康被害を防ごう!冬の換気不足による体への悪影響【いえとち本舗の新築・山口・宇部・周南・山陽小野田・防府】
みなさんこんにちは! (●ゝω・)ノいえとち本舗山口中央店です! 1月も下旬にはいりましたが、まだまだ寒い日が続いています。そんな寒い日は、みなさん暖房やヒーターなどで室内を暖かくしますよね。 冬はできるだけ冷たい空気を入れたくないものですが、みなさんは換気をされていますか?? (o゜ー゜o) 換気をしなければ、室内の空気はだんだんと汚れてしまい、体へあらゆる悪影響を及ぼしてしまいます。 従来の一般住宅ですと、窓を開けて換気するなど、冷たい空気も取り入れなければいけませんでしたが、ZEH住宅なら、室内を暖かく保ったまま、キレイな空気を室内に取り入れることが可能です。 では、一般住宅での換気不足による体への悪影響には、どのようなものがあるのでしょうか。 実は…外の空気より、室内の空気の方が汚い 室内の空気は、外の空気のように循環しないので、ほとんどの場合は室内の方が外の空気より汚れています。EPA(アメリカ合衆国環境保護庁)によりますと、最悪の場合、室内の空気は、外気よりも100倍も汚れることもあるようです。(゜ロ゜ノ)ノ そんな見えない空気を私たちは24時間吸い続けております。大量の空気を体に取り入れていると考えると、当然、キレイな空気を吸いたいですよね。 部屋の空気がどのように汚れ、その汚れによってどのような健康被害があるのか見てみましょう。 空気の汚れによる健康被害 換気を行わない室内では、あらゆる物質が飛び交っております。空気中に舞っているホコリやダニ、その他有害物質などを吸っていますと ・免疫力が低下する・呼吸器系の病気にかかりやすくなる・アレルギー症状が悪化する・冷暖房設備の効率が悪くなる・生活の質・仕事の質が落ちる などの身体への悪影響があります。 ■空気中を舞うホコリ・ダニ・有害物質 室内の空気には多くの微細なホコリや細菌、ウイルスが含まれています。 空気中のカビやウイルスが粘膜を攻撃することによって、呼吸器系の病気にかかりやすくなります。また、体内に入り込んだ細菌やウイルスを撃退するために免疫が機能した結果、アレルギー症状が悪化することがあります。 ■二酸化炭素の増加 私達が室内で、料理をしたり、作業を行うと、その人間の活動により、二酸化炭素が増加していきます。そして、空気中の酸素の濃度が低下してしまい、集中力や記憶力が低下していくという悪影響が起こります。また、空気が汚染されている室内にずっととどまっていると、免疫力が低下していき、免疫のバランスが崩れて、風邪を引きやすくなったりします。 ZEH住宅は冷たい空気を入れずに換気を行うことができる いかがでしたか?私達が想像していたよりたくさんの身体への被害がありましたよね。 以上のような換気不足による身体への悪影響を防ぐことができるのがZEH住宅です。 ZEHに関わらず、全ての建築物に常時換気ができる設備の設置が義務付けられております。 “室内に冷たい空気を入れたくないけど、クリーンな空気の中で生活したい” そんな理想の暮らしを叶えるのがZEH住宅です。 山口で新たな生活をお考えの方は、ぜひ、ZEH住宅で住居内の空気をキレイにして、健康な生活を送ってみてはいかがでしょうか。 山口・周南・山陽小野田・宇部・防府で新築住宅をお考えの方は是非一度、いえとち本舗までお気軽にお問合せください!家族全員が楽しく過ごせるお家づくりを一緒に考えていきましょう。ヾ(・∀・*) 1月25日(土)~2月2日(日)開催イベント↓【防府市田島】地域最大級!超絶怒涛の3棟同時見比べ見学会
-
新築住宅で起こりうる夫婦喧嘩とそのおさめ方
新築住宅を建てるときは、よく夫婦喧嘩が起こります。今まさに新築住宅をめぐって、夫婦で喧嘩しているという人も多いでしょう。 新築住宅を建てるということは、かなりたいへんなことで、主にこれが喧嘩の原因です。新築住宅という、人生でたいへん重要な事柄について、連続でさまざまな決断を下さなければなりません。これは非常に大きなプレッシャーとストレスがともなうものです。というように新築住宅を建てるというのは、たいへんな負担がかかるもの。この状況下でストレスを感じ、夫婦喧嘩へ発展してしまうのは、無理もないことでしょう。 本記事では、新築住宅で起こりうる夫婦喧嘩と、そのおさめ方について解説します。新築住宅で夫婦喧嘩が起こる理由新築住宅を建てるときに夫婦喧嘩が起こる理由は、本当にさまざまです。たとえば、 窓の数はいくつにするか?冷蔵庫のスペースはどれくらい確保しておくか?IHはどこのメーカーのものにするか?「垂れ壁」は有りか無しか?プラグの位置はどこにするか?物干し竿の金具は水平にするか、30度かたむけるか? というように、「何かを選択する場面」のほとんどが、夫婦喧嘩の要因になります。そして、細かいことでも夫婦喧嘩に発展する可能性が有ります。「金具の角度」など、ちょっとした要素でも、大喧嘩になってしまうことも珍しくありません。 普段なら、お互いに思い合って、落とし所を見つけられるかもしれません。しかし冒頭でも述べたとおり、新築住宅を建てるとき、夫婦には大きな負荷がかかっています。それも手伝って、ささいなことでも喧嘩になってしまうようです。どのようにして夫婦喧嘩をおさめるか?というように、ちょっとしたことでも夫婦喧嘩にまで発展してしまいます。ある程度、「新築住宅には夫婦喧嘩がつきもの」だと割り切ってしまったほうがよいでしょう。下記では、起こってしまった夫婦喧嘩をおさめる方法について解説します。担当者にゆだねるもっともよい方法は、「夫婦喧嘩に発展しまったら、営業担当者へゆだねる」という方法です。営業担当者にゆだねれば、「どちらの意見を採用すべきか」ということを、根拠づいて判断してくれます。担当者には少し気の毒ですが、もっとも公平で、喧嘩になりづらい方法です。 また、夫婦では思いつかなかった、全く別の案を提示してくれるケースもあります。もし新しい案が出てくれば、お互いに納得して話を進められるはずです。 もし意見がぶつかり続けるなら、営業担当者にゆだねてみましょう。できれば事前に、「もしものときは、営業担当者に任せよう」と約束しておくとよいでしょう。 営業担当者も、夫婦喧嘩が起こることにはある程度慣れています。そして夫婦喧嘩をうまくおさめるというのも、彼らが持つ役割のひとつで数。子供の立場になって考えるまた、「夫」と「妻」ではなく、子供の立場に立って考えるのもおすすめです。この視点に立っていれば、たいていの夫婦喧嘩はおさえられます。 新築住宅を建てるときの夫婦喧嘩は、「お互いが自分のことを優先してしまう」ということから起こります。しかし子供の立場に立てば、意見が衝突することは避けられませす。 そして子供は、新築住宅に関する話し合いの場にはいないか、そもそもまだ生まれてきていないはずです。要するにそこには「意見」がないため、喧嘩へ発展することないというわけです。 夫婦喧嘩に発展してしまったら、お互いに一度「子供の立場」を考えるようにしましょう。この視点を持って新築住宅の話が進められれば、「子供のために、よい家を建てられた」という満足感も得られます。時間を置くとはいえ、どうしても意見が折り合わず、夫婦喧嘩に発展しまうこともあるでしょう。営業担当者が判断できないケースも、子供の立場に立っても解決できないことがらが出てくることは考えられます。つまり夫婦喧嘩とは、起こるときは起こるというわけです。 もし夫婦喧嘩になったら(なりそうになったら)、一度時間を置いてみましょう。時間を置けば、感情ではなく理屈で物事が考えられるようになるはずです。「なぜ私は、こんなことにこだわっていたのだろう」「俺が一歩譲ってあげればいいか」 というようにも思えてくるはずです。 ただでさえ新築住宅を建てようとしている時期は、お互いにナーバスな状態です。そして新しい言葉や慣れない専門用語が出てきて、話がよく見えてこないということもあります。それが苛立ちとなって、必要以上に夫婦間でキツく当たりあってしまうわけです。 お互いが冷静に話せるようになるまで、時間を置いてみましょう。新築住宅で、夫婦喧嘩にならないための予防法とは?とはいえ、できれば夫婦喧嘩になるのは避けておきたいところです。やはり今後のことを考えれば、お互いに喧嘩はせず、仲良くしておきたいでしょう。下記では、未然に夫婦喧嘩を予防する方法について解説します。決定権を割り振るまた夫婦間で、場所によって決定権を割り振るというのもよい方法です。なぜなら決定権を明確に割り振っておけば、意見の衝突が避けられるから。 話し合いが始まる前に、「どちらが何に対して決定権を持つか」決めておきましょう。その上で、「自分が決定権を持っている場所では、相手の意見も取り入れよう」という思いやりを持ち合えれば、たいへん理想的です。 たとえば決定権を分けるとき、キッチンや水回りなどは、奥さんが決めるといった感じです。夫婦の希望をリストアップしておくまた、二人の希望を、紙などにリストアップするのもよいでしょう。リストアップしておけば、お互いがお互いに何を望んでいるか、はっきりと把握できるようになります。お互いの意見がぶつかりあっているところを理解できる、という効果も。 そしてリストに基づいて、お互いの希望がバランスよく叶えられるように、話を進めていくというわけです。こうすれば、「話し合いを公平に進められた」というのが目に見えて分かり、夫婦喧嘩へ発展することも少なくなります。 具体的な話が始まる前に、お互いの希望をリストアップしておきましょう。さらに「優先順位」なども定めておくと、より満足度の高い話し合いができるようになります。まとめ新築住宅を建てる際には、夫婦喧嘩はある程度つきものです。お互いの将来を大事に思っているからこそ、新築住宅には強いこだわりや意見が出てきます。むしろ夫婦喧嘩が起こるというのは、ある意味で夫婦の絆を表しているのかもしれません。 とはいえ、夫婦喧嘩ばかりしていても、新築住宅の話し合いは前には進まないでしょう。本記事を参考にしつつ、冷静な話し合いで、理想の住まいを手に入れてもらえればと思います。 いえとち本舗では、ご家庭に寄り添った暖かい住宅を、低価格で提供しています。新築住宅の建築を考えている方は、ぜひ一度、資料をご覧ください。資料請求はこちら また会員サイトでは、住宅と土地に関する貴重な情報を発信しています。こちらも併せてご覧ください。会員登録はこちら