ブログ/コラム
Blog/Column
建物・家づくり
土間とは?玄関や台所として活用できるおしゃれな方法をご紹介

古くから日本の住宅にある土間は近年ではおしゃれな家としてよく住宅雑誌に掲載されています。土間は様々な用途で活用することができ、独特な雰囲気が屋内空間に広がりとても魅力的な家にしてくれます。この記事では土間とはどんな空間か、どんな活用方法があるのかをご紹介していきます。
そもそも土間とは

土間は三和土やコンクリート、タイルなど土足で歩いても大丈夫な素材で床が仕上げられている屋内空間です。昔の日本住宅では玄関や勝手口に設けられており、調理や部屋間のアクセス、玄関のシューズクローク、ガレージなど多目的に扱うことができます。
屋内側の勝手口や玄関にある一坪ほどの床も土間と呼びますが、間取り空間として認識されている土間はもっと広さがあり、空間を繋げる役割から収納、趣味と幅広い用途で利用できるのが一般的です。
床が頑丈な素材で仕上げられていますので、室内では床が傷ついてしまったり、汚れてしまったりすることでも土間で行うことができます。また、コンクリートやタイルなどの床は水洗いもできるため日頃のお手入れもしやすくなっています。
土間のメリット・デメリット

土間を取り入れるか検討されている方は、どんなところに優れ、どんなところがネックなのかポイントを押さえておきましょう。
土間のメリット
土間の優れているところは以下のことが挙げられます。一つずつポイントをお伝えしますのでチェックしておきましょう。【屋外でしかできないことが土間でできる】
床がコンクリートやタイルで仕上げられているため傷がつきにくく、汚れにも耐性があります。そのため、バイクや自転車、車などの整備室として利用することができ、その他にもバーベキューなどの憩いの場とすることもできます。床は水洗いができるので屋内でありながらも屋外のように使えるのも魅力です。
【泥などの汚れにも強いため玄関前の収納空間として使える】
泥などがつきやすい玄関前を収納空間として活用するのも有効です。土間の掃除はブラシでゴシゴシ洗っても問題ありませんし、内から外へアクセスする動線も効率的です。コートや傘なども収納できるウォークインクローゼットにしてあげれば、外出・帰宅時も着替えが楽になります。
【空間を繋げることで独特な雰囲気を演出できる】
部屋間や屋外へと繋がる土間は、まるで古民家のような独特な雰囲気を室内空間に演出することができます。床レベルが一段下がる土間は空間が立体的になり動きが生まれますので、フラットになりやすい室内空間を動的な空間として演出することができます。
土間のデメリット
土間の欠点は以下のことが挙げられます。- 土間を設けるスペースが必要
- 土間は冷えやすい
- 段差ができるためバリアフリーとはいかない
土間はコンクリートやタイルなど熱伝導率の高い素材で床が仕上げられているため、冬の寒い季節だと冷たくなりやすいという欠点があります。そのため土間のある部屋は室温が下がるため、暖房設備や断熱などの室温低下への対策が必要になります。
また、段差もできるためバリアフリーを求める方には工夫が必要です。土間を設けるには、その分のスペースも必要にありますので、居住空間の割り振りもよく考慮して計画しなければいけません。
土間の活用方法

幅広い用途で利用できるのが土間の魅力です。ここではどんな活用方法があるのかをお伝えします。
収納スペース
土間の活用方法の中で代表的なのが収納スペースです。玄関に接するウォークインクローゼットは動線を効率的にすることができ、傘置き場やシューズクローク、コートなどの衣類置き場など外出時の身支度にとても便利です。泥や土などの汚れも床がコンクリートやタイルなため掃除がしやすいというのも収納スペースとして優れています。また、サーフボードや自転車など趣味の物を置くのもおすすめです。
コミュニケーション空間
土間はコミュニケーションを取る空間としても活用できます。昔の日本住宅は玄関土間が広くとられており、訪問したお客さんとのちょっとしたコミュニケーションの場として有効でした。土間にテーブルや椅子を配置することで洒落た会話スペースとなり、室内に招くよりもハードルが下がります。土間の独特な雰囲気がカフェのような空間を作り出し、友人との集まりの場として活用できます。
趣味の場
土間の床はコンクリートやタイルなど耐久性の高い素材で仕上げられているため、屋外で行うようなDIYや車の整備などを屋内でもすることができます。室内には置きにくいキャンプ用品やアウトドア用品、工具なども置きやすいやすいので物置を利用する機会も少なくなるでしょう。収納する物が土間にすべて収まるのなら庭に物置を設置する必要もなくなり、めいっぱい庭を活用することができます。外部とつながる土間ならバーベキューなど家族と楽しめる憩いの場にもなります。
開放感を得るための空間
外部と繋がる土間は風通しが良く、採光を取り入れることで開放感のある空間となります。風の流れを意識して間取り設計を行えば土間に接する部屋の通気性が良くなり快適な室内環境にすることができます。通り土間のように玄関から勝手口まで通り抜けられるようにすれば土足のままアクセスができ、仕切りを引き戸のように可変性を持たせれば、戸の開口時は土間との繋がりが生まれ空間の広がりと開放感が生まれます。
土間の設置場所

土間は主にテラスや庭、玄関、勝手口など外部と繋がる場所に配置されます。通り土間のように二つの入り口を繋げる配置も可能なため、どんな用途で活用していきたいかが設置場所の重要な要素です。また、「繋げる」というのも土間を考える上で大切なポイントとなってきます。
車庫や玄関、収納、テラスなどと繋げることで空間の延長線上として土間が配置されますので、間取りの動線も考慮してどこに土間を設置するか計画を立てていきましょう。
また、床を傷つけてしまいやすいペットのお部屋として土間を設けるのも有効です。ペットのお部屋とリビングを繋げてあげることで二つの異なった空間が一体感を生みデザイン性の高い居住スペースとなります。
土間を作る際の注意点

土間を作る際は床材にこだわっていきましょう。コンクリートで仕上げるのか、タイルで仕上げるのか、天然石で仕上げるのか、素材の違いにより空間の印象やメンテナンス性が変わってきます。デザインを考える際はできるだけ統一感を持って素材を選ぶことです。
空間との繋がりに違うテイストが入ってしまうと一体感が損ないチグハグな空間となってしまいます。また、床材は用途に沿って選ぶことも大切です。DIYや整備室として活用する場合は、工具などを落とす可能性も考慮して落としても床に影響の少ない素材を選ぶといいでしょう。
屋外用のタイルは厚さがあり割れにくいですが、絶対に割れないというわけではありません。床への負担が大きい場所にはコンクリートで仕上げるのが最適でしょう。費用も床材の種類に違いがあります。天然石はタイルのような既製品と比べて高価です。
後々のメンテナンスも考えて素材を選ぶことが大切です。土間の欠点でもある寒さに対しては暖房器具や家の断熱化が対策となります。室温が低いと居続けるのも億劫となり、使用する頻度が少なくなっていずれ使われなくなってしまう可能性もあります。土間を設置する場合は快適に利用できる環境になるように設計しましょう。
まとめ
土間は空間との繋がりが生まれ、開放感と独特な雰囲気を演出することができます。おしゃれな家として住宅雑誌によく掲載されていて、いろいろな用途で活用できるのも土間の魅力です。屋内なのに屋外のような活用ができますので、これから家の購入をご検討されている方は土間を取り入れてみるのもいかがでしょうか。
家づくりは情報収集することが大切です。いえとち本舗は無料で家づくりに役立つ資料を提供しておりますので、これから家を購入しようと考えている方はぜひご利用ください。
資料請求はこちらから
さらに会員登録をするとVIP会員様限定の間取り集や施工事例、最新の土地情報をお届けいたします。当社は一切押し売りを致しませんので安心してご登録ください。
会員登録はこちらから
関連記事
-
夫に新築住宅へ興味をもってもらうコツ
新築住宅に興味を示さない夫は、決して少なくありません。 そういうタイプの夫は、「雨風さえしのげればなんでもいい」「家にお金をかけたくない」というような考えを持っており、新築住宅には興味を示しません。それに対して、妻が「いや、将来どうするのよ!」と感じているのは、珍しいことではないはずです。 そして本記事を読んでいる人の多くは、今まさに、「夫が新築住宅に興味を示してくれない」「どうしたら興味を持ってくれるのだろう?」 と考えているでしょう。本記事では、かつて心理カウンセラーとして働いていた筆者が、「夫に新築住宅への興味を持ってもらうコツ」について解説します。 本記事を参考にすれば、夫の新築住宅への興味関心を高められるはずです。むしろ、積極的に新築住宅を建てたいと考えるようになるかもしれません。新築住宅を建てることのメリットについて伝えるもっともオーソドックスなのは、新築住宅のメリットを伝えるということです。「家を立てたい! 新築が欲しい!」と感情をあらわにするよりも、よりよい効果が期待できます。新築住宅があれば、 「子供によい環境が与えられる」「もっと広いお風呂に入れる」「さらに美味しい料理が作れる」 というように伝えましょう。メリットを実感してもらえれば、少しずつ興味は湧いてくるはずです。データを用いるまた、データを用いて論理的に説明するのもよい方法でしょう。なぜなら男性という生き物は、「データ」というものに弱いからです。 よく「女性は感情、男性は論理の生き物」というようなことが言われます。この言葉はつまり、「ものごとを判断するとき、感情と論理、どちらを重視するか」ということです。 もしも夫が新築住宅に興味を持っていないなら、建てるべきだと判断するだけのデータを知らないのです。しかし建てるべき理由をデータで示せば、夫にも興味が湧いてくるはず。 たとえば、「新築住宅を建てた場合、将来的には○○円得をする」「現状は金利が下がっており、今のうちにローンを組めば○%得をする」というような形です。 客観的なデータを示して、「なるほど、それは合理的だ」と思ってもらいましょう。より深く納得してもらえ、積極的に新築住宅の話し合いへ参加してくれるようになるかもしれません。危機感を持たせる危機感を持たせるという方法も、かなり役立ちます。具体的には、「新築住宅を持っていないことは、危機的なことである」と思わせるわけです。 「周りはみんな新築住宅を建てている」ということを意識させるようなコメントを、日常で残していきます。すると夫からしてみれば、「新築住宅を持っていないのは、ウチだけか!?」と思うわけです。 というように「周囲と同じではないことに違和感が湧く現象」は、「認知的不協和」と呼ばれます。認知的不協和が起こると、違和感を取り除くための行動へ移ります。今回の場合は、「新築住宅を建てる」ということですね。 心配性、弱気、寂しがりやな夫ほど、認知的不協和を用いたテクニックは有効です。うまく活用しましょう。建てる建てないではなく、どんな家を建てるかまた、「どんな家を建てるか」という部分に焦点を当てるのもよい方法です。 「新築住宅を建てたいんだけど、あなたはどう思う?」と、尋ねた場合を考えましょう。だとすると話の焦点は、「新築住宅を建てるのと建てないのでは、どちらがよいか」というところにあります。 夫も「どちらが合理的か」ことを考えて、建てるか建てないか答えるはずです。そして今現在、興味を持っていない以上、「建てるべきではないな」という趣旨の回答が返ってくるでしょう。 しかし「どんな家を建てたい? おしゃれな家? それとも暮らしやすい家?」と聞いたとしましょう。だとすると話の焦点は、「おしゃれな家を建てるか、それとも暮らしやすい家にするか」というところになります。 つまり、本来あるはずの「家を建てるか建てないか」という選択を飛ばして、「どんな家を建てるか」という部分について考えるようになるというわけです。このように本来あるべき選択を飛ばして、一歩先のことについて考えさせることは、「誤前提暗示」と呼ばれます。誤前提暗示は、心理学的にも効果が高いと立証されているテクニック。うまく活用しましょう。恥ずかしくても褒めてあげるとはいえ、感情に訴えかける方法が役に立たないというわけではありません。少し恥ずかしいかもしれませんが、褒めてあげる、つまり自尊心を刺激するのも効果的です。 人間は、 自尊心をくすぐられると、相手の意見を尊重して行動するしかし、強制されると反発する という特性を持っています。これを「民間人の原理」といいます。 つまり「早く新築住宅を建てよう!」と言い続けるのは「強制」であり、反発されるというわけです。原理にしたがって、 あなたを頼りにしている今の暮らしがあるのはあなたのおかげあなたなら、もっと素敵な家を作れる というように褒めて、自尊心を刺激してあげましょう。ものすごく簡単に言うと、日常から夫を立ててあげるということですね。いざ新築住宅の話を進めるとき、意見が受け入れられやすくなります。ロマンを叶えられると思わせるまた、「新築住宅を建てれば、ロマンが叶う」ということを押すのもよいでしょう。たいていの男性は、多かれ少なかれ、「ロマン」のようなものを持っています。それを意識させられれば、「新築住宅っていいな」と思ってくれるかもしれません。 何にロマンを感じるかは、人それぞれです。夫に合ったロマンを刺激してあげましょう。たとえば、 本が好き→自分だけの書斎を持てるバイクが好き→ピットガレージでバイクをいじれる洋服が好き→ウォークインクローゼットでコレクションを並べられるフィギュアが好き→ショーケースをいくつも並べて、美しく並べられる というような形です。男はこの手のロマンに対して、かなり強い魅力を感じます。ぜひ夫のロマンを刺激し、新築住宅へのモチベーションを高めてあげましょう。まとめ夫が新築住宅に興味がない状態は、たいへんフラストレーションのたまる状態です。「いい加減、新築住宅建てようよ!」と感情的になるのは、ある意味で自然なことでしょう。 しかし感情的なままでは、なかなか話は進まないでしょう。感情論に対して夫が折れてくれたとしても、そこから満足できる新築住宅を建てるのは、難しい部分もあります。 いったん冷静になり、論理や話術を使って、少しずつ誘導していきましょう。すぐに「よし、じゃあ新築住宅を建てよう!」とはならないでしょうが、時間をかければ着実に心境は変化していきます。 また、夫が乗り気な状態で新築住宅の話を進めていけば、より理想的なマイホームが建てられるようになるはずです。ぜひ、参考にしてください。 いえとち本舗では、夫婦、子供ともに安心して過ごせる住宅を低価格で提供しています。新築住宅の建築を考えている方は、ぜひ一度、資料をご覧ください。資料請求はこちら また会員サイトでは、不動産や土地に関する、重要な情報を発信しています。こちらもあわせてご覧ください。会員登録はこちら
-
マイホームを売却したい!どんな新築が高く売れる?
新築を手に入れたら長く住んでいたいと思うかもしれませんが、何らかの理由で手放すこともあり得ます。その他にも子供が成長し独立する、定年退職するなどライフスタイルの変化でマイホームを売却することも考えられます。家を売るならできるだけ高い金額で売りたいですよね。そこで今回の記事では、マイホームを売却するときに高く売りやすい家とはどんな条件があるのかなどをご紹介していきます。 マイホームを売却しやすい条件とは?マイホームを売却する際は、売りやすい条件というものがあります。では、マイホームを売却しやすい条件とは何か下記にてお伝えしていきたいと思います。 立地・周辺環境・利便性がいい立地や周辺環境、利便性がいい住宅は売却しやすい重要な要素です。中古住宅は、家から駅まで近いことが求められ、少しでも近いことが望ましいです。また、最寄駅から都心までのアクセスがいいか、人気の高い沿線上に物件があるかも、家の売却のしやすさに影響します。ショッピングセンターや市役所、病院などの施設が周辺に揃っているかも大事なポイントになります。マイホームを売却する際は、徒歩15分圏内または1km圏内にどんな施設があるかリストアップしておくといいでしょう。その他にも緑豊かな閑静な住宅街は子育て世帯にも人気があり、駅から少し遠くても需要があります。周辺環境の良い場所に物件があるのも売却するのに有利と言えます。 築年数が10年以内マイホームの売却は築年数も影響します。売却のしやすさは、築年数が浅いほど売りやすく、目安は築10年以内と言われていています。その理由は築年数10年を超えると家のメンテナンスのことを考えなければいけないからです。中古物件を求めている方は、今後かかりそうなお金のことも見積もって探しています。築年数10年だと、外壁やコーキング、シロアリ、壁紙などが目に見えて劣化する時期です。また、新築時の瑕疵担保責任保険の期限もきれる年数ですので、売却する家の状態を考慮して価格設定することが大事です。早く売却したいからといって、あまりに安い価格に設定してしまうと、反対に築年数が浅いのになぜこんなに安いのか、と怪しまれてしまう場合もあるので注意しましょう。 日当たりがいい新築も中古も日当たりの良さを気にする方は多くいるはずです。日当たりの良さはマイホームの売却のしやすさに影響し、多少悪条件であっても日当たりが良ければ売れてしまうこともあります。人気が高いのは「南向きの物件」「角地の物件」です。ただし、日当たりと風通しは周囲の建物が影響するため、必ずしもこの場所にマイホームがあるから売却しやすいとはなりません。また、近隣で大規模な開発が予定されていないかについても調べておく必要があるでしょう。 一般的な間取り中古物件は一般的な間取りの方が好まれます。住んでいた人のこだわりが前面にでている間取りや独特な間取りは、実際は住む人を選ぶことになってしまいます。ごく普通の間取りは、どの家庭が住んでも対応しやすいメリットがありますので、売却することを考えて家を建てる場合は、奇抜な間取りにはせずに一般的な間取にすることをおすすめします。最近では壁を少なくする開放的な間取りが好まれています。人気のある間取りになっているかもマイホームの売却にとても影響します。 駐車スペースがある家に駐車スペースがあるかについてもマイホームを売却がしやすいか影響してきます。車を所有する人の場合、駐車スペースがない物件は別に駐車場を契約しなければならず、中古物件のお金の他に毎月駐車場代を払う必要がでてきます。車を所有する人にとっては駐車スペースがあるか、ないかは大きな違いです。一般的には駐車スペースのある物件の方が売却はしやすいでしょう。特に地方だと車が必要になるケースが多く、2台以上の駐車スペースが求められるため、駐車スペースがないのはデメリットになります。ただし駐車スペースがない物件は、価格を安く設定すれば割安感があって買い手がでてくるかもしれません。 売却時の家の状態も重要どんなに立地や周辺環境が良くても建物自体が劣化して美観が損なわれてしまっては売るに売れなくなってしまいます。見た目から劣化がはっきり見えてしまう物件は、家の構造体や設備類などの状態も不安に感じてしまい買い手がつかなくなる可能性があるでしょう。家の状態は定期的にメンテナンスを行うことで保たれていきます。一時的なメンテナンスでは家の状態が戻らなかったり、大規模工事となってしまったりするので、売却を考えている方は良好な状態を保てるように定期的にメンテナンスを行うことが大切です。 マイホームの売却にかかる税金 不動産の売却は、法律上では「譲渡」となります。不動産を売却して儲けが発生した場合は、その儲けに対して所得税と住民税に課税されます。不動産を売却して得た儲けを譲渡益といいます。マイホームを売却する際は、譲渡益が発生していれば確定申告をして税金を納める必要があるので注意しましょう。 マイホーム売却時の譲渡所得の計算方法 マイホームを売却して得た所得を譲渡所得といいます。譲渡所得の計算は下記のようになります。譲渡所得=譲渡収入金額−(取得費+譲渡費用)譲渡価格とは、家を売却した価格です。取得費は不動産の価格のことですが、最初に取得した不動産の価格ではなく、減価償却費を差し引いた金額になります。減価償却費とは、家のように年数の経過で劣化するものに対して、経過した時間を考慮して価値が減少していくことです。また、土地は建物とは違って劣化していくとは考えられていないため、減価償却費はありません。譲渡費用は、マイホームを売却する際にかかった不動産会社への仲介料などが該当します。不動産を売却し、計算した譲渡所得に対して所得税と住民税が課税されますが、譲渡所得がマイナスの場合は課税されません。また、譲渡所得は給与所得とは分けて計算される分離課税です。マイホームの売却は譲渡所得から控除される特例があり、税金対策することができます。では、マイホームの売却の特例について下記にてお伝えしていきます。 マイホームを売ったときの特例マイホームを売却した際に、所有期間の経過に関係なく譲渡所得から最高3,000万円まで控除ができる特例があります。国税庁ではこれを「居住用財産を譲渡した場合の3,000万円の特別控除の特例」といいます。なお、この特例は適用条件がありますので、利用される方は国税庁の「マイホームを売ったときの特例」をご覧ください。国税庁「マイホームを売ったときの特例」 まとめ マイホームの売却を考えているのなら、相場的に売りたい物件の価値があるかを調べておくことが大事です。これから家を建てる方も将来的に家を売却するかもしれないという場合は、売却しやすい要素を含ませて家を建てるといいでしょう。また、どの不動産会社を利用するかも重要です。複数社から査定を受けて信頼できる不動産会社を見つけることが大切になります。家づくりについてどうしたらいいかわからないと迷われる方は、住宅会社の資料請求を利用してみましょう。 いえとち本舗は家づくりについての資料を無料で提供していますもしご興味がありましたらご利用ください。資料請求はこちら また、無料の会員登録をして頂けますと、数千種類の中から厳選された間取りを閲覧することができます。 こちらも、もし良ければご参考ください。会員登録はこちら
-
カタログを活用して家づくりを失敗しないコツ 【いえとち本舗の新築・山口・宇部・周南・山陽小野田・防府】
みなさんこんにちは!いえとち本舗山口中央店です!●・ω・)ノ新築住宅の購入は、一生に一度の大イベントですよね!しかし「こんなはずじゃなかった・・・」という失敗談をよく聞きます。一生に一度の大きな買い物、家づくりを成功させるにはどうすればいいのでしょうか? 家づくりで失敗する原因 なぜ家づくりで多くの方が失敗してしまうのでしょう? 家づくりで失敗してしまう大きな原因は、会社や担当者の提案力不足です。住宅提案のプロとはいえ、その能力には大きな差があります。 良い住宅会社の良い営業マンに出会うことができれば、高い確率で成功するでしょう。反対に、良い会社の良い営業マンに出会うことができなければ、失敗してしまう確率は高くなってしまいます。 家づくりで成功したと思えるためには、住宅会社や営業マン選びがとても大切です。 カタログの活用が成功のカギ では、家づくりで失敗しないためにはどうすればいいのでしょうか?一番良いのは、多くの住宅会社を訪問することです。できるだけ多くの住宅会社を比べ、営業マンを比べることで、本当に良い担当者が見えてきます。 新築住宅を検討している人は平均9.6社に問い合わせをしているというデータがあります。それくらい、家づくりで成功するのは難しいことなんです。 しかし、約10社もの会社を訪問するのはとても大変です。行く先々で営業を受けるため精神的に疲れてしまいますし、時間や交通費もかかります。 そこでオススメしたいのが、カタログをうまく活用する方法です。カタログを活用するメリットは3つあります♪ ・写真付きイメージを持ちやすい・家のトレンドを知れる ・簡単に住宅会社を比較できる そこでカタログを見て、先に会社だけを比較し、2~3社程度に絞り込んでから訪問することで、営業される心の疲労・時間・交通費の3つを大きく減らすことができます。 カタログにはその会社の考え方や価格が記載されていますので、あなたが共感できる考え方を持ち、予算内で新築住宅が建てられそうな会社をピックアップしてください。 カタログを手に入れる方法 カタログをうまく活用すれば、家づくりに成功する確率はぐっと高まります。カタログを手に入れる方法を3つご紹介します。 ①住宅会社を訪問 しかし、この方法では訪問後の営業も受けるし、時間や交通費もかかります。そのうえ、楽しく会社を比較できるというカタログのメリットは得られません。※あまりオススメできない方法です。 ②ホームページで資料請求 思いつく会社名や、「あなたがお住まいの地域名+新築住宅」などのキーワードで検索をし、出てきた会社にどんどん資料請求の問い合わせをします。 ホームページにはその会社の想いや過去の施工事例、お客様の声などが載っていると思いますので、会社を評価するには有効な手段です。 デメリットとしては、1社ずつ資料請求するのはとても面倒で時間がかかることと、電話番号が必須のところもあり、電話営業をかけられる確率がかなり高いという点です。 ③展示場でまとめて取得 住宅展示場へ行き、そこに出展している会社のカタログをまとめて手に入れる方法もあります。この方法のメリットは、実際に家を見られる点と、1社ずつ訪問しなくてもいいので時間と交通費がかからない点です。 デメリットは、がっつりと営業をされてしまうということと、地場の工務店は展示していない可能性が高いので、比較的規模の大きい会社しか見ることができないところが挙げられます。また、展示場は基本的にある程度の収入があり、予算に余裕がある方を対象としたモデルハウスであることが多く、収入が低いと相手にされないケースもあるようです。ある程度の収入があり、家にかなりお金をかけられる方向けの方法です。 カタログを活用して理想の新築を いかがでしたか?家づくりを成功するためには、カタログをうまく活用する方法がオススメです。通常、カタログを手に入れる方法は3つありますが、営業を受けたり、時間やお金がかかってしまいます。ですが、当社の場合は、無理な押し売りは一切いたしませんので、ご安心くださいませ。1分程度の簡単な入力をするだけで、まとめてカタログを請求することができます。☆★ 資料請求は➜こちら ★☆カタログは完成をイメージしやすく、見ているだけでも楽しいです。ぜひカタログを手にとってこれからの家づくりの参考にされてください。 カタログをうまく活用して最高の家づくりをしましょう! 1月11日(土)~1月17日(金)開催イベント↓【新春限定イベント】この内容を知るまでは家づくりは進めてはいけません!