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建物・家づくり
坪単価とは?新築・注文住宅を考える人が把握すべきこと
住宅を購入するときには、ほぼかならず「坪単価」という言葉が目に入ります。
坪単価は、住宅購入においてはとても重要な数字です。
これを理解せずして、理想的な住まいは手に入れられません。
とはいえ、「坪単価」は少々専門的な概念です。
住宅購入の段階に至るまで、坪単価をなんて知らなかった人も多いでしょう。
だからこそ住宅を建てる上で、坪単価に関する疑問は次々と出てくるものです。
今回では、坪単価の基本や相場について解説します。
本記事を読めば、坪単価に関する疑問はほとんど解消されるでしょう。
また坪単価に関する正しい向き合い方やポイントについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
坪単価の基本
まずは、坪単価の基本的な定義からおさらいしましょう。
坪単価は、「一坪あたりにかかる建築費」のことを指し示すものです。
ちなみに一坪は、およそ3.3㎡に相当します。
3.3㎡というと、だいたい畳2枚分ですね。
坪単価は、
<住宅本体価格÷述床面積>
というシンプルな計算式で割り出されます。
たとえば、本体価格2,000万円、述床面積50坪の物件があったとしましょう。
となると、2,000万÷50坪という計算なので、坪単価は40万円となるわけです。
坪単価の計算で注意しなければいけないのが、「延床面積」について、全国共通な規格が存在しないこと。
つまり住宅メーカーそれぞれで、延床面積の定義は異なり、同時に坪単価も異なってくるわけです。
要するに坪単価の概念を参考しつつ、住宅メーカーを観察する、選ぶことも重要となります。
ちなみに坪単価は、別途工事費や地盤改良費などは、(あくまで一般的な中では)反映されていないケースが大半です。
あくまでも、本来的には建物そのものの価格を坪数で割った数字でしかない点には注意しましょう。
大手メーカーの坪単価は?
全国的に名前が知られている大手メーカーの坪単価は、おおむね80万円から90万円程度とされています。
少なくともTVCMなどで見かけるメーカーは、こういった坪単価が相場であると考えて問題ありません。
高ければ、坪単価100万円近を超えているケースもあります。
こういった場合では、特に内装の設備がきわめて充実しているケースが大半です。
大手メーカーの場合は、人件費や維持管理費、あるいは広告費が多分にかけられています。
CM広告や展示場展開など、大手メーカーの商業活動にはお金がかかるわけですね。
また大手メーカーは日々の技術開発、研究にも、多額の予算を投じています。
よって大手メーカーの場合は、そうでないメーカーと比較すれば、坪単価はやや割高な傾向です。
ローコストなメーカーにおける坪単価相場
ローコストなメーカーからは、相当に低価格な住宅が流通しており、坪単価は安くおさえらる傾向です。
この場合、坪単価相場は30万円から60万円程度になると考えておきましょう。
ただし室内設備のグレードは、大手メーカー比較すると少し劣る部分があります。
住宅工務店の坪単価は高い?
住宅工務店の場合、坪単価の相場は50万円から60万円程度とされています。
ただし住宅工務店の坪単価は、会社や地域性の影響を受けやすく、変動しやすい部分もあります。
ちなみに住宅工務店のメリットは、地域に密着している傾向が強いところ。
建築中の情報共有や、建築してからのアフターフォローなどにおいて、同地域内であることを活かしたきめ細かい対応が期待できます。
坪単価を抑える方法
やはり住宅を建てる中では、できるだけ費用はおさえなければいけません。
もちろん、坪単価についても例外ではなく、できるだけ低くしておく必要があります。
下記では、坪単価をおさえる方法について解説しているので、参考にしてください。
1階と2階の床面積を同一に近づける
まず、1階と2階の床面積できるだけ同一に近づける方法が考えられます。
1階と2階の床面積が同一であれば、建物そのものには凹凸が付きづらくなるはずです。
つまり、複雑な構造ではなく正方形や長方形に近いほうが、坪単価は安くなります。
”切り妻”よりも”片流れ”
住宅の屋根は、
-
左右両方に傾斜している”切り妻”
-
左右一方にだけ傾斜している”片流れ”
の2種類に大別されます。
うち、片流れのほうが屋根面積が小さくなるので、坪単価は少しだけおさえることが可能です。
複数のメーカーに対して見積もりを取る
もちろん、複数のメーカーに対して見積もりを取ることも重要です。
なぜなら複数のメーカーから出された見積もりがないと、坪単価の高い安いが判断できないから。
しかし複数の見積書があれば、坪単価をわかりやすく比較できます。
比較することを忘れていると、建ててから「坪単価が高すぎた」と後悔するかもしれません。
必ず、複数メーカーから見積もりを出してもらいましょう。
坪単価をみるときのポイントは
続いて、坪単価を見るときのポイントについて解説します。
やはり坪単価は少し専門的なもので、初めて家を建てる人にはピンとこない部分も多いはずです。
下記のポイントは理解したうえで、坪単価を参照するようにしましょう。
坪単価に反映されているもの、そうではないものを確認する
先ほども触れましたが、坪単価には全国共通の定義は存在しません。
だからこそ、坪単価には何が反映されているのか、きちんと確認することが重要です。
基本的には坪単価は、建物価格しか含まれていないと考えましょう。
つまり、
-
手数料
-
外構工事費
-
地盤改良費
-
調査費
といった費用については、坪単価に関係しておらず、後々で別途必要となることが大半です。
特にメーカーは、「できるだけ値段を安く見せたい」といった理由で、こういった費用はほとんど外したりします。
よって、坪単価には何が反映されているのか、きちんと確認しておかなければいけません。
間違っても、坪単価だけがすべての費用であるとは考えないようにしましょう。
施工床面積と延床面積は、同じではないことを知る
よく勘違いされることですが、先ほども触れた延床面積は、「施工床面積」とは同一ではありません。
しかし一部メーカーは、坪単価について施工床面積を基準として計算したりします。
延床面積は、ベランダや玄関ポーチなどが含まれていません。
しかし、施工床面積には組み込まれています。
つまり施工床面積を基準として算出すると、あたかも坪単価が安く見えてしまうわけです。
よって、坪単価が何を面積として計算しているのか、逐一確認する必要があります。
まとめ
普段はかかわることのない坪単価は、初めて見る人には少し難しいことのように感じるかもしれません。
しかし実際のところは簡単な割り算で求められるもので、決して難しいものではないのです。
ただし、坪単価の概念と同時に、相場についてもよく知っておきましょう。
その相場を知ったうえで、提示されている坪単価が適切なものなのか、きちんと判断する必要があります。
いえとち本舗では、上記のような坪単価をはじめ、住まいや家づくりで知っておくべき知識について紹介しています。
今後、坪単価のようにちょっと難しい問題が出てきても、いえとち本舗なら疑問を解決できるはずです。
ぜひ一度、資料請求、および会員登録をしてみてください。
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世帯人数1ヵ月あたりの水道光熱費の平均額単身11,847円2人家族19,607円3人家族22,834円4人家族23,764円5人家族25,751円6人家族以上 32,652円 出典:新電力ネット「電気・ガス・水道料金の平均目安」 上記のデータから、世帯人数が増えるほど水道光熱費の平均額も増えることがわかります。単身世帯と2人家族の差額は7,760円、2人家族と3人家族の差額は3,227円、3人世帯と4人世帯の差額は930円です。 単身世帯と2人家族では水道光熱費に大きな差がありますが、世帯の構成人員が2人以上になると、大きな増加は見られません。これは、電気代やガス代がかかるエアコンやキッチン、お風呂などを家族全員で共有することで、個々の使用量が分散されるためです。 ただし、家庭ごとに状況は異なり、省エネ対策や設備の違いによっても差が生じることに留意する必要があります。 3-2.地域別の水道光熱費の平均額総務省統計局のデータを基に、新電力ネットが算定した地域別の水道光熱費の平均額(電気代・ガス代・他の光熱・上下水道代)は以下のようになります。 地域1ヵ月あたりの水道光熱費の平均額北海道地方23,465円東北地方22,404円関東地方18,091円北陸地方22,471円東海地方18,196円近畿地方 17,765円中国地方17,845円四国地方19,409円九州地方17,135円沖縄地方16,750円 出典:新電力ネット「電気・ガス・水道料金の平均目安」 最も水道光熱費が高いのは北海道地方で、水道光熱費の平均額は23,465円です。2番目に高いのは北陸地方で22,471円、3番目は東北地方の22,404円となります。豪雪地帯になるほど水道光熱費が高くなることがわかります。 最も水道光熱費が安いのは沖縄地方で、水道光熱費の平均額は16,750円です。北海道地方との水道光熱費の差額は6,715円になります。沖縄地方は本土と比べると冬は暖かく、冬場のエネルギー消費量を低く抑えられるため、水道光熱費が低めになることがわかります。 3-3.2023年に電気代やガス代が値上がりしている理由電気代やガス代は、新型コロナウイルス感染症パンデミックやロシアによるウクライナ侵攻、円安などの影響を受け、2021年4月頃から値上がり傾向にあります。これは、原油や天然ガスなどの輸入価格が上昇し、電気代とガス代の原料費調整額が上昇したためです。 政府与党の公明党が実施した調査によると、東京ガスを使用している標準家庭のガス料金は2022年1月から2023年1月の1年間で約37%値上がりしています。 出典:公明党「暮らしの安全」 電気代は、2023年6月1日に大手電力会社7社は値上げを実施しましたが、経済産業省は「電気・ガス価格激変緩和対策」を実施しており、政府による「激変緩和措置」により値上げの影響は抑えられています。 激変緩和措置は2024年4月末まで延長されたものの、2024年5月からは激変緩和の幅を縮小する方針です。今後の電気代やガス代の値動きについては、原油やLNGなどの燃料価格や円相場の状況、国の政策などによって変わってきます。 4.一戸建ての光熱費を低く抑える方法 一戸建ての光熱費はマンションよりも高めになる傾向があり、電気代やガス代も値上がり傾向にあります。家計の負担を軽減するには、光熱費の節約が必要です。ここでは、一戸建ての光熱費を低く抑える方法を解説します。 4-1.冷暖房の効率を上げる冷暖房の効率を上げると、光熱費の節約につながります。冷暖房の効率を上げるには、住宅の気密性と断熱性を高め、エネルギー効率の高い機器の使用が有効な方法です。 窓は建物の外部と内部を結ぶ接点であり、外気が入り込んだり室内の熱や冷気が逃げたりします。窓に断熱シートを貼ると断熱性が高まり、冷暖房の効率が上がります。遮光カーテンの使用や二重窓の導入、Low-Eガラス(エコガラス)の使用も気密性と断熱性を高めるのに有効です。 また、古いタイプのエアコンは省エネ性能が低いため、最新の機種に買い替えることも冷暖房の効率を上げることにつながります。フィルターの掃除や適切な温度設定、サーキュレーターの併用なども、冷暖房の効率を上げる方法の一つです。 4-2.電力会社やガス会社を乗り換える電力会社やガス会社を乗り換えることで、光熱費を削減できる可能性があります。エネルギー市場は電力自由化によって市場が開放されており、数多くの企業が参入し、価格競争が行われています。 現在の電力やガスの契約内容と料金を確認し、他の会社が提供するプランと比較すると、より良い条件での契約が可能です。これにより、光熱費の節約につながります。賃貸の一戸建てであっても、電力会社を変える際には基本的に家主の許可は必要ありません。 なお、電力会社やガス会社を乗り換える際は、契約条件や違約金などの確認が大切です。しっかり確認していないと節電につながらなかったり、違約金を請求されたりすることがあります。 倒産や事業停止することもあるため、経営の安定面なども調査し、時間に余裕を持って入念に検討しましょう。 4-3.電気やガスの使用量を減らす電気やガスの使用量を減らすことは、光熱費の節約に直結します。使用量を減らすには、電気のつけっぱなしはしないなど、日頃から節約を意識することが大切です。 お風呂の追い焚きの回数を減らしたり、電子レンジを使った調理を取り入れたりすることで電気代やガス代を節約できます。また、冷暖房の設定温度を適切に管理し、不要なときには電源を切るなどして、無駄なエネルギー使用を避けることが重要です。 照明をLEDに切り替えたり、洗濯機や乾燥機、冷蔵庫の使い方を見直したりするなど、節電の方法は数多くあります。なお、電気やガスの使用量を減らすことで、環境への負荷の軽減にもつながります。環境に配慮した生活を送るためにも、電気やガスの使用量を減らすことは重要なことです。 5.エネルギー消費量を抑えられる省エネ住宅 エネルギー消費量を抑えることは光熱費の節約につながります。「省エネ住宅」という言葉は社会に定着していますが、具体的にはどのような住宅なのかがわからない方も多いでしょう。ここでは、エネルギー消費量を抑えられる省エネ住宅(省エネルギー住宅)を解説します。 5-1.省エネ住宅とは?省エネ住宅とは、一定の性能基準を満たした省エネ性能が高い住宅を指します。エネルギーの使用量を最小限に抑え、快適で健康的な住環境を提供するために設計されていることが特徴です。 家庭においては冷暖房がエネルギー消費の30%を占めており、省エネ住宅は冷暖房を効率化することでエネルギー消費量を抑えます。また、断熱性を高め日射遮蔽をすることで、冬は暖かく夏は涼しくなり、快適で健康的な住環境を実現します。 住宅のエネルギーコストを削減するだけでなく、地球環境に配慮しCO₂の排出削減につながることも省エネ住宅の特徴です。省エネ住宅にはZEH住宅やLCCM住宅、長期優良住宅などがあり、いずれもエネルギー消費量を低く抑えられます。 5-2.ZEH住宅ZEH(ゼッチ)住宅とは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称で、創エネ性能を備えた住宅です。エネルギーの自己生成と使用のバランスを取り、年間でゼロエネルギーの達成を目指します。年間のエネルギー消費量を0以下にできるため、光熱費の大幅な削減につながります。 ZEH住宅の特徴は、省エネだけではなく、エネルギーを創造する創エネ性能を備えていることです。ZEH住宅は太陽光発電などの再生可能エネルギーシステムを完備しており、建物自体でエネルギーを生成します。 また、高い断熱性と気密性を誇り、暑さと寒さを防いで快適に暮らせることも特徴です。断熱性と気密性を高めることで、冷暖房の効率が良くなり、エネルギー消費量を減らせます。 5-3.LCCM住宅LCCM住宅(ライフサイクルカーボンマイナス住宅)とは、建築・居住・解体までの全過程におけるCO₂の収支をマイナスにする住宅です。ZEH住宅と同様に年間のエネルギー消費量を0以下にするだけではなく、CO₂を削減するための厳しい基準が設けられています。 省エネと創エネに加えて、長寿命であることがLCCM住宅の特徴です。耐久性の高い建材や設備の使用で建物の寿命を延ばし、保守コストを低減させます。建物の寿命をできるだけ長くし、解体時のコストも考慮します。 政府が普及を推進している低炭素住宅の最終目標がLCCM住宅です。LCCM住宅はまだ普及途上にありますが、低炭素社会の実現に向けて、今後ますます注目されるでしょう。 5-4.長期優良住宅長期優良住宅とは、一定の基準を満たした長期にわたって良好な状態で使用できる住宅です。75~90年程度の寿命があり、適切なメンテナンスを行うことで、親子孫の3代にわたって住み続けられます。 省エネ性能も優れており、ZEH住宅と同程度の厳しい基準を満たしていることも特徴です。高い断熱性と気密性で室内の温度を安定させ、エネルギー効率を向上させます。エネルギー効率の高い設備や機器も導入されており、光熱費の節約につながります。 長期優良住宅の認定を受けるには、国土交通省が定めた基準を満たすことが必要です。太陽光発電システムなどの創エネ設備の導入は要求されませんが、創エネ設備を導入することで、長期優良住宅の認定を受けやすくなる可能性があります。 6.光熱費が安い一戸建てを新築・購入・リフォームする際のポイント 一戸建ての光熱費を安くするには、新築・購入・リフォームをする際に省エネ性能を高めることを意識する必要があります。ここでは、光熱費が安い一戸建てを新築・購入・リフォームする際のポイントを解説します。 6-1.一戸建てを新築する場合一戸建てを新築する際は、ZEH住宅やLCCM住宅、長期優良住宅などの省エネ住宅を建築することが光熱費を安くすることにつながります。省エネ住宅はエネルギー消費量を低く抑えられるため、光熱費を大幅に削減できる可能性があります。 省エネ住宅を建築する際は、基準を満たすと補助金・給付金制度の利用が可能です。補助金・給付金制度として、ZEH支援事業や子育てエコホーム支援事業などがあります。補助金・給付金制度を効果的に利用することで、一定の経済効果のメリットを受けることが可能です。 6-2.中古一戸建てを購入する場合中古一戸建てを購入する場合、太陽光発電システムなどの省エネ・創エネ設備を完備している住宅を選ぶと光熱費を安くできます。なお、オール電化の中古一戸建てはガス代が不要になりますが、タイプが古いと電気代が高額になることがあるため注意が必要です。 省エネ住宅やZEH住宅にリフォームした住宅を選ぶことでも、光熱費を安くできます。ZEH住宅や長期優良住宅などの省エネ住宅は断熱性・気密性が高く、光熱費の削減につながります。 6-3.住んでいる一戸建てをリフォームする場合一戸建てを省エネリフォームすることは、光熱費を削減する効果があります。省エネリフォームは、建物の断熱性能を向上させ、効率的な設備の導入などを通じてエネルギーの効率を改善することを指します。 省エネリフォームの費用相場は工事内容にもよりますが、100〜200万円程度が一般的です。省エネリフォームをする際は、補助金制度を利用すると工事費の一部が補助されます。補助金制度には先進的窓リノベ事業や既存住宅における断熱リフォーム支援事業などがあり、条件を満たすと利用できます。7.まとめ:省エネ住宅や省エネリフォームで一戸建ての光熱費を削減しよう! 一戸建ての光熱費は世帯人数や地域、建物の省エネ性能などによって異なります。世帯人数が増えるほど光熱費は高くなり、北海道や東北など冬の寒さが厳しい地域は光熱費が高めになります。 一戸建てはマンションと比べると気密性や断熱性が低いことが光熱費が高くなる主な理由です。しかし、省エネ住宅は気密性や断熱性が高く、省エネ設備や創エネ設備の導入で、光熱費を大きく削減できます。 一戸建ての光熱費を節約したい方は、省エネ住宅の新築や購入、省エネリフォームがおすすめです。光熱費を大幅に削減できるでしょう。 監修者:宅地建物取引主任者 浮田 直樹 不動産会社勤務後、株式会社池田建設入社。いえとち本舗山口の店長を経て、セカンドブランドのi-stylehouse山口店店長に就任。後悔しない家づくりをモットーにお客様の家づくりの悩みを日々解決している。
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外壁の色でよくある5つの失敗例とは?成功ポイントもご紹介!
外壁の色は家のイメージを左右する大事なポイントです。失敗せずに見栄えのいい外壁に仕上げるにはどうすれば良いか、家を建てる誰しもが悩むポイントでしょう。この記事では外壁の色選びでありがちな失敗例と原因を解説しています。失敗から学ぶことで立派な家づくりへと近づくことができます。さらに成功するためのポイントや人気の外壁の色も紹介していますので、外壁の色選びでお悩みの方はぜひ参考にしてください。外壁の色選びでよくある5つの失敗とは外壁の色は家のイメージにつながりますので、極力失敗はさけたいものです。しかし、こだわって外壁の色を選ぶあまり失敗してしまう例もいくつかあります。 ここでは外壁の色選びでよくある失敗例とその原因を解説していきます。失敗例から学ぶことで同じ道を歩まないよう、事前に備えておきましょう。 イメージと違う色になってしまった最も多い失敗例がイメージと違う色に仕上がってしまうことです。カタログで見る色と実際に外壁に塗られた色がイメージよりも濃かったり違って見えてしまうのです。 カタログだけで色を決めてしまうのではなく、実物も見て決めるようにしましょう。実際に建っている家の仕上がりを見たり、色見本を太陽光や外壁にあててみたりするなどしてできるだけ現物に近い環境で確認することが肝心です。 汚れが目立つ色を選んでしまった外壁の色の中には汚れが目立ちやすい色があります。外壁は常に雨風やほこりにさらされているので想像しているよりもはるかに汚れが付きやすいのです。 一番いい方法としては汚れが目立つ色を選ばないことですが、どうしても選びたい場合は汚れが目立つ色の面積比を少なくすることで極力汚れを目立たせなくすることができます。 外壁の色によってはこまめな手入れをしないとすぐに汚れてしまうことを念頭において外壁の色選びを行いましょう。 玄関ドアや屋根との色合いが悪い外壁のイメージを決めるのは壁だけではありません。玄関ドアや屋根、窓など総合的に見てイメージが決まります。外壁だけで見れば綺麗な色合いでも全体的にみるとバランスが崩れ、見栄えが悪くなることがあるのです。 玄関ドアや窓のサッシ、特に屋根は面性が広いので外壁とのバランスが重要になります。デザインや質感を考慮してバランスの良い外壁の色を決めていきましょう。 派手な色で近所からクレームがくる赤や青などの原色系の色を多く取り入れると外壁としては目立ちやすい色になりますので、近所の方から目立ちすぎるとクレームが入る可能性があります。 個性を出したい、家を建てるならこの色がいいなどこだわりがあったとしても、クレームによって住み辛くなってしまっては意味がありません。 周りの家の雰囲気を考慮し、目立ちすぎないような色合いにするか原色の使用比率を抑えるなどして対応しましょう。 景観ガイドラインに違反してしまう市区町村によっては街の景観保護のために「景観ガイドライン」が定められている場合があります。歴史的建築物の多い地域などでよく見られ、外壁に使う色が限定されている場合があるのです。 景観ガイドラインを無視して家を建てることはできません。外壁の色を景観ガイドラインに沿って決め直すか、景観ガイドラインが定められていない地域に家を建てるか検討をしましょう。 外壁の色選びで成功する5つのポイント外壁の色選びが成功するポイントを抑えて実践することで、外壁の仕上がりが想像以上になる可能性があります。外壁は家のイメージを左右するといっても過言ではありませんので、できるだけ成功できるように事前に確認していきましょう。 色単体ではなく全体をイメージする外壁のイメージを構成するのは外壁の色もちろん、窓のサッシや屋根、玄関ドアとの色合いも関係してきます。 つい色同士の組み合わせやイメージだけで決めてしまいがちですが、実際に外壁に落とし込んだ時に全体をイメージしていないため、想像と大きく違ってしまうケースがよくみられます。 かならず家全体をイメージして、外壁の色の組み合わせを考えるようにしましょう。 言葉でうまく表現できない時は画像検索をする家のイメージはモダンやエレガント、フォーマルなど多種多様にあります。イメージだけ先に決まっていて肝心の具体的な外壁の色がわからない、という場合は多々あります。 見本色を見てなんとなくで決めてしまうのではなく、インターネットで画像検索をしてサンプルを確認するようにしましょう。実際の画像を見ることでイメージの言語化もしやすくなり、施工業者や塗装業者に具体的にイメージを伝えることができます。 ツヤの加減を考慮する外壁の色のイメージはツヤの具合でも大きく変わります。外壁のツヤの具合は以下の4つから選ぶことになります。 ツヤなし三分五分七分 施工当日に塗装業者が直接ツヤの調節をするのではなく、メーカーが製造する時点で決まっているので注意が必要です。ツヤの加減を確認する場合は晴れた日に日が当たるところで確認しましょう。 汚れにくい色や変色しにくい色を選ぶ日頃のケアが必要なくなるわけではありませんが、汚れが目立ちにくい色や変色しにくい色を選ぶことで、できるだけ劣化を防ぐことができます。 雨風やほこりから外壁を完全に守ることは不可能ですが、グレーや茶色などの色は汚れが目立ちにくくメンテナンスも楽です。個性も大事ですが、管理面も同時に気を配ってみましょう。 色の組み合わせを2~3色にする外壁に使う色は最大でも3色に抑えることでまとまりのある印象を持たせることができます。これ以上多くなるとばらばらとした、落ち着きのない印象になりがちです。 ツートンカラーにする場合は同系色か、同じような薄さの色を採用しましょう。ベースカラーとアソートカラーを決め、6:4か7:3の比率になるように配色するとバランス落ち着きのある雰囲気を持たせることができます。 人気の外壁の色3選外壁の色を選ぶ上で無難な色とはいったい何色でしょうか。ここでは人気の外壁の色を紹介していきますのでぜひ参考にしてください。 人気の理由は汚れが目立ちにくい・雰囲気が落ち着いている・清潔感があるなど外壁が持ち合わせるべき印象・機能を持ち合わせたものばかりです。 グレーグレーは汚れが目立たずシックな印象を持たせられる人気ナンバーワンの色です。周りの家との調和も取りやすく景観を壊すことがほぼありません。 落ち着きのある大人な印象を持たせられるので外壁の色選びに迷ったのであれば、無難にグレーを選ぶことをおすすめします。 茶色茶色もグレーと同じく、汚れが目立ちにくく周りとの調和が取りやすい色です。グレーよりも温かみのある印象を持たせられるのが特徴です。 タイル張りやレンガ調の家にはうってつけの色ですので、外壁をサイディングでタイル張りやレンガ調にしたい方に特におすすめです。 白白は周囲との調和を持たせながら清潔感を感じさせる印象が特徴的です。玄関ドアやサッシとの相性も良く、風水的にも幸せな家庭を築ける効果が見込めるなどメリットばかりです。 しかし、グレーや茶色と違い汚れがかなり目立ちやすいので管理が大変です。外壁の色として採用する場合は管理面の難しさを考慮しましょう。 まとめ外壁の色はなんとなくや好みだけで決めるのではなく、全体のバランスや周りの家との調和を考えて慎重に選択するようにしましょう。 自分で外壁の色を決めるのも楽しみの一つですが、プロの意見を取り入れながら決めていくことで思わぬ失敗を避けることができます。 いえとち本舗の会員なら家づくりのお得情報や限定施工事例が見放題です。無料で会員登録できますので、お家のことでお悩みの方はぜひいえとち本舗に登録してみましょう。
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カタログを活用して家づくりを失敗しないコツ 【いえとち本舗の新築・山口・宇部・周南・山陽小野田・防府】
みなさんこんにちは!いえとち本舗山口中央店です!●・ω・)ノ新築住宅の購入は、一生に一度の大イベントですよね!しかし「こんなはずじゃなかった・・・」という失敗談をよく聞きます。一生に一度の大きな買い物、家づくりを成功させるにはどうすればいいのでしょうか? 家づくりで失敗する原因 なぜ家づくりで多くの方が失敗してしまうのでしょう? 家づくりで失敗してしまう大きな原因は、会社や担当者の提案力不足です。住宅提案のプロとはいえ、その能力には大きな差があります。 良い住宅会社の良い営業マンに出会うことができれば、高い確率で成功するでしょう。反対に、良い会社の良い営業マンに出会うことができなければ、失敗してしまう確率は高くなってしまいます。 家づくりで成功したと思えるためには、住宅会社や営業マン選びがとても大切です。 カタログの活用が成功のカギ では、家づくりで失敗しないためにはどうすればいいのでしょうか?一番良いのは、多くの住宅会社を訪問することです。できるだけ多くの住宅会社を比べ、営業マンを比べることで、本当に良い担当者が見えてきます。 新築住宅を検討している人は平均9.6社に問い合わせをしているというデータがあります。それくらい、家づくりで成功するのは難しいことなんです。 しかし、約10社もの会社を訪問するのはとても大変です。行く先々で営業を受けるため精神的に疲れてしまいますし、時間や交通費もかかります。 そこでオススメしたいのが、カタログをうまく活用する方法です。カタログを活用するメリットは3つあります♪ ・写真付きイメージを持ちやすい・家のトレンドを知れる ・簡単に住宅会社を比較できる そこでカタログを見て、先に会社だけを比較し、2~3社程度に絞り込んでから訪問することで、営業される心の疲労・時間・交通費の3つを大きく減らすことができます。 カタログにはその会社の考え方や価格が記載されていますので、あなたが共感できる考え方を持ち、予算内で新築住宅が建てられそうな会社をピックアップしてください。 カタログを手に入れる方法 カタログをうまく活用すれば、家づくりに成功する確率はぐっと高まります。カタログを手に入れる方法を3つご紹介します。 ①住宅会社を訪問 しかし、この方法では訪問後の営業も受けるし、時間や交通費もかかります。そのうえ、楽しく会社を比較できるというカタログのメリットは得られません。※あまりオススメできない方法です。 ②ホームページで資料請求 思いつく会社名や、「あなたがお住まいの地域名+新築住宅」などのキーワードで検索をし、出てきた会社にどんどん資料請求の問い合わせをします。 ホームページにはその会社の想いや過去の施工事例、お客様の声などが載っていると思いますので、会社を評価するには有効な手段です。 デメリットとしては、1社ずつ資料請求するのはとても面倒で時間がかかることと、電話番号が必須のところもあり、電話営業をかけられる確率がかなり高いという点です。 ③展示場でまとめて取得 住宅展示場へ行き、そこに出展している会社のカタログをまとめて手に入れる方法もあります。この方法のメリットは、実際に家を見られる点と、1社ずつ訪問しなくてもいいので時間と交通費がかからない点です。 デメリットは、がっつりと営業をされてしまうということと、地場の工務店は展示していない可能性が高いので、比較的規模の大きい会社しか見ることができないところが挙げられます。また、展示場は基本的にある程度の収入があり、予算に余裕がある方を対象としたモデルハウスであることが多く、収入が低いと相手にされないケースもあるようです。ある程度の収入があり、家にかなりお金をかけられる方向けの方法です。 カタログを活用して理想の新築を いかがでしたか?家づくりを成功するためには、カタログをうまく活用する方法がオススメです。通常、カタログを手に入れる方法は3つありますが、営業を受けたり、時間やお金がかかってしまいます。ですが、当社の場合は、無理な押し売りは一切いたしませんので、ご安心くださいませ。1分程度の簡単な入力をするだけで、まとめてカタログを請求することができます。☆★ 資料請求は➜こちら ★☆カタログは完成をイメージしやすく、見ているだけでも楽しいです。ぜひカタログを手にとってこれからの家づくりの参考にされてください。 カタログをうまく活用して最高の家づくりをしましょう! 1月11日(土)~1月17日(金)開催イベント↓【新春限定イベント】この内容を知るまでは家づくりは進めてはいけません!