ブログ/コラム
Blog/Column
建物・家づくり
延床面積とは?含まれない部分と広く感じさせるための工夫を解説
![設計のイメージ画像](http://www.housing-system.com/photo/25/column/1133/cl11335_1z.jpg)
住宅を購入する時には延床面積という言葉を頻繁に見るかと思います。延床面積は住宅の広さを表すものですので、どんなことを表しているのかしっかり覚えておきましょう。この記事では延床面積とはなにか、床面積に含まれるものと含まれないもの、などをご紹介していきます。
そもそも延床面積ってなに?
![設計のイメージ画像](http://www.housing-system.com/photo/25/column/1133/cl11335_2z.jpg)
延床面積は1階と2階の床面積を合計した数値になります。延床面積が大きいほど生活空間が広いということですので、どのくらいの広さをもつ住宅なのか見極めるのに延床面積を見て参考にします。延床面積は家づくりにおいて基本的な用語ですので、しっかり押さえておきましょう。
さらに覚えておきたい基本的な用語がありますので、以下に記します。
- 建ぺい率:建物の大きさを制限する割合
- 容積率:延床面積の大きさを制限する割合
- 建築面積:上から見た時の建物の大きさ
- 土地面積:土地の大きさ、坪(約3.3㎡)で表されることもある
延床面積は容積率という規制により大きさが制限されています。建ぺい率も同様に建築面積の大きさを制限する割合で、この制限する割合の数値は、それぞれ土地によって変わります。条件の厳しい土地もあれば、容積率が高く延床面積をたくさん確保できる土地もあります。家づくりの際は条件に合う土地を選ぶことが大切です。
延べ床面積に含まれないもの
![家の画像](http://www.housing-system.com/photo/25/column/1133/cl11335_3z.jpg)
容積率や建ぺい率により延床面積は制限されますが、建築基準法により面積として参入されない部分もありますので、うまく取り入れていけば効率よく家を大きくすることができます。以下に床面積に含まれない部分をまとめましたのでご参考にしてください。
【ピロティ】
ピロティは壁がなく柱で構成される開放性のある屋外空間です。十分に外気に解放され、室内的な使い方をしなければ床面積に参入されません。【ポーチ】
玄関ポーチは原則床面積に算入されません。ただし、ピロティと同様に室内的用途の場合は床面積に算入されますのでご注意ください。【吹きさらしの廊下】
外気に解放される部分の高さが1.1m以上、天井高の1/2以上である廊下は先端から幅2mまでの部分を床面積に算入しません。【バルコニー・ベランダ】
吹きさらしの廊下同様に外壁から2mまでの幅なら床面積に算入されません。ただし、2mを超えた分は床面積に算入されることになります。例えば3m幅の場合は2mの部分は床面積に算入されず、残りの1mが床面積に算入されます。【屋外階段】
外気に解放されている部分の長さが階段周長の1/2以上、外気に解放されている部分の高さが1.1m以上、階段の天井高が1/2以上の場合は床面積に算入されません。住宅の場合は屋外階段を設置する機会はあまりないですが、二世帯住宅のように1階2階で玄関を分ける時に屋外階段を設置します。【出窓】
出窓の出が外壁面から50cm未満、出窓を設置している壁の面積の1/2以上が窓、室内床から窓の下部まで30cm以上である場合、床面積に算入されません。【自動車車庫】
自動車や自転車などの駐車目的の施設は延床面積1/5を限度として容積率の計算に算入されません。ただし1/5を超える場合は、1/5を不算入とし、超えた分は床面積として算入されます。【住宅の地階部分】
住宅部分の床面積1/3を限度として容積率算定の際に床面積として算入されません。【ロフト】
天井高1.4m以下、ロフトの床面積がロフトのある階の1/2未満、はしごで固定されていない、の規定通りの場合は床面積に算入されません。また、ロフトの床面積がその階の床面積の1/8を超える場合は各界の壁量を増やす必要があります。生活に必要な家の広さはどれくらい?
![家の費用のイメージ画像](http://www.housing-system.com/photo/25/column/1133/cl11335_4z.jpg)
家の大きさを決める時はライフスタイルや家族構成を基に考えることが大切です。住む人数に見合わない広さの家を建ててしまうと、広すぎてしまったり、狭すぎてしまったりします。
国土交通省が公開する住生活基本計画(全国計画)の一般型誘導居住面積水準では、4人家族が住むのに必要な面積は125㎡となっています。この数値は以下の計算式で求めることができますので、住む人数を当てはめて計算し参考にしてみましょう。
【一般型誘導居住面積水準】
単身者 55m² 2人以上の世帯 25m²×世帯人数+25m²
【都市居住型誘導居住面積水準】
単身者 40m² 2人以上の世帯 20m²×世帯人数+15m²
引用:国土交通省:住生活基本計画(全国計画)
フラット35の利用調査でも住宅面積の全国平均は注文住宅:125.8㎡、土地付き注文住宅:111.5㎡となっていますので、坪で表すと平均が30〜40坪ほどです。3〜4人家族が住む家を建てる場合は、30〜40坪の大きさが平均的になりますので、この大きさを目安にするといいでしょう。
引用:住宅金融支援機構 住宅関連調査 フラット35利用調査 2019年度集計
延床面積と坪単価から家を建てる費用はどれくらい?
![設計のイメージ画像](http://www.housing-system.com/photo/25/column/1133/cl11335_5z.jpg)
住宅の費用は延床面積と坪単価である程度の目安を計算することができます。
計算の仕方は以下になります。
延床面積×坪単価=建物の費用
坪単価とは延床面積を建物費用で割った数値です。坪というのは現在ではあまり使わないため馴染みがないかもしれませんが、不動産業界や建築業界ではよく使う単位です。
坪はmだと約3.3㎡になります。1坪は畳2畳分ですので、50坪の土地なら畳が約100枚敷き詰められる広さということになります。それでは坪単価を出してみますので以下の計算式を参考にしてください。
【3000万円の建物で延床面積が125㎡とした場合】
3000万円÷125㎡=24万円
坪単価は24万円
坪単価は上記のように簡単に計算することができますが、注意する点があります。この計算式でいくと延床面積が増えるほど坪単価は安くなりますが、必ずしもそうなるというわけではありません。
坪単価が何の基準で出されているか明確なものはなく、住宅会社によって計算の仕方が異なりますので、この計算と合わないということが頻繁にあるかもしれません。延床面積が減るほど坪単価は上がる傾向にありますので、坪単価の計算はあくまでも目安としてとらえておきましょう。
また、土地と建物には税金がかかり、引き渡し後に毎年支払うことになる固定資産税と取得後1回限り支払う不動産取得税があります。その他にも印紙税や登記費用、引越し代金、仮住まい費、家具代、などもありますので、家づくりの時に必要になる費用は資金計画時に明確にしておきましょう。
まとめ
延床面積は家の広さを決める数値になります。この数値を見て十分な広さがあるか、それとも住むには狭いかを判断する目安となります。家づくりでは他にも建築面積や床面積と建築面積を制限する容積率、建ぺい率があります。どれも家の広さを決めるのに必要なものですので、計算の仕方を知っておくと設計時に役立ちます。
家づくりは情報収集することが大切です。いえとち本舗は無料で家づくりに役立つ資料を提供しておりますので、これから家を購入しようと考えている方はぜひご利用ください。
資料請求はこちらから
さらに会員登録をするとVIP会員様限定の間取り集や施工事例、最新の土地情報をお届けいたします。当社は一切押し売りを致しませんので安心してご登録ください。
会員登録はこちらから
関連記事
-
新築一戸建てとマンション、どっちがいいの?【いえとち本舗の新築・山口・宇部・周南・山陽小野田・防府】
みなさまこんにちは!(^^)/ みなさまは賃貸をやめて持ち家を!となったとき、「新築一戸建てかマンションか」で悩んだことはありませんか?おそらく、多くの方がこの選択肢で悩まれると思います。 新築一戸建てもマンションも、購入の金額は莫大なものです。住んでみた後に「もっと考えておけばよかったな…」とならないよう、事前に一戸建てとマンションのメリット・デメリットを知っておく必要があると思います。 以下では、「新築一戸建てとマンションのメリット・デメリット」についてお伝えしていきます(^^♪ ★新築一戸建てのメリット ①増築や建て替えの融通が利く 新築一戸建てのメリットとしてまず挙げられるのは、「自由に増築や建て替えができる」という点です。マンションは間取りや大きさが決まっていて変えられるものではないですが、新築一戸建ては増築・建て替え・外壁の塗り替えが自由にできます。 なので、「気分やその時の環境で自由に見た目を変えたい!」という方や「将来の家族構成やライフスタイルが変わる可能性がある・・・」という方は、マンションよりも新築一戸建てのほうが良いですね。 ②管理費等がかからない マンションは管理費や修繕積立金、駐車場代を払わないといけませんが、新築一戸建てはその費用がかかりませんので、月々の支払いの負担が少ないです。駐車場については、建売住宅でも敷地内に駐車スペースが確保されている場合が一般的なので安心です。駐車場代がかからない上に玄関を出てすぐに車に乗り込めることもメリットと言えます。 ③生活音によるトラブルが少なく、規約による制限がない 新築一戸建ては家としての独立性が高いので、プライバシー面で優位性があります。家と家の間隔がある程度空いていれば生活音をあまり気にせず生活できるという点から、ストレスも少ないでしょう。 山口で子育てをされる方や室内で楽器を使用される方は新築一戸建てを選ばれるケースが多いです。 また、マンションのような管理規約で制限されることはありません。例えばペットについてです。最近のマンションは防音性が高いので小型犬などのペットを飼えるケースがほとんどですが、新築一戸建てなら犬種や数も自由です。また、新築一戸建ては事務所として利用することもできます。 ④隣近所との関係が構築しやすい 新築一戸建ては玄関や窓を開けるとすぐに外ということもあり、隣近所との関わりが濃厚になりやすい傾向にあります。人間関係を構築するのが煩わしくて隣近所の人とコミュニケーションを取りたがらない人もいますが、近所の人との人間関係を構築しておくことで防犯に繋がったり、災害が起きたときに助け合いができるという点でメリットになります。 ★新築一戸建てのデメリット ①建物の維持管理にまとまった費用が必要になることがある 住民で積み立てておいた修繕費で建物を修繕できるマンションと違い、新築一戸建ては建物が傷んでしまったときは自分で修繕しなければなりません。 「お金があるときにいつか直そう」とおもって油断していたら傷みが進み、修繕費が割高になることもあり得ます。建物の傷みのチェックや修繕を自分でしないといけない点はデメリットと言えます。 ②共用部分がない 大規模なマンションにはキッズルームやパーティールームといった共用部分があるため、住民との交流ができますが、新築一戸建ては共用部分がないため、近くの公園や公共施設に行くなどしないといけません。すぐ近くにあれば簡単に行けますが、近くになければわざわざ車でいかないといけないケースも・・・ 山口で同世代の住民と交流をしたいという方からすると、少しデメリットかもしれません。 ③セキュリティ面を意識する必要がある 家と家の間隔があいていることは生活音に神経質にならなくてよいというメリットがありますが、それと同時に空き巣や放火などのセキュリティ面を意識する必要があります。 万が一、室内で危険な目に遭っても近所の人が気付きにくいため、より一層防犯意識を持つことが求められます。監視カメラを付けたり、留守を減らすなどの工夫が必要です。 ★マンションのメリット ①将来の修繕計画がしっかりしている マンションは住民全員から修繕費積立金を集めるためマンション内の共用部分の修繕箇所があれば積立金からまかなわれます。そのため自分だけ修繕費をだすことはないのでその面は安心できます。 ②共用部の管理・清掃を管理会社がしてくれる エントランスや廊下・駐車場等の共用部分の掃除や管理は、そのマンションの管理会社がしてくれるので住民のわずらわしさは軽くなります。 また、管理人が常駐しているマンションでは、万が一不審者が建物内に入ったとしても管理人の目があるので犯罪を未然に防ぐ効果が期待できます。 防犯面で見ると、マンションはオートロックになっていることが多いので外出は玄関ドアの鍵一つでできると言われています。もちろん部屋の窓も閉めた方が防犯になりますが、エントランスがオートロックという安心感は、快適な生活を送るためのポイントとも言えます(^^♪ ③高齢者でも暮らしやすい 標準的なマンションはワンフロアなので室内に階段がなく有効面積が広いため、一戸建てに比べて小さめの床面積でも狭さを感じにくいです。また、室内がフラットなので高齢者でも暮らしやすいと言えます。エレベーターがあればなおさら上り下りの負担は軽減します。 ④住民とのコミュニケーションが取りやすい ファミリータイプのマンションなら同世代の住民が入居する場合が多いので、子どもを介した交流が活発になる傾向があります。大規模なマンションではキッズスペース等、居住者が集まって活動するケースが多く見られます。 ★マンションのデメリット ①生活音のトラブルの可能性 マンションは左右上下に住戸が接しているため、全く生活音が聞こえない状態は難しいです。最近のマンションは防音性が優れているものも多いですが、一戸建てほど他人の存在が気にならないということはないでしょう。トラブルを避けようとすると生活音に神経質になってしまうと思われます。(*_*) ②ペットを思うように飼えないかもしれない ペットの飼育が可能のマンションでも、ペットのサイズや頭数、種類に制限がある場合があります。なので必ずしも飼いたいペットが飼えるという訳ではないので、少し我慢が必要かもしれません。 ③駐車場が有料のケースがある マンションの所有権があっても、駐車場が有料のケースがあります。分譲マンションの多くが賃貸方式を採用しているため、敷地内であっても駐車場代がかかります。 自身の部屋から近い平置きの駐車場であればまだ良いですが、部屋の位置が駐車場よりも遠かったら、行くのが面倒になってしまうことも。 機械式の駐車場であれば、車種の制限も出てきます。 ドライブが趣味の方や、日常生活に車が欠かせない人にとっては、車の出し入れが面倒に感じるかもしれません(*_*) ★まとめ 新築一戸建てとマンションのメリット・デメリットが少しでも分かりましたでしょうか?山口で新築一戸建てとマンション、どちらを購入するべきかと悩んだときは自身の家族構成やライフスタイルを振り返ってみて、住まいに求める優先順位を考えることが大切です。 綿密に資金計画や住まいの優先順位を踏まえながら、自身の身の丈にあったマイホーム計画を立てましょう!!(^^)/11月16日(土)~11月24日(日)開催イベント↓【山口市吉敷赤田】圧倒的に暮らしやすい3LDK完成見学会
-
対面キッチンのメリット・デメリットは?種類や費用相場を解説
対面キッチンは壁に囲われていない独立したキッチンになります。オープンなキッチンですので、開放感がありキッチンを囲んでお友達や家族と楽しくお料理することだってできます。この記事は対面キッチンのメリットやデメリット、種類、費用相場をご紹介します。1 対面キッチンのレイアウトの種類は?2 対面キッチンのメリット3 対面キッチンのデメリット4 対面キッチンにリフォームする際の費用相場5 対面キッチンレイアウト実例6 まとめ対面キッチンのレイアウトの種類は? キッチンが独立していますので、LDKの間取りによく採用されています。対面キッチンにも種類があり、「アイランドキッチン」と「ペニンシュラキッチン」の2種類があります。同じキッチンでも特徴が異なりますのでチェックしていきましょう。【アイランドキッチン】アイランドキッチンは壁に囲われていない、いわゆるオープンキッチンと呼ばれるスタイルです。独立したキッチンが配置され、開放感があり、インテリアとしても演出できるのがアイランドキッチンの魅力です。【ペニンシュラキッチン】半島を意味するペニンシュラキッチンは、キッチン側面の片側は壁に接し、他はオープンとなるスタイルです。配置するのにアイランドキッチンよりも小スペースで済み、コンロ側は壁に接していますので油はねで汚れるのを抑えます。 キッチンの形状 キッチンの形状はI型、L型、II型の3種類があります。以下に各形状の特徴をお伝えします。【I型】長方形の形状をした一般的なキッチン。シンク、ワークスペース、コンロが並んで配置されていて、横に動線ができる使い勝手のよいスタンダードなキッチンです。【L型】名前の通りL字の形をしたキッチンです。コンロとシンクが対角にあるため動線を少なくすることができます。【II型】セパレートキッチンとも呼ばれていて、コンロとシンクが別々のキャビネットで構成されます。一般的なのはシンクのキャビネットを正面に、背面にコンロのキャビネットを配置します。ワークスペースを分けて配置することで動線を短くし効率よくお料理ができます。 対面キッチンのメリット コミュニケーションがとりやすい開放感がある配膳がしやすいインテリアとしての魅力があるキッチンからリビングを眺めることができるため家族とのコミュニケーションがとりやすいです。特に小さいお子さんのいるご家庭は家事の最中も見守ることができますので、対面キッチンを採用する方も多くいます。オープンな作りですから開放感があり、正面にダイニングがあるため配膳もしやすいです。また、LDKの一体感のある空間はキッチン自体がインテリアとなって存在感を見せてくれます。 対面キッチンのデメリット ゆとりのあるスペースが必要臭いがリビングに充満してしまうことも油はね・水はねで汚れる空間に余裕がないと収納が少なくなる来客時もキッチンが見えてしまう配置スペースが必要になるのが対面キッチンのデメリットです。このスタイルを採用する場合はある程度の広さを確保しなければならず、無理に配置してしまうとリビングが狭くなってしまう可能性があります。また、キッチンが生活スペースとつながっているため、調理中の音や臭いがリビングまで届いてしまいます。水はねや油はねも壁がないため油はねガードなどの対策が必要です。来客時はキッチンがそのまま見えてしまいますので、洗い物が残っていると生活感を人に見られてしまい恥ずかしいということも。 対面キッチンにリフォームする際の費用相場 壁付のキッチンから対面キッチンにする場合は、およそ55〜200万円が相場になります。ただし、解体工事が必要だと内装などの復旧が必要ですので、50〜100万円の範囲で行うのは難しく、50〜100万円の範囲で行えるのはキッチン本体の交換と部分的な内装になります。現状壁付けキッチンの場合は、キッチン本体の交換に壁の解体とフローリングの張り替え、内装クロスの貼り替えを行う必要がありますので、リフォーム費用は150万円以上かかります。キッチンはグレードにより価格も異なってきますので、ハイグレードのものやオーダーメイドだと200〜350万円以上はかかるでしょう。また、内装の規模も大きくなるとその分費用も高くなるのでご注意ください。 対面キッチンレイアウト実例 対面キッチンにしたいという方はぜひ実例を見て参考にしましょう。【アイランドキッチン】引用:LIXIL リシェルSI:PLAN1 オープン対面 キッチン アイランド型リビングとつながるアイランドキッチンはキッチンも含めて一体感のある空間になります。家族とのコミュニケーションがとりやすく、家族団欒の楽しい時間を過ごせるでしょう。【ペニンシュラキッチン】引用:リシェルSI:PLAN16 オープン対面キッチン 対面キッチンユニット・ローカウンタータイプ ペニンシュラI型スペースを抑えながらも開放感は残し一つの空間の中にキッチンも溶けこみます。油はねや臭いの心配はコンロ前の油はねガードで抑え、レンジフードでしっかり換気。こちらのキッチンは生活スペース側に食事ができるカウンターを設けていますので、出来上がった料理の配膳もスムーズです。 間取りの大きさの違い14帖と16帖の違い引用:光市虹ヶ丘 モデルハウス(2階建/4LDK)上記の間取りは14帖のLDKです。引用:防府市酢貝1号地 モデルハウス(2階建て/4LDK)上記の間取りは16帖のLDK。14帖と16帖でたった2帖の違いですが、スペースに変化があるのがわかるかと思います。対面キッチンを取り入れる場合は移動スペースや家具の大きさには注意し、生活しやすいスペースを確保しましょう。 まとめ 対面キッチンは開放的で空間の広がりを感じさせてくれるキッチン。お友達と一緒にお料理を楽しんだり、洗い物の最中に家族と会話をしたり、毎日する家事も楽しく過ごせそうです。お料理する場所も生活スペースとして大切なところですので、明るく楽しい時間が流れるスペースとなるように対面キッチンを取り入れてみてはいかがでしょうか。家づくりは情報収集することが大切です。いえとち本舗は無料で家づくりに役立つ資料を提供しておりますので、これから家を購入しようと考えている方はぜひご利用ください。資料請求はこちらからさらに会員登録をするとVIP会員様限定の間取り集や施工事例、最新の土地情報をお届けいたします。当社は一切押し売りを致しませんので安心してご登録ください。会員登録はこちらから
-
新築住宅、理想の広さはどれくらい?理想の広さの見つけ方教えます!
はじめて新築住宅を買うときって、どのくらいの広さにすればいいのか気になりませんか。もし子供がいるならば、これから成長していく姿をイメージしながら、部屋の数なども決めていかなくてはなりません。最初に結論から言ってしまうと、新築住宅の理想の広さは、各家庭それぞれのライフスタイルによって変わってきます。つまり絶対的な答えはないのです。ただし、だいたいこのくらいの広さがあればほとんどの人は満足できるだろう、という目安はあります。当記事では、 新築住宅の理想の広さを決めるためのポイント国が提言している居住面積の基準建築基準法で定められている基準部屋ごとに必要な広さの目安上記4つの観点から、新築住宅の理想の広さについて解説していきます。 新築住宅の理想の広さは、家族のライフスタイルで決まるまずポイントとなるのが「理想の広さ」というところでしょう。単なる生活空間ではなく、家族が楽しく豊かに生活できるだけの空間が必要ということですから。ということは「家族の一人ひとりが生活の中で何を重要視しているか」が、大きなポイントになります。子供が小さく、家族団らんを重視するなら、リビングもそれなりの広さが必要です。逆に子供がある程度大きく、勉強に集中する時期であるならば、個室を充実させるべきかもしれません。このように、各家庭それぞれの考え方によって、理想の広さは違ってくるわけです。 新築住宅の理想の広さを決める条件とは「家族の人数と敷地の広さ」 新築住宅の理想の広さを決めるには、どんなことに気をつければいいのでしょうか。 住宅の広さを決める最大の要素は「家族構成」です。家族は全部で何人なのか、子供はいるか、子供の年齢は、同居する親はいるのかなど、家族の年齢・人数によって必要な広さが決まります。また、土地の場所によって、建築できる住宅面積の上限が定められています。したがって、いくら広い家が欲しくても、その土地には建てられない可能性もあるわけです。 この家族の人数と敷地面積については、のちほど具体的に説明します。 その広さで大丈夫?見落としがちな収納スペース、水回り、移動スペース 新築住宅の理想の広さというと、ほとんどの人が、リビングや個室、キッチンなどについてだけ、頭に思い浮かぶのではないでしょうか。しかし、収納スペースや水回り(トイレ・脱衣所など)、移動スペース(廊下や階段など)をしっかり確保しないと、あとから不満が続出するかもしれません。 収納スペースが足りないと、部屋の中にモノが多い乱雑な印象を与えてしまいます。また、両親と同居するなら、将来の介護も視野に入れて、廊下やトイレなどを広めに計画しておくべきです。 こういった共用スペースにもきちんと目を向けて計画をすれば、大きな失敗は起きないと思います。 誘導居住面積水準で定められた面積は、3人家族100㎡(30坪) 理想の広さを考える上で、2016年に国土交通省が発表した「住生活基本計画」が、とても参考になります。同計画では、豊かなライフスタイルを送るために必要な面積「誘導居住面積水準」と、生活に最低限必要な面積「最低居住面積水準」の計算方法を設定しました。 誘導居住面積水準に基づき、平均的な3人家族のケースを計算すると、必要な面積は100㎡(都心部は75㎡)になります。この誘導居住面積水準で導いた面積が、理想の広さを計画する上で、ひとつの基準となるでしょう。 家族構成による最低限必要な広さは ではここで、家族構成によって、どのくらいの面積が必要なのかを具体的に見ていきましょう。前述の最低居住面積水準と誘導居住面積水準は、それぞれ下記の式で算出できます(2人以上の場合)。 ・最低:10 ㎡×世帯人数+10 ㎡・誘導一般型:25 ㎡×世帯人数+25 ㎡・誘導都市型:20 ㎡×世帯人数+15 ㎡ 【最低居住面積水準と誘導居住面積水準の必要面積】最低居住面積水準誘導居住面積水準 (都市型)誘導居住面積水準 (一般型)単身世帯25㎡40㎡55㎡2人世帯30㎡55㎡75㎡3人世帯40㎡(35㎡)75㎡(65㎡)100㎡(87.5㎡)4人世帯50㎡(45㎡)95㎡(85㎡)125㎡(112.5㎡)※()内は3〜5歳の子供がひとりいる場合 以上の結果から、平均的な3〜4人家族の場合、100〜125㎡(30〜38坪)くらいの広さは確保するように、国が指導しているというのがイメージできますね。 実際に建てられた新築住宅の広さはどれくらい参考:2018年度 フラット35利用者調査 誘導居住面積水準では、100〜125㎡(30〜38坪)という結果が出ましたが、実際にはどのくらいの広さの新築住宅が建てられているのか、非常に気になりますよね。いろいろなデータがありますけれども、今回は住宅金融支援機構が発表した「2018年フラット35利用者調査」のデータを調べてみました。 同調査によると、建売住宅の全国平均面積は、100.8㎡(31坪)です。もっとも狭い首都圏ともっともひろい東海圏を見ても、それほど極端に乖離していません。あくまでもフラット35を利用した人だけのデータではありますが、17,000件以上から算出した数字ですから、大いに参考になるのではないでしょうか。 建ぺい率と容積率で、土地に対する建物の面積が決まるじつは土地の場所によって、建てられる建物の広さは規制されています。土地目一杯に住宅を建てたくても、好き勝手に建物の大きさを決めることはできません。 そうした規制の代表的なものが「建ぺい率と容積率」です。 建ぺい率は、建物の平面的な面積を規制する規制で、土地の何パーセントまで家を建てられるかがわかります。容積率は、高さを規制するものなので、その土地に建築できる延床面積がわかります。 例えば、山口市の佐山に土地を購入した場合、建ぺい率が60%、容積率は200%です。165㎡(50坪)の土地ならば、建築面積は99㎡、延床面積は330㎡が上限になるということ。このどちらの数値も超えないように、建物の広さを計画しなくてはなりません。 このように、建物の広さの上限は、建築する場所によって法律で規制されています。ぜひ頭に入れておいてください。 各部屋の広さはどれくらい必要を知っておくと、必要な広さを決めやすい 最後に、新築住宅のそれぞれの部屋ごとに必要な面積の目安をご紹介します。あくまでもひとつの目安ですが、こういった数字を把握しておくと、リビングを少し狭くして、その分廊下を広くするといった計画が簡単にできるようになります。 【3人家族に必要な部屋の広さの目安】・LDK:14畳(23.1㎡、7坪)・夫婦の寝室:8畳(13.2㎡、4坪)・子供部屋(1部屋):6畳(9.9㎡、3坪)・洋室(予備):6畳(9.9㎡、3坪)・玄関:2畳(3.3㎡、1坪)・廊下:3畳(4.95㎡、1.5坪)・階段:3畳(4.95㎡、1.5坪)・2階ホール:2畳(3.3㎡、1坪)・収納:4畳(6.6㎡、2坪)・トイレ:1畳(1.65㎡、0.5坪)・風呂:2畳(3.3㎡、1坪)・洗面所:2畳(3.3㎡、1坪) 合計:53畳(87.45㎡、26.5坪)※1坪=約2畳=3.3㎡で計算 部屋ごとの広さから考えると、最低で87.45㎡、26.5坪程度は必要なことがわかりました。前述の全国平均が、100.8㎡(31坪)ですから、自分たちの好みに応じて各部屋の増減をすれば、ある程度理想の広さが導きだせるはずです。 まとめ 今回いくつかの基準となる数字をご紹介しましたが、これらはあくまでも目安でしかありません。部屋の広さにきまりはないのです。せっかくの新築住宅ですから、法規制の範囲で、自分たち家族の理想の広さを決めていただければと思います。 また、こうやって計画している時が、一番楽しかったりしますよね。 ただ、広さを決めるには予算との兼ね合いもあります。そんな時は、ぜひ「いえとち本舗」にご相談ください。 いえとち本舗では無料で新築住宅の資料を差し上げています。詳細な資料を見ながら、まずは一度、間取りなどをイメージしてみてはいかがでしょうか。 >>>無料資料請求はこちら また、プレミアムVIP会員にご登録いただくと、お得な限定情報が無制限に閲覧できます。会費無料。もちろん、しつこい営業などは一切ありません。 ぜひ下記からご登録ください。 >>>プレミアムVIP会員登録はこちら