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建物・家づくり
木造住宅の特徴やメリットデメリットを徹底解説
日本において、古くから主流となっている住宅構造といえば、やはり「木造住宅」が挙げられるでしょう。
住宅構造には鉄骨住宅をはじめとしたさまざまなものが登場していますが、それでも木造住宅には根強いニーズがあります。
もしかしたら、今まさに木造住宅の家を建てようと考えている人もいるかもしれませんね。
しかし木造住宅という名称は知っていても、その特徴や詳細まで知っている人は少ないはず。
とはいえ木造住宅を建てるのであれば、特徴や詳細についてはかならず理解しておく必要がああります。
本記事では 木造住宅の定義やメリット・デメリット、耐震性などについて詳しく解説します。
実際に建ててから後悔しないように、ぜひ参考にしてください。
木造住宅とは?
まずは、木造住宅の定義を確認しておきましょう。
といっても、さほど難しい話ではありません。
「柱や梁などの、建物として大切な部分に木を使っている住宅」が、木造住宅です。
柱や梁は、建物自体を自立させ、風水による圧力や、建物自体の重量を受け止めます。
したがって強度の高いスギやヒノキなどが好まれて用いられる様子です。
古くから神社仏閣などで用いられた建築方法ですが、現在でも一般的な住宅などで活用されています。
国内に現存する建物の8割は、木造住宅に分類されるいった調査結果もありました。
木造の建築方法は長い歴史の中で高められており、今も建築業界で通用しているのです。
ちなみに、木造住宅の(法律における)耐用年数は22年とされています。
法律的には築22年目で減価償却が終わり、建物としての価値はゼロ円となるわけですね。
ただし、細かな点検や修繕によって、それよりも長い間耐用させることも可能です。
法律で定められていない実質的な耐用年数は、おおよそ30年程度と言われています。
しかし、実際のところはそれよりも早く建て替えしてしまうケースが多い様子です。
木造住宅は「期待耐用年数」というものもあります。
これは前述した耐用年数の考え方とは異なり、求められる性能などの基準があります。
フラット35の技術基準を満たす木造住宅の期待耐用年数は50〜60年程度とされています。
長期優良住宅だとさらに100年以上の期待耐用年数があるとされていて、木造住宅はこれまでの技術向上により、適切なメンテナンスを行えばとても長く住める住宅と見られています。
建物構造の種類
住宅など、建物は木造以外の構造もあります。以下に建物構造の種類を記しましたのでご覧ください。- 木造
- 鉄筋コンクリート造
- 鉄骨鉄筋コンクリート造
- 鉄骨造
【木造】
柱や梁、土台など主要な部材に木材が使われているのが木造です。
神社仏閣など日本では古くから木造で建てられた建物が多くあります。
木材の吸水性、吸湿性の特性から四季がはっきりしている日本の気候風土にも木造は合っていて、現在でも多くの住宅に木造が採用されています。
普及率の高さから比較的コストを抑えて家を建てることができ、メンテナンス性にも優れています。
【鉄筋コンクリート造】
組んだ鉄筋を覆うようにコンクリートを打って柱や梁、床スラブなどの構造体を作るのが鉄筋コンクリート造です。
鉄筋コンクリート造のことをRC造とも呼びます。
圧縮に強いコンクリートとひっぱりに強い鉄筋を合わせた構造のため耐震性に優れ、火災にも燃えにくい構造を有しています。
また、機密性が高いのも特徴的です。
鉄筋を組んでからコンクリートを打設して建築するため、工期が長くなること、コストがかかることがデメリットに挙げられます。
【鉄骨鉄筋コンクリート造】
鉄骨の周りに鉄筋を組んでコンクリートを打設する構造が鉄骨鉄筋コンクリート造です。
鉄骨鉄筋コンクリート造のことをSRC造とも呼びます。
鉄骨を使っていることから鉄筋コンクリート造よりも強度は高く、高層マンションなどの大規模建築に採用されます。
耐震性、防音性、気密性など性能は非常に高いですが、戸建て住宅に採用されることはありません。
【鉄骨造】
柱、梁など主要な構造体に鉄骨を使っているのが鉄骨造です。
鉄骨造のことをS造とも呼びます。
鉄骨造は住宅にも多く採用されている構造で、鉄骨の頑丈さから間口の広い設計が可能。
火災にも強い特徴があります。
コストは木造よりは高く、鉄筋コンクリート造よりは安く、住宅の他にもビルやマンション、工場など幅広く採用されています。
木造建築の構造
木造建築には以下の種類があります。- 木造軸組構法(在来工法)
- 木造壁式工法
- 木質パネル工法
【木造軸組構法(在来工法)】
柱や梁、土台などが骨組み構造となっています。
一般的な木構造を持ち、もっとも多く住宅に採用されています。
【木造壁式工法】
ツーバイ材で柱や梁などを作り、壁や床などには合板を張った箱構造が木造壁式工法です。
モノコック構造とも呼ばれていて、水平の力に強く耐震性に優れています。
【木質パネル工法】
木造壁式工法と同じモノコック構造を持ち、床や壁に木質パネルを採用した構造です。
木質パネルの性能はメーカーにより違いますが、工場で大量生産して組み立てるためコストを抑え、工期短縮、品質の安定、などのメリットがあります。
木造建築のメリット・デメリット
木造建築(住宅)には、やはりメリットとデメリットが存在します。
木造住宅と鉄骨住宅いずれかを選択する場合には、メリットとデメリットについて、よく皮革検討しておきましょう。
木造住宅のメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
- 鉄筋コンクリート造と比較して、費用が安い
- 吸湿性にすぐれて、快適に過ごせる
- 断熱性にすぐれ、冬は暖かく、夏は涼しい
- 建築デザインの自由度が高い
- 化学繊維などを利用しないため、健康リスクが低い
- 構造がシンプルなため、将来的にリフォームを実施しやすい
- 木造ならではの、自然で落ち着きある空間に仕上がる
- 香りがよい
とくに重要なのは、やはり鉄筋コンクリート造と比較して費用が安いという点でしょう。
一方で、鉄筋コンクリート造などではあり得ないメリットを持っているのも魅力的です。
そして、意外にも木材は断熱性にすぐれており、快適な室内温度を維持できるのも大切なポイントと言えます。
木造住宅は建築デザインの自由度も高く、希望の設計が実現しやすいでしょう。
建物の強度に合わせて柱を配置していかなければいけませんが、柱をデザインとして見せることも可能。
構造体で建物の強度を確保できれば壁を少なくすることもできます。
木造の中でも木造軸組構法(在来工法)は骨組み構造ですので、間取り設計の自由度と後々必要になるメンテナンス性が優れています。
あまり注目されませんが、健康という側面でも木造住宅は優秀です。
木造住宅では、壁紙などで化学物質が含まれた素材を利用しないケースが大半。
よって、化学物質に由来したアレルギー反応などを心配する必要はなく、とても安心しできます。
一方でデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
-
鉄筋コンクリート造と比較して、耐衝撃性などの強度に劣る
-
メーカーごとで、品質に差異がある
-
雨水などで絵腐食しやすく、経年による劣化が激しい
-
シロアリなどによる被害が考えられる
-
使用する木材の数が多いため、空間を圧迫しがち
-
防音性が低い
やはり、鉄筋コンクリート造と比較すると、強度に劣る部分は否めません。
そして、木材が使っていることに由来する劣化の早さも気になるところです。
そして、メーカーごとで品質に差異があるのも、オーダー前の今段階では特に理解しておく必要が高いでしょう。
やはり木材にたずさわる職人や担当者の力量次第で、品質はいくらでも変化します。
実際に着工する前段階で、できるだけ良質な木材を用意できる、信頼できる業者依頼しましょう。
木造住宅の耐震性
続いて、木造住宅の耐震性について考えてみましょう。
木を使っているとなると、地震には弱そうだと感じる人も多いはず。
しかし、意外にも木造住宅は、地震に強いという特徴を持っています。
木造住宅が耐震性を得られる理由は、木材の組み合わせ方によります。
代表的なのは、「筋交い」という部分です。
筋交いとは、木材と木材に、また木材を斜めに通すこと。
このような形を作ることで、木造住宅は耐震性を持つようになります。
ちなみに筋交いには、
-
斜めに一本だけ木材を通す「方筋交い」
-
左右両方から目次を通して”バツ”印にする「たすき掛け」
があり、たすき掛けのほうがより強い耐震性をもたらします。
そのほかにも、木造住宅の工法によって、耐震性はさまざまです。
木造住宅の工法自体は多種多様ですが、たとえ「ツーバイフォー工法」などは、耐震性が高いと言われています。
ツーバイフォー工法とは、2インチ×4インチの角材を主軸として建築していくものです。
この工法であれば、耐震性とともに断熱性や通気性まで確保できると言われています。
木造住宅の防火・耐火性
続いて、木造住宅の、防火、耐火性について考えてみましょう。
木材などでいかにも燃えやすそうですが、実はそうでもありません。
むしろ、防火・耐火性はそれなりに高いと考えられています。
そもそも木材自体、そうそう簡単に燃えるものではありません。
特に木造住宅で使われている木材は太いので、火が付きづらいのです。
また、太い木材は燃やしても延焼しづらい側面があります。
木材に着火すると、当然ながら表面が燃えて炭へと変化していくわけです。
炭になった部分は、酸素を通しづらくなります。
つまり木材の表面は燃えたとしても、その先では酸素が足りず、延焼せずに鎮火するというわけですね。
表面が燃えても、内部は生木のままです。
ちなみに多くの実験では、木材を15分ほど火で燃やしても、表面が数センチ焦げ付くだけで済んだりしています。
また表面が焼けたところで住宅の基礎としての強度は保たれたまま。
つまり、崩落しづらいわけです。
最近は「防耐火構造外壁」など、防火性や耐火性に特化した建築技法も登場しています。
こういったものであれば、より炎に強い住宅となるでしょう。
もちろん費用はかかりますが、万が一のことを考えて、導入を検討する価値はあります。
木造建築の物件選びのチェックポイントとは?
これから木造住宅を購入しようと考えている方はどんなことをチェックしておいた方がいいでしょうか。ここでは木造住宅を購入する際にチェックしておきたいポイントをご紹介していきます。
使用されている木材の確認
木造住宅といっても使われている木材は種々あるもの。どんな木材が使われて建てられているかというのもこだわっておきたいところです。
以下に木造住宅に使われる木材の種類をご紹介します。
【ヒノキ・スギ】
ヒノキやスギはメジャーな木材と言えますので、名前は聞いたことがある人も多くいるのではないでしょうか。
ヒノキは昔から住宅に使われている木材です。
ヒノキは木材にとっては弱いイメージのある水や虫に強く、木造住宅の天敵であるシロアリにも強い木材です。
ヒノキにはリラックス効果のある「ヒノキチオール」という精油成分を含み、さらに高い殺菌効果、独特の香りなどの特徴もあります。
スギも同じく古くから親しまれる日本を代表する木材です。
スギは柔らかく加工がしやすい特徴があり、成長も早いため安い価格で販売されています。
構造材、造作材、建具など幅広く用いられています。
【ケヤキ】
ヒノキと並ぶ高級木材。硬く耐久性の高い特徴があり、大黒柱に用いられることがあります。
材が硬いため加工しにくく職人を選ぶ木材となっています。
【ウォールナット】
深みのある暗褐色の美しい木目が特徴的な木材。
家具やフローリングに使われ、加工がしやすく耐久性も高いです。
経年変化による風合いも楽しめる木材です。
【ブナ】
耐久性が低く狂いも生じやすいとされていたため、建築用材では積極的に使われていませんでしたが、現在では乾燥技術と合板加工技術が発展してきたことにより需要が増えています。
木目は明るく主張がないため家具用材やフローリングとして好まれています。
工法を確認する
前述したように木造住宅は工法に種類があります。住宅の購入ではどの工法を選ぶかも重要なポイントです。
普及率の高い木造軸組構法は間取りの自由度が高く、メンテナンス性も優れていますので、コストや性能のバランスが安定しています。
木造軸組構法と似た木造ラーメン構造という工法もあり、この工法は木造軸組構法が柱や梁などの構造体に耐力壁を設けて水平力を強化するのとは違い、接合部を強くして柱や梁だけで水平力に耐えられるようにした工法です。
壁を少なくすることができるため、さらに間取りの自由度が広がります。
生活をしていけばライフスタイルの変化や家族人数も変えわります。
将来のことも考えてライフスタイルの変化に対応できる設計にしておきましょう。
各工法はメリット、デメリットがありますので、求めていることが実現できる工法を選びましょう。
まとめ
木造住宅というと、少し古いことのように聞こえてしまう部分があるかもしれません。
しかし実際のところ、現在でも鉄筋コンクリート造などとともに、”現役”の建築方法として採用されています。
木造住宅は、コストが低いにもかかわらず、さまざまなメリットを有しているものです。
吸湿性や断熱性などは、鉄筋コンクリート造などよりもはるかに優れています。
また、耐震性や耐火性なども、イメージに反して高いのが特徴です。
もちろんデメリットもありますが、それを補ってあまりあるメリットがあると言えるでしょう。
ぜひ一度、木造住宅を検討してみてください。
本記事のような木造住宅についても、より大切なことをお伝えしているので、ぜひご参考ください。
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こんにちは!いえとち本舗山口中央店の下村です!現在、宇部・山陽小野田・防府・山口・周南で、家づくりを検討されているみなさん!最近では、日本の住宅でも和室のない間取りも増え、新築住宅を建てる上でも「和室は必要?」と悩まれる方も多くいらっしゃいます。たしかに現代の生活スタイルでは和室がないと困るというような方は少なくなっているのが現状かもしれません。現在では、全室洋室の家を建てる方もいらっしゃいますが、今回は、「和室のある暮らし」というテーマのもと和室の必要性について考えていきたいと思います。 和室の魅力 まず、和室の魅力について見ていきます。和室があることの一番のメリットとして、”様々な用途に利用することができる”ことが挙げられます。和室はその時その場面に合わせて、食事スペースにも、寝室にもなり、幅広い用途に利用することができます。 *くつろぎのスペースとして利用 普段生活している中で、「少し横になりたいな」と思うことは誰だってあると思います。でもそんな時、フローリングだと、かたくて背中が痛くなる!(ー ー;)と思い、少し躊躇してしまう時ってありますよね。和室があると、すぐに横になることができ、身体への負担も軽減されます。また、洗濯物をたたむ際や、アイロンかけをする際にも広々と使うことができます。冬にはコタツを出して、家族みんなでゆったり過ごす というのもいいですよね(・ω・)ノ *客間として利用急な来客時でも、柔軟に対応できるのが和室です。普段は、別の用途で使用していたとしても、来客時に座布団を出すと応接間として利用でき、さらに布団を敷くと、お客様の寝室として利用する事もできます♪よく親戚の方や、ご両親が遊びに来る方には和室がとても便利かもしれませんね。 *子供の遊び場として利用 実は子供の遊び場として和室は最適なんです!畳にはフローリングと比べてクッション性があり、音を吸収する効果があります。そのため、子供が転んでケガをしてしまうことや、音に関する問題を少し、軽減してくれます。また、小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では、赤ちゃんのお昼寝やおむつ替えの際にとても役立ちます♪ このように、和室はとても凡用性が高いです!一つの部屋でも座布団、座卓を置く事で、応接間やリビングにも、食事スペースにもなり、布団を敷く事で寝室にもなります。使い方が限られていない和室が一つあれば、どんな目的で部屋が必要になっても困らないという点がとても便利ですよね(*^_^*)そのため、いざという時のために、客間として和室を確保しておく人が多いのです。 和室は必要? 新築住宅を購入する際、和室は必要ないという方もいらっしゃいます。ですが、同じスペースで部屋を用意する場合なら、一つは和室にしておいた方が用途の幅が広くなります。例えば、急な来客で、泊まりたい!となった際にベットの予備があるお家は少ないと思います。フローリングの床の上に直接布団を敷く場合、床がかたく、寝心地が悪くなってしまうこと。さらに、洋室だと押入れのように奥行きが広い収納スペースがないお家も多く、お客様用の寝具を用意しておくことも難しいかもしれません。和室があれば、昼間は寝室以外の用途で使用することができ、使う時間や使う人によって別の用途で使える和室は、限られたスペースを何倍にも有効に使えるという点で優れています。和室には押入れなどの収納スペースもある分、収納スペースの確保にもつながります。 畳の素材”イグサ”の効果 *リラックス効果 畳の素材である”イグサ”の香りには人をリラックスさせる効果の成分が含まれています。皆さんも、和室の匂いを嗅ぐと穏やかな気持ちになったことはありませんか?心も落ち着きますよね。また、イグサには空気を浄化してくれる効果もあります。イグサの芳香成分の中にフィトンチッドというものが約20%含まれています。このフィトンチッドというものは、森林の香りの源で、樹木方放散され、殺菌作用をもっています。フィトンチッドは、天然成分として消臭スプレーや空気清浄機にも使われています。 その他にも、α-シペロンというリラクゼーションに役立つ成分や、バニリンというバニラの香りも含まれています。バニリンという成分は、香水にも多く使われており、リラックス効果の高い芳香成分として、アロマテラピーのお菓子の香料などにも使われています。これら芳香成分を含んでいることで、和室にいると森林浴と同様のリラックス効果を得ることができます♪畳を敷いている和室の空気は、人を癒す力がたくさんつまっていて素敵ですね。畳は、リラックス効果を得ることができますが、さらに生活を快適にしてくれる機能もあるのです。*部屋の湿度を調節 さらに生活を快適にしてくれる機能、それは、畳には湿度を調節してくれる効果があるということです。湿度が高くなれば湿気を吸い、低くなれば湿気を放出するので、丁度良い湿度に保ってくれます。この効果によって、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。また、夏場に畳の上を素足で歩くと気持ちがいいですよね。冬場でも、フローリングのように冷たくないので、過ごしやすいです( ^ ^ )/ 和室のデメリットここまで、和室のメリットをお話ししてきましたが、一方和室にはデメリットもあります。和室のデメリットは傷みやすく定期的なメンテナンスの必要な建具が多い点です。畳もふすまも障子も洋室の壁紙やフローリングと比べると傷みやすく、定期的に張り替えが必要です。ですが、フローリングの床は簡単に張り替えられませんが、畳の張り替えは比較的簡単に行うことができます。お金がかかることはデメリットと捉えられるかもしれませんが、定期的なメンテナンスが必要なことは、長く美しい状態を保てるという点ではメリットとも言えそうです。(^_^;) 和室がない方へのオススメアイテム 和室についてご紹介しましたが、「自分の家には和室はないけど、やっぱり和室いいな」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。和室はつくれないけど…という方にオススメのアイテムがあります!それは”置き畳”です!置き畳はフローリングの上に置いて使う畳で、洋室を和室に変えたい場合は置き畳を敷き詰めることで和室に変身させることができます!置き畳は、必要がなくなれば撤去することができ、すぐにフローリングに戻すことができるので、その時その時のライフスタイルに合わせて空間を変化させることができますので、とても便利です!いかがでしたか?これから住宅を新築する人にとって、和室は必ずしも要るものではないかもしれませんがどのようにも使える和室は、あると便利であることは間違いありません。ただし、建てる前に、和室を将来どのように使いたいかというおよその使い道は考えておいたほうがよいかもしれません。一度検討されてみてはいかがでしょうか( ´ ▽ ` )ノ 山口・周南・山陽小野田・宇部・防府で新築住宅をお考えの方は是非一度、いえとち本舗までお気軽にお問合せください!家族全員が楽しく過ごせるお家づくりを一緒に考えていきましょう。 10月26日(土)~27日(日) 開催イベント↓年に一度のハロウィン家まつり開催!
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スマートハウスとは?特徴やメリット・デメリットを解説
身近になっていくIT技術は私たちが生活する住宅にもどんどん活用されていき、エネルギーの自給や環境にも配慮されたスマートハウスという新しい住宅が生まれました。この記事はスマートハウスとはなにか、メリットやデメリットについてご紹介していきます。1 スマートハウスとは?2 スマートハウスの特徴とは?3 スマートハウスのメリット・デメリット4 スマートホームやIoT住宅との違いは何?5 まとめ スマートハウスとは? 現在はIT技術の進化によりスマートホンやAIなどたくさんの機器が私たちの生活を快適かつ便利にしてくれています。IT技術は普段利用する交通機関や医療、農業、自動車などさまざまな分野で活躍しています。住宅も同様に暮らしやすい住宅となるように大きく進化しており、IT技術を活用する住宅としてスマートハウスが注目されています。スマートハウスは近年日本にかぎらずアメリカでも市場拡大が起こっており、スマートハウスに重要となるHEMS(ヘムス)を日本政府は2030年までに全世帯に設置することを目指しています。スマートハウスの重要なポイントが創エネ、畜エネ、省エネの3つのエネルギーです。この3つのエネエルギーをHEMS(ヘムス)で管理する仕組みをとっているのがスマートハウスになります。それでは次の見出しでスマートハウスの特徴をご紹介していきます。 スマートハウスの特徴とは? スマートハウスのポイントは前述した創エネ、畜エネ、省エネの3つのエネルギーです。創エネは太陽光を利用して電気をつくり生活に必要な電力として自給できる仕組みです。太陽光発電でつくったエネルギーは蓄電池に蓄えることが可能で、これが畜エネです。蓄電池に電気を蓄え効率良く使うことで、電気会社から電気を買う量が少なくなり電気料金の節約になります。そしてHEMSにより電気やガスの使用量、使う時間などが見える化となり、生活に必要なエネルギーの管理ができ、それが省エネとなってCO2の削減へとつながります。スマートハウスはエネルギーの自給と電気やガスなどのエネルギーをマネージメントできる仕組みを取り入れているため、効率良くエネルギーが使えて、環境に配慮することができる住宅となっています。 スマートハウスのメリット・デメリット スマートハウスはメリットはもちろんデメリットもありますので、一つずつご紹介していきます。 メリット 【光熱費を抑えられる】太陽光発電により電気をつくり、それを普段の生活に使用することができるため、生活に必要な電気をすべて買わなければいけない従来の住宅と比べて電気料金は安くなります。また、HEMSによりエネルギーの使用率を管理できるため、無駄をなくし効率化を図りやすくなっています。【新築時は生活費の負担を軽減】スマートハウスは導入機器の費用やその施工費がかかるため従来の住宅と比べて初期費用が高くなります。しかし、初期費用を踏まえて無理のない資金計画が立てられるのなら、スマートハウスは新築後の生活費の負担を軽減することができます。ほとんどの方は住宅ローンを利用して家を購入すると思いますが、引き渡し後は毎月ローンの返済があります。返済額の負担が大きいと生活費が圧迫されますが、スマートハウスなら光熱費を抑えることができるため生活費も安く済ませることができます。【災害による停電時も安心】スマートハウスは蓄電池により電気を蓄えることができるため、災害により停電が起きても蓄えた電気を使うことで安心して普段の生活をおくることができます。ただ電気を使用するだけでなく、日中は太陽光によりエネルギーを蓄えることができますので、インフラが止まってしまう災害時の時にとても有効です。 デメリット 【初期費用が高くなる】スマートハウスは太陽光パネル、パワーコンディショナー、蓄電池、HEMSなどの設備機器と取り付けの費用がかかり、100万円を超えることも。スマートハウスを建てるには、どうしても初期費用は高くなってしまいます。地方自治体ではスマートハウスを建てる方を対象に補助金を給付する制度を設けているところもありますので、補助金を利用して少しでも費用負担を減らすことをおすすめします。【定期的にメンテナンスが必要】太陽光パネル、パワーコンディショナー、蓄電池、HEMSなどの設備機器は年数が経つことで故障や不具合、システムの更新などが必要になってきますので、定期的にメンテナンスを行わなければいけません。メンテナンスの際も費用がかかってしまいますし、これまでの生活を維持していくためには機器の交換もいずれ必要になってくるでしょう。 スマートホームやIoT住宅との違いは何? スマートハウスの他にスマートホームやIot住宅というものもあります。どれもIT技術を利用するものであるため、どこが違うか判別しにくいと思います。ここではスマートホームとIot住宅についてご紹介していきます。 Iot住宅 Iotは「Internet Of Things」の略で、さまざまな機器がインターネットでつながる、という意味があります。Iot住宅はこの技術により、インターネットにつながったいろいろな物をパソコンやスマートフォンなどの端末を使ってエアコンの温度調節、照明のON/OFF、見守りカメラの操作、などをリモートコントロールできます。また、AIにより生活パターンを学習して、住む人に合わせてエアコンの温度をコントロールしてくれたり、ガス漏れなどの異変を察知してくれたりなどの利便性と安全性も持っています。スマートホーム スマートフォンなどの端末でエアコンをコントロールしたり、見守りカメラの映像で子供の様子を伺ったり、とインターネットにつながったさまざまな機器を使ってリモートコントロールできるシステムを持った住宅をスマートホームと呼んでいます。スマートホームは上述したIot技術を活用しているため、ほとんどIot住宅と同じ意味を持ちます。スマートホームの活用は、身近なものだとスマートスピーカーやスマートフォンで操作できる照明、エアコン操作のアプリなどがそうで、導入される機器はインターネットにつなげてスマートフォンなどの端末で操作していくため、後から導入するというよりは新築時に取り入れていく方がやりやすいです。 まとめ IT技術の進歩により私たちの生活も変わっていき、住宅のシステムも技術に合わせて進化しています。CO2削減や低炭素社会が叫ばれる中、環境に配慮されたシステムを持つスマートハウスはこれからますます関心される住宅です。私たちが身近に使っているIT技術が家の中でも利用できるようになるスマートハウスという新しい住宅がこれから多くなっていくかもしれませんので、これから家を建てる方は、ぜひスマートハウスも検討してみてはいかがでしょうか。家づくりは情報収集することが大切です。いえとち本舗は無料で家づくりに役立つ資料を提供しておりますので、これから家を購入しようと考えている方はぜひご利用ください。資料請求はこちらからさらに会員登録をするとVIP会員様限定の間取り集や施工事例、最新の土地情報をお届けいたします。当社は一切押し売りを致しませんので安心してご登録ください。会員登録はこちらから