ブログ/コラム
Blog/Column
建物・家づくり
木造住宅の特徴やメリットデメリットを徹底解説
日本において、古くから主流となっている住宅構造といえば、やはり「木造住宅」が挙げられるでしょう。
住宅構造には鉄骨住宅をはじめとしたさまざまなものが登場していますが、それでも木造住宅には根強いニーズがあります。
もしかしたら、今まさに木造住宅の家を建てようと考えている人もいるかもしれませんね。
しかし木造住宅という名称は知っていても、その特徴や詳細まで知っている人は少ないはず。
とはいえ木造住宅を建てるのであれば、特徴や詳細についてはかならず理解しておく必要がああります。
本記事では 木造住宅の定義やメリット・デメリット、耐震性などについて詳しく解説します。
実際に建ててから後悔しないように、ぜひ参考にしてください。
木造住宅とは?
まずは、木造住宅の定義を確認しておきましょう。
といっても、さほど難しい話ではありません。
「柱や梁などの、建物として大切な部分に木を使っている住宅」が、木造住宅です。
柱や梁は、建物自体を自立させ、風水による圧力や、建物自体の重量を受け止めます。
したがって強度の高いスギやヒノキなどが好まれて用いられる様子です。
古くから神社仏閣などで用いられた建築方法ですが、現在でも一般的な住宅などで活用されています。
国内に現存する建物の8割は、木造住宅に分類されるいった調査結果もありました。
木造の建築方法は長い歴史の中で高められており、今も建築業界で通用しているのです。
ちなみに、木造住宅の(法律における)耐用年数は22年とされています。
法律的には築22年目で減価償却が終わり、建物としての価値はゼロ円となるわけですね。
ただし、細かな点検や修繕によって、それよりも長い間耐用させることも可能です。
法律で定められていない実質的な耐用年数は、おおよそ30年程度と言われています。
しかし、実際のところはそれよりも早く建て替えしてしまうケースが多い様子です。
木造住宅は「期待耐用年数」というものもあります。
これは前述した耐用年数の考え方とは異なり、求められる性能などの基準があります。
フラット35の技術基準を満たす木造住宅の期待耐用年数は50〜60年程度とされています。
長期優良住宅だとさらに100年以上の期待耐用年数があるとされていて、木造住宅はこれまでの技術向上により、適切なメンテナンスを行えばとても長く住める住宅と見られています。
建物構造の種類
住宅など、建物は木造以外の構造もあります。以下に建物構造の種類を記しましたのでご覧ください。- 木造
- 鉄筋コンクリート造
- 鉄骨鉄筋コンクリート造
- 鉄骨造
【木造】
柱や梁、土台など主要な部材に木材が使われているのが木造です。
神社仏閣など日本では古くから木造で建てられた建物が多くあります。
木材の吸水性、吸湿性の特性から四季がはっきりしている日本の気候風土にも木造は合っていて、現在でも多くの住宅に木造が採用されています。
普及率の高さから比較的コストを抑えて家を建てることができ、メンテナンス性にも優れています。
【鉄筋コンクリート造】
組んだ鉄筋を覆うようにコンクリートを打って柱や梁、床スラブなどの構造体を作るのが鉄筋コンクリート造です。
鉄筋コンクリート造のことをRC造とも呼びます。
圧縮に強いコンクリートとひっぱりに強い鉄筋を合わせた構造のため耐震性に優れ、火災にも燃えにくい構造を有しています。
また、機密性が高いのも特徴的です。
鉄筋を組んでからコンクリートを打設して建築するため、工期が長くなること、コストがかかることがデメリットに挙げられます。
【鉄骨鉄筋コンクリート造】
鉄骨の周りに鉄筋を組んでコンクリートを打設する構造が鉄骨鉄筋コンクリート造です。
鉄骨鉄筋コンクリート造のことをSRC造とも呼びます。
鉄骨を使っていることから鉄筋コンクリート造よりも強度は高く、高層マンションなどの大規模建築に採用されます。
耐震性、防音性、気密性など性能は非常に高いですが、戸建て住宅に採用されることはありません。
【鉄骨造】
柱、梁など主要な構造体に鉄骨を使っているのが鉄骨造です。
鉄骨造のことをS造とも呼びます。
鉄骨造は住宅にも多く採用されている構造で、鉄骨の頑丈さから間口の広い設計が可能。
火災にも強い特徴があります。
コストは木造よりは高く、鉄筋コンクリート造よりは安く、住宅の他にもビルやマンション、工場など幅広く採用されています。
木造建築の構造
木造建築には以下の種類があります。- 木造軸組構法(在来工法)
- 木造壁式工法
- 木質パネル工法
【木造軸組構法(在来工法)】
柱や梁、土台などが骨組み構造となっています。
一般的な木構造を持ち、もっとも多く住宅に採用されています。
【木造壁式工法】
ツーバイ材で柱や梁などを作り、壁や床などには合板を張った箱構造が木造壁式工法です。
モノコック構造とも呼ばれていて、水平の力に強く耐震性に優れています。
【木質パネル工法】
木造壁式工法と同じモノコック構造を持ち、床や壁に木質パネルを採用した構造です。
木質パネルの性能はメーカーにより違いますが、工場で大量生産して組み立てるためコストを抑え、工期短縮、品質の安定、などのメリットがあります。
木造建築のメリット・デメリット
木造建築(住宅)には、やはりメリットとデメリットが存在します。
木造住宅と鉄骨住宅いずれかを選択する場合には、メリットとデメリットについて、よく皮革検討しておきましょう。
木造住宅のメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
- 鉄筋コンクリート造と比較して、費用が安い
- 吸湿性にすぐれて、快適に過ごせる
- 断熱性にすぐれ、冬は暖かく、夏は涼しい
- 建築デザインの自由度が高い
- 化学繊維などを利用しないため、健康リスクが低い
- 構造がシンプルなため、将来的にリフォームを実施しやすい
- 木造ならではの、自然で落ち着きある空間に仕上がる
- 香りがよい
とくに重要なのは、やはり鉄筋コンクリート造と比較して費用が安いという点でしょう。
一方で、鉄筋コンクリート造などではあり得ないメリットを持っているのも魅力的です。
そして、意外にも木材は断熱性にすぐれており、快適な室内温度を維持できるのも大切なポイントと言えます。
木造住宅は建築デザインの自由度も高く、希望の設計が実現しやすいでしょう。
建物の強度に合わせて柱を配置していかなければいけませんが、柱をデザインとして見せることも可能。
構造体で建物の強度を確保できれば壁を少なくすることもできます。
木造の中でも木造軸組構法(在来工法)は骨組み構造ですので、間取り設計の自由度と後々必要になるメンテナンス性が優れています。
あまり注目されませんが、健康という側面でも木造住宅は優秀です。
木造住宅では、壁紙などで化学物質が含まれた素材を利用しないケースが大半。
よって、化学物質に由来したアレルギー反応などを心配する必要はなく、とても安心しできます。
一方でデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
-
鉄筋コンクリート造と比較して、耐衝撃性などの強度に劣る
-
メーカーごとで、品質に差異がある
-
雨水などで絵腐食しやすく、経年による劣化が激しい
-
シロアリなどによる被害が考えられる
-
使用する木材の数が多いため、空間を圧迫しがち
-
防音性が低い
やはり、鉄筋コンクリート造と比較すると、強度に劣る部分は否めません。
そして、木材が使っていることに由来する劣化の早さも気になるところです。
そして、メーカーごとで品質に差異があるのも、オーダー前の今段階では特に理解しておく必要が高いでしょう。
やはり木材にたずさわる職人や担当者の力量次第で、品質はいくらでも変化します。
実際に着工する前段階で、できるだけ良質な木材を用意できる、信頼できる業者依頼しましょう。
木造住宅の耐震性
続いて、木造住宅の耐震性について考えてみましょう。
木を使っているとなると、地震には弱そうだと感じる人も多いはず。
しかし、意外にも木造住宅は、地震に強いという特徴を持っています。
木造住宅が耐震性を得られる理由は、木材の組み合わせ方によります。
代表的なのは、「筋交い」という部分です。
筋交いとは、木材と木材に、また木材を斜めに通すこと。
このような形を作ることで、木造住宅は耐震性を持つようになります。
ちなみに筋交いには、
-
斜めに一本だけ木材を通す「方筋交い」
-
左右両方から目次を通して”バツ”印にする「たすき掛け」
があり、たすき掛けのほうがより強い耐震性をもたらします。
そのほかにも、木造住宅の工法によって、耐震性はさまざまです。
木造住宅の工法自体は多種多様ですが、たとえ「ツーバイフォー工法」などは、耐震性が高いと言われています。
ツーバイフォー工法とは、2インチ×4インチの角材を主軸として建築していくものです。
この工法であれば、耐震性とともに断熱性や通気性まで確保できると言われています。
木造住宅の防火・耐火性
続いて、木造住宅の、防火、耐火性について考えてみましょう。
木材などでいかにも燃えやすそうですが、実はそうでもありません。
むしろ、防火・耐火性はそれなりに高いと考えられています。
そもそも木材自体、そうそう簡単に燃えるものではありません。
特に木造住宅で使われている木材は太いので、火が付きづらいのです。
また、太い木材は燃やしても延焼しづらい側面があります。
木材に着火すると、当然ながら表面が燃えて炭へと変化していくわけです。
炭になった部分は、酸素を通しづらくなります。
つまり木材の表面は燃えたとしても、その先では酸素が足りず、延焼せずに鎮火するというわけですね。
表面が燃えても、内部は生木のままです。
ちなみに多くの実験では、木材を15分ほど火で燃やしても、表面が数センチ焦げ付くだけで済んだりしています。
また表面が焼けたところで住宅の基礎としての強度は保たれたまま。
つまり、崩落しづらいわけです。
最近は「防耐火構造外壁」など、防火性や耐火性に特化した建築技法も登場しています。
こういったものであれば、より炎に強い住宅となるでしょう。
もちろん費用はかかりますが、万が一のことを考えて、導入を検討する価値はあります。
木造建築の物件選びのチェックポイントとは?
これから木造住宅を購入しようと考えている方はどんなことをチェックしておいた方がいいでしょうか。ここでは木造住宅を購入する際にチェックしておきたいポイントをご紹介していきます。
使用されている木材の確認
木造住宅といっても使われている木材は種々あるもの。どんな木材が使われて建てられているかというのもこだわっておきたいところです。
以下に木造住宅に使われる木材の種類をご紹介します。
【ヒノキ・スギ】
ヒノキやスギはメジャーな木材と言えますので、名前は聞いたことがある人も多くいるのではないでしょうか。
ヒノキは昔から住宅に使われている木材です。
ヒノキは木材にとっては弱いイメージのある水や虫に強く、木造住宅の天敵であるシロアリにも強い木材です。
ヒノキにはリラックス効果のある「ヒノキチオール」という精油成分を含み、さらに高い殺菌効果、独特の香りなどの特徴もあります。
スギも同じく古くから親しまれる日本を代表する木材です。
スギは柔らかく加工がしやすい特徴があり、成長も早いため安い価格で販売されています。
構造材、造作材、建具など幅広く用いられています。
【ケヤキ】
ヒノキと並ぶ高級木材。硬く耐久性の高い特徴があり、大黒柱に用いられることがあります。
材が硬いため加工しにくく職人を選ぶ木材となっています。
【ウォールナット】
深みのある暗褐色の美しい木目が特徴的な木材。
家具やフローリングに使われ、加工がしやすく耐久性も高いです。
経年変化による風合いも楽しめる木材です。
【ブナ】
耐久性が低く狂いも生じやすいとされていたため、建築用材では積極的に使われていませんでしたが、現在では乾燥技術と合板加工技術が発展してきたことにより需要が増えています。
木目は明るく主張がないため家具用材やフローリングとして好まれています。
工法を確認する
前述したように木造住宅は工法に種類があります。住宅の購入ではどの工法を選ぶかも重要なポイントです。
普及率の高い木造軸組構法は間取りの自由度が高く、メンテナンス性も優れていますので、コストや性能のバランスが安定しています。
木造軸組構法と似た木造ラーメン構造という工法もあり、この工法は木造軸組構法が柱や梁などの構造体に耐力壁を設けて水平力を強化するのとは違い、接合部を強くして柱や梁だけで水平力に耐えられるようにした工法です。
壁を少なくすることができるため、さらに間取りの自由度が広がります。
生活をしていけばライフスタイルの変化や家族人数も変えわります。
将来のことも考えてライフスタイルの変化に対応できる設計にしておきましょう。
各工法はメリット、デメリットがありますので、求めていることが実現できる工法を選びましょう。
まとめ
木造住宅というと、少し古いことのように聞こえてしまう部分があるかもしれません。
しかし実際のところ、現在でも鉄筋コンクリート造などとともに、”現役”の建築方法として採用されています。
木造住宅は、コストが低いにもかかわらず、さまざまなメリットを有しているものです。
吸湿性や断熱性などは、鉄筋コンクリート造などよりもはるかに優れています。
また、耐震性や耐火性なども、イメージに反して高いのが特徴です。
もちろんデメリットもありますが、それを補ってあまりあるメリットがあると言えるでしょう。
ぜひ一度、木造住宅を検討してみてください。
本記事のような木造住宅についても、より大切なことをお伝えしているので、ぜひご参考ください。
資料請求はこちらから
さらに会員登録された方には、会員限定の住宅情報を多数配信しています。
ご興味がある方は、ぜひ会員登録してみてください。
会員登録はこちらから
関連記事
-
子どもが安心できる家【いえとち本舗の新築・山口・防府・宇部・周南・山陽小野田】
イエテラスの新築、いえとち本舗山口中央店の永井です。本日は山陽小野田・防府・宇部・山口・周南で新築住宅をお考えの方に、「子どもが安心できる家」についてお伝えします。今から、山口・防府・周南・山陽小野田・宇部で新築住宅を建てようと思うと、たくさんの不安が出てくるかと思います。宇部・山口・周南・山陽小野田・防府で新築住宅を建てるのに、「何がわからないのかがわからない!」という状態になってしまいますよね。周南・防府・山陽小野田・宇部・山口で新築住宅を建てることは、 ほとんどの方が一生で一番の大きな買い物になると思いますので、絶対に失敗はしたくないものです。周南・山口・山陽小野田・宇部・防府で新築住宅を考えるきっかけの一つに、「子どもが生まれたから」というのがあります。 子どもが生まれると、生活リズムやお家の中・精神状態までもがガラッと変わってきます。特に小さいお子様がいらっしゃるご家庭では、賃貸アパートでの暮らしに苦労されているのではないでしょうか?なので本日は、「子どもが安心して暮らせる家」をテーマにしていきたいと思います。 「子どもが安心して生活できる家」とは?具体的に、「子どもが安心して過ごせる家」とはどんなものでしょうか?「子どもが安心できる環境」=「大人が安心して、子どもを育てられる環境」と考えられます。子どもの目線に立ってみると、普段の生活の中にも実は危険がいっぱいです。特にわんぱく盛りの小さなお子様がおられる方は些細な行動でもヒヤヒヤされることが多いのではないでしょうか?「安心して暮らす」ということは意外にも難しいものです。しかし「安心して暮らすためのポイント」を押さえておくことで未然にお家での事故・トラブルを防ぐ事ができ、安心して暮らす事ができます。以下では「安心して過ごせるお家~キッチン編~」についてお伝えします。 安心して料理のできるキッチンキッチンは水や電気を多く消費するスペースであり危険が沢山潜んでいます。特に小さいお子様がいらっしゃるご家庭では集中して料理をすることは難しくなってきます。赤ちゃんならば泣いたらすぐミルクをあげ、オムツを変えてあげなければなりません。少し大きくなって一人遊びをするようになっても、急にキッチンに入ってきたり目を離したすきに危険なことをしていないか心配になりますよね。そこで、山口・防府・宇部・周南・山陽小野田で新築を考えられている子育て世代の方にオススメのキッチンは、「対面式キッチン」です。 対面式キッチンって?対面式キッチンとは、リビングやダイニングに対面する形で設置されたキッチンの事です。家族や来客と話をしながら料理をしたり片付けができ、開放的な空間を演出してくれるため人気です。なので、リビング・ダイニングの様子を見ながら料理や片付けをする事ができます。キッチンから見える場所にお子様の遊びスペースを設けることで、お子様の様子を見ながら料理が出来るのでとても安心ですね。しかし、一般的な対面キッチンのマイナスイメージとして「収納スペースが少ない」ということが挙げられるかと思います。そこで私たちいえとち本舗では、キッチンを対面式キッチンに変更することが可能になっております。住宅機器は全てPanasonicをご提供させていただいています。Panasonicのキッチンは機能性に優れており、収納スペースも広~く確保されています。対面キッチンにプラン変更をした際も多くの収納スペースがありますのでキッチンをすっきりと見せる事ができ、開放的で魅力的な空間を作り出す事ができます。お子様の安全を見守りつつも効率の良い料理が出来る「対面式キッチン」は、子育て世代の方々以外にも開放的な空間を好まれる方にオススメしております。対面式のキッチンの入り口の部分にゲートなどを付ければ簡単にお子様の侵入を防ぐことが出来るので、集中して作業をする事ができますので安心ですね。散らかったおもちゃなどを急な来客時にサッと隠せるような仕切り等についていると尚更便利だと思います。また、シンクのカラーやキッチン空間を自分らしくコーディネートする事ができます。様々な種類の色からお選びいただけます。オプションでキッチンの天板を人工大理石にプラン変更することもできます。自分の好きな色や形に囲まれながら料理をするって、とても楽しいですよね。生活の質がグッと上がると思われます。お子様の安全を確保しながら、ご自身も過ごしやすい環境をご提供できれば感無量でございます。続きまして、キッチンの次は寝室の話をしたいと思います。 子どもが安心して過ごせる家~寝室編~日本では昔から、子どもがある程度大きくなるまで両親と一緒のベットや布団で寝るといった習慣があります。寝る瞬間まで家族とのコミュニケーションを深めることで家族の絆も深まるのではないでしょうか。お子様が寝るまで、そばで見守る事ができたら安心して寝る事ができますよね。なので、山口・宇部・周南・山陽小野田・防府で新築住宅を検討される時は、主寝室を広めにとっておくことをオススメ致します。ベット派の夫婦様だけならダブルベットでも十分かもしれませんが、お子様がある程度大きくなられるまで一緒に寝るとなればもっと大きめのベットに変えるかシングルベットをくっつけないと狭くなってしまいますよね。そうなれば少なくとも7帖以上は必要になってきます。お子様が2人以上おられるとなれば、もっと広い部屋が求められてきます。主寝室のシュミレーション家が完成してからいざ主寝室を見てみると意外と小さかった、、、なんてことがあると悲しいですよね。それを防ぐためにあらかじめベットや布団の寸法を測っておき、主寝室でのシュミレーションを行うことが大切だと思います。お子様が1人であれば布団の敷き方等で工夫すれば6帖でも親子3人で並んで十分に寝ることが可能です。寸法だけをチェックするのではなく、ベットや布団の置き方や向きをシュミレーションすることも必要になってきます。実際の寝室のイメージがつきやすいのはやはりモデルハウスです。出来るだけ正確にイメージができるようにするために、様々な場所のモデルハウスを見学されてみてはいかがでしょうか? イエテラスの新築モデルハウスについてはこの記事の一番下にURLを張り付けております♪続きまして、「住宅と寿命は密接に関係している」という話をしていきます。 住宅が寿命と密接に関係しているワケ幸せな暮らしに一番大切なものは、家族みんなが健康であることだといえとち本舗は考えます。しかしながら住む家の性能の違いで病気や死亡リスクが大きく変わってきます。 住宅における健康被害リスクとは??住宅における健康被害はアレルギーや急な温度差による事故死などが挙げられます。アレルギーの原因の約80%はダニです。外気と内気の温度差により結露が発生するとダニやカビの発生現場になります。また、冷えは人の免疫力を下げ、様々な症状を引き起こします。そのため、結露を防ぐことは健康を守り、家の長寿命化につながることになります。免疫力が低い子どもにとってはアレルギーは命とりです。すなわち、アレルギーの原因を防ぐことは子どもの命を守ることに直結しています。また、寒くなればなるほどヒートショックになる可能性が高まります。2011年の交通事故死亡者にくらべ、入浴中の死亡者はなんと3.7倍という結果が出ています。室内だからと安心せずに出来るだけ温度差をなくすことが室内での事故死から身を守る最大の予防策です。いえとち本舗がご提供させていただいているイエテラスでは、健康被害リスクを最小限にするための高断熱・高気密を標準装備をしています!なので寒い日でも低めの温度でも暖かく快適な空間が生まれます。お子様だけでなく、高齢の方の命を守るためにも健康被害リスクを最小限にする必要があります。起こってはいけない被害が起こる前に、一度イエテラスのモデルハウスで高断熱・高気密を体感されてみてはいかがでしょうか??7月13日~16日、19日は夏祭!家祭り開催!【山口・防府・宇部・山陽小野田・周南】で【月3万円から高性能なスマートハウス イエテラスの新築】
-
ローコスト住宅の相場とは?坪単価の目安や価格が安い理由などを解説
ローコスト住宅は価格が安いイメージがありますが、実際にはどの程度の価格なのかを知りたい方は多いでしょう。価格が安くても品質や寿命なども気になります。 この記事では、ローコスト住宅の相場の目安を解説します。価格が安い理由や建てる際の注意点などもわかるようになるため、ローコスト住宅を建てる際はぜひ参考にしてみてください。 1.ローコスト住宅の定義と主な特徴 1-1.ローコスト住宅の意味や定義 1-2.ローコスト住宅の寿命 1-3.ローコスト住宅がおすすめの人2.ローコスト住宅の相場 2-1.ローコスト住宅の価格相場(建物のみ・土地なし) 2-2.ローコスト住宅の坪単価とは? 2-3.ローコスト住宅のコミコミ価格とは? 2-4.本体価格1,000万円以下で建てられる超ローコスト住宅とは?3.ローコスト住宅が安い理由 3-1.経費削減を行っているため 3-2.建材や設備のグレードを統一しているため 3-3.間取りの選択肢を限定しているため4.ローコスト住宅のメリット・デメリット 4-1.ローコスト住宅のメリット 4-2.ローコスト住宅のデメリット5.ローコスト住宅を建てる際の注意点 5-1.広告の金額だけで判断しない 5-2.複数のハウスメーカーや工務店を比較する 5-3.アフター保証の内容を確認する 5-4.オプションを付けると価格が高くなることがある6.ローコスト住宅は坪単価の安さが魅力!注意点も考慮して慎重な検討が重要 ローコスト住宅の定義と主な特徴ローコスト住宅は価格が安いイメージですが、どのような特徴があるのでしょうか。ここでは、ローコスト住宅の定義と主な特徴を解説します。ローコスト住宅がおすすめの人もご紹介するので、参考にしてみてください。 ローコスト住宅の意味や定義ローコスト住宅に特に決まった定義はありません。通常の価格帯の注文住宅と比較すると低価格で、坪単価は30〜50万円程度、トータルの建築費が1,000万円台の住宅を指すことが多いです。 シンプルな設計や建材の一括仕入れなどで低価格を実現しています。 フルオーダーやセミオーダーの注文住宅と比べると設計の自由度は低いですが、低価格で一戸建てを建てられることは大きな魅力です。 一戸建てを新築するのを諦めていた方でも、持ち家を持てる可能性が高まります。 ローコスト住宅は標準規格が決まっていることが特徴です。間取りや設備などはあらかじめ決まっており、必要に応じてオプションを追加する仕組みになっています。 ローコスト住宅の寿命ローコスト住宅であっても、寿命は一般的な住宅と変わりません。住宅を建築する際は、建築基準法や耐震基準を遵守しなければならず、ローコスト住宅も法律の基準を満たして建築されています。 手抜き工事をしない限り、ローコスト住宅も一般的な住宅と同じ寿命だといえるでしょう。 国土交通省の資料によると、実際に住まいとして使える住宅の寿命(期待耐用年数)は、木造は30~80年、鉄骨造は30~60年、鉄筋コンクリート造は40~90年となっています。 出典:国土交通省「期待耐用年数の導出及び内外装・設備の更新による価値向上について」 ローコスト住宅であっても、30~80年程度の寿命は見込めるため、信頼できるハウスメーカーや工務店に建築を依頼し、適切なメンテナンスを行うことで長く暮らせます。 ローコスト住宅がおすすめの人住宅を購入するための予算が限られている方は、ローコスト住宅がおすすめです。建築費用が安いため、一般的な注文住宅の購入は難しくても、ローコスト住宅であれば購入できる可能性があります。 ローコスト住宅はトータルコストを低く抑えられるため、住宅ローンの返済の負担を軽減したい方にも向いています。購入価格が安いと住宅ローンを組みやすく、毎月のローンの返済も楽になるので、生活にゆとりが生まれるでしょう。 間取りや設備などに強いこだわりがない方も、ローコスト住宅がおすすめです。ローコスト住宅は間取りや設備を規格化することでコストダウンを図っており、間取りや設備にこだわらなければ安い価格で購入できます。 ローコスト住宅の相場 ローコスト住宅は低価格なのが魅力ですが、一般的な注文住宅と比べるとどの程度安くなるのでしょうか。ここでは、ローコスト住宅の相場を解説します。いわゆる「コミコミ価格」についても解説するので、参考にしてみてください。 ローコスト住宅の価格相場(建物のみ・土地なし) ローコスト住宅の価格は、坪単価30〜50万円で、トータルの建築費が1,000万円台が相場の目安です。これは建物価格のみで、別途、土地代がかかります。土地代は地域によって大きく差があるため、相場は一概にはいえません。 住宅金融支援機構が実施したフラット35利用者調査によると、一般的な注文住宅の平均坪単価は90~100万円程度になっています。 出典:住宅金融支援機構「2020年度 フラット35利用者調査」 30坪の4LDKの注文住宅を建築すると、2,700~3,000万円程度の建築費が必要になりますが、ローコスト住宅であれば、900~1,500万円程度の費用で建築できる可能性があります。価格の差は歴然であり、建築費の安さがローコスト住宅の魅力です。 ローコスト住宅の坪単価とは?ローコスト住宅の坪単価は、建物価格から付帯工事費と諸費用を差し引いた本体価格で計算されます。建物価格の総額ではなく本体価格で計算される理由は、土地の条件や法令上の制限などによって付帯工事費や諸経費が違ってくるためです。価格を安く見せようとして、わざと付帯工事費と諸費用を含めないわけではありません。 ローコスト住宅の坪単価は30~50万円ですが、この価格には付帯工事費と諸費用が含まれないため注意が必要です。一般的に坪単価は以下の計算式で算出します。 建物の坪単価 = 建物の本体価格 ÷ 建物の延床面積 なお、ハウスメーカーによっては延床面積ではなく、施工面積で計算することがあります。 ローコスト住宅のコミコミ価格とは? ハウスメーカーがローコスト住宅を販売する際、「コミコミ価格」という表現が使われることがあります。勘違いされる方がいますが、コミコミ価格は建物価格の総額ではありません。 先述したように、建物の坪単価は建物価格から付帯工事費と諸費用を差し引いた本体価格で計算されます。コミコミ価格には付帯工事費と諸費用は含まれず、エクステリア工事費や登記費用などは別途必要になります。 ただし、ハウスメーカーによっては、付帯工事費の一部が含まれる場合があるため、コミコミ価格には何が含まれるのかを確認することが大切です。ローコスト住宅の総額は基本的には以下の計算式で算出できます。 ローコスト住宅の総額 = 本体価格(コミコミ価格)+ 付帯工事費 + 諸費用 + オプション追加費 本体価格1,000万円以下で建てられる超ローコスト住宅とは?ローコスト住宅の中には、さらに安い「超ローコスト住宅」も存在します。超ローコスト住宅に明確な定義はありませんが、本体価格が1,000万円以下で建てられる、坪単価が30万円以下の住宅を指すことが多いです。 坪単価が30万円であれば、30坪の建物価格は900万円であり、超ローコスト住宅に該当します。総額は一概にはいえませんが、付帯工事費と諸費用を含めても1,200万円程度であり、圧倒的な安さです。 平屋の超ローコスト住宅であれば、本体価格500万円台~で建てられる可能性があります。 相場はかなり安いため、低価格に徹底的にこだわるのであれば、平屋の超ローコスト住宅を選択肢に含めるとよいでしょう。 ローコスト住宅が安い理由 ローコスト住宅は坪単価30~50万円程度で建てられますが、価格が安い理由は合理化を徹底するなどして無駄なコストを削減しているためです。ここでは、ローコスト住宅が安い理由を解説します。 経費削減を行っているためローコスト住宅が安い理由は、徹底した合理化を図り、経費削減を行っているためです。無駄な経費を徹底的に削減することで、手頃な価格で提供することを目指しています。 ローコストメーカーは人件費を削減するために建設プロセスを最適化しており、無駄な工程を排除して作業コストを削減しています。建設期間が短縮することで、人件費の削減が可能です。ローコスト住宅は安価ですが、手抜き工事をして人件費を削減しているわけではありません。 また、広告宣伝費を低く抑えるために、費用がかかる広告手法ではなく、インターネット広告など安価な手法で宣伝活動を行っています。営業体制を見直すなどの取り組みも行っており、コスト削減につなげています。 建材や設備のグレードを統一しているためローコスト住宅は建材や設備のグレードを統一していることも安さの理由です。建材や設備のグレードを統一することで大量一括仕入れが可能になり、調達コストが削減されます。 グレードや仕様を統一することは、デザインと施工の単純化にもつながります。設計と施工の複雑さが低減し、単純化されることはコスト削減において重要な要素です。職人は作業が楽になり、工期の短縮につながるでしょう。 顧客がよりグレードの高い建材や設備を望む場合は、オプションで対応します。例えば、顧客が長期優良住宅の基準を満たすことを希望する場合は、オプション料を支払うことで対応できます。ローコストメーカーはオプション料を徴収することで粗利の確保が可能です。 間取りの選択肢を限定しているためローコスト住宅は間取りの選択肢を限定しており、これも安さにつながっています。間取りのバリエーションを限定することで設計と施工プロセスを単純化し、コストを削減できます。 職人は同じ間取りの住宅を繰り返し施工することで建設作業が効率化され、工期の短縮にもつながるでしょう。また、標準化された間取りに合わせて建材を調達および配置することで材料の最適利用が実現し、建設コストを節約できます。 さらに、標準化された間取り設計により、建物の無駄なスペースが排除され、建物全体の効率が向上することもメリットです。なお、顧客が間取りにこだわる場合は、標準規格の間取りではなく、オプションで別の間取りを提供します。 ローコスト住宅のメリット・デメリット ローコスト住宅は価格の安さが魅力ですが、設計の自由度が低いなどのデメリットも存在します。ローコスト住宅を建てる際は、メリットとデメリットの両面からの検討が大切です。ここでは、ローコスト住宅のメリット・デメリットを解説します。 ローコスト住宅のメリット ローコスト住宅の最大のメリットは建築費用を低く抑えられることです。間取りや設備、デザインなどにこだわらないのであれば、ローコスト住宅は最適な選択でしょう。 平屋の超ローコスト住宅だとさらに安く購入できるため、予算が限られていても持ち家を所有できます。 また、着工から完成までの工期を短くできることもメリットです。ローコスト住宅は建設プロセスを最適化しており、2~3ヵ月で完成します。 一般的な注文住宅だと完成までに2~6ヵ月はかかるため、ローコスト住宅だと速やかな入居が可能です。 新居に早く入居できると仮住まいの期間も短くなり、家賃の節約にもつながります。時間に余裕がない方にとっても、ローコスト住宅は賢明な選択です。 ローコスト住宅のデメリットローコスト住宅のデメリットとして、デザインや間取りプランの自由度が低いことが挙げられます。デザインや間取りの変更はオプションで対応できますが、バリエーションは限定されます。 オプションを追加すると割高になることもデメリットです。 ローコスト住宅はコスト削減を図るために、設備のグレードが低い傾向があります。特に水回りは旧式のタイプが使われることが多く、追い焚き機能や浴室テレビなどはないケースが多いです。 最新設備を完備した住宅で快適に暮らしたい方には、ローコスト住宅は向きません。なお、設備もオプションで変更できますが、最新設備を導入しすぎるとオプション追加費が割高になるため注意が必要です。 ローコスト住宅を建てる際の注意点 ローコスト住宅を建てる際は、価格の安さだけで判断すると建ててから後悔することがあります。建てる際の注意点を知っておくことで失敗を防げるでしょう。ここでは、ローコスト住宅を建てる際の注意点を解説します。 広告の金額だけで判断しない広告に掲載されている金額だけで判断すると、想定以上の価格になることがあります。坪単価が30万円であったとしても、付帯工事費や諸費用は含まれていないケースが多いです。 特に「コミコミ価格」には注意が必要で、コミコミ価格は建物価格の総額ではありません。 建物の本体価格が安くても、別途、付帯工事費や諸費用がかかるため、総額は高くなります。フェンスや駐車場などの外構工事だけでも数十万から数百万円はするため、総額で判断することが重要です。総額を安くするためにも、エクステリアにお金をかけることは避けましょう。 追加費用の発生を考慮して、予算に余裕を持たせておくことも大切です。予算に余裕を持たせておくと、想定外の追加費用にも対応できます。 複数のハウスメーカーや工務店を比較するローコスト住宅を建てる際は1社だけでなく、3~4社程度のハウスメーカーや工務店を比較して、最も信頼できそうな業者に依頼するのが重要です。 信頼性の高い業者を選ぶことは、将来のトラブルを回避するのにも役立ちます。 希望と予算を伝え、予算内に収まるプランを提案してもらい、相見積もりを取得して比較しましょう。比較する際は価格だけでなく、過去の実績や利用者の口コミ、こだわりや強みを比較するのがポイントです。 価格の安さだけをアピールする業者には注意しましょう。価格が安くても品質が悪ければ住んでから後悔します。「国産木材を使っている」「施工技術には自信がある」などの強みやこだわりをアピールする業者がおすすめです。 アフター保証の内容を確認するローコスト住宅を建てる際は、アフター保証がしっかりしているハウスメーカーを選ぶと安心です。最長保証30年のアフター保証を提供するハウスメーカーもあるため、保証の内容をしっかりと確認しましょう。 ローコスト住宅であっても寿命は一般的な住宅と同じで、メンテナンスをきちんと行えば30~80年は良好な状態を維持できます。5年ごとの無償点検や有償補修などを提供するハウスメーカーであれば、必要に応じてメンテナンスが受けられます。 ハウスメーカーを選ぶ際は、保証期間と保証内容、延長条件などを比較して、最も内容が充実しているローコストメーカーを選ぶのがおすすめです。アフター保証は極めて重要であるため、不明な点があれば担当者に質問して正確な内容を把握しましょう。 オプションを付けると価格が高くなることがあるローコスト住宅は標準仕様で提供されるのが一般的ですが、追加のオプションやカスタマイズを選択すると価格が上昇することがあります。オプションを追加する際は、価格と品質、機能とのバランスを考慮し、本当に必要なのかを見極めて判断することが大切です。 追加のオプションやカスタマイズが予算を超えないよう事前に予算を設定し、予算内に収めるように注意しましょう。あまりにも多くのオプションを追加すると、一般的な注文住宅と同程度の価格になることがあります。 少しでも安い価格でローコスト住宅を建てるのであれば、オプションは追加せず、標準仕様のままが理想です。また、オプションを徐々に付けて、価格を吊り上げる営業手法にも注意してください。 ローコスト住宅は坪単価の安さが魅力!注意点も考慮して慎重に検討しよう ローコスト住宅は坪単価30~50万円が相場の目安です。一般的な注文住宅と比べると低価格であり、予算に余裕がなくても建築できる可能性があります。 価格が安い理由は、規格を統一するなどしてコストダウンを図っているからです。 設計の自由度は低いですが、オプションを追加することで希望を実現できる可能性があります。 ただし、オプションを追加しすぎると割高になるため注意が必要です。 ハウスメーカーを選ぶ際は価格だけを比較するのではなく、こだわりや強みを比較して信頼できるローコストメーカーを選びましょう。 監修者:浮田 直樹不動産会社勤務後、株式会社池田建設入社。いえとち本舗山口の店長を経て、セカンドブランドのi-stylehouse山口店店長に就任。後悔しない家づくりをモットーにお客様の家づくりの悩みを日々解決している。
-
自分に合ったキッチンとは?【いえとち本舗の新築・山口・宇部・防府・山陽小野田・周南・下松】
こんにちは!いえとち本舗山口中央店の下村です。 本日の投稿では、山口県の山口市・防府市・宇部市・周南市・山陽小野田市で新築住宅の購入をお考えのお客様に、「自分に合ったキッチンとは?」についてお伝えします。 初めて新築住宅を購入する際、みなさんはどこを重視してみますか?料理をよくする方、家事をする方はキッチンをよく見る!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。家事をする方にとって、キッチンは1日の大半を過ごす場所ですよね。でもキッチンの種類がたくさんあるから、いざ、新築住宅を購入する際どれがいいのか迷ってしまいますよね。 キッチンの使い勝手はその形状や種類によって違い、どの形状、種類がいいかは人それぞれ違いますし、使う人のライフスタイルや性格によって大きく異なります。 見た目のカッコよさや自分ではない他の人ので意見で選んでしまうと後悔してしまう可能性もあります。毎日使い、生活感が出やすいキッチンだからこそ、絶対に後悔はしたくないですよね。自分の生活に合ったキッチン選びをするために、キッチンの種類や、タイプ別にオススメのキッチンをご紹介していきたいと思います。 主なキッチンの種類キッチンの種類は悩んでしまうほどたくさんあります。キッチンを選ぶ前にザっとキッチンの種類についてどのようなものがあるのか知っておくと、自分に合ったキッチンを選ぶ際に役立つと思いますので、ここでは、簡単にキッチンの種類を紹介します。以下はポイントに分けてまとめた図です。 対面キッチンと壁付きキッチンの違い新築住宅のキッチンを選ぶ上で、“リビングダイニングと対面できるか”という点を見る方は多いのではないでしょうか。今や人気となっている対面式キッチン、反対に対面式ではないキッチン、どちらのスタイルにもメリット、デメリットがあります。 対面式キッチンのメリット・テレビを見ながら調理ができる・家族と会話しながら作業ができる・キッチンから子供の様子を見ることができる・料理の配膳が楽になる・会話しながらお茶の用意をすることができる 対面式キッチンのデメリット・料理の音やにおいがリビングに広がりやすい・リビングと同じ空間なのでキッチンが見られてしまう・それなりに面積が必要なので、リビングの面積が減ってしまう 対面式でないキッチンのメリット・リビングからキッチンが丸見えにならないため、急な来客でも気にならない・料理に集中できる・作業効率を考えてオープンな棚にしても問題がない 対面式でないキッチンのデメリット・子供の様子やテレビを見ながら調理はできない・換気を十分に行わないとにおいがこもりやすくなる・リビングと分離、または背を向ける配置が多く、孤立感をかんじることがある 流行りのシステムキッチン最近の新築住宅を見るとほとんどの間取りで対面式キッチンが採用されています。特に対面式キッチンは料理をしながらリビングにいる家族と話せたりキッチンからリビングダイニングを見渡すことができるので人気のキッチンですが、一言で対面キッチンと言ってもその種類は数多くあります。 なんとなく、対面式キッチンって良さそうなイメージはあるものの、数多くあるキッチンの種類とメリット・デメリットまで知っている方は多くないでしょう。 対面式キッチンには、大きく分けてリビングダイニングとキッチンが一体化した“オープンキッチン”、部分的に仕切りを設けた“セミオープンキッチン”があります。オープンキッチン、セミオープンキッチンをさらに分けると、・アイランドキッチン・ペニンシュラキッチン・I型キッチン・L型キッチンに分けることができます。 対面キッチンの種類とメリット “開放感があり、オシャレなオープンキッチン”オープンキッチンは、キッチンに立った際、壁などのさえぎるものがなく、リビングダイニングを見渡すことができることが魅力です。リビングダイニングとキッチンが1つの空間となるため、開放感があり広々とした空間になっております。また、カウンター部分を食事のスペースに使うことや、インテリアを飾るなど、様々な用途に使うことができ、オシャレな開放感のあるキッチンにしたい方には、オープンキッチンがおすすめです。 『アイランドキッチン』「アイランド(Island = 島)」という言葉の通り、アイランドキッチンは、シンクやコンロ・調理台の作業スペースが、壁から離れた場所に「島」のように配置されているキッチンのことを指します。キッチンの両サイドから出入りできるため作業しやすく、ダイニングやリビングにいる人と対面できるという魅力もあるキッチンです。こんな方にオススメ☆・ホームパーティをよくする方・キッチンもリビングの一部として楽しみたい方・広さや購入の資金に余裕のある方・使うたびに清掃、片づけをする方 『ペニンシュラキッチン』「ペニンシュラ(Peninsula=半島)」という言葉の通り、ペニンシュラキッチンは、キッチンの左右どちらかが壁面についており、椅子を並べてバーやカフェのような空間にする、あるいはダイニング側に収納を設けるなど、デザインの工夫次第で多様な使い方ができるという魅力があります。 こんな方にオススメ☆・キッチンやリビングダイニングに開放感が欲しい方・調理台スペースは片づけておきたい方・キッチンカウンターを色々な用途に使いたい方 “収納がある、半独立型のセミオープンキッチン”セミオープンキッチンは高さのあるカウンターや吊戸棚を設け、リビングダイニングとの間を部分的に仕切っており、オープンキッチンのようにリビングを見渡せる一方、高さのあるカウンターでキッチンの中を隠すこともできます。リビングとのつながりや開放感はほしいけど、キッチンの掃除や片づけは苦手…という方には特におすすめのキッチンです。 『I型キッチン』I型キッチンとは、シンク・調理スペース・コンロが一直線に並んだキッチンのことです。日本で一番よくみられるタイプで、下準備や調理、配膳などを平行移動の動線ですますことのできるシンプルなデザインであり、幅広い方に使い勝手のよいキッチンの形状となっております。 こんな方にオススメ☆・開放感は重視していないが、リビングを見渡したい方・リビングから調理台スペースが見えないことを好む方・収納が多いほうがいい方 『L型キッチン』L型キッチンとは、シンクとコンロがL字型に配置されているキッチンのことです。身体の向きを変えるだけで、シンクやコンロを使うことができ、調理中の移動を少なくすることができることが魅力の1つです。人が立つスペースには奥行がありますので、2人での調理もしやすい形状となっております。 こんな方にオススメ☆・効率よく作業をしたい方・キッチンを広々と利用したい方・2人で料理することが多い方 家事に集中したい人にオススメの壁付きキッチン最近の新築住宅での流行りが対面式キッチンと言ったものの、やはり、料理に集中したい方や汚れを気にする方には、対面式ではないキッチンがオススメです。 “リビングから隠れる独立キッチン”独立キッチンはリビングダイニングからキッチンが完全に独立しております。毎日使うキッチンは生活感が出やすい場所ですが、リビングから独立していることで急な来客の際にも慌てなくてすむと思われます。またリビングと区切られているため、料理に集中できる、料理のにおいがリビングに広がらないといったところも独立キッチンの魅力です。 こんな方にオススメ☆・リビングからキッチンを見られたくない方・料理に集中したい方・リビングに料理のにおいが広がることを防ぎたい方・一人で料理をしたい方 “スペースを広く使える壁付きキッチン” 壁付けキッチンとは、その名の通り壁面に沿ってキッチンが備え付けられていて、壁に向かって作業をするキッチンのことです。昔から日本でよくみられるスタイルでリビングダイニングとキッチンの境界がなく同じ空間で、部屋が広く感じられ、キッチンからダイニングテーブルまでの動線もよく、配膳がしやすいというメリットがあります。こんな方にオススメ☆・家族と同じ空間で料理や片づけをしたい方・複数人で料理をすることが多い方 「自分に合ったキッチンとは?」というテーマのもと、それぞれのキッチンの種類やメリット、デメリットなどお伝えしましたが、毎日使うキッチンだからこそ、山口で新築住宅を購入する際も、自分のライフスタイルに合ったキッチンを探す参考になると嬉しいです♪山口・周南・山陽小野田・宇部・防府で新築住宅をお考えの方は是非一度、いえとち本舗までお気軽にお問合せください!家族全員が楽しく過ごせるお家づくりを一緒に考えていきましょう。 10月5日(土)~6日(日) 開催イベント↓【山口市秋穂】土地90坪の平屋3LDK 完成見学会