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土地
素人でもわかる!土地の不動産価値の調べ方

家を建てるには土地が必要になります。
土地は資産価値として残りますので、できれば価値の高い土地を選びたいものです。
しかし、土地というものは定価というものがなくて、どれくらいの価値なのか判断が難しいと感じている方もいるかもしれません。
土地には相場というものがあり、土地を選ぶ時に知っておくことがポイントです。
この記事では土地の不動産価値の調べ方についてお伝えしていきます。
不動産価値を知るには土地相場がポイント

不動産会社や住宅会社から土地について説明をもらうだけでなく、自分でも土地の価値を把握できる調べ方や知識を養っておくことで自分の判断の元で土地を選ぶことができます。
土地の価値を知って選ぶには相場を知ることがポイントです。
土地の相場を知れば、希望しているエリアや広さ、条件などが揃った土地を予算内で購入できるかがわかります。
自分で判断できる情報を知っておけば、土地の購入に損をしないばかりか、無理のない購入ができます。
価格が左右する土地の特性
土地の人気の度合いによって価格は違います。人気のある土地の特性には公共施設やショッピングモール、病院など生活の利便性の高い建物が周辺にあります。
土地の価値を上げる特性はその他にもあり、日当たりの良い土地や高低差のない土地などがそうです。
また、駅から近い、道路が広い、土地の方位なども土地の価格が高くなりやすい要素です。
方位については一日中日当たりを望める南向きが最も人気があり、北向きは人気がなく価格が安くなっている傾向です。
また、角地はどの方角からも価値は高くなり、その中でも南側に面している角地は価格が高くなっています。
流通量が多い土地は価値が高い
価値は需要と供給と例に漏れず、需要の高い土地は価値があります。流通量は土地の価格を左右し、ほとんど売却されないエリアの土地ははっきりとした土地相場がわからないことが多いです。
しかし、希少性のあるエリアだと高額になることもあります。
土地の価格は周辺エリアの土地相場と似通っていて、極端なほど価格が違うということはなりにくいです。
土地価格の種類と不動産価値の調べ方

土地価格は下記の4つがあります。
- 実勢価格
- 公示地価/基準地価
- 相続税評価額
- 固定資産税評価額
上記4つを「一物四価(いちぶつよんか)」といい、土地相場を調べる上で知っておいたほうがいい言葉です。
4つの異なる価格から土地相場を判断することができますので、下記にて調べ方をお伝えしていきます。
実勢価格を調べる
実勢価格は「不動産取引価格情報検索」で調べられます。こちらは国土交通省が不動産取引を実際に行った人を対象にアンケート結果をデータベース化したサイトです。
実際に売買された価格情報(実勢価格)が閲覧できます。
対象エリアが全国、対象物件は土地、一戸建て、マンション、農地などがあります。
不動産取引価格情報検索
公示価格を調べる
公的価格である公示価格を「地価公示・都道府県地価調査」で調べられます。公示価格とは国土交通省が年に一回公表している土地価格です。
ここに掲載されている土地は標準的とされる土地を選び1平方メートル当たりの価格で公表されています。
公示価格は価格判定の根拠を鑑定評価書などで詳細に確認できるようになっていて、市場取引でも参考にされる価格です。
そのため公的指標として信頼できる価格となっています。
地価公示・都道府県地価調査
路線価を調べる
「財産評価基準書・路線価図・評価倍率表」は路線価を調べることができます。路線価とは公的価格の一つで、道路が面する宅地1㎡あたりの価格のことを指します。
路線価は土地にかかる相続税や贈与税を計算する時に使用します。
公示価格の80%程度の評価であることを利用し、逆算して土地の現在価格を知るために利用することもできます。
しかし土地の時価ではないので注意しましょう。
財産評価基準書・路線価図・評価倍率表
固定資産税評価額を調べる
固定資産税評価額とは固定資産税の評価額のことです。通常は固定資産税の明細書は所有者しか入手できませんが、土地の価格を知るために固定資産税評価額を利用して土地価格を算出することができます。
固定資産税評価額÷0.7で算出した価格が土地相場の目安となります。
一般財団法人資産評価システム研究センター:全国地価マップ
不動産会社などのサイトから調べる
不動産会社が売りに出されている土地の価格も相場を知るのに参考になります。不動産会社が提示している土地価格で、ある程度の相場を推測することが可能です。
不動産情報を集めている不動産ポータルサイトを閲覧するのもいいでしょう。
ただし、掲載されている価格は売り価格であり、取引価格ではありません。
平米単価・坪単価で比較
探していても同じ条件の土地が見つかるとは限りません。土地の広さが違えば価格も大きく違ってきますので、どうすればいいか悩むところ。
こういった時は「平米単価」や「 坪単価」を参考に比較してみるといいでしょう。
「平米単価」とは1平方メートル当たりの単価です。
例えば100平方メートルの土地の場合、「土地価格×100平方メートル」で価格を算出することができます。
「坪単価」も大きさを示す単位です。
坪は約3.3平方メートルで、価格を算出する時は 同じ容量で「坪単価×土地の広さ」で価格を算出することができます。
あくまでも定価はなく売主の希望になる

土地相場はあるものの、必ず希望する金額で購入することができるとは限りませんので注意してください。
土地には定価はなく土地を所有する売主の希望価格で決まることであり、最終的に価格交渉して確定します。
物件情報サイトで調べた価格は売主の希望価格であり、実際の成約価格は希望価格よりも下がる傾向にあります。
成約価格がどのくらいになるのかは、その土地が売りに出されてどれくらい経っているかなど売主の状況にもよります。
まとめ
土地の価値の調べ方はいろいろありますが、まずは希望しているエリアの土地相場を知ることが大切です。実際の土地の価格が提示されていなくても、余程土地条件が違っていなかったり、エリアが離れていなかったりすれば、似たような価格となっていることが多いです。
土地の相場を調べて、できるだけ不動産価値の高い土地を選びましょう。
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40坪の土地に建てる家の間取りは?相場は費用を抑えるコツを解説
家づくりにおいてどれくらいの大きさの建物を建てられるかということはとても重要となってきますが、土地の大きさに対してどんな家が建てられるか、なかなかイメージがつきにくいかもしれません。この記事では40坪の土地にはどんな家が建てられるか、どんな間取りが実現できるか、費用相場やコストを抑えるコツについてご紹介していきます。 1 40坪の土地に建てる住宅の広さ2 40坪台の土地にオススメの間取りとは?3 40坪の注文住宅の相場4 建物以外にかかる費用や抑えるポイントとは?5 まとめ40坪の土地に建てる住宅の広さ現在ではメートルが一般的で、坪や尺といった単位は普段はあまり見かけないかもしれませんが、建築や不動産の業界ではよく使われていて1坪は約3.3㎡の大きさです。3.3㎡は畳2畳分の大きさで、よく間取りでは部屋の大きさを示すのに6畳や10畳と記されていることがあります。40坪の土地とはどれくらいの大きさかというと「40坪×3.3㎡=約132㎡」となります。フラット35の利用調査による住宅面積の全国平均は注文住宅:125.8㎡、土地付き注文住宅:111.5㎡です。国土交通省の住生活基本計画(全国計画)において一般型誘導居住面積水準によると4人家族が住むのに必要な面積は125㎡(単身者は55㎡)となっているので、多くの方は4人家族が住むのに困らない大きさの家を建てているのがわかります。注意しておかなければいけないのは土地には建ぺい率がありますので、家の大きさによってはこの水準を満たさない可能性があります。このため土地選びの時はどれくらいの規模の家を建てられるかよく確認して選びましょう。40坪の土地に建ぺい率50%の制限がされている場合、建築面積は「約132㎡×50%=約66㎡」になります。引用:住宅金融支援機構 住宅関連調査 フラット35利用調査 2019年度集計【都市中心またはその周辺における共同住宅居住を想定した都市居住型誘導居住面積水準】単身者:40m²2人以上の世帯:20m²×世帯人数+15m²引用:国土交通省:住生活基本計画(全国計画) 40坪台の土地にオススメの間取りとは? 40坪の土地に家を建てる場合、どんな間取りにすると住み心地が良くなるか気になるところ。ここでは40坪の土地に建てる家のおすすめの間取りをご紹介していきます。アイランドキッチンとLDKで開放的な空間 LDKとアイランドキッチンは空間に一体感が生まれ開放的にしてくれます。キッチンとリビングがつながるため家族とのコミュニケーションもとりやすく、小さなお子様がいるご家庭におすすめです。20畳ほどあるLDKなら空間にゆとりがあり、生活する動線も窮屈には感じないでしょう。アイランドキッチンは仕切りがありませんので、換気には注意しておく必要があります。調理中の匂いがリビングにまで届く間取りですので、レンジフードの換気量が部屋の広さに対して適切であるかよく確認しておきましょう。アイランドキッチンとLDKを採用する際は、ある程度広さのある部屋を計画しておく必要があり、広さが足りていない状態で無理にLDKを採用すると圧迫感が生まれ窮屈になってしまいますので注意しましょう。吹き抜けのあるリビングは明るく開放的な空間に リビングは長く過ごす大切なお部屋です。家族も集まる部屋ですから、明るく開放的であることが大切。快適なリビングにするには採光を取り入れること、ある程度の広さを確保すること、などがあります。リビングのところを吹き抜けにすれば天井が高くなり開放感が生まれます。吹き抜けのところは高窓を設置すると光を多く取り入れることができ、さらに勾配天井にすることで通常のフラット天井よりも高さを確保することが可能です。勾配天井は天井が高いところと低いところで分けられますので、部屋間に変化を演出するこができます。40坪確保できるのなら二世帯住宅も実現 二世帯住宅にはプランの種類があり、完全同居型と一部共有型、完全分離型があります。延床面積が40坪確保できる場合は完全同居型と一部共有型の二世帯住宅が可能です。一部共有型の場合はどれくらい独立したスペースを作るかで40坪で納まるか左右されます。共有するスペースが少ないほど広さも必要となってきますので、空間の配分を考えて計画する必要があります。完全分離型の場合は50坪以上確保できることが望ましいですので、40坪の家では実現が難しいかもしれません。 40坪の注文住宅の相場 2019年度集計フラット35の利用調査では建設費の全国平均が土地付注文住宅で2,874.3万円。注文住宅で3,452.4万円です。住宅面積が土地付注文住宅で111.5㎡(約33坪)、注文住宅で125.8㎡(約38坪)ですから、40坪の注文住宅の方が平均よりもやや広くなります。フラット35の利用調査により、注文住宅の㎡あたりの建設費は27.7万円/㎡ですので、27.7万円/㎡を40坪(約132㎡)で掛け算すると約3656.4万円の建設費が算出できます。40坪の注文住宅を建てる場合は約3656.4万円が相場となってきますが、依頼する住宅会社や家の仕様によって価格は変わります。大手ハウスメーカーに依頼した場合と工務店に依頼した場合では同じような仕様でも大手ハウスメーカーの方が費用は高くなる傾向にありますので、希望する家の大きさや仕様を決めて、予算の範囲で建ててくれる会社を選ぶことが大切です。引用:住宅金融支援機構 住宅関連調査 フラット35利用調査 2019年度集計 建物以外にかかる費用や抑えるポイントとは? 注文住宅を建てる費用は本体工事と付帯工事がメインになりますが、その他にもお金が掛かってきます。建物以外に掛かる費用はどんなものがあるかというと以下のものがあります。【建物以外に掛かる費用】解体工事、屋外給排水工事、地盤調査、地盤改良、造成工事、カーテン・家具・照明・空調・エアコンなど、外構工事、地鎮祭、上棟式、土地・建物の登記、印紙代、ローン申し込みなどの費用、火災・地震保険の加入、引越し代、仮住まい費など家を建てるお金が安くなるほど、新築時の生活にもゆとりが生まれますので、できるだけコストは抑えたいもの。以下には家を建てる費用を抑えていく方法についてまとめましたので、ぜひご参考にしてください。【費用を抑えるポイント】諸費用の見直し建物形状は凹凸をなくしシンプルな設計にする間仕切りを少なくする規格化されたプランを選ぶ設備や建材を見直すまず、家本体のコストを抑える前に、家づくりで発生する諸費用を抑えられるかを検討しましょう。諸費用は建築中の仮住まいに掛かる費用や登記などの費用、ローン、保険などがあります。諸費用の他にも建築中の間だけでも身の回りのことで節約できることがあるかもしれません。家のコストを落とす分、仕様も制限されてしまいますので、まずは建物以外のところでお金が節約できるか確認してみましょう。建物はシンプルな設計にすると費用を抑えることができます。建物形状に凹凸をなくすと外壁の面積数も減りコストダウンになります。室内の間仕切り壁も少なくすることで材料費や施工費が下がります。間仕切りが少ないと空間に開放感が生まれますのでコストが下がるだけでなくメリットもあります。設備や建材の見直しもコストを抑える要素です。内装クロスを量産品のものにしたり、洗面化粧台を造り付けにしたりすることで費用を安くすることができます。また、たまにメーカーのショールームで展示されているものをセールで購入できることがありますので、こういったタイミングを逃さないのもポイントです。 まとめ 40坪の土地には4人家族が住める大きさの住宅や二世帯住宅を建てることが可能です。ただし、土地には建ぺい率で建物の大きさが制限されていますので、土地選びには注意しましょう。条件が悪い土地を選んでしまうと希望している大きさの家を建てることができなくなってしまう恐れがありますので、土地の購入時は慎重によく確認してから選ぶことが大切です。家づくりは情報収集することが大切です。いえとち本舗は無料で家づくりに役立つ資料を提供しておりますので、これから家を購入しようと考えている方はぜひご利用ください。資料請求はこちらからさらに会員登録をするとVIP会員様限定の間取り集や施工事例、最新の土地情報をお届けいたします。当社は一切押し売りを致しませんので安心してご登録ください。会員登録はこちらから