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土地
30坪の土地に家を建てる場合の間取りは?建築費用や実例をご紹介

坪というのは一般の方には馴染みのない用語かもしれませんが、尺貫法といって面積を表す単位になります。現在はメートル法が一般的な単位ですが、建築や不動産の業界では坪や尺といった単位をよく使います。この記事では30坪の土地に家を建てる場合の間取りや建築費用についてご紹介していきます。
30坪の広さとはどれくらい?

1坪は約3.3㎡、畳2帖分の大きさです。30坪は30坪×約3.3㎡=約99㎡の広さになります。しかし99㎡の広さと言われてもなかなかイメージがつかないかと思います。99㎡(30坪)の広さはバレーボールコート(9m×18m=162㎡)の半分の広さの81㎡より少し広いくらいです。
土地は建ぺい率の制限があり、一般的な60%を想定した場合、30坪の土地だと建築面積約59㎡(約17.8坪)までの建物を建てることができます。例えばこの建築面積で総2階の家にした場合、延床面積は117.48㎡(35.6坪)となります。この広さはフラット35の利用調査による住宅面積(延床面積)の全国平均とほぼ同じくらいで4人家族が住める大きさの家です。
引用:住宅金融支援機構 住宅関連調査 フラット35利用調査 2019年度集計
30坪の家をおしゃれにするための工夫

快適に過ごしていくためにも生活空間のおしゃれさは欠かせません。しかし、デザイン性ばかりこだわってしまうのは禁物。しっかり実用性も備えておしゃれな空間をつくっていくことが大切です。ここでは家をおしゃれにするコツや工夫をお伝えしていきます。
吹き抜けと天窓の設置
開放的な空間にするためには光を取り入れることが重要です。近隣の建物や遮蔽物に影響することのない天窓は空間に光を取り入れるのに有効です。天窓は太陽の入斜角をそこまで気にすることなく光を取り入れることができます。また、生活空間を吹き抜けにすることで天井高が上がり、圧迫感のない部屋になります。2階リビングの場合は屋根の傾斜を利用した勾配天井もおしゃれな空間になりますのでおすすめです。
ロフトを設ける
ロフトは縦空間を利用した収納スペースやちょっとした小空間として多目的に利用できる間取りです。天井高1.4m以下でその部屋の床面積1/2未満であれば床面積として算入されませんので、効率的に空間を活用することができます。また、吹き抜けや勾配天井、天窓などとの組み合わせも相性がいいです。収納は空間を有効活用しよう
物をすっきりと収納できている家は、実際よりも広く開放感のある空間になります。物が多くて上手く収納ができていないと窮屈さを感じてしまいますので、収納スペースをちゃんと確保しておくことが大切です。とはいえ、収納スペースを確保するためには居住空間が奪われてしまうため、むやみやたらと確保するのは難しいかもしれません。収納スペースの確保に悩まれている方は、階段下のスペースや中二階、小上がりなどのデッドスペースを収納空間として上手く活用することをおすすめします。
30坪の土地におすすめの間取り

30坪の土地に建てる家は、なんでも詰め込めるほど余裕のある広さではありませんので、スペースを有効活用し、快適な空間となるように設計していくことが大切です。ここでは30坪の土地におすすめの間取りをお伝えしていきます。
駐車スペースが確保できない場合はビルトインガレージ
現在では駐車スペースのある住宅が一般的です。駐車スペースは軽自動車で2m×4m、大型車になってくると2.5m×5mが必要になってきます。都心部のような狭小な土地が多いエリアでは駐車スペースを確保できる広さがないというケースもあります。そんな時は1階部分が駐車スペースとなる駐車場と住宅が一体型になったビルトインガレージがおすすめです。土地の有効活用だけでなく、屋内へのアクセスのしやすさや、車やDIYが好きな方にもおすすめできる魅力のある住宅です。
眺望・採光・通気も解決!2階リビング
2階リビングを設けることで1階では得られない眺望や採光、通風を取り入れることができます。リビングにアクセスするには階段の登り下りが必要になりますが、リビングが高い位置に配置されるため、周りの建物の影響を受けにくく採光や風通しを得ることができます。また、外からの視線も入りにくいためプライバシーの確保もしやすいです。バルコニーと続くリビングなら奥行きも広がり開放感がさらにアップします。
吹き抜けや勾配天井で開放的に
吹き抜けや勾配天井は縦空間が広がるため開放感を持たせることができます。3階建ての場合は2階建てよりも高さがあるため、さらに開放性が生まれ、天井に天窓を設けることで光が差し込み明るい空間にすることができます。縦空間の活用はロフトもそうですが、スキップフロアもおすすめです。高さ方向にいくつも部屋をつくっていくスキップフロアは、床面積の確保が難しい家に向いています。
30坪の土地に家を建てる場合の費用相場

坪単価は建物の価格を坪で割った単価です。例えば30坪2400万円の建物だと坪単価は80万円になります。坪単価は住宅会社を選ぶ際の目安になり、住宅会社によって坪単価が違います。
一般的にローコスト住宅の坪単価は30〜50万円、高価格帯のハウスメーカーの坪単価は70万円以上が相場となっています。この坪単価で計算すると30坪の家を建て場合、以下の価格になります。
ローコスト住宅:900~1500万円
高価格帯のハウスメーカー:2100万円以上
ただし、坪単価はあくまでも目安で、坪単価の設定も曖昧なことが多いです。建物の規模や仕様によって坪単価は変動し、規模が小さくなるほど坪単価が上がる傾向にあるのも注意が必要です。
2019年度集計フラット35の利用調査では注文住宅の㎡あたりの建設費は27.7万円/㎡です。これが30坪になると、30坪は約99㎡ですから27.7万円/㎡を掛けて計算すると2742.3万円になります。
土地の価格は地域により差が大きいですが、三大都市圏住宅地の平均地価を以下に記しましたのでご覧ください。
東京圏:211,800円/㎡
大阪圏:141,200円/㎡
名古屋圏:104,800円/㎡
引用:令和2年都道府県地価調査 8.住宅地の圏域別・地方別平均価格
引用:国土交通省 令和2年都道府県地価調査
東京圏でも東京都の場合は住宅地の平均価格が378,100円/㎡と15万円以上価格差があります。立地や人気の度合いによって土地の価格は変動しますので、土地探しの際は一つずつチェックしていくことが大切です。
【実例】30坪の土地に建てた家の間取り
25坪2階建てプラン


池田建設 いえとち本舗 25坪2階建てプラン
現代的でスタイリッシュなキューブ型の住宅。生活にフィットする3LDKの間取りは12.8帖のLDKを配置。階段前には収納スペースがありますので、掃除機など家事に必要なものをここに収納しておけば出し入れもしやすく便利です。2階は8帖の寝室に隣接してたっぷり収納できるウォークインクローゼットを配置しております。
2階建て3LDKプラン

池田建設 いえとち本舗 山口市平井 モデルハウス(2階建て/3LDK)
キューブ型のシンプルでスタイリッシュな外観。室内は延床面積38坪ほどを確保しています。開放的なLDKの間取りと玄関にはシューズクローク、2階には広くとったファミリークローゼットを配置しています。すっきりとしていて使いやすい部屋の配置の間取りプランです。
28坪 2階建てプラン


池田建設 いえとち本舗 28坪 2階建てプラン
ウォークインクローゼット付きの機能的なプラン。対面キッチンのあるLDKは14帖の広さを確保し、リビング側には1.5帖のホビーコーナーを配置しています。2階には3帖の書斎があり、趣味空間としても充実。効率よくシンプルにまとめながらも充分な広さを感じさせてくれるプランです。
まとめ
土地には建ぺい率という制限がありますので、30坪の土地まるまる使って建物を建てることができません。土地によって建ぺい率の割合は違いますが、一般的に60%ほどになります。建物の大きさは家族人数やライフスタイルによりますので、生活していくのに必要な広さがあるかよく確認して家づくりをしていきましょう。家づくりは情報収集することが大切です。いえとち本舗は無料で家づくりに役立つ資料を提供しておりますので、これから家を購入しようと考えている方はぜひご利用ください。
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40坪の土地に建てる家の間取りは?相場は費用を抑えるコツを解説
家づくりにおいてどれくらいの大きさの建物を建てられるかということはとても重要となってきますが、土地の大きさに対してどんな家が建てられるか、なかなかイメージがつきにくいかもしれません。この記事では40坪の土地にはどんな家が建てられるか、どんな間取りが実現できるか、費用相場やコストを抑えるコツについてご紹介していきます。 1 40坪の土地に建てる住宅の広さ2 40坪台の土地にオススメの間取りとは?3 40坪の注文住宅の相場4 建物以外にかかる費用や抑えるポイントとは?5 まとめ40坪の土地に建てる住宅の広さ現在ではメートルが一般的で、坪や尺といった単位は普段はあまり見かけないかもしれませんが、建築や不動産の業界ではよく使われていて1坪は約3.3㎡の大きさです。3.3㎡は畳2畳分の大きさで、よく間取りでは部屋の大きさを示すのに6畳や10畳と記されていることがあります。40坪の土地とはどれくらいの大きさかというと「40坪×3.3㎡=約132㎡」となります。フラット35の利用調査による住宅面積の全国平均は注文住宅:125.8㎡、土地付き注文住宅:111.5㎡です。国土交通省の住生活基本計画(全国計画)において一般型誘導居住面積水準によると4人家族が住むのに必要な面積は125㎡(単身者は55㎡)となっているので、多くの方は4人家族が住むのに困らない大きさの家を建てているのがわかります。注意しておかなければいけないのは土地には建ぺい率がありますので、家の大きさによってはこの水準を満たさない可能性があります。このため土地選びの時はどれくらいの規模の家を建てられるかよく確認して選びましょう。40坪の土地に建ぺい率50%の制限がされている場合、建築面積は「約132㎡×50%=約66㎡」になります。引用:住宅金融支援機構 住宅関連調査 フラット35利用調査 2019年度集計【都市中心またはその周辺における共同住宅居住を想定した都市居住型誘導居住面積水準】単身者:40m²2人以上の世帯:20m²×世帯人数+15m²引用:国土交通省:住生活基本計画(全国計画) 40坪台の土地にオススメの間取りとは? 40坪の土地に家を建てる場合、どんな間取りにすると住み心地が良くなるか気になるところ。ここでは40坪の土地に建てる家のおすすめの間取りをご紹介していきます。アイランドキッチンとLDKで開放的な空間 LDKとアイランドキッチンは空間に一体感が生まれ開放的にしてくれます。キッチンとリビングがつながるため家族とのコミュニケーションもとりやすく、小さなお子様がいるご家庭におすすめです。20畳ほどあるLDKなら空間にゆとりがあり、生活する動線も窮屈には感じないでしょう。アイランドキッチンは仕切りがありませんので、換気には注意しておく必要があります。調理中の匂いがリビングにまで届く間取りですので、レンジフードの換気量が部屋の広さに対して適切であるかよく確認しておきましょう。アイランドキッチンとLDKを採用する際は、ある程度広さのある部屋を計画しておく必要があり、広さが足りていない状態で無理にLDKを採用すると圧迫感が生まれ窮屈になってしまいますので注意しましょう。吹き抜けのあるリビングは明るく開放的な空間に リビングは長く過ごす大切なお部屋です。家族も集まる部屋ですから、明るく開放的であることが大切。快適なリビングにするには採光を取り入れること、ある程度の広さを確保すること、などがあります。リビングのところを吹き抜けにすれば天井が高くなり開放感が生まれます。吹き抜けのところは高窓を設置すると光を多く取り入れることができ、さらに勾配天井にすることで通常のフラット天井よりも高さを確保することが可能です。勾配天井は天井が高いところと低いところで分けられますので、部屋間に変化を演出するこができます。40坪確保できるのなら二世帯住宅も実現 二世帯住宅にはプランの種類があり、完全同居型と一部共有型、完全分離型があります。延床面積が40坪確保できる場合は完全同居型と一部共有型の二世帯住宅が可能です。一部共有型の場合はどれくらい独立したスペースを作るかで40坪で納まるか左右されます。共有するスペースが少ないほど広さも必要となってきますので、空間の配分を考えて計画する必要があります。完全分離型の場合は50坪以上確保できることが望ましいですので、40坪の家では実現が難しいかもしれません。 40坪の注文住宅の相場 2019年度集計フラット35の利用調査では建設費の全国平均が土地付注文住宅で2,874.3万円。注文住宅で3,452.4万円です。住宅面積が土地付注文住宅で111.5㎡(約33坪)、注文住宅で125.8㎡(約38坪)ですから、40坪の注文住宅の方が平均よりもやや広くなります。フラット35の利用調査により、注文住宅の㎡あたりの建設費は27.7万円/㎡ですので、27.7万円/㎡を40坪(約132㎡)で掛け算すると約3656.4万円の建設費が算出できます。40坪の注文住宅を建てる場合は約3656.4万円が相場となってきますが、依頼する住宅会社や家の仕様によって価格は変わります。大手ハウスメーカーに依頼した場合と工務店に依頼した場合では同じような仕様でも大手ハウスメーカーの方が費用は高くなる傾向にありますので、希望する家の大きさや仕様を決めて、予算の範囲で建ててくれる会社を選ぶことが大切です。引用:住宅金融支援機構 住宅関連調査 フラット35利用調査 2019年度集計 建物以外にかかる費用や抑えるポイントとは? 注文住宅を建てる費用は本体工事と付帯工事がメインになりますが、その他にもお金が掛かってきます。建物以外に掛かる費用はどんなものがあるかというと以下のものがあります。【建物以外に掛かる費用】解体工事、屋外給排水工事、地盤調査、地盤改良、造成工事、カーテン・家具・照明・空調・エアコンなど、外構工事、地鎮祭、上棟式、土地・建物の登記、印紙代、ローン申し込みなどの費用、火災・地震保険の加入、引越し代、仮住まい費など家を建てるお金が安くなるほど、新築時の生活にもゆとりが生まれますので、できるだけコストは抑えたいもの。以下には家を建てる費用を抑えていく方法についてまとめましたので、ぜひご参考にしてください。【費用を抑えるポイント】諸費用の見直し建物形状は凹凸をなくしシンプルな設計にする間仕切りを少なくする規格化されたプランを選ぶ設備や建材を見直すまず、家本体のコストを抑える前に、家づくりで発生する諸費用を抑えられるかを検討しましょう。諸費用は建築中の仮住まいに掛かる費用や登記などの費用、ローン、保険などがあります。諸費用の他にも建築中の間だけでも身の回りのことで節約できることがあるかもしれません。家のコストを落とす分、仕様も制限されてしまいますので、まずは建物以外のところでお金が節約できるか確認してみましょう。建物はシンプルな設計にすると費用を抑えることができます。建物形状に凹凸をなくすと外壁の面積数も減りコストダウンになります。室内の間仕切り壁も少なくすることで材料費や施工費が下がります。間仕切りが少ないと空間に開放感が生まれますのでコストが下がるだけでなくメリットもあります。設備や建材の見直しもコストを抑える要素です。内装クロスを量産品のものにしたり、洗面化粧台を造り付けにしたりすることで費用を安くすることができます。また、たまにメーカーのショールームで展示されているものをセールで購入できることがありますので、こういったタイミングを逃さないのもポイントです。 まとめ 40坪の土地には4人家族が住める大きさの住宅や二世帯住宅を建てることが可能です。ただし、土地には建ぺい率で建物の大きさが制限されていますので、土地選びには注意しましょう。条件が悪い土地を選んでしまうと希望している大きさの家を建てることができなくなってしまう恐れがありますので、土地の購入時は慎重によく確認してから選ぶことが大切です。家づくりは情報収集することが大切です。いえとち本舗は無料で家づくりに役立つ資料を提供しておりますので、これから家を購入しようと考えている方はぜひご利用ください。資料請求はこちらからさらに会員登録をするとVIP会員様限定の間取り集や施工事例、最新の土地情報をお届けいたします。当社は一切押し売りを致しませんので安心してご登録ください。会員登録はこちらから
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セットバックとは?メリットや固定資産税はどうなるのかを解説
1 セットバックの基礎知識2 セットバックのメリット・デメリット3 固定資産税は払わないといけないの?4 セットバックの注意点5 まとめ土地探しや家づくりの際にでてくる「セットバック」という言葉はどんな意味かご存知でしょうか。たまに敷地よりも後ろに後退して建物が建っているのを見て、もっと建物を前に持ってくれば広く建てられたり、庭を広くとれたりするのでは、と思うはずです。しかし、このような建物はもしかするとセットバックが関係しているかもしれません。セットバックについて知らないでいると理想としているマイホームを建てることができなくなってしまう可能性がありますので、この記事でお伝えするポイントをチェックしておきましょう。セットバックの基礎知識引用:国土交通省 建築基準法制度概要集「セットバック」とは敷地に接する道路や隣地から定められた距離を確保するために建物を後ろに後退させることです。セットバックは建築面積の大きさにも関わってくるのでしっかりと理解しておきましょう。では、なぜ道路から建物を離さなければならないのか、その理由を具体的に解説していきます。道路の定義と接道義務 道路は建築基準法第42条で幅員4m以上のものと定義しています。(特定行政庁が指定する区域では6m)また、建築基準法第43条の「接道義務」により「建築の敷地は道路に2m以上接しなければならない」と規定されており、道路の幅と道路に接する距離が定められています。つまり敷地に接する道路は4m以上の幅員と道路に2m以上接していることが必要であり、それを満たさない場合はセットバックや道路の拡張、行政との相談などの対応が必要になってきます。道路の幅員が4m以上を満たしていない道路 道路の中には幅員が4m以上に満たさないものもあります。こういった道路(第42条2項道路)は中心から2m以上確保することが定められています。この規制はたとえ敷地に入り込むことがあっても道路中心線から2m以内に建築物を設けることはできません。また、敷地が池や川、線路などと対面している場合は、対面する敷地側の道路境界線から4m以上確保するように定められています。セットバックの目的 1. 災害時など緊急車両の通行経路と避難経路の確保2. 幅員を満たさない道路(第42条2項道路)に接する敷地での建築の解消 3. 建物の高さ制限1〜2の場合は道路幅の確保がメインですが、3の場合は建物の高さに関わることで、建物には高さ制限がかけられています。日当たりや風通しを確保するために道路斜線制限や北側斜線制限というものがあり、地面から斜め上に伸ばした線にかかる建物は建てることができません。こういった高さ制限に関わる斜線を避けるために建物を後退させて対応させます。セットバックのメリット・デメリット セットバックは自分の土地をめいっぱい使うことができないためデメリットではないかと思うかもしれませんが、メリットとなるところもあります。ここではセットバックのメリット、デメリットについて解説していきたいと思います。セットバックの有利な点車や人の通行が円滑になる見通しが良くなり防犯になる防災になる価格が安価セットバックにより道路幅が広がることで、通行の利便性や視認性が良くなります。通行のしやすさや視認性は普段生活する上での安全性と防犯性に関わります。視認性が悪く狭い道路の場合は車の事故が懸念され、暗い道だと女性や子供への危険が潜んでおり防犯性に不安があります。防災に関しては緊急車両の通行や駐停車が容易になり、隣地する建物への延焼や地震の倒壊による被害を防ぐことにも繋がります。また、セットバックが必要な土地は建築設計の不利になるという点から人気は下がるものの土地代は安くなるため、費用を抑えたいという方には有利に働きます。セットバックの不利な点建物の大きさが制限されるセットバックのところは公共の道路とみなされて使うことができないセットバックされた範囲は公共の道路とみなされるため私用に使うことができず、その範囲を駐車スペースにしたり、門塀やフェンスなどの外構を設けたりすることができません。また、敷地面積も狭くなるため予定していたよりも建物を小さくしなければいけなくなってしまう恐れもあります。こういったことを避けるために土地を選ぶ時はどんな制約がかかるか調べ、敷地に対してどれくらいの建築面積をとることができるか確認しましょう。固定資産税は払わないといけないの? 土地や建物には固定資産税がかかりますが、セットバックされた部分にも課税の対象となるのか疑問に思うところです。セットバックした部分は所有者以外の不特定多数の方が使うことになるため、所有者としての資産価値がなくなり、固定資産税の非課税対象となる場合が多いです。ただし、申告せずにいると免除されませんので注意しましょう。固定資産税の非課税の適用は市役所や区役所に申告する必要があります。非課税の適用を受けるためには、謄本や地積測量図、その他に役所が指定する書類などを用意して申告する必要がありますので、事前に調べてから手続きしましょう。また、セットバックをする敷地は調査費用や舗装費用がかかりますが、自治体によっては補助金を出してくれる制度がありますので、不動産会社や建築会社に調べてもらうことをおすすめします。そのまま高い費用を支払い続けないように早めに役所へ相談することが大切です。セットバックの注意点 これからマイホームを建てる方は事前に不便な点を把握していれば後々困るようなことを避けることができます。ここでお伝えする注意点を踏まえて土地を探し、マイホームを設計しましょう。建築可能な面積がどれくらいとれるか確認する セットバックした範囲は道路とみなされるため、その範囲に門塀やフェンスなどの建築物を設けることができません。また利用自体が道路となるため、駐車スペースとしても活用することができませんので注意しましょう。建ぺい率や容積率の計算はセットバックされたところを除いた敷地面積が適用されます。土地の購入の際もセットバック分の費用も支払っているということになり、セットバックが大きければ大きいほど、建築できない敷地に多く費用を払っているということになるため、土地を購入する前にちゃんとセットバックがどれくらい必要になるか確認しておくことが大切です。建て替えの時はセットバックが必要な敷地か 中古住宅の購入または昔から持っていた土地で建て替えをする際はセットバックが必要なのか確認することをおすすめします。セットバックしなければいけない土地は、建て替えだと現状より狭い敷地面積で建物を建てなければいけなくなってしまいます。建て替え前の建築面積の確保ができなくなるほど敷地面積が狭くなってしまっては、建て替えする建物も小さくなってしまうということになりますので注意しましょう。まとめ セットバックとは道路幅や高さ制限の影響で敷地境界線から建物を後退させることです。セットバックされた範囲は敷地面積として除外され、建物の設計に制限がかかり有効的に敷地の利用ができないため注意が必要です。何も知らずに土地や中古物件を購入してしまうと希望する建物を建てることができなくなってしまう恐れがありますので、どんな制限がかかるか事前に確認しましょう。いえとち本舗は会員登録をするとお得な最新情報や限定間取りの見放題、施工事例、限定土地情報など家づくりに役立つ情報を会員様にお届けしています。会員登録は完全無料ですので、これからマイホームを計画している方はぜひご利用ください。いえとち本舗プレミアムVIP会員登録はこちらから資料請求はこちらから
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家の向き、オススメの方角は?【いえとち本舗の新築・山口・宇部・防府・山陽小野田・周南・下松】
みなさんこんにちは!(。・ω・)ノ゛いえとち本舗山口中央店です! 突然ですが、みなさんはお家を建てる際や賃貸住宅のお部屋を借りる際に「家の向きや方角」について気になることはございませんか? 新生活を始めるなら、新しく住むお家では快適な暮らしをしたい!という方も多いのではないでしょうか。そこで本日は、山口で家づくりを検討されているみなさんに「家の向き、オススメの方角は?」というテーマのもと、家の向きについてご紹介させていただきます。 土地の向きの見方は何を基準にしてる? みなさん「南向きのお家が良い」というのをお聞きしたことはありませんか?ですが、「南向き」と言うものの、何をどう見た際に「南向き」と言うのかご存知でしょうか? 「土地の向き」とは、敷地に面する道路の方角のことを指します。(・□・)ノなので、道路がどの方角で敷地と接しているかによって決まるので、南側に道路があるならば、「南向き」の土地となります。 一般的には、リビングの大きな窓が面している向き一番大きなバルコニーのある向きが当たることが多いです。 土地の向きで日当たりはどう変わる? 日当たりの良い土地は、方角や日射角度だけではなく、時間帯や周囲の建物によっても大きく左右されていきます。 太陽は東から昇り、南を通りながら、西に沈むという動きを踏まえたうえで東西南北それぞれの日当たりについて見ていきましょう!(*′ω`)b それぞれの方角のメリット・デメリット ■東向きの日当たり東向きは、日の出から午前中にかけての日当たりが良いです。 午前中は洗濯物の乾きが早く、さらに午前中から昼間にかけて部屋が温まりやすいなどのメリットがあります。 逆に、夕方から夜にかけては日が入らず陰になりがちですので、部屋がうす暗く感じたり、冷えやすいこともあります。 ■西向きの日当たり西向きは、午後から日当たりが良くなります。 よく「西日が強い」などと言いますが、夕方になると夕日が差し込みますので、冬は心地よいのですが、夏であればカーテンなどをして対策が必要となります。 西日が強いと外壁が熱を持つので、夜でも冷えにくいですが朝方は冷え込むかもしれません。 ■北向きの日当たり北向きは、日当たりという点からはあまり人気とは言えません。 日光が降り注がない分、クロスや本が日焼けしにくく、夏場は涼しいです。 ですが、洗濯物が乾きにくく、冬場は湿気や結露が多く、冷えやすいというデメリットがあります。 ■南向きの日当たり南向きは、終日にかけて効率よく太陽光を取り入れることができます。 一日を通して日当たりが良いので洗濯物が乾きやすく、冬場もあたたかいです。また、低い位置からの直射日光は避けることができるので、常に快適な明るさが保たれます。 ですが、南向きで大きな窓のリビングだと、夏の昼間は暑くなるため、日中に家に居る場合は、エアコンなしでは大変になってきます。 おわりに 今回は「家の向き」や「方角」についてご紹介させていただきました。いかがでしたか?(o゜▽゜) 家の向きで一番人気があるのは、やはり「南向き」ですが、みなさんそれぞれのライフスタイルがありますので、それぞれの家に居る「在宅時間」を考えて、その時間に合わせて日当たりが良い家の向きを考えてみてください♪ 山口・周南・山陽小野田・宇部・防府で新築住宅をお考えの方は是非一度、いえとち本舗までお気軽にお問合せください!家族全員が楽しく過ごせるお家づくりを一緒に考えていきましょう。ヾ(・∀・*) 1月18日(土)~1月19日(日)開催イベント↓【防府市牟礼】思わずうなる平屋3LDK完成見学会!