ブログ/コラム
Blog/Column
建物・家づくり
玄関ポーチとは?広さや照明等の設計ポイントやおしゃれな実例も紹介

玄関ポーチは家の入り口。すてきな家づくりには欠かせませんので、しっかり計画していきたもの。間取りや内装はいろいろイメージを持っている方が多いですが、玄関ポーチについてはどれくらい考えていらっしゃいますか?玄関ポーチ一つで外観の印象は大きく変わりますので、すてきな家を建てるためにしっかりポイントを押さえていきましょう。この記事では玄関ポーチとは何か、設計のポイントなどをお伝えします。
玄関ポーチとは

玄関ポーチとは玄関前のスペースのことをいい、アプローチとつながる場所です。一般的に玄関土間が設けられており、地面よりも高くなっていて階段やスロープが設けられています。また、玄関上には庇を設けるのが一般的で、屋根があることで玄関前でも雨に濡れることがなく、来客の対応や外出時の傘の使用なども容易になります。
家の入り口となる場所ですので、玄関ポーチをどんな雰囲気に仕上げるかで外観の印象はガラッと変わります。また、アプローチから玄関までのアクセスにも関わるため効率的な動線も考えていく必要があるでしょう。玄関ポーチは建築面積に含まれるためいくらでも広くすることができるというわけではありません。限られたスペースで使いやすく、そして家が引き立つ玄関ポーチを設計していくことが大切です。
玄関ポーチのメリット

玄関ポーチを設けることで以下のメリットがあります。
- 玄関前を彩ることができる
- 玄関のアクセスが容易になる
- 庇があれば雨を凌ぐことができ、汚れの防止にもなる
- 玄関ドアを風雨や日差しから守ることができる
- 雨に濡れず傘をさすことができる
- 広い玄関ポーチなら物を置くことが可能
- スロープにすることで車椅子の移動も容易になる
家の入り口となる場所ですので玄関ポーチは家のテイストに合わせて設計するといいでしょう。また、玄関の上に庇を設けることで雨や日差しを凌ぐことができ、汚れや劣化を抑制します。
庇があることで雨が降っていても濡れることがなく、来客の対応や傘の利用も容易になります。バリアフリーの観点から玄関までをスロープにすることで車椅子の移動も容易になり、手すりの設置も行えばさらに移動時の安全性も向上させることができます。
玄関ポーチで重視すべきポイント

玄関ポーチは建築面積に含まれますので限られたスペースと条件の中で設計していかなければいけません。そこで、ここでは玄関ポーチの設計時に重視するポイントをご紹介していきます。
広さ
設計の際に多くの方が玄関ポーチの広さを重視しています。狭い玄関ポーチは大半を玄関の開閉スペースに取られてしまうため来客の対応や玄関前の利用に不便を感じてしまうでしょう。1畳ほどの広さ(1,80cm×90cmの広さ)だと余裕を持てる広さとはいえず使い勝手が悪くなる可能性があります。理想は2〜3人が同時に利用しても余裕がある広さがおすすめです。
玄関ポーチの奥行きがあると雨の入り込みも抑えられ、物を置くスペースも生まれます。また、玄関ポーチを広く取ることで家の入り口として存在感が増すため、外観にこだわる方はある程度の広さを確保しておくといいでしょう。
照明
夜間時は照明なしでは暗く不便でアクセスもしにくいため照明を設置します。明かりの確保の他にも家の中に入る入り口ですので防犯性も確保する必要があります。明かりのない玄関は視認性が悪くなり防犯性に欠けていますので泥棒が侵入する恐れがあります。防犯性を確保するためにも玄関前は明るくしておく必要があり、人に反応する人感センサー付きの照明はおすすめです。また、日中の明るい時間は消灯し、日の落ちる夜の時刻から照明が点灯する照明も販売されています。必要な時に自動で点灯してくれますので、電気代の節約にもなり経済的です。
屋根(庇)
玄関ポーチのところに庇があると雨を凌ぐことができるため使い勝手も向上します。直接雨が当たりにくくなりますので床のタイルが汚れにくくなり、また、日差し避けにもなりますので、太陽の紫外線による玄関の劣化も抑制されます。雨天時は玄関前にいても雨に濡れることがなく、傘の利用や来客者の対応も容易です。庇のデザインは大まかですが傾斜しているタイプとフラットタイプがあります。フラットタイプはモダンなデザインでスタイリッシュな外観になりますが、傾斜がないため汚れが溜まり掃除の手間も増えてしまうデメリットがあります。反対に傾斜タイプは勾配があるため汚れが雨と一緒に流れていきますので、掃除する手間も軽減されます。
床材
玄関ポーチの床はタイルが貼られているのが一般的です。タイルはたくさんの種類があり、デザイン性も様々ですので、建物のテイストに合ったタイルを選定することが大切です。また、タイルの種類は生活の利便性にも関わるため、耐久性や防汚性、滑りにくさにもこだわりましょう。タイルには表面に特殊なコーティングを施して汚れを防ぐタイルや特殊加工して滑りにくくしたタイルもあります。掃除の手間や歩行時の安全性に関わりますので、どんなタイルが自分にとって適しているかよく吟味して選びましょう。
階段の高さ
玄関ポーチの高さは地面から35〜40cmが一般的で、2段〜3段ほどの階段を設けていることが多いです。階段の高さ(蹴上)の目安は18cm以下が望ましく、15cmほどだとゆとりのある階段になります。奥行き(踏面)も広いほど昇降しやすい階段になりますが、広く取るほどスペースが必要になりますのでバランスを持って設計することが大切です。特に階段が高くなると使い勝手が悪くなりますので、階段の高さには配慮しておきましょう。
玄関ドア
玄関ドアは家の顔となりますので、家のテイストに合った玄関を選びましょう。現在の玄関はアルミ製が一般的ですが、その他にも木製の玄関ドアもあります。アルミは腐食しにくい素材のためメンテナンス性に優れ、木製の場合は庇の影響を受けるため定期的にメンテナンスが必要ですが、木の独特な味わいをデザインに取り込むことができます。車椅子でのアクセスも考慮して引き戸にされている方もいますので、自分の好みに合った玄関を選びましょう。
玄関ポーチのアイデア実例

仕上がりのイメージを持つには事例を参考にしていくのがおすすめです。ここでは玄関ポーチの事例をご紹介していきます。
事例1:格子戸で囲まれた温かな住まい
玄関アプローチを広めに取り、ポーチ入り口に格子戸を設けた事例です。壁に囲われた設計ですが、戸が格子なため光が入り明るく開放的な空間を生み出しています。玄関ポーチに使用されている木の外壁材や引き戸は、空間に自然なあたたかみとやわらかい雰囲気を与えてくれています。引用:SUVACO 『上町の家』〜格子戸で囲まれた温かな住まい〜
事例2:尾張旭の住宅
大開口を設けた室内の横を通り抜ける斬新な動線の玄関ポーチです。アプローチから玄関までは屋根が設けられており、大きなガラスサッシの空間を遮らない外観により、開放的な通路となっています。内部と外部を繋げた広々とした印象を持たせてくれる玄関ポーチの実例です。引用:SUVACO 尾張旭の住宅
事例3:ナツミカンの木と家
柱のある庇を設けたシンプルでありながらも素材のあたたかさを感じさせる玄関ポーチです。垂木の見える庇が玄関の存在感を持たせ、アプローチの飛び石が木とバランスよく調和しています。夜には落ち着いた明かりが玄関を照らし、あたたかく出迎えてくれるような安心感を与えてくれます。引用:SUVACO ナツミカンの木と家
まとめ
玄関ポーチは家の入り口となる場所です。アクセスのしやすさや利便性にも大きく関わり、外観の印象も設計したデザインでガラッと雰囲気が変わります。玄関ポーチはマイホームの快適な暮らしに欠かせないところですので、家づくりの際はこだわって設計していきましょう。家づくりは情報収集することが大切です。いえとち本舗は無料で家づくりに役立つ資料を提供しておりますので、これから家を購入しようと考えている方はぜひご利用ください。
資料請求はこちらから
さらに会員登録をするとVIP会員様限定の間取り集や施工事例、最新の土地情報をお届けいたします。当社は一切押し売りを致しませんので安心してご登録ください。
会員登録はこちらから
関連記事
-
子供と暮らすちょうどいい家【いえとち本舗の新築・山口・宇部・防府・山陽小野田・周南・下松】
イエテラスの新築、いえとち本舗山口中央店の杉田です。本日は山宇部・山陽小野田・防府・山口・周南で新築住宅をお考えの方に、「子供と暮らすちょうどいい家」についてお伝えします。今から、山口・宇部・周南・山陽小野田・防府で新築住宅を建てようと思うと、たくさんの不安が出てくるかと思います。山陽小野田・宇部・山口・周南・防府で新築住宅を建てるのに、「何がわからないのかがわからない!」という状態になってしまいますよね。山口・防府・宇部・周南・山陽小野田で新築住宅を建てることは、 ほとんどの方が一生で一番の大きな買い物になると思いますので、絶対に失敗はしたくないものです。今回は、子供と暮らすちょうどいい家づくりにお伝えをしていければと思います。 子供部屋は必要なのか山口での家づくりにあたって頭を悩ませる1つとして「子供部屋」のどうすればいいのか、考えている方も多いと思います。皆様も子供のときに、自分の部屋を与えられていましたか?自分の部屋をどのように使われていましたか?私の実家は二階建てで、2階は両親の寝室以外に部屋が3つ程ありました。小学校に上がってから、8帖の個室を与えられて、仲良く姉妹で共同部屋を使っていました。しかし、小学校の時に与えられた部屋は「寝る場所・荷物置き」という印象しかありません。勉強するときはリビングでしている方が、親の目もあり、勉強がはかどりました。宿題をするときもいつもリビングを利用しており、自分の部屋で勉強をするようになったのは、中学に入ってからで、中間テストの勉強や受験勉強は、すべて自分の部屋でしていました。その時になると、姉妹で共同部屋を使っていましたが、別々の部屋となりました。おそらく、集中したかったほかに、広げる教科書やノートの数が多くなったからだと思います。ですが、「東大生の多くはリビングで学習をしていた」というのが一話題になり、子供部屋の勉強スペースについて悩まれる方が増えたように思います。しかし、自室で勉強する時間がどれほどあるかというと、長くて中学~大学受験といったところだと思います。その数年のために、子供ひとりずつ勉強部屋を与えるのはもったいないですし、子供が独立をしたときに部屋が余ってしまうはずです。現に私の実家がそうなのです。私の部屋は現在、物置部屋となっています。子供部屋は、お子様が小さいうちは9帖で使い、大きくなってから間仕切りをし4.5帖ずつ使うことができたらいいですね。4.5帖でも寝る・勉強するには十分な広さで思います。子供の成長に合わせ、また独立したあと夫婦二人で使うときにも活用しやすい間取りがおススメです。子供の人数が増えて、家族構成で新築住宅をお悩み方、ご要望に合わせたプランを提案させていただきます。 子供が中心になる家づくりのポイント ☆大容量の収納スペースの確保子供服やおもちゃ、学校で使うものなど、子供関連の物は想像以上に短い間でどんどん増えていきます。とくに子供の成長は著しく洋服の収納スペースにはとくに困ります。そうすると、夫婦2人の時よりも倍くらいの収納スペースの確保が必要になると思います。山口で新築住宅の間取りをご検討する際は、数年策まで想定して、なるべく大容量の荷物がまとめておけるスペースがあればいいですよね。ご安心下さい!!当社の納戸は5帖以上ありますので、たくさんの荷物をまとめて収納することも可能です。 ☆お母さんの目が届き、安心できるリビング子供が小さいときは、手がかかり、目の届くリビングで遊ばせる方がほとんどだと思います。リビングの広さは、子供が広々と遊べるスペースで、いろいろなところから目線が届くような間取りにすると安心です。そこでおススメなのが、リビングを見渡せるキッチンづくりで、中でも「カウンターキッチン」が選ばれるお客様が大変多いです。当社のキッチンもほとんどがカウンターキッチンとなっています(^^)そうすることによって、子供もお母さんの顔が見えますし、もし何かあった時でもすぐに対応することができますので、安心ですよね。 ☆子供が独立した際に子供部屋をどうするのか子供が進学するにあたって、子供部屋を与えるご家族も多いと思います。ですが、就職をして独立をしてしまうと、部屋が余ってもったいないです!子供が大きくなった時を見据えて、ライフスタイルを変化できることを想定して、部屋数や間取りも考えて、山口での新築住宅を決めていきましょう! ☆家事の動線を考えること子供が健やかに成長するには、お母さんも心身ともに安らかで笑顔でいることが大切です。そのためにも山口で新築住宅を建てる際には、家事の動線もしっかり考えていくことが大切です。例えば、毎日の洗濯・料理などは特に家事の動線を意識した間取りづくりが必要です。子供ができ、家族が増えると負担もより大きくなりますので、移動がしずらい、物が取りにくいなど、ストレスが溜まるのことがないように、家事の動線はしっかり見直していきましょう。ストレスフリーで快適な新築住宅を目指しましょう! 大きな家と手入れのしやすいコンパクトな家皆様は、大きく広々な新築住宅か、手入れのしやすいコンパクトな新築住宅のどちらに住まわれたいでしょうか?どちらが良いのかは、お客様の価値観にもより、捉え方は様々だと思います。大きく広々な家は、リビングも広く、子供の遊び場として最適で、部屋数を多くとることができる反面、維持費はかかり、掃除などのメンテナンス費用も大変です。これからの増税に対して、税金も高くになり、負担がかかります。反対にコンパクトな家は、維持費や掃除などのメンテナンス費用 も抑えれて、税金も安く済ませることができます。家計に優しいですよね!ただし、ご両親やご友人などの来客用としては、少し苦しくなったりと不便な点もあります。 子供の成長にかかるお金のことを考えれば、予算に合う選択をすることが重要です。予算を超えて理想を追いかけすぎてしますと、将来の生活がを苦しめてしまうことにもなりかねますので、気を付けましょう。一生に一度の大きな買い物ですので、我慢しすぎるのもさみしいですよね。当社は「快適」「おトク」「オシャレ」が全部手に入る、これからの家づくりで『ちょうどいい』理想の暮らしのご提案をしています。家計に負担をかけすぎずに「自分サイズ」の快適で心地いい住まいを建てること、趣味も旅行も買い物もガマンせずに夢の住まいで本当にしたかった暮らし・・・そんな理想な住まいをカタチにしています。コンパクトな新築住宅でも様々なプランの中から、考え方を工夫することで住みやすい新築住宅となります。 資金計画をきっちりとたてる満足のいく新築を計画する際に、新築住宅を建てる際に容易に『大は小を兼ねる』と考えるのはとても危ないです。山口で新築住宅を建てる時の建設費用、固定資産税、修繕費用、光熱費などはもちろん高くなるからです。新築住宅は建てたら終わりではなく、住み始めた後も定期的にかかる費用を考える必要があります。 せっかくの新築住宅を建てるのだから、大容量の収納スペースを作ったが、その中のものは使わないものばかりで溢れてしまったり、有効活用できないという話も耳にします。 例えば、子供の洋服も成長するにあたって、着られなくなったが捨てるのはもったいないなどと、使われずにしまっておくことが多いようです。その間に洋服の状態も悪くなり、数年後に思い切って捨ててしまうようになります。せっかく作った収納が必要なものを置くためではなく、保存用としてのスペースになりがちです。 山口で新築住宅を建てるなら、『ちょうどいい』コンパクトで使いやすい家づくりがおススメです。ちょうどいい暮らしをしようとすると本当に必要なものを選別して購入したり、使っていないものは売りに出したり、友人に譲ったりして、本当に必要のある物だけを使って生活していけます。そして、最低限の収納スペースで済むので、土地の高くて、手狭でも最終的には効率のいい部屋のスペースを確保することができるのです。いかがでしたでしょうか? 当社では建てる前と建てた後の将来もしっかり見据えた『ちょうどいい』住まいをご提案しております。実際にモデルハウスをご見学いただきながらご相談することもできますので、お気軽にお問合せくださいませ。8月17日(土)~8月18日(日)の最新イベント情報↓30分聞くだけで400万円得する相談会
-
ビルトインガレージのメリット・デメリットは?後悔しないためのコツ
愛車をいつでも楽しむことができる夢のある住宅。趣味空間として充実しているだけでなく、土地の有効活用ができるということもビルトインガレージの魅力です。人生に楽しみを与え、高い実用性も兼ねているビルトインガレージは、憧れている人も多く人気があります。この記事ではビルトインガレージのメリットやデメリット、後悔しないためのコツなどをお伝えしていきます。1 ビルトインガレージとは2 ビルトインガレージのメリット3 ビルトインガレージのデメリット4 ビルトインガレージに必要なもの5 ビルトインガレージで後悔しないための注意点6 まとめビルトインガレージとは一般的な住宅は建物と駐車スペースを別々に設けますが、狭い土地だと駐車スペースを設けることができなかったり、駐車スペースを設けるために居住する建物部分を削らなければいけなかったりします。こういった事情を解決し、土地を有効活用できる建物がビルトインガレージです。ビルトインガレージは建物の1階部分が駐車スペースとなり、居住スペースと駐車スペースが一体になる構造になっています。ビルトインガレージは狭い土地でも駐車スペースを設けることができるということだけでなく、車が好きな方やDIY好きな方にも人気が高く暮らしをさらに楽しませてくれる住宅です。 ビルトインガレージのメリット土地が狭くても駐車スペースを設けられる ビルトインガレージは駐車スペースを確保することができない狭い土地にはうってつけといえます。ガレージのように駐車目的のスペースなら容積率の緩和精度があり、建築物の床面積の1/5までなら床面積に算入されません。これなら都心部のような容積率の厳しい土地でも効率よくスペースを活用することができます。 居住空間の良好な環境を取り入れられる 居住スペースは必然的に2階以上に設けることになりますが、上の階に居住スペースがくることで、採光や通風をとりやすい間取りになります。リビングも高所のところにくるため眺望も良くなり、バルコニーとつながるリビングなら空間に奥行きが生まれて開放感を得ることができます。 充実した趣味空間が実現 ガレージと居住空間の仕切りをガラスにすれば、いつでも室内から愛車を眺めることができます。ビルトインガレージはティーラーのショールームのように見せることができるためインテリア性も上がり、趣味空間として充実します。また、屋外のように扱えるため車の整備やDIYも室内で行うことができます。 駐車から居住空間までアクセスが容易 駐車スペースから居住スペースにアクセスできる玄関を設ければ外に出ることなく室内に入ることができます。雨が降っている時や買い物から帰ってきた時は、移動の負担が少なく非常に効率の良い動線になります。 車を室内環境で保管できる 一般的な駐車スペースは屋外にあるため、車は外部の影響を受けやすいことが懸念されます。歩行者のいたずらや風雨にさらされることで、車を痛めてしまう可能性もないとは限りません。その点、ビルトインガレージは室内に車が駐車されるため、外部からの影響を受けず安心して保管することができます。 ビルトインガレージのデメリット 居住空間が2階以上になる 1階に駐車スペースきて居住空間が2階以上になるため、アクセスするには階段の登り下りが必ず必要になります。身体の負担を感じやすい高齢者や障害を抱える方には、この構造はデメリットとなってしまいます。ホームエレベーターを設置する案もありますが、その分エレベーター設置のスペースを確保する必要があるのと、導入コストが高くなります。 建物構造の制約を受けてしまうことも ガレージは車の駐車スペースを確保する必要があるため、居住空間と比べて壁や柱が少なくなり、階数も2階以上ということもあって建物の荷重に耐える構造を有していることが求められます。建物構造には木造や鉄骨造、RC造などがありますが、設計によっては選べる構造が制限されてしまうでしょう。 音や排気の臭いの対策が必要 車のエンジン音や排気の臭いが居住空間にまで届いてきてしまう可能性があるため対策が必要です。遮蔽するシャッターも思っているよりも大きい音が鳴りますので、音の出にくいものを取り付けることが望ましいです。 ビルトインガレージに必要なものガレージの床は水に強く油などで汚れても大丈夫な素材を使うことが望ましいです。一般的にはコンクリートが採用されていて、車のような重量のあるものがのっても割れない強度を有していることが必要です。床材は複合的に使うケースもあり、駐車スペースはコンクリート、車を駐車しない場所は無垢材やタイルで仕上げることもできます。床は水が流れていくように歩行が困難にならないくらいの緩い勾配(傾斜)を設け、洗車などを行う場合は排水口を設けるといいでしょう。コンクリートは水を吸う性質があるため状態を維持していくために撥水性のある塗料や樹脂製塗料を塗ることもおすすめです。駐車スペースとして広さは余裕を持って確保することが大切です。現在所有する車に合わせて設計してしまうと、車の買い替えの時に選べるものが制限されてしまいます。また、介護者の車の乗り降りや車椅子の移動なども1.4m以上の通路幅を確保する必要があります。車の排気ガスの臭いは換気扇を設けて空気の入れ替えができるようにしましょう。シャッターは開閉時に音が響くためできるだけ音の出にくいものを選ぶこと。スライダー式は巻き上げ式のシャッターよりも音が静かです。また、シャッターは間口が長く重量があります。手動だと開く時の負担が大きいため自動開閉型のものがおすすめです。リモコン操作で開閉ができますので、車に乗りながら操作が可能です。 ガレージ内は暗くなりますので照明を設置しておきましょう。ガレージ内で使う道具類や車関係の備品は収納するスペースがあると便利です。また、電気工具が使えるコンセント、湿気や室温対策のためのエアコンもあるといいでしょう。 ビルトインガレージで後悔しないための注意点ビルトインガレージは一般的な住宅と違って求められる構造や条件が異なりますので、ビルトインガレージをご検討されている方は、実績のある会社に依頼することをおすすめします。家づくりは土地を探すところから始まりますが、素人の方がビルトインガレージに適する土地かどうか判断するのは難しいです。傾斜地や高低差のある土地だと、車を駐車することが困難になり実用性が欠けてしまいます。もし、ビルトインガレージを建てたいと思っている方は、土地探しの時に建築士や設計士の方に立ち会ってもらい、その土地が適しているか判断してもらってから購入をしましょう。ビルトインガレージの居住空間はいろいろな工夫を盛り込めることができます。工夫を凝らした間取りにするには、住宅会社の設計力が試され、スキップフロアなど特殊な間取りも設計できる会社を選ぶことが望ましいです。設計力のある会社に依頼することでビルトインガレージのデメリット部分も解消することが可能ですので、希望を叶えてくれる住宅会社を選びましょう。 まとめ ビルトインガレージは狭い土地でも駐車スペースを確保できる建物です。土地を有効活用することができますので、都心部のような狭小地の多いところに有効です。趣味空間としても楽しませてくれる建物ですので、これから新築を購入しようと考えている方は、ぜひビルトインガレージもご検討してみてはいかがでしょうか。家づくりは情報収集することが大切です。いえとち本舗は無料で家づくりに役立つ資料を提供しておりますので、これから家を購入しようと考えている方はぜひご利用ください。資料請求はこちらからさらに会員登録をするとVIP会員様限定の間取り集や施工事例、最新の土地情報をお届けいたします。当社は一切押し売りを致しませんので安心してご登録ください。会員登録はこちらから
-
新築住宅で広々くつろげる空間づくり【いえとち本舗の新築・山口・宇部・防府・山陽小野田】
イエテラスの新築、いえとち本舗山口中央店の杉田です。本日は山陽小野田・周南・宇部・防府・山口で新築住宅をお考えの方に、「新築住宅で広々くつろげる空間づくり」についてお伝えします。今から、宇部・防府・周南・山陽小野田・山口で新築住宅を建てようと思うと、たくさんの不安が出てくるかと思います。山陽小野田・宇部・防府・周南・山口で新築住宅を建てるのに、「何がわからないのかがわからない!」という状態になってしまいますよね。山口・周南・山陽小野田・宇部・防府で新築住宅を建てることは、 ほとんどの方が一生での大きな買い物になると思いますので、絶対に失敗はしたくないものです。家づくりの際に新築住宅でくつろげる空間づくりのポイントを本日はご紹介させていただきます。さて、毎週のようにいえとち本舗山口中央店では、完成見学会やモデルハウスを会場に開催しておりますが、これから山口・防府・山陽小野田・宇部・周南で新築住宅をご検討されている方の中には、整理整頓がされていて、くつろげる住まいにしたいとお思いの方も多くいらっしゃいます。当社では、いろいろなオプションで新築住宅に個性をもたせることが出来ます。モデルハウスなどをご覧になっていただくと、「キッチンを広くして使いやすくしたい!」「収納を充実させたい!」「オシャレな壁紙のデザインにしたい!」「この設備をつけたいけど迷う!」など、いろいろなオプションを取り付けたいという気持ちが出てくるようです。もちろん予算には限りがありますから、新築住宅を建てるためには優先順位を決めて、暮らしに必要不可欠なもの、そうでないものを取捨選択していくことになるのですが、考えるのもなかなか大変ですよね。そこで本日はお客様にピッタリの新築住宅を建てるために、新築住宅でくつろげるデザインで、整理整頓しやすいお洒落な家づくりのポイントをご紹介していきます。 料理がはかどるキッチン 新築住宅で毎日使うキッチンですが、家族が増えると料理する量も増えて、余裕のある時間をとることができず、整理整頓がなかなか難しいですよね。また、せっかくお洒落に整えてもそれを保つのも大変だと思います。キッチンの整理整頓には、小さくてもいいのでパントリーやフリースペースがあると便利で、整理整頓がとてもはかどります。 家族が増えても、食材のストックができ、調理器具などをスッキリ収納し、散らかっていないおしゃれな空間を保ちやすくなりますよ。 物が散乱していないだけで空間も広く感じますし、なによりスッキリしている環境は新築住宅で心身ともにリラックスするためのに欠かせません。常にキレイな状態でしたら、継続してキレイに保ち続けることができると思います。 変化する洗面化粧室 洗面化粧室は、タオルや洗剤など、日々使うものが多く、日用品をストックしておくことが多いので物が溢れてしまいがちです。新築住宅では壁面に可動する収納を付けておけば、余裕を持って収納が出来ます。 お洒落なカゴを使って見せる収納にするほか、扉を付けてしまえば来客があったときにも安心です。 使いやすいリビングの工夫 新築住宅で家族が長い時間を過ごすリビングには、いろいろな物が集まります。 お子様のおもちゃ、エアコンやテレビリモコンなど、頻繁に取り出すものはしまい込むと不便です。頻繁には取り出さなくても、雑誌や新聞紙も気づけば積み重なっています。 せっかくの新築注文住宅ですから、こういったものに居場所をつくってあげると後から家具を買い足す必要もありませんし、どこにいったのか探し出す必要もありません。 例えば、新築住宅で家族で使えるワークスペースを造り、その上部に吊り戸棚を設置して雑誌や本を収納したり、キッチンカウンターの下に造作の収納棚などを設けるのもいいですね。 広く見せる部屋づくりで快適な空間へ部屋を広く見せるための家具の色新築住宅に置く家具の選択や配置を工夫したら、部屋を広く見せることもできます。引っ越しを考えている方、新たに家具をご検討されている方も是非参考にしていただければ幸いです。まずは、明るい色の家具や壁紙で圧迫感をなくすことで、たくさん家具を置いているわけでもないのに・・・そこでおススメは、壁紙の色や家具の色を明るい白やベージュ色にされることです。黒や濃い茶色など、比較的に落ち着いた色の家具ばかりを新築住宅に揃えてしまうと、雰囲気は落ち着くように感じますが、部屋が少し圧迫されたように感じられます。特に大きい家具が暗い色だった場合、圧迫感はさらに増します。そこで、白やベージュなどの明るい色の家具は一般的な壁の色に近く、統一感があり、新築住宅の部屋全体の凹凸を滑らかに見せる効果があるため、空間が広く感じられるようになります。アクセントとして暗い色の家具も取り入れたいという場合は、背の低い家具を暗い色に、大きい家具は明るい色にすると、圧迫感を抑えられるでしょう。 床を広く見せることで、部屋が広く見える 引越前は家具を置いていない新築状態を見たときは、部屋は広く感じていたのに、荷物を置いてしまうと思っていたよりも狭くなってしまった・・・「あれっ・・・ここまで狭かったっけ?」と首を傾げてしまったのなら、その原因は「床の広さ」にあるかもしれません。新築住宅の床面積全体のうち、家具を置いて床が見えている部分が少なければ少ないほど、部屋の印象は狭くなります。部屋を広く見せるためのポイントは、家具で隠す床の面積は全体の『3分の1』にとどめておくことをおススメします。部屋の広さを変えることはできませんが、ちょっとした工夫で部屋に対する感じ方が変わるのです。 風通しの良い家づくり 「なんだか狭いな・・・」と感じられたら、その部屋の出入り口に立ってみて、先を見渡してみてください。そこで部屋の奥を見たときに、視野をさえぎる家具や家電製品、おもちゃ、雑貨などはないでしょうか?新築住宅の部屋をさえぎるものはございませんか? もし、さえぎるものがあれば、新築住宅の部屋を狭く感じさせている原因かもしれません。風通しの悪いところに家具・家電製品を置いてしまうと、視野をさえぎられてしまいます。部屋を広く見せるためのポイントは、「風通しの良い」家具・家電の配置です。 新築住宅で、すごく気に入っている大きめのソファーなどの家具を置きたいときは、出入り口から見えにくい角や壁側に配置をして、人が通りやすいところに配置をしましょう。 家具・家電製品の高さをそろえる これまでご説明をしたとこで、更に狭く感じられる場合、 家具・家電の置いている数は多くない色も白やベージュなど明るい色を選んでいる床にそこまでの物をたくさん置いていない そんなときは、家具・家電製品の「高さ」に問題があるかもしれません。 新築住宅に置く家電の高さがバラバラで統一感がないと、部屋は狭く感じられてしまいます。廊下側の部屋の出入り口から窓にかけて、低いものから高いものにできるだけそろえて配置をしてみると、部屋の印象も変わってみえるはずです。それだけでも天井が高く見えて、部屋全体を広々とした雰囲気を与えることができます。 もし難しい場合は、どちらかの高さに揃えてみてください。きっと部屋の印象も変わって見えると思います。 物が増えてきたときは思い切って、挑戦をしてみてはいかがでしょうか。 部屋の雰囲気が変われば、気分やモチベーションも変わってくると思います。 その他にもいえとち本舗山口中央店では、お客様のお悩みに対して、様々なアドレスをしております。ぜひ、山口市近郊で新築住宅を建てる際に、ご一緒に「新築住宅で広々くつろげる空間づくり」を考えてみましょう!これからの家づくりの参考になるはずです! お客様のご来店を心よりお待ちしております。8月3日(土)~8月4日(日)↓【防府市】この金額で持てる!限定1棟のモデルハウスは誰の手に!?リビング18帖!4LDK!【山口・防府・宇部・周南・山陽小野田】で【月3万円から高性能なスマートハウス イエテラスの新築】