ブログ/コラム
Blog/Column
建物・家づくり
ガレージハウスのメリット・デメリットは?税金の有無や施工事例を紹介
新築住宅を建てるとき、「ガレージのあり方」はひとつのポイントとなります。
将来的な使用方法も踏まえて、ガレージをどのように設置するか考えている人も多いでしょう。
そしてガレージ(住宅)の一形態として、「ガレージハウス」というものがあります。
特に男性から人気が高い構造であり、ある種の「憧れ」を抱いている人も多いでしょう。
本記事ではガレージハウスの定義やメリット・デメリットについて、詳しく解説します。
まとめ
<%box_endt%>
ガレージハウスとは
ガレージハウスとは、「ガレージ(車庫)と建物自体が一体化している住宅・建物」のことを指します。
一部ではガレージハウスではなく、「ビルトイン・ガレージ(”内部建築されたガレージの意”)と呼ばれることも。
1階部分はガレージ、2階部分が居住空間となっているわけですね。
ガレージハウスは娯楽性や趣味性が高く、先ほども触れたように男性から人気の高い構造です。
自動車やバイクを整備する「基地」的な部分に惹かれている人も、多いのではないでしょうか?
ガレージハウスのメリット
もちろんガレージハウスのメリットは、趣味性や娯楽性が高いことだけではありません。
実用面でも、非常にメリットの大きい建築構造だと言えます。
ガレージハウスのメリットとしては、以下のような点が挙げられるでしょう。
風雨を避けられる
第一に、風雨をほとんど完全に避けられるというメリットがあります。
通常、自動車は屋外に駐車されるものです。
たいてい、上部の屋根のみの駐車スペースに駐車されているでしょう。
もしかしたら何も囲うものがない駐車場かもしれません。
しかしガレージハウスでは、少なくとも前方以外の三方向は住宅そのもので覆われています。
よって、風雨の影響をほぼ完全に避けられるわけです。
シャッター付きのガレージハウスであれば、風雨の影響は一切あり得ません。
よって、自動車やバイクなどについては、天候の影響が及ばない場所で、安心して保管できるわけです。
また、風雨だけではなく、砂塵や紫外線なども回避できます。
外装の劣化や汚染を避ける上では、とても重要なポイントだと言えるでしょう。
土地が狭くても建てられる
土地利用の観点から考えると、「土地が狭くても住宅を建てられる」のが重要なポイントとなります。
本来、ガレージは住宅とは別な部分に広がる場所です。
しかしそれが住宅そのものに組み込まれるため、必要になる土地も小さくなるのは当然のこと。
これにより、土地取得費用などが大きく低減されます。
また、購入候補として挙げられる土地の範囲も大きく広がるでしょう。
土地というものは、左右へ広がる限りは取得費用がかさむものです。
しかし上下の方向に対しては、少なくとも居宅レベルでは取得費用が余計にかかるわけではありません。
ガレージハウスは、経済的に考えても合理性の高い選択肢だと言えるでしょう。
ガレージ以外の用途が考えられる
「ガレージハウス」という名称があるとはいえ、何も絶対に車庫として使わなければいけないわけでもありません。
半ば屋外であることを活かして、さまざまな用途で利用できます。
たとえば自動車やバイクといった、車両以外の物を保管する場所としても活用できるでしょう。
あるいはバーベキューの会場、子供の遊び場としても活用できます。
変わったところでは、一部分をトレーニング・ルームに改造するようなケースも。
ガレージハウスのデメリット
一方で、ガレージハウスを作ることにはデメリットもあります。
特に以下のようなデメリットは、必ずおさえておきましょう。
居住空間が狭くなる
最大のデメリットは、居住空間が狭くなること。
1階の大部分がガレージになるので、これは当然のことですね。
具体的には、最低でも5坪ほどが、ガレージハウスで占有されるでしょう。
居住空間を確保するためには、3階建てにするなど、何かしらの大掛かりな工夫を求められます。
通常よりも費用がかかる
ガレージハウスは、そうでない場合と比較して費用がかかります。
ガレージハウスは、その構造上、設計においてあらゆる制限がかかるものです。
もちろん設計においても、より幅広い配慮が求められます。
また木造建築において、一般的にはガレージハウスを設置できません。
よって、より高額な鉄筋コンクリート造をチョイスする必要があります。
さらには、ガレージハウスは難易度の高い構造です。
よって工法も、高度なものが採用されます。
こういった背景があり、ガレージハウスを設置にするには費用がかかるわけです。
ガレージハウスを検討する上でのポイント
ガレージハウスの導入するならば、第一に「ガレージの幅と奥行き」について、長い目線で考えましょう。
将来的には、ガレージハウスの利用方法は多様に変化する可能性があります。
たとえば、自動車を2台か3台駐車することになるかもしれません。
また、バイクや自転車、その他保管物を置くこともあるでしょう。
となると、やはりガレージの幅と奥行きも、それに合わせておく必要があります。
そして、「ガレージの高さ」も重要となります。
自動車の種類によっては、ガレージの高さが足りなくなる可能性もあるから。
ミニバンなどを購入する予定があれば、それなりの高さは必要になります。
細かいところで言えば、耐震性にも注意したいところ。
一階部分にある柱や梁が少なくなるため、ガレージハウスは地震に弱くなりがち。
もしガレージハウスを採用するなら、別な部分で耐震性が確保されるように工夫したほうがよいでしょう。
ガレージハウスには税金はかかるの?
ガレージハウスには、当然ながら固定資産税がかかります。
そして、ガレージハウスの場合は固定資産税が高額になるのではないか、と不安に思っている人も多い様子。
しかし、ガレージハウスであることが、極端で税制面で不遇なわけではありません。
むしろガレージハウスだからこそ、固定資産税が安くなったりします。
具体的には、ガレージ総床面積の1/5以下であった場合、その部分は固定資産税の課税対象から外されるしくみです。
つまり固定資産税に懸念があるなら、課税対象から外れるような形でまとめるのがよいわけですね。
ただし、仮にガレージ部分が総床面積の1/5以上であったとしても、通常の部屋と比較して固定資産税が安くなる傾向にあります。
これは、多くのガレージハウスは床や天井が簡素な造りであることに由来しています。
とはいえ、できることなら固定資産税の課税対象から外れるようにはしておきたいところです。
ガレージハウスの施工事例
(引用:Instagram)
広々としたスペースと、居住空間にも劣らないほど作り込まれたインテリアが魅力的なガレージハウスの施工例。
奥には、所有者の自室へ直通している螺旋階段があります。
(引用:Instagram)
最大で4台ほどの自動車を格納できる、大きなガレージスペース。
通用口を設けることで、動線がきれいに確保されています。
まとめ
ガレージハウスは、自動車やバイクの愛好家からしてみれば、非常に魅力的な住宅構造です。
ガレージハウスがあれば、日々のカーライフは非常に充実したものとなるでしょう。
もちろん、実用性といった面でも、非常に優れています。
本記事で紹介したように風雨が避けられるといった点は、大きなメリットと言えるでしょう。
さらに細かいところで言えば、乗り降りの際に雨を避けられるとった利便性もあります。
もちろん居住空間の問題などもありますが、それでもガレージハウスが魅力的であることは間違いありません。
ぜひ一度、ガレージハウスを採用する方針で検討してみてください。
いえとち本舗では、今回お話ししたガレージハウス のように、家づくりにおいて少し専門的な内容もわかりやすく解説しています。
いえとち本舗の資料とコンテンツなら、ガレージハウスのビジョンがより強く湧いてくるはずです。
ぜひ一度、資料請求、および会員登録をしてみてください。
関連記事
-
失敗したくない!新築住宅の間取りづくりの9つのポイント【いえとち本舗の新築・山口・宇部・防府・山陽小野田・周南・下松】
こんにちは!いえとち本舗山口中央店の与倉です! 本日の投稿では、山口県の山口市・防府市・宇部市・周南市・山陽小野田市で新築住宅の購入をお考えのお客様に、 「失敗したくない!新築住宅の間取りづくりの9つのポイント」をお伝えします。 外観、内観、インテリア、設備、、、 新築住宅を購入すると、決めなくてはならないことがたくさんあります。 その中でも、よりお客様の暮らしに影響を与える間取り実はこの間取り作りを失敗してしまうと、生活のストレス源になっちゃうんですね。。。 なぜ、間取りがストレス源になるんでしょうか?実際に家を建て、暮らし始めると 「あぁ、ここはこうしておけばよかった」「玄関からリビングまでの動線が…」 というところが必ず出てきます。 これは、仕方のないことかもしれませんが、出来るだけ住む前と住んでからのギャップは無くしたいですよね… そのため、今回は、 このような、既に家を建てた先輩の声をもとに、「失敗したくない!間取りづくりの9つのポイント」をお伝えします! ①収納量や収納の内部の作り、収納のつくりで失敗! 1階を広くするために、階に大型収納をつけたけれど…→階段やはしごをつかって、物の移動が大変→今はできるけど、老後はとても大変な作業になり、移動できなくなる可能性もある これは、収納スペースの大きさだけでなく、収納の内部の作りや、収納場所にも問題があります。単に、大きな収納スペースを設けるだけでなく、生活を送る上で、必要な収納位置にもあった方が便利ですよね! また、大きな収納スペースを設けるメリットとして、1か所にまとめて収納できることができますが、デメリットとしては、1か所であるがゆえに、物を探すのに時間がかかってしまったり、物を移動するのも、大変なんです… ◎日常生活で使うモノ(取り出しやすい位置にあってほしいもの)と必要な収納を、きちんと調べておきましょう!→収納スペースの坪数や面積だけでなく、幅や奥行きも考えましょう! ②広すぎても狭すぎても困る…部屋の広さで失敗! 来客が一番初めに見る玄関。広々と見せたかったけれど…→玄関を広くしたことで、玄関収納が激減。結局収納にはいらない旦那さんのゴルフ用品が、玄関に出しっぱなしになってしまう マイホームの間取りを決めていく上で、必要なことは収納と部屋のバランス。あまりにも部屋を広くしすぎると、収納が狭くなり、かえって見栄えの悪い空間にしちゃう可能性もあるんですね… ◎収納と部屋のバランスを考えましょう。→LDKや寝室など、部屋で過ごす人数や動線を考えて、バランスを考えると、より快適で過ごしやすい空間を作ることができます。 ③聞きたくない音まで聞こえちゃう…音の伝わり方で失敗! 家の前の道路が予想以上の交通量!夜中までうるさくて…→寝室が道路に近いため、眠れない→リビングが道路に近いため、子どもの声も丸聞こえ! 実は、音って生活のストレス源になりやすいもののつなんです!「賃貸を出て、家を持ちたい」と思ったきっかけが“(周囲の)音に関すること”である方も多いのではないでしょうか? せっかくの持ち家で、また音に悩まされる…そんな生活は絶対に嫌ですよね! ◎家の周囲の道路の交通状況や地域の様子を知っておきましょう!→不動産業者は、土地のプロです!そのため、家の周りの道路の交通状況を知っているはずなので、まずは聞いてみましょう!また、意外と見落としやすいのがマンホール。 実は、このマンホール。昼間はそれほど気にならないのですが、夜は、車が通ると「ガタンゴトン」という音が響いてしまい、睡眠の邪魔になる可能性も… ぜひ、注意して土地を選んでくださいね! ④もっと、欲しかった…コンセントの少なさで失敗! コンセントを十分に配置したつもりだったけれど…→の四隅にコンセントを配置したら、掃除機をかけるがめんどくさい!→家事中にテレビを見たいけれど、テレビの配置が悪くて、見えない 「コンセントがここに欲しいのに…」と思って、しぶしぶ延長コードで対応しちゃう…そうすると、コードで部屋がごちゃごちゃして見える…そんな経験をしたことがある方って多いのではないでしょうか? ◎家電を多く使用する部屋や寝室には少し多めに、設置しましょう!→コンセントに関しては、なくて困るより、あって困る方が快適に暮らしやすいです。 また、間取りを決めながら、あらかたの家電の配置を考えることで、コンセントの数を決めやすくなります! ⑤人には見られたくない!プライバシーの空間での失敗! 風通しの良いことばかりに気を取られてしまって…→リビングの窓を大きくしすぎて、外から室内が見えちゃう→風通しをよくするためにドアを開けると、玄関から奥の洗面室まで丸見え… 他にも、窓やドアを開けた時に、隣のお家の方と向かい合ってしまうことや、来客が通る動線から、汚れた部屋や浴室が見えるのは、複雑な気持ちになりますよね。 そして、なかなか掃除の時間を作るのが難しい方や整理整頓が苦手な方もいらっしゃると思います。この場合、よりよい収納スペースを作ることよりも、部屋の見せ方を工夫するほうが良い場合もあります ◎外からの視線や避けたい視線を把握しましょう!→家には、道路側と周囲の家からの視線が入ります。間取りを決めていく際には、周囲の家の視線も書き入れておくことで、窓やドアの配置を決めることも大切です。また、玄関を開けてすぐに部屋がある家にしたい場合は、扉をつけることをオススメします。 ⑥位置、数、大きさ、窓の失敗! 照明だけが部屋を明るくしてくれるわけじゃなかった…→トップライトをリビングに付けたのはいいけれど、南向きの部屋だから、日中は必要なかった(別の部屋に付けるべきだった)→後日、間切りする予定の部屋の南側に照明を付けてしまったせいで、北側が暗い部屋になる可能性が… せっかくのLDKだから、部屋全体が明るく見えるようにしたい!その思いばかり、走ってしまうと、こんなことが起きてしまうんですね… しかし、北側にLDKを作ると、暗い部屋になってしまいます… ◎部屋に入る光の量を、間取りに書き込み、自然光を取り入れる部屋を決めましょう!→いくら、南側に部屋があるからといっても、天候が悪い時期や、光を遮断する建物が周囲にあると、光は入りません。自然光と照明のどちらを使って部屋を明るくするのか、決めておくと、間取りづくりがスムーズになります。 ⑦屋内なのに遠く感じる…動線づくりの失敗! 暮らしやすさ=生活動線のスムーズさと言っても、過言じゃない…→朝の時間は、ドタバタ!廊下や洗面スペースが狭くて困る→玄関の隣にトイレがあると、来客が来たとき恥ずかしい 生活動線は、快適な生活を送るためには、とても大切。「慣れれば、大丈夫」なんて、妥協しないでほしい… ◎家族の行動パターンをいくつかで書き出す!→平日は、仕事や学校のため、朝は親も子供も、みんな忙しい。そのため、忙しい平日の朝や平日の夜、休みの日と分けて、行動パターンを書き出すことで、その家族のライフスタイルに沿った、間取りを作ることができます。 ⑧もう少し考えればよかった…屋外スペースの失敗! 家庭菜園や、屋外でやりたいことを考えておかないと…→土地の中央に家を建てたことで、庭で何をするにも狭い!→控えめなバルコニーにしたら、中途半端なスペースで不便! 「屋内の間取りに気を取られてしまい、屋外のことは考えてなかった…」という方が稀にいらっしゃいます。屋外には、物干しざおや室外機を置くスペースも必要だし…どのくらいのスペースを作るべきなんだろう… ◎屋外でやりたいこととやりたくないことを決めておきましょう!→もしも、庭で家庭菜園やBBQをしたい!といった要望があれば、ある程度の庭のスペースを設ける必要もあります。 逆に、草抜きが面倒だから、屋外で何かする予定はない方もいらっしゃいますよね。 そのため、屋外のスペースを考えるには、屋外を作る目的と屋外でやりたくないことを明確にしておくことが大切です。 ⑨目には見えない、臭いの伝わり方での失敗! 最も、考えにくい臭いの動線。寝室まで、臭いがするのはちょっと…→オープンキッチンにしたら、部屋中に臭いが充満。家で焼き肉はできない…→キッチンの近くに洗濯物を干すスペースを設けたことで料理や生ごみの臭いが服についちゃった… 昨今、オープンキッチンが主流化しています。このオープンキッチンのデメリットとしてあがるのが、料理の臭いが部屋に充満してしまうこと。また、階から階への吹き抜けをつくることで、臭いが広がりやすいことも… ◎部屋ごとに、防臭対策をする!→臭いがつよいキッチンや、オープンキッチンのあるには、風通しのよい空間を作り、他の部屋に繋がらないような風の通り道をつくることが大切。 また、広い空間の場合は、消臭剤などを用いることで、臭いを防ぐこともできます。 以上のポイントを全て叶えた土地や環境に家を作るには、ある程度の金額もかかってきますし、正直、なかなか見つかりません。 そのため、家族内である程度の優先順位をつけながら、間取りを決めていくことで、より快適な暮らしを手に入れることができます。 間取りで、快適な生活を手に入れてみませんか? 10月5日(土)~6日(日) 開催イベント↓【山口市秋穂】土地90坪の平屋3LDK 完成見学会
-
これからの住宅取得にコロナウイルスが与える影響とは?
新型コロナという未曾有なことが発生し、働き方などさまざまな場面で社会の変化が起きています。リモートワークやソーシャルディスタンスなど、これまでとは違う生活になりつつある中、住宅も同じように変化し、ハウスメーカーなども安心してお客様が家づくりできるような対策がされています。今回の記事ではこれからの住宅取得にあたり、コロナウイルスが与える影響についてお伝えしていきます。 コロナウイルスで新築住宅事情はどう変わるのかコロナの影響により働き方などさまざまな面で社会が変化しています。住宅会社もコロナの流れが影響して家づくりにも変化があり、今までなかった間取りが採用されています。 コロナウイルスの影響で家の間取りに変化会社勤めの方はコロナウイルスが流行したことにより、リモートワークなど働き方の変化に対応しなければいけなくなりました。コロナの感染を防ぐために通勤を減らし、自宅で仕事ができるリモートワークへと変遷していきましたが、実際のところは問題も多かったようです。リモートワークになることにより通勤する手間は省けますが、現在の住宅では自宅で仕事を行うことが考えられていなく、仕事する環境が整っていませんでした。今回のコロナウイルスの影響により、自宅で仕事をするということに関心が寄せられ、リモートワークに対応できる住宅づくりがでてきています。 コロナウイルスの影響によって関心が寄せられる衛生的な家づくりコロナの流行によって現在はより衛生面に気を配る時代となりました。マスクの着用や手洗い、うがいなど多くの方が心がけています。コロナ感染の心配の一つに家族内感染が囁かれています。現在の家は帰宅後すぐに手洗いやうがいなどをできる間取りにはなっていません。玄関から廊下を通り洗面所へアクセスする動線となっているため、接触感染などのリスクはどうしても拭うことができていません。そこで玄関に手洗器を設けて、帰宅後他の部屋にアクセスすることなく手洗いやうがいができる間取りが注目されています。また、玄関にコートなど外出時に着用した服を収納するスペースを設けることで、さらに衛生面に気を配った間取りづくりが考えられています。 住宅会社はコロナウイルスの感染対策をして安心できる家づくりを実施コロナウイルス感染対策のために、住宅会社はお客様が安心して家づくりができるようにしています。ここでは、住宅会社がとっているサービスや対応についてお伝えします。 オンライン見学会やVR動画内覧会などを実施外出の自粛やソーシャルディスタンスなど人との距離を気にかけなければいけない中で、住宅会社はお客様が不便のない家づくりができるようにいろいろな対策をしています。お客様が自宅にいながらでも物件を内覧できる「オンライン見学会」はスタッフの方が現場に赴き、中継してくれるサービスです。その他にもVR動画によるバーチャル動画をお客様に提供するなど新しい営業活動もされています。 オンラインで打ち合わせや相談に対応家づくりは打ち合わせを積み重ねてようやく完成していきます。大事な家だからこそ手抜きはできません。しかし、コロナウイルスの感染もやはり心配なところ。この時期は家づくりを諦めなければいけないのかと感じるかもしれませんが、住宅会社はこの状況で理想的な家づくりができるようにオンラインで対応するなど対策をしております。対面して行う打ち合わせをオンラインにすることでお客様は自宅にいながらも、これから建てる家の話を進めることができます。また、対面する回数を減らすためオンライン上で契約できるクラウドサインを採用している会社もあります。注文住宅の打ち合わせだけでなく、新規のご相談もオンラインで対応していますので、コロ ナウイルスの感染を心配せずに安心して家づくりの計画を立てることができます。ただし、土地を持っていない方の場合は対面で重要事項説明が必要になりますので、この時は店舗まで来店が必要になります。 三密を避ける・換気・消毒・マスク着用・健康管理の対策住宅展示場はお客様が安心して見学できるようにコロナウイルス感染対策を実施しています。感染予防のために出展メーカー統一のガイドラインを設けていたり、ドアを解放して換気をとったりしています。また、手に触れる場所は随時除菌消毒をし、スタッフの方もマスクを着用して対応するのが基本となっています。ただし、住宅展示場によって対策が異なる場合もありますので、住宅展示場へ見学に行く時はコロナウイルス感染予防対策がちゃんとされているか事前に確認してから行くようにしましょう。 住宅ローン減税の控除期間13年間の特例措置コロナウイルスの感染症およびまん延防止のための特例措置が取られています。コロナウイルスの影響により入居期限(令和2年12月31日)が遅れた場合は要件を満たし令和3年12月31日までに入居すれば特例措置の対象となります。【住宅ローン減税の特例措置適用条件】1:一定の期日までに契約が行われていること・注文住宅を新築する場合:令和2年9月末・分譲住宅・既存住宅を取得する場合:令和2年11月末・増改築等をする場合:令和2年11月末2:新型コロナウイルス感染症およびまん延防止の影響により入居が遅れたこと住宅ローン減税の特例措置は上記両方の要件満たしていることが必要です。また、契約時期の確認や入居が遅れたことを証明する書類なども必要になりますので、詳しくは国道交通省の「新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた住宅取得支援策について」をご覧ください。国土交通省「新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた住宅取得支援策について」 住宅ローン減税とは住宅ローン減税とは住宅取得のためのローンの金利負担の軽減を図る制度です。毎年末のローン残高または住宅の取得対価のうち少ない方の金額の1%が10年間にわたり所得税から控除される仕組みとなっています。(所得税から控除しきれない場合は住民税から一部控除)消費税率10%が適用される住宅を取得した場合は、入居から(令和元年10月1日から令和2年12月31日まで)3年間控除期間が延長されます。 まとめ住宅会社はコロナの影響を考え、家づくりを楽しみにしているお客様が安心して家が建てられるように、いろいろな対策を立てています。本来対面する必要があった打ち合わせや相談もオンラインにすることで改善することができています。また、家の間取りも変化し、 変わっていく生活スタイルに合わせた設計をしています。ステイホームと叫ばれながらも、家づくりでできることはたくさんあります。通常家が建つまで半年から一年はかかります。このタイミングを機に住宅会社の情報を集めたり、資料請求をしてみたりするのはどうでしょうか。いえとち本舗は無料で資料を提供しておりますので、ぜひご利用いただければと思います。資料請求の申し込みはこちらのページになります。
-
評判で判断は注意!理想の注文住宅を建てるための工務店の決め方
家を建ててもらう工務店はたくさんあります。そんな数ある工務店の中から要望に応えてくれる工務店を決めるのは、中々大変なものです。大切なマイホームを建ててもらうのですから、工務店選びは絶対に失敗したくないですよね。では、注文住宅を建ててもらう工務店を決めるにはどうすればいいか。実は希望を叶えてくれる工務店を決めるにはいくつかポイントがあります。今回の記事は夢のマイホームを建てようと計画されている方に向けて、注文住宅を建ててもらう工務店の決め方についてお伝えしていきます。 工務店を決める時に重要とするポイント工務店の資金力を確認する注文住宅は建てて終わり、というわけではありません。家が建った後は新しい生活が始まり、年数が経てば点検やメンテナンスを行わなければいけません。そのためにも建ててもらった工務店と長く付き合っていけることが大切です。トラブルで多いのが、建ててもらった工務店が倒産してアフターサービスを受けられないというものです。倒産リスクを避けるためにも、工務店の資金力というものはとても大切になってきます。家を建ててもらう工務店を決める時は、工務店の資金力を調べて経営状態を確認することです。工務店の経営状態を調べるには、有料になりますが帝国データバンクを利用するのがおすすめです。 工務店が建てる注文住宅の施工実績が豊富であること工務店にも品質の良し悪しがあります。理想の家を建ててもらうためにも、質の高い注文住宅を建ててくれる工務店を見極めなければなりません。では、どうすれば質の高い工務店を決めることができるかというと、注文住宅の施工実績が豊富であることがポイントになります。質の高い注文住宅を建てる工務店は、自然と受ける仕事も多く、施工実績もたくさんあります。施工実績が豊富であるか確認するには、工務店のホームページにある施工事例を閲覧することをおすすめします。質の高い工務店は、注文住宅の施工事例を豊富に載せていますので、ぜひ工務店を決める時の参考にしましょう。 営業・設計担当者の能力と相性を見極める理想の注文住宅を建てるサポートをしてくれるのが、工務店の営業マンや設計者の方です。家を建てたい人の要望に応えるには、担当者の対応力と住宅の専門知識が必要になります。また、お客様の要望を引き出す能力と、より向上する住宅になるための提案力を持っていることも大切です。そして、お客様の夢のマイホームを叶えるには、担当者との相性がいいことが何より重要となってきます。担当者との相性が悪ければ、後々揉め事などトラブルに発展します。仮に揉めたまま家を建てても、大切な家づくりの思い出は後味の悪いものになってしまうでしょう。良い担当者とは下記のような特徴がありますので、判断基準として参考にしてください。 約束を守る要望を聞いてくれるプランの提案をしてくれるメリットだけでなくデメリットも伝えてくれる聞き上手である評判だけで決めない!工務店の特徴を把握する品質の高い注文住宅を提供するとしても、必ずしも施主の希望通りの住宅が建てられるというわけではありません。また、評判がいい、というだけで工務店を決めるのも禁物です。それはなぜかというと、工務店によって得意とする住宅のジャンルが違うからです。例えば、自然素材をふんだんに使った北欧風の家を希望しているのに、純和風建築を得意とする工務店に依頼しても希望通りの家を建ててくれるか不安です。工務店を決める時は、自分が建てたい家を得意とする工務店を選ぶ事が大切です。工務店の特徴や強みを知るには、資料請求やホームページを閲覧する事で確認する事ができます。また、現場見学会や完成見学会、施工事例を見るのもいいでしょう。 保証・アフターサービスが充実している家を建てたら終わり、というわけではないことを上記で前述しました。家は年数と共に定期的な点検とメンテナンスが必要です。通常は、家の点検やメンテナンスは建ててもらった工務店が行います。また、建ててもらった家に不具合があった時など無償で保証してくれるサービスも工務店は提供しています。このようなアフターサービスや住宅保証が充実していないと、建てた後も家のメンテナンス費用が掛かってしまい生活を苦しめてしまうため注意しなければなりません。家を建てた後も懇切丁寧に見守ってくれて、アフターサービスや住宅保証が充実していることが工務店を決めるポイントとして重要となります。注意することは住宅保証の内容です。注文住宅を建てる工務店は、建築基準法の品確法によって、瑕疵による不具合に対して10年間の住宅瑕疵担保責任を負っています。一般的に10年保証と呼ばれるのが、この瑕疵担保責任保険です。工務店によっては瑕疵担保責任保険の他に独自の保証を提供するところもありますので、保証内容について詳しく説明をもらいましょう。 現場見学会・完成見学会の参加実際に工務店が建てる注文住宅の実物を見るという事も大切です。工務店が実施する現場見学会や完成見学会は、これから家を建てるのにとても役に立ちますので、ぜひ参加しましょう。見学会の魅力は体験する事ができる、という事です。断熱性や光の入り方、部屋の広さなどは、言葉だけではイメージしにくいところがあります。このようなイメージしにくいところを具体的にしてくれるのが注文住宅の見学会です。体験する事で、どうすれば快適な家になるのか、という対策を立てる事ができます。また、完成した家は壁に覆われているため、どんな構造になっているのか、どんな工事がされたのかが隠れてしまい確認する事ができません。このように完成すると隠れてしまう構造体などを見学できるのが現場見学会です。体験できること、隠れしまっている構造体を見ることは注文住宅を建てる上で大切ですので、現場見学会と完成見学会の両方を参加する事をおすすめします。 最初のステップは工務店の資料請求をしよう注文住宅を建てようと決めましたら、最初に行うのが工務店の資料請求です。住宅展示場を見学するという方もいるかもしれませんが、初めのステップとしてはあまりおすすめしません。なぜかというと、何も情報がないまま住宅展示場に行っても、工務店が建てる特徴を上手く掴む事ができないからです。それに住宅展示場を回るのは思いの外に時間がかかりますので、ある程度は建ててもらいたい工務店を絞っておく方が効率的です。まずは、下準備としていろいろな工務店の資料を集めて情報を収集し、要望に応えてくれそうな工務店を見つけていきましょう。 まとめ家は一生の買い物と言われるほど人生の一大イベントです。失敗したらやり直せる、というものではありませんので、家づくりは慎重に行なっていく事が大切になります。工務店選びは、夢のマイホームを建てるための要とも言えます。こちら側の要望にしっかりと応えてくれる工務店を決められるように、今回ご紹介した工務店の決め方が参考になれば嬉しく思います。いえとち本舗では会員登録する事で施工事例や間取りを無料で見放題です。資料請求も行っていますので、ぜひご参考ください。https://smarthouse-yamaguchi.jp/contact/