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建物・家づくり
二世帯住宅に住む【いえとち本舗の新築・山口・宇部・周南・山陽小野田・防府】
こんにちは!(●>ω<)ノ゛いえとち本舗山口中央店の下村です!
現在、宇部・山陽小野田・防府・山口・周南で、家づくりを検討されているみなさん。
「二世帯住宅にしようかな…」
と考えられた事はございませんか?
家づくりをする際に、お子さんの誕生や両親の高齢化、家業の関係などがきっかけとなり、二世帯住宅を検討する方もいらっしゃいます。
二世帯住宅を購入しようかなとは考えてはいるものの、楽しく生活できるのか、実際にするとどうなるのか不安ですよね。(´・ω・`)
今回は、二世帯住宅にするか悩まれている方のために、二世帯住宅に住む際のポイントやメリット・デメリットなどをお伝えしたいと思います。
二世帯住宅とは?
親夫婦とその子供夫婦が共同で住む住宅を「二世帯住宅」といいます。
建物は1つですが、玄関を別々にしたり、階ごとに分離したりと、それぞれの世帯のライフスタイルを考慮して、様々な間取りのパターンがあります。
二世帯住宅に住むメリット
日常の家事や子育て、介護のサポートなど、お互いが協力しあえることが二世帯住宅を建てる最大のメリットと言えます。
例えば共働きの子世帯にとっても、子育ての面では、親世帯に面倒を見てもらうことができるので、子供だけに留守番をさせるということがなくなったりなど、祖父母が同居することで家事や子育てのサポートをうけられるという安心感を得られると思います。
反対に介護においても、食事の補助や急な体調の異変にも気づきやすいといった点で、子世帯のサポートが受けやすい環境だと思います。
二世帯住宅では複数の家族が一緒に暮らすため、それなりの広さの家が必要になり、建築費用も割高になります。しかし、住宅を2棟建てたり、お互いに部屋を借りて住むことを考えると、一般的に建築費や家賃は安く済むことが多いです。
また、一緒に生活することで二つの世帯が共有する時間が増えれば、電気や水道などの光熱費も、基本料金をそれぞれが払うよりも1つにまとめたほうが節約にもつながるでしょう。
二世帯住宅では、何より、お互いがそばにいるという安心感を得ることができます。
最近では、異なる世代との交流が少なくなっていますが、文化の継承や年上の方を敬うことを学ぶ良い環境となり、子供の成長にも良い影響を与えることができると思います。
二世帯住宅に住むデメリット
いくら家族とはいえ、世代も異なりますし食事やお風呂、就寝時間といった生活リズムや考え方、価値観が異なるのは当然のことと言えるでしょう。例えば、掃除の仕方や料理の味付けなどで、日常生活に干渉されると、どうしてもストレスになってしまう場合もあります。
家族間の関わりが増える中でプライバシーの確保がしにくく、二世帯住宅に住んでから気を遣う場面が増えたと感じる人もいるようです。
また、二世帯住宅は特殊な間取りをしている場合も多く、住宅構造や売却価格の問題から、売却しづらいというデメリットもあります。
二世帯住宅には種類があり、そのタイプによっても暮らし方が変わってきますので、メリット、デメリットがそれぞれ異なります。
では二世帯住宅にはどのような種類や特徴があるのかご紹介させていただきます。
二世帯住宅の種類
二世帯住宅と一言で言っても、建物の構造や間取りによって様々なタイプがあり、大きく3つのタイプに分けられます。
*完全同居型
*部分共用型
*完全分離型
それぞれどのような特徴があるのか、メリット・デメリットを説明させていただきます。*゜o゜)ノ
*完全同居型
文字通り通常の一戸建て住宅に二世帯で同居するタイプです。寝室のような個人的なお部屋以外、玄関からキッチン、トイレ、お風呂といった水回りなど、全てを二世帯で共有します。
【メリット】
・他の二世帯住宅と比較して建築費用が安い
・将来一世帯となった場合に対応しやすい
内部設備を共有することから、設備にかける建築費を抑えることができます。
また、世帯間の距離感が近いため、お互いに助け合いながら生活することができます。
【デメリット】
・プライバシーが確保しづらい
・電気、ガス、水道、電話代などを世帯別に把握しづらい
このタイプの住宅では、キッチンやリビング、玄関などが一つしかありませんので居住空間が独立していたとしても、親世帯との境界線があまりありません。そのため、プライバシーが確保しづらいと思われる方も多いかもしれません。
別々に暮らしていたらお互いのプライバシーは守られますが、一緒に生活をするにあたってはそれぞれの家族への心配りも必要になってくるでしょう。
*部分共用型
文字通り、玄関などの一部分を共有するタイプのお家です。
玄関は一緒で、各階にて各世帯が居住する。一階は親世帯、2階は子世帯というように居住空間が独立し、キッチンやトイレ、お風呂といった内部設備を別々に設ける場合が多いです。
共有する設備と分ける設備を選択することができるので、間取りの自由度が高いことが特徴に挙げられます。
【メリット】
・同居ではないものの、一部生活空間を一緒にすることで距離の近い暮らしができる
・完全分離型と比較して、一般的に建築費がおさえられる場合が多い
完全に共有するわけではないので、一定のプライバシーを保った上で、同居に近く、また何かあった際もお互いにすぐ助け合うことができます。
【デメリット】
・電気、ガス、水道、電話代などを世帯別にしたい場合、どこまでが自分達が使ったものかを把握しづらい
・完全分離型と比較して、プライバシーが確保しづらい
共有するところと分離しているところがある部分共用型は良くも悪くもお互いのスペースに踏み込みやすいという気安さがあります。そのため、プライバシー保護のために家の中のルールを決めていても、どちらかの世帯がそのルールを破ってしまえば、たとえ部分共用型を選んでいても、完全同居型の二世帯住宅とあまり変わらないかもしれません。
部分共用型の住宅を選ぶのであれば、家族の動線を最大限に考慮した間取りについて考える必要があります。間取りを工夫することで、家族間でも程よい距離感を保っていくことが、部分共用型の二世帯住宅を成功に導くコツだと言えます。
*完全分離型
一つの建物を1階2階と上下で分けることや、玄関を2ヶ所設置し、左右に分けた2つの建物を通路や庭でつないだり、各世帯が居住するタイプです。
【メリット】
・生活動線が別々なのでプライバシーの確保がしやすい
・電気、ガス、水道、電話代など世帯ごとに把握することができる
・分離しながらも隣同士である家族の安心感はある
・他の二世帯住宅よりも、半分を賃貸として使うことも検討しやすい
他と比較して最もプライバシーの尊重されるタイプです。自分の生活リズムを崩すことなく生活でき、隣で何かあった際はすぐに対応でき、安心ですよね。
【デメリット】
・設備を完全に分けるため、建築費用がかかる
設備を共有しない分、建築費と土地の広さが一番必要なタイプでもあります。
なお、完全分離型の二世帯住宅では、一世帯分空いた場合は賃貸として貸し出すこともできます。
理想の二世帯住宅えお建てるには
二世帯住宅の種類や、それぞれの特徴について見ていきました。
いかがでしたでしょうか??
二世帯住宅には多くのメリット・デメリットがあります。
デメリットを減らすためには、二世帯住宅を建てる前のルール作りや調整が必要です。
理想の家づくりを実現するためには、まずはしっかりと自分たちで話し合って条件を整理しましょう!
二世帯のうちどちらか一方の意見だけを押し付けずに、お互いが楽しく暮らすことのできる環境をつくってくださいね♪
山口・周南・山陽小野田・宇部・防府で新築住宅をお考えの方は
是非一度、いえとち本舗までお気軽にお問合せください!
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【家の外壁選びのすべて】失敗しない素材や色の選び方をご紹介!
外壁は家のデザインを決める大切なところですので、じっくり考えて決めていきたいと思う方も多いはずです。外壁はたくさん種類があり、どうやって選んでいけばいいかわからないという方もたくさんいます。外壁選びに失敗しないためには、外壁のことや色の選び方はを知っておくことですので、この記事でご紹介するポイントをしっかり押さえておきましょう。この記事は家の外壁や色の選び方についてご紹介していきます。1 外壁選びのポイント2 外壁素材別の特徴 3 失敗しない色の選び方 4 まとめ 外壁選びのポイント 外壁は家の外観を決める大切な要素です。外壁はたくさん種類がありますので、どんなところに気をつけて選べばいいか迷うところ。外壁を選ぶ時に大切にしておきたいポイントが以下のことです。 価格 性能とメンテナンス性 デザイン性 それでは、この3つのポイントについて一つずつご説明していきます。価格 外壁を選ぶのに、まず考えておきたいのが価格です。外壁は種類によって価格が異なります。当然ですが、価格の違いは外壁の性能や特徴も変わってきますので、価格と照らし合わせて自分が求めることに合った外壁を選びたいものです。注意するところは価格が安すぎるのは気を付けなければいけません。価格が安い外壁は性能が低く耐用年数が短かったり、メンテナンス性が悪かったりしますし、工事の手抜きの可能性だってあります。外壁の種類で価格は10〜100万円と大きく差がありますので、適切な工事を行ってくれて、計画している予算の範囲で性能やメンテナンス性、耐用年数などとバランスが合っている外壁材を選びましょう。普及率の高い窯業系サイディングは豊富なデザインが用意されており、一般的な外壁材としてリーズナブルな価格で販売されていますのでおすすめです。性能とメンテナンス性 耐久性の高い塗装が施されている外壁やタイルのように基本的に腐食せずメンテナンスの負担が少ない外壁は、定期的に行うメンテナンスの頻度が少なくなり、将来的に掛かる費用も抑えることができます。メンテナンスが少ないと建物の維持管理がしやすく、きれいな状態を維持しやすくなりますので、外壁を選ぶ時は性能やメンテナンス性も重視しましょう。デザイン性 家の外観は外壁で決まるといっても過言ではありません。外壁の種類によって、素材感や色などが変わってきますので、外壁を選ぶ時は建てたい家のテイストに合っているかを考えて判断しましょう。デザイン性の高い家にするには統一感を持たせることが大切です。外壁材で建物のデザインやテイストが決まり素材の雰囲気が現れてきますので、どんな家にしていきたいかイメージを持って外壁を選びましょう。 外壁素材別の特徴 外壁の素材はいろいろ種類があり、特徴や耐用年数、デザインが違います。外壁の素材は家の外観を決める大切なところですので、どんな種類があるか押さえておきましょう。 窯業系サイディング 窯業系サイディングはセメントと繊維を混ぜ合わせた基材に塗装を施した外壁材です。工場生産により品質が安定しており、レンガ調や石目調、木目調など豊富なデザインがラインナップされており、意匠性に優れた特徴があります。現在の住宅では最も普及している外壁材がサイディイングです。コストも安価なものからグレードの高いシリーズが用意されていますので、予算に合わせて好みの柄を選ぶことができます。金属系サイディング 鋼板の上にメッキを施した外壁材が金属系サイディングです。金属系サイディングにはいくつか種類があり、ガルバリウム鋼板やアルミニウム、ステンレスなどがあります。金属系サイディングの中ではガルバリウム鋼板が主流となっており、重さが軽量なため耐震性に優れ、錆びにくくメンテナンス性も高くなっています。塗壁 モルタルや漆喰などの素材をコテで塗って仕上げていく外壁を塗壁といいます。左官職人による仕上げは、自然な風合いがあり趣のある模様を外壁に施すことができます。漆喰は調湿性があり、純度が高いと汚れを分解してくれる作用がありますので、きれいな状態を長く維持してくれます。モルタル外壁はモルタルを塗った後に塗装をして仕上げるため定期的に塗装をする必要はありますが、耐久性の高い塗装をすればメンテナンスの頻度が少なくなります。タイル タイルは基本的に腐食しませんので、非常に優れた耐久性があります。タイルの種類も数えられないほどありますのでデザインの幅も広いです。汚れに対しても強くて塗装も基本的に必要ありませんので、建物の美観性を長く維持していける外壁材です。ただし、タイルの目地は吸水性があり、経年劣化を起こしますので、ある程度年数が経ったらメンテナンスが必要です。ALC 珪石やセメント、生石灰、発泡剤などを原料とする軽量気泡コンクリートがALCです。発泡剤で多孔質化していますので軽量かつ施工性、加工性に優れ、その他にも耐久性、断熱性、耐火性も高くなっています。ALCは気泡により細かい穴があいているため水を吸ってしまう欠点があり、塗装をして防水性を持たせる必要があります。 失敗しない色の選び方 家のデザインはどんな色で仕上げるかがとても重要なポイントです。色選びに失敗しないために、ここでは色の選び方についてお伝えしていきます。周辺の景色との調和ができていること 家の色を決める時は自分の家だけを見て決めるのではなく、周辺の景色や建物のことも考えて決めることが大切です。景色や周りの建物と調和しない色で仕上げてしまうと周りから浮いた家になってしまい悪目立ちしてしまいます。近隣トラブルになる可能性もありますので、周辺の環境と調和する色で仕上げることが重要です。劣化が目立たない色を選ぶ 建物は年数が経つにつれて劣化を起こし、汚れも目立ってきます。年数により徐々に建物が汚れてくることを考慮して、家が汚れてきても目立ちにくい色で仕上げるといいでしょう。白などの明るい色は、雨垂れ跡や苔があると目立ちますが、グレーやブラックなどの色は汚れても表に出にくいです。明度や彩度の低い色は汚れが目立ちにくい色となっていますので、劣化や汚れを目立たせたくないという方はトーンを落とした色を選ぶといいでしょう。小さなサンプルじゃなくて実物を確認する 色を選ぶ時はカラーサンプルを参考にしますが、サンプルが小さい時は注意しましょう。カラーサンプルが小さいと実際よりも色が濃く見えてきますので、仕上がった時にイメージと違ったとなる可能性があります。色は広くなるほど白く見えますので、色選びの時はできるだけ大きいサンプルや実物を見て確認してから選ぶことをおすすめします。統一感のある色を選ぶ 異なった色をいくつも使ってしまうとメリハリがなくなり、まとまりのない外観になってしまいます。また、洋風や和風など家のスタイルに合っていない色を選んでしまうと違和感が出てしまいますので色は統一感を考えて選びましょう。複数の色を使う時は、色を引き立てる補色や色相の近い色を使ってバランスをとりながらデザインしていくことが色選びのポイントです。 まとめ ここまで家の外壁選びについてお伝えしてきました。外壁は家の外観を決める大切なところですので、じっくり考えて気に入った外壁を選びましょう。外壁にはいろいろ種類があり、特徴やデザインが違います。家を建てた後のメンテナンスにも影響がありますので、価格やデザイン、性能をよく比較して自分に合ったものを検討していきましょう。家づくりは情報収集することが大切です。いえとち本舗は無料で家づくりに役立つ資料を提供しておりますので、これから家を購入しようと考えている方はぜひご利用ください。資料請求はこちらからさらに会員登録をするとVIP会員様限定の間取り集や施工事例、最新の土地情報をお届けいたします。当社は一切押し売りを致しませんので安心してご登録ください。 会員登録はこちらから
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2×4(ツーバイフォー)工法とは?メリット・デメリットについて
木造住宅で一般的に採用されているのは在来工法ですが、もう一つ木造住宅の工法で2×4(ツーバイフォー)工法というものがあります。同じ木造住宅ですが、構造はもちろん特徴やメリット、デメリットが異なりますので、これから新築の購入を検討されている方は2×4(ツーバイフォー)工法について知っておきましょう。この記事は2×4(ツーバイフォー)工法とはどんな工法か、メリットやデメリットをご紹介します。1 2×4(ツーバイフォー)工法とは2 2×6(ツーバイシックス)との違い 3 木造枠組壁工法と木造軸組工法(在来工法)4 2×4(ツーバイフォー)のメリット5 2×4(ツーバイフォー)のデメリット6 まとめ 2×4(ツーバイフォー)工法とは 2×4(ツーバイフォー)工法は木造住宅の工法の一つで、枠組壁工法とも呼ばれています。この工法はアメリカの開拓時代にセルフビルドで簡単に家を建てるために考案されました。名前になっている2×4(ツーバイフォー)とは、2インチ×4インチの角材が使われていることが由来し、建物は規格された角材を構成部材に合板を張った耐力壁や床、天井で構成される箱のような面構造を持っています。合板を張る釘は規定されているものを使い、定められた間隔以下で打ちつけるように決められており、建物の荷重を壁に分散して伝えられる壁と床が一体化した剛性の高い構造を持っています。2×4(ツーバイフォー)工法はすべての部材が2インチ×4インチの角材を使っているのではなく、床組や梁などの部材には2×6(ツーバイシックス)や2×8(ツーバイエイト)、2×10(ツーバイテン)、4×4(フォーバイフォー)などのサイズの違う角材も使っています。このようにある程度サイズが決まっている部材を使用して建てていくため、工程もマニュアル化がしやすく高い技術がなくても建てることができるのも2×4(ツーバイフォー)工法の特徴となっています。 2×6(ツーバイシックス)との違い 同じ枠組壁工法でも基本部材に2×6(ツーバイシックス)を採用している建物もあります。2×4(ツーバイフォー)は38mm×89mmの角材のため壁の内寸法は89mmとなり、そこに入れる断熱材の厚さも限られてしまうのが難点です。木造軸組工法(在来工法)の柱寸法は105mmが一般的ですので、2×4(ツーバイフォー)工法と比べると壁の内寸法は大きくとることができます。断熱材の厚さは断熱性能に影響し、断熱材が厚いほど熱抵抗値も高くなり、より断熱性能を得ることが期待できます。2×4(ツーバイフォー)工法だと89mm厚の断熱材となるため、もっと断熱性能を上げたいということができません。そこでもっと断熱性能を高められるように登場してきたのが2×6(ツーバイシックス)です。2×6(ツーバイシックス)は38mm×140mmの角材ですから、壁内寸法が広くなり断熱材も140mm厚の断熱材を壁に入れることができます。また、壁や床も厚くなりますので、断熱性能の他に耐震性や遮音性も向上し、より快適な家を建てることができます。 木造枠組壁工法と木造軸組工法(在来工法) 木造住宅でよく比較されるのが木造枠組壁工法と木造軸組工法(在来工法)です。木造軸組工法(在来工法)は日本の住宅に多く採用されている伝統的な工法で、柱や梁、土台などを組み合わせた骨組み構造となっています。木造枠組壁工法との大きな違いはこの骨組み構造にあり、木造枠組壁工法のように耐力壁を設けて建物強度を保つのではなく、柱や梁、土台、筋交いなどの軸組が建物を支えるため、壁の制約が少なく間取りの自由度も高くなっています。木造軸組工法は普及率が高いということもあり、建築コストを抑えられるメリットがあり、間取りの自由度の高さにより部分的な解体と補修が容易なためメンテナンス性も優れます。子供の自立や同居する家族構成が変わった時も間取り変更がしやすいというのも木造軸組工法の強みと言えます。木造軸組工法は面構造を持つ木造枠組壁工法よりも耐震性が劣ると言われていますが、必ずしも木造軸組工法は地震に弱いというわけではありません。柱や梁などの骨組みの接合は金物を使用し、筋交いを適切な位置に配置、耐力壁や剛床を設ける、といった設計を行えば耐震性を向上させることが可能です。性能はどちらの工法も設計次第で高めることができます。木造枠組壁工法は耐力壁を抜くことはできない、といった構造上難しいことはありますが、それは木造軸組工法に耐力壁を設けた時もそうですし、筋交いを抜くことができないというのも同じことです。ポイントはメンテナンス性や建築コストの違いになり、希望している家がどちらの工法で建てた方がバランスが良いかが判断基準となります。 2×4(ツーバイフォー)のメリット 2×4(ツーバイフォー)工法の家をご検討されている方は、どんなメリットがあるかポイントを押さえておきましょう。それでは以下にて2×4(ツーバイフォー)工法のメリットをお伝えしていきます。 耐震性・耐風性に優れる 2×4(ツーバイフォー)工法は面構造となっていますので、地震の鉛直方向と水平方向の揺れに対して強い構造を持っており耐震性に優れています。壁と床、天井の箱形状ですから強風などの外力にも強く頑丈な建物です。断熱・気密・耐火性能に優れる 2×4(ツーバイフォー)工法は天井と壁、床を合板で囲うため気密性・断熱性に優れ、火もまわりにくいということもあり耐火性能も高いです。このため火災保険料も在来工法と比べて安くなる傾向にあり、地震保険も安くなる可能性が見込まれます。安定した品質と工期が短い 在来工法は土台の設置から柱、梁と部材を組み上げていく技術力が必要であり、施工する職人によって品質にバラつきがあるデメリットがあります。2×4(ツーバイフォー)工法の場合は規格化された角材と合板を使用し、マニュアル化された施工方法が確立されていますので、安定した品質で家を建てることができ、工期も短いメリットがあります。2×4(ツーバイフォー)のデメリット 2×4(ツーバイフォー)工法のデメリットは、特徴である箱構造によりリフォームの際に安易に壁を取り除くことができないということです。2×4(ツーバイフォー)工法の壁は耐力壁となっていますので、構造上重要なところになります。ですので、間取り変更で部屋を広げるために壁を取り払うといったことができません。また、雨漏りにより耐力壁が腐食してしまうと建物の構造強度も低下してしまいますので注意が必要です。在来工法も同様に雨漏りで構造体が腐食すると強度が低下しますが、より壁が重要視されるのは2×4(ツーバイフォー)工法となります。外側の壁は基本的に耐力壁となりますので、外壁を解体して壁を作り直す必要があり、工事規模も大きくなります。2×4(ツーバイフォー)工法の箱構造は開口部の間口を大きく取れないのもデメリットとして挙げられます。開口部の間口が大きいほど空間に開放性が生まれますが、開口部の制約が2×4(ツーバイフォー)工法には課せられてしまいます。2×4(ツーバイフォー)工法は設計基準があり、部屋の一区画の壁の長さが12m以下、開口部の間口は4m以下となりますので、この基準どおりに家づくりをしなければいけません。在来工法は耐力壁を設けることもありますが、土台や柱、梁などの骨組みで構成されるため、間取り設計やメンテナンス時の柔軟性は2×4(ツーバイフォー)工法よりもあります。特に注意しておきたいのは構造強度が低下するような劣化ですので、定期的にメンテナンスを行い耐力壁など構造強度に関わるところを腐食させないようにしましょう。 まとめ ここまで2×4(ツーバイフォー)工法についてお伝えしてきました。2×4(ツーバイフォー)工法は木造住宅の工法の一つで、箱構造となっているのが特徴です。面で建物が構成されていますので、地震や風に強く頑丈な建物です。木造住宅の工法は他にも在来工法がありますので、これから家を建てる方は今回ご紹介した2×4(ツーバイフォー)工法と在来工法のメリット、デメリットをよく比較してどちらの工法が最適か検討しましょう。家づくりは情報収集することが大切です。いえとち本舗は無料で家づくりに役立つ資料を提供しておりますので、これから家を購入しようと考えている方はぜひご利用ください。資料請求はこちらからさらに会員登録をするとVIP会員様限定の間取り集や施工事例、最新の土地情報をお届けいたします。当社は一切押し売りを致しませんので安心してご登録ください。会員登録はこちらから